2013/12/10 - 2013/12/10
135位(同エリア589件中)
アリヤンさん
ポカラ市内でのヒマラヤ・ビューポイントの代表は、「ワールド・ピース・パゴダ」「サランコット」「フォクシン」となっているが、実はいろんなところがあるのである。
地図を眺めていると、西のサランコット(1592m)に匹敵する丘として東にカフンダラ(1442m)がある。
KAHUNDANDAと書くが発音はカフンダラである。
ビューポイント代表御三家には各ポイントとも複数回登ったので、ネパール滞在も終わり頃になるここらで、御三家以外の独自ビューポイント開拓にチャレンジしよう、となった。
事前に上り口まではチェックしてきたので、今日は実際に登ってみて、ヒマラヤン・ビューを確かめて見る、のみである。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
カフンダラとはKahundandaとスペルされていますが、カフンダラと聞こえます。
ポカラの西側には1592mのサランコットの丘があります。
東側にもこれくらいの丘があれば同じようなヒマラヤン・ビューが見える、と踏んで地図上でさがしたところ、このカフンダラの丘1442mを発見したわけです。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9911/141210MapKahundara.jpg -
ダムサイドのジャーマンベーカリー前からマヘンドラプル行きバスにのってマヘンドラプルに行きます。
ジャーマンベーカリー近くの木に咲いていたイエローな花。 -
賑やかなマヘンドラプルに到着。
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ここでマニパル・ホスピタル行きバスに乗り換えます。
カフンダラはマニパル・ホスピタルのちょうど裏側にあるのです。
マヘンドラプルはいろんな方面行きのバスの発着場所でもあります。 -
バスはある程度の乗客がそろわないと発車しません。
しばらくその場で待ち合わせです。
車窓のそとを眺めていて気が付いたのですが、なにやら近くのヒンズー寺院でのお祭りがあるようで、多くの人たちがいろんなものをもって行列をなしていました。 -
個人的な法事なのか?分かりませんが、ちょっとした見ものでした。
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法事に、お供え物、とつきものです。
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日本ではもう見られなくなったザル屋さん。
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さて、30分くらいしてバスは発車。
一路カフンダラを目指して紆余曲折の運行を続けます。 -
ポカラ郊外の学校。
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学校はどこでも立派な建物で、午前参加の生徒、午後から参加の生徒と一日2部制をとっている場合が多いようです。
つまりそれだけ生徒数が多い、ということです。
おそらく子ども人口の比率が大きい「若い国」といえそうです。 -
バスに乗ること約20分。
終点のマニパル・ホスピタルまでは行かずにちょっと手前で降ります。
カフンダラの入り口付近です。
ちょうど美味しそうなミカンを路上で売っていたので一袋買います。
カフンダラ頂上までの道中の水分補給用です。 -
この「GREEN VILLAGE」の看板がカフンダラ入り口のサインです。
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この道を進み入ります。
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進み入ってすぐ、かようなショートカット道があります。
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イチオシ
そこをちょうど通学途中の子どもたちが通っていました。
つまりこのカフンダラの丘の上には結構な人が住んでいるということです。
ネパールでは学校が、時にはフォクシンの丘のように山の上にあったり、ここカフンダラの丘のように山の下にあったりします。
住民の子弟は学校に行くのに山を登ったり、下ったりしているのです。 -
山の道は住民の生活道路となっており、至る所にショートカットの道が作られています。
この石段はクネクネ道を避けるショートカット道です。
ワレワレもその石段を使います。 -
少し登ってからはるか南を眺むれば、遠くの山の上に「日本山妙法寺のピース・パゴダ」が望まれます。
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住民あるところには必ずヒンズー経の祠があります。
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ショートカットでないメインロードはこのようにアスファルト舗装された道で、単車や車も通っています。
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天気は薄くもりで、濃い雲が低く垂れ込めています。
今日の山頂からの眺めを暗示しているようです。 -
ま、いまさら引き返すわけにもいかず、ここまで来たのだから、今日はこのまま山頂まで行って見ます。
途中途中の田舎風景が興をそそります。 -
アスファルト舗装道は山頂まで続くのか?と思いきや、1/3くらい登ったところからかような粗い地道となっています。
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「自然の道」然とした道もあり、結構楽しいです。
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元渓流だった道だろう、丸い石ころだらけの道を通ります。
これもショートカット道です。
早い渓流が流れていたことがよく分かる石ころ道です。 -
イチオシ
ヘタをすれば、丸い石ころに足をとられてネンザしかねません。
そんな心配をしていたところ、パートナーがヒザを痛めてしまいました。
丸い石で足をひねったようです。
ヒザ小僧のお皿の内側が痛くなり、歩行にちょっと支障が出始めました。 -
今日はヒマラヤン・ビューも期待できないので、ここいらで引き返しホテルに帰ろうか、と相談しましたが、降りるのも登るのも痛さは変わらない、ここまできたら頂上まで行ってみたい、とがんばるのです。
平坦な道を歩く分には痛さはない、らしい。 -
石ころのない道を選んでゆっくりと進みます。
途中の人家の庭で飼われていたニワトリさんのカゴ。 -
石段も登るには支障がない、とのこと。
ガタガタ道さえ避ければ行けそうだ。 -
しばらくして頂上が垣間見え始めました。
頂上には白い展望台らしきものが見えます。
もうすぐです。 -
正規の道を通れば遠回りなので、ワレワレは直線コースを狙います。
だって、頂上はすぐソコだから、、、 -
ところどころに住民の畑があり、野菜などが植えられています。
おそらくダルバートのタルカリ(おかず)になる野菜だろう。 -
家畜小屋にはたいてい水牛が飼われています。
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畑の耕しは、水牛に鋤を引かせて耕しています。
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下界はドンドン小さくなりますが、モヤのほうもドンドン濃くなっていきます。
今日のヒマラヤン・ビューは殆ど期待出来そうにありません。 -
山の上には大きな雲海が、、、
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どちらを向いても斯様な風景で、このカフンダラがこの辺りでは孤高を守るちょっとした丘であることを証明しています。
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人家もソコココにあり、人間の営みがなされています。
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断崖絶壁に近い壁をよじ登り、やっと頂上に出てきました。
コンクリート製の階段があり、 -
イチオシ
その先にこのような展望台がありました。
登ること約2時間、ついにカフンダラの丘を征服しました!
(たったの1400mくらいだけど、、、) -
さっそく展望台に登ってみます。
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展望台からの真下の風景。
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展望台から見えるのは雲ばかりで、ヒマラヤのヒの字も見えませんでした。
訪れる観光客もなく静かで眺望も良い、カフンダラなのです。
これで雲もなくすっきりした天候であれば、さぞかしサランコットの丘からの眺望に勝るとも劣らないヒマラヤン・ビューに違いないでしょう!
すっかり残念顔でワレワレは家路に付きます。 -
恨めしげに振り返る、カフンダラ展望台。
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この方面にはヒマラヤの山々が見えてるハズ、なんですが、、、
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ちょっとした緑の広場があったので、そこでみかんやバナナでティータイム。
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ワタクシもパートナーもヘトヘトです。
特にパートナーは膝を痛めたので、もうこれ以上の周辺トレッキングは無理となりました。
それにネパールの3ヶ月ビザももうすぐ終わりになります。
足を痛めたのを機に、里心が一気に押し寄せてきました。
ああ、かわいいマゴたちに会いたい!! -
下山途中の人家と畑。
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大きな農家。
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帰りは下りばかりで早いはずなのですが、下りはパートナーの膝も痛む、のです。
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道中の祠に祈りをささげ、帰国の無事を祈る。
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オッ!!
ヒマラヤのアタマ!!!
っと思いきや、入道雲のアタマ、でした。 -
石ころガタガタ道をソロソロ降りて、
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耕されている畑を後にして、
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平べったく剥がれる石を積んだ道を下り、
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モヤではっきりしない下界を目指し、
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イチオシ
稲刈りの終わった田んぼには牛糞肥料が施されていました。
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イチオシ
足を痛めているので、パートナーはソロリ、ソロリと歩を進めます。
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途中、牛さんたちが道を占拠して家族会議を開いていました。
人間様のコチラが遠慮して遠回りをして下りました。 -
下界はずいぶんと近くなり、
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頂上が遠くなりました。
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カフンダラ入り口とマニパル・ホスピタルを分ける3差路で、マヘンドラプル行きローカルバスを待ちます。
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夕方に我が家のルンビニ・リゾートに帰着。
これから数日は帰国まで足の痛みを和らげ英気を養わねばなりません。 -
イチオシ
カフンダラの丘マップ。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/skfdc390/kahundandamap_001.htm
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