2014/06/15 - 2014/06/15
85位(同エリア341件中)
ベームさん
6/15(日)、21日目。
ワイン街道といってもコルマールにワインを飲みに行ったのではありません。私はどこのワインでも同じですから。
今日はストラスブールから日帰りでコルマールに行きました。
当初予定ではフランスビール市場の40%を占めるという1664/クローネンブルクの本拠地オベルネも訪れる予定でしたがSNCFの間引き運転でかないませんでした。一体ストライキはだらだといつまでやってるのですかね。
コルマール:かっては神聖ローマ帝国内の帝国自由都市だった。1648年30年戦争終結でフランス領となる。その後も他のアルザス地方の諸都市同様フランスとドイツの間を行ったり来たりする。1781年の普仏戦争敗北から1918年第1次世界大戦終結の間、第2次世界大戦の間はドイツに併合されていた。
数々の戦果を潜り抜けながらもコルマールは奇跡的にあまり被害を受けず、いまも中世の古い木組みの家、石畳の道が残っている。アルザスの美しい風景、おいしいワインとあいまって日本人観光客に人気の町です。
写真はプティット・ヴニーズ。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ストラスブールの南70キロ。人口6万5千人。
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朝のストラスブール駅。
7:51発のTERでコルマールに向かいました。 -
右の車窓にヴォージュ山地が見えるはずなので必死に目を凝らします。
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ヴォージュの山並みです。
標高1000~1400m。中級山岳地帯です。 -
山麓にはいわゆるワイン街道が走っていて、アルザスワインを産する小さな町が点在しています。
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山の頂にお城。
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コルマール駅。
8:27着。 -
コルマール駅。
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駅前。
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ウンターリンデン美術館を目指しレピュブリック大通りを歩きます。
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県庁。
コルマールはオー・ラン県の県庁所在地です。 -
シャン・ド・マルス公園の中を行きました。
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シャン・ド・マルスの北詰のジェネラル・ジャン・ラップ像。
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公園を通り抜けるとコルマール劇場がありました。
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観光地にはどこでもプチトラン。
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劇場の隣のウンターリンデン美術館。
13世紀のドミニコ会修道院の建物です。大掛かりな工事中のようで一瞬閉館かと思いました。 -
「工事中でもオープンしています」。
やれやれ。 -
入館します。
ただし目玉の「イーゼンハイムの祭壇画」」はドミニカン教会に難を避けています。両方の共通入場券6ユーロ。 -
以下収蔵品をアトランダムに並べます。
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塔を持つ聖バルバラ?
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受胎告知。
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聖母と幼子イエス。
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キリストの足を香油で洗うマグダラのマリア?。
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中庭。
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変わったピエタの絵です。
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こんな絵がありました。
「軍人と芸者」、江戸時代と説明されています。 -
モリ・ソーセン:「猿の家族」。
他にも何点か日本画が展示されています。
日本に帰って調べたら江戸時代の画家森狙仙のようです。 -
印籠。
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浮世絵。
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クレベール通り。
ドミニカン教会に向かいます。 -
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ドミニカン教会。
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「ウンターリンデン美術館、グリューネヴァルトとマルタン・ショーンガウアー」。
ここにグリューネヴァルトの「イーゼンハイムの祭壇画」」が保管されていました。 -
マルティン・ショーンガウアー「薔薇の茂みの聖母」の祭壇。
この教会の宝です。 -
マルティン・ショーンガウアー:コルマール生まれの画家、銅版画家。1445年頃〜1491年。
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1473年の作品。
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絵葉書です。
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ショーンガウアー:受胎告知。
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ウンターリンデン美術館の至宝、グリューネヴァルト作「イーゼンハイムの祭壇画」。もとはコルマールの南にあるイーゼンハイムの修道院の礼拝堂にあったものだそうです。1512~1516年の作。全体は3面で構成されています。
第1面。
左聖セバスティアヌス。中キリスト磔刑、白衣のマリア、祈るマグダラのマリア。右聖アントニウス。下キリスト埋葬。
鬼気迫る絵です。個人的にはこういった残酷なのは嫌いです。 -
パネル下部。キリストの埋葬。
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第1面。
鮮明に見えるように絵葉書を借用します。 -
第2面。
中央部分。
天使の演奏、聖母と幼子/イエスの誕生。 -
第2面。
左右の部分。
左キリストの復活。右受胎告知。 -
第2面。
絵葉書。 -
第2面の中央扉を開くと第3面が現れる。
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第3面。
左聖アントニウスの誘惑。右聖パウロを訪れる聖アントニウス。
中左聖アウグスティヌス、中央聖アントニウス、中右聖ヒエロニムス。
下キリストと12人の使徒。 -
第3面中央部分。
左聖アウグスティヌス。中聖アントニウスと二人の貢物の使者。右聖ヒエロニムス。下キリストと12人の使徒。 -
第3面左右部分。
左聖アントニウスの誘惑。右聖パウロを訪れる聖アントニウス。。 -
第3面。
絵葉書。 -
ウンターリンデン美術館におけるイーゼンハイムの祭壇画。
絵葉書。 -
キリスト哀悼。
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聖顔布を持つ聖ヴェロニカ。
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受胎告知。
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受胎告知。
上の絵と対になっています。 -
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ラ・メゾン・デ・テット/頭の家。
テット通り。
105の頭の彫刻があります。 -
1609年、後にコルマールの市長になった商人アントン・ブルガーのために建てられました。
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可愛いくない顔です。
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ドミニカン教会周辺。
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コウノトリ。
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サン・マルタン大聖堂のあるカテドラル広場。
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サン・マルタン大聖堂。
13~14世紀。 -
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バルトルディ博物館。
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オーギュスト・バルトルディ。
ニューヨークにある自由の女神の作者。コルマール生まれ。1834~1904年。 -
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マルシャン通りのプフィスタの家。
16世紀。 -
壁、柱などに細かい彫刻がびっしり彫られています。
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マルシャン通り。
ここら辺りが観光客で最もにぎわう所です。 -
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マルシャン通りの先に旧税関の建物が見えます。
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マルシャン通りの出口。
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旧税関コイフュス。
1480年、市内最古の公的建造物です。当時のコルマールの商取引の中心。 -
屋根に注目。
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旧税関のアーチをくぐり反対側に出ると噴水がありました。
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旧税関広場です。
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こちらからの姿の方が面白い。
木造の回廊や階段付小塔など。 -
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タヌール通り。
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マルクトハレ。
屋内市場のようです。 -
運河に出てきました。
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運河とマルクトハレ。
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ポワスヌリ河岸。
ここら辺りからプティット・ヴニーズ/小ベニス地区になります。 -
あとで遊覧船に乗るつもりです。
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ポワスヌリ通り。
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ポワスヌリ通りの出口。
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真中の細い通りがポワスヌリ通り。
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プティット・ヴニーズ。
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ここら辺り観光客の人気スポットです。
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遊覧船乗り場。
小舟の散歩道。6ユーロ。30分。 -
遊覧船乗り場。
乗りました。 -
以下ずっと遊覧船からの眺めです。
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柳川の遊覧船に乗っているような感じ。
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橋の下を潜るときは首を縮めます。
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ポワスヌリ河岸。
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下船しました。午前の営業は終わりです。小舟の船頭さんも昼を食べないといけません。
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昼はご当地サラダとビール。
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レストランの前。
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食事したレストラン。
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バルトルディ高校。
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好天のもと楽しいコルマールでした。
コルマールからオベルネに寄るつもりでしたが間引き運転のため接続が悪く直接ストラスブールに帰りました。
コルマール14:02発、ストラスブール14:37着。
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