2014/06/11 - 2014/06/11
24位(同エリア106件中)
ベームさん
6/11(水)、17日目。
前後10泊したパリともお別れです。
今日は午前中ラン(Laon)を見て午後ランスに行き一泊します。ところがあとで書くようにSNCFのストライキに遭遇しえらい目に遭いました。これからの連日のストライキ騒動の始まりでした。
ラン:ピカルディー地方エーヌ県の県庁所在地。でも気分はシャンパーニュです。北仏の中世都市の中でもとりわけ美しい要塞都市といわれます。
カロリンング朝の9~10世紀には西フランク王国の首都だったこともあるそうです。城壁は13世紀のもので城門が三つ残っています。
旧市街は小高い丘の上にあり東西2キロ、南北は狭いところで250mほどしかありません。駅と丘の上とは小さなケーブルカーポマが走っています。
写真はランのノートルダム大聖堂。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ラン。地図の左上です。
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パリ・北駅定刻8:34発TER。
これから起こる連日のストライキにはまだ気が付きません。 -
ランの手前で列車ストップ。
車内アナウンスがなにやらトラブルとかセキュリテなどと言っている。他の乗客はおとなしくしている。線路の上を乗務員が急ぐでもなくゆっくり歩いている。昨日のプロヴァン行の遅延といい何かおかしい。最初フランスの鉄道は意外と正確だと思った印象が薄れていきます。
30分近く停まった後動き出すもノロノロ運転。 -
ようやくラン駅到着。快晴です。
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駅前。
この景色を見て気分は晴れました。 -
遠く丘の上にはランの大聖堂と旧市街地。
市街地までは真っすぐ道と階段が続いていますがとても歩けた物ではありません。 -
駅と丘の上の市街地とはル・ポマ/Le Pomaというケーブルカーが結んでいます。
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ポマの駅。
SNCFの駅の横にありました。 -
ポマ。
フランス初の自動運転のケーブルカー。1989年開通。
これが出来るまでは市民は大変だったでしょうね。 -
定員21人、座席は12。時速35キロで5分ごとに運行。丘の上の市役所駅まで1.5キロ、途中に一駅あり3分30秒で結んでいます。往復1.2ユーロ。
月曜から土曜日は7:00~20:00、日曜日は10:00~18:30。 -
ミニチュアみたいに可愛い車両です。
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ポマの窓から。
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結構速く感じます。ぐいぐい登って行きます。
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大聖堂の下を通ります。
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市役所です。駅は市役所の裏にあります。
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市役所前のルクレルク広場。
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ビロードのサン・レミ教会。
美しいビロードの衣をまとった富裕な市民階級がパトロンだった、とプレートに書いてありました。 -
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シュルリール通り。
荷物を預けたいが駅にロッカーは無し、大聖堂の横のツーリストインフォメーションまで5分ほどごろごろと引っ張っていきました。 -
大聖堂です。
この横に観光案内所があり、荷物を預かってくれました。 -
ランのノートルダム大聖堂。
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五つの塔を持つ大聖堂は12世紀初頭に建てられました。
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どこから見ても美しい。
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牛の像が一杯あります。
これは大聖堂を建てるとき石材を牛が運んだという伝説によるものです。 -
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中に入ります。
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堂内も美しいです。
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身廊。
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高い身廊の天井。
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ステンドグラスは12世紀のものです。
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「有難うございます」、「感謝いたします」と書かれた板。
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マリアへのお礼、感謝の言葉が書かれています。
願い事が叶ったのでしょうか。去年ドイツのアルトエッティングに行ったときのマリア恩寵の礼拝堂を思い出します。 -
おお、ジャンヌ・ダルクです。
ランはランスの近くです。ジャンヌがランに来たことは十分考えられます。 -
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黒の聖母子です。
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清々しい聖堂でした。
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クロワトル通り。
大聖堂から先に進みます。 -
ルール・デ・タンプリ通りに入ります。
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ジョルジュ・エルマン通り。
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昔のタンプル(テンプル)騎士団礼拝堂。
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12~14世紀。
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タンプル騎士団:第1次十字軍の後1119年に聖地エルサレムの防衛とエルサレム巡礼者の保護のため設立された聖職者の武装騎士集団。
その強大化が他の聖職者の反感を買うと同時に金に困ったフランス王の狙う所となり、14世紀初頭フィリップ4世の策略により解散させられ、財産は没収、指導者は処刑された。 -
内部。
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タンプル騎士団礼拝堂。
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1307年10月13日、タンプル騎士団のブラックデー。
「私は王の名において貴殿を逮捕する」。
この日フランス王フィリップ4世は騎士団の壊滅と財産没収のため全国一斉に騎士団員の逮捕を命じた。
後世騎士団の解散は王の謀略とされ騎士団の名誉は回復された。 -
右の建物は考古学博物館。
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先へ進みます。大聖堂が見えます。
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ダルドン門。東西に細長い市街地のほぼ南端です。
13世紀。 -
別名王の門。
1590年アンリ4世がこの門を潜って入城したといわれます。 -
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町は丘の上にあります。
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門の下に広がるキュヴ・サン・ヴァンサンという窪地。
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窪地越しには市街地の西端にあるサン・マルタン修道院の塔が見えます。
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サン・マルタン修道院遠景。
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観光案内所に寄り荷物を受け取り駅に戻る途中、シャトレーヌ通り。
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市役所広場に戻ってきました。
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ポマ市役所駅。
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ケーブルカーポマの車両。
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駅から下の市街地、SNCF駅方面の眺め。
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ポマ。
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途中一つ駅があります。
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SNCF駅に戻りました。これから思いもかけなかったことが起こります。
予定していたランス行13:14の列車が電光掲示板にない。あるのは18:27発のみ。どうして?
駅の窓口で訊いてみるとストライキで間引きしているという。「酷いじゃないか、困る」と言っても「ストだから仕方がない」と取り付く島もない。
こんなところで5時間待ち!! -
張り紙がある。
「運行情報! ストライキ継続。6月11日水曜日のシャンパーニュ・アルデンヌ地域の運行は下記のとおりなので見てください。
ランからランス行6:36と18:27」。
何が見てくださいだ。エーヌ県の県庁所在地ランとシャンパーニュ地方最大の都市ランス、この主要都市を結ぶダイヤが1日2本だけとは。 -
とにかく困るのです。18:27発に乗ってもランス到着が20:17、通常50分の所をよちよち1時間50分かけて走るようです。
今日の午後をランス見物にあて、明朝ナンシー向け出発の予定なのでこれではランスを見る時間がありません。ジャンヌ・ダルクの足跡を辿っている私がランスの大聖堂を見ないなんてことは出来ません。 -
どうしようか。とりあえず駅の食堂で昼を済ませ駅のベンチで寝ころびながら考えました。こんなところで5時間過ごしたうえランスの大聖堂を見られないなんて容認できない。
金が掛かってもタクシーをとばそうか。駅前にタクシーの標識はあるが1台もいない。
暫くあれやこれや思案しているとタクシーが1台滑り込んできた。逃してはならない。行ってくれるか、幾らかかるか当たってみよう。
運転手に訊くと、O・K、96ユーロ位だとの返事。この際金銭の問題ではない。えいやっとタクシーに乗りました。
田舎道を快適にタクシーは飛ばします。遠距離客なので運ちゃんも機嫌が良い様でした。こちらは懐を考えて機嫌が悪い。
あれやこれやのラン訪問でした。
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この旅行記へのコメント (1)
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- コクリコさん 2017/05/19 19:08:31
- ポマに乗りたかったです
- ベームさん、ご無沙汰しております。
もうすぐフランスにいらっしゃるのですね。
今回はどこを回るのでしょうか。
私は8月にフランスに行く予定です。
今回はサヴォワに足を伸ばそうと思います。
今、去年行ったランの旅行記を書いていますが、私はポマに乗れなかったのでベームさんのランの旅行記を紹介させていただきます。
8月はポマが動いていることが少ないそうなのです。
可愛いポマに乗りたかったです。
ランは歴史的に面白い町だし、趣のある町でしたね。
気をつけて大いに楽しんで行ってらっしゃいませ。
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