群馬県太田市・史跡探検スタンプラリー１

2014/07/26 - 2014/07/26

群馬県太田市では毎年、「おおたんの史跡探検スタンプラリー」という催しをやっているそうです。
前々から太田市の史跡には興味があったので、せっかくだから参加させていただくことにしました。

今年は26件の史跡のうち、20件以上のスタンプ制覇で記念品が貰えるのだとか。
猛暑の中を歩き回るのは大変ですが、スタンプラリー参加で資料館などの入館料が無料になるそうなので、近隣にお住いの皆さんにはぜひお勧めです。

エリア 太田(群馬)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩

初めての参加なので勝手が分からなかったのですが、とりあえずは尾島町方面から向かうことにします。
こちらは歴史公園などもあり、太田市史跡巡りの中心的存在です。

そして、最初に訪れた場所が明王院です。

門の両脇には持国天と増長天が佇んでいます。

スタンプはこちら、不動堂と呼ばれる場所にありました。
分かりにくい場合、スタンプラリーのノボリが目印になるみたいですね。

こちらで特に目を引くのが、ピラミッド型の大きな石塔ですね。
太田市ホームページによると、千体の不動明王が刻まれているそうです。

なかなか圧巻です。

２件目に訪れたのが、縁切寺満徳寺資料館。

こちらは日本で２件しか存在しなかった、いわゆる縁切寺だったそうです。

資料館内部は取り立てて見るべきものはありませんでした。
縁切寺の由縁でしょうが、今でも御札をトイレに流して縁切や縁結びの願掛け（？）をするようなサービスがあるようです。

女性の方はそれなりに楽しめるかもしれません。

むしろこちらで見どころは庭でしょうか。
もっとも、遺構はほとんど残っておらず、季節の花々が栽培される花園となっています。

当時の復元と現代的アレンジが中途半端で、どう楽しめばいいのかよく分からない場所でした。

３件目にやってきたのが、新田義貞公の像が象徴的な、新田荘歴史資料館。

館内は広くて清潔ですが、展示品数はそう多くない印象。
一応はこの地方で産出された土器や美術品、服飾品の他、歴史資料が数点展示されていました。

主に太平記における新田義貞をテーマとしているようなので、戦国史に興味ある方は楽しめると思います。

４件目は、新田荘歴史資料館のお隣にある世良田東照宮。

以前も来たことがありますが、今回は本殿まで見学したいと思います。

受付で入場料３００円を支払い、さっそく中へ。

重要文化財の拝殿。

こちらはなんと、日光東照宮奥社の拝殿をそのまま移築したものだそうです。

外から見た拝殿。

残念ながらちょうど祈祷の最中であったため、近くからの良い写真は撮れませんでした。
いずれ機会があったらまた行こうと思います。

東照宮でいただいた御朱印。

ネットで見ると対応が悪いと言われていたので心配していましたが、特に問題はありませんでした。
残念ながら、日付を２週間も間違えられてしまいましたが。

こう言う場合、どうするのでしょうね？
訂正できるものでもないし、泣き寝入りするしかありません。

東照宮を後にし、次の目的である長楽寺へ向かいます。

その道中、太鼓門と呼ばれる立派な門を発見。

やって来ました。
５件目の長楽寺。

ここはかつて、かの天海僧正が住職を務めた名刹ですが、現在は割と閑散としています。

スタンプの場所をしばらく探してしまいましたが、本堂から南に行った先にある三仏堂にありました。
道路で区切られたりして分かりづらいですが、長楽寺の境内はかなり広範にわたるようです。

こちらも長楽寺境内にある勅使門。
こちらは文字通り、天皇の勅使や幕府上級の使者が訪れたときだけ使用されたのだとか。

勅使門の先には大きな池と雅な渡月橋。

そして、いよいよ本日最後の目的地がここ、総持寺。

ちなみに本日の気温は３６℃。
東照宮などがある歴史公園から約１Kmほど離れているため、歩いて向かったら大汗をかいてしまいました。

ここは特に見るべきもののない、ごく一般的な檀家寺といった感じ。
一応は新田氏が居住した館跡らしいですが、一般の方のお墓が立ち並ぶ境内をあまりうろうろしては申し訳ないので、早々に立ち去ります。

以上、太田市史跡探検スタンプラリーの第一回目でした。

本日集めたスタンプは全部で６件。
最低でも残り１４件を来月いっぱいまでに収集しなくてはなりません。

暑さも厳しくなる一方ですが、マイペースに楽しみながら集めたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。