2014/07/24 - 2014/07/24
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はくさんちどりさん
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東日本大震災以降、訪れる気持ちになれなかった泉ヶ岳山麓某所の秘密の沼、とうとう友人と行ってきました。
周囲たかだか2〜300mの小さな沼、地形図にも記載されず、融雪期から夏にかけてどんどん水位が下がり、ついには干上がって周りは山菜の宝庫!
ウワバミソウ、ナルコユリ、アマドコロ、ヨブスマソウ、ミヤマイラクサ、そしてシオデ、そうそうネマガリダケと天然ワサビを忘れていました。
7月下旬、今までであれば、最後のシオデ(ヒョデッコ)が伸び放題になっているはずなのに、何としたことか今まで見たことのないほどの高水位!
満々と水を湛え、山菜を採る処の話ではありません。沼の湖畔(?)に行ってみると、水面の下にミヤマイラクサの緑の葉っぱが見えるではありませんか!
これでは、早々と山菜の女王、山アスパラガスと言われるシオデは諦めざるを得ません。
ガックリ来そうなところですが、その代わりに今まで見たことのない神秘的な光景に巡り合うことができました。 青く透き通った水面に映る周囲の木々の影、水底の堆積物や植生と渾然一体となる中、太陽光の差し込み具合によって変化する様は、表現のしようがない光景でした。
友人の車を駐車した砂利道の両側には自然の花々が咲き、わずかな花粉を求めて色とりどりの蝶が飛んでは止まり、止まっては飛び、短い一生を精一杯楽しんでいるように見えました。
山菜は採れませんでしたが、面白い光景を写真に撮ることができましたので、紹介することにしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
砂利敷きの山道。
来し方です。
この道のどちらか側に秘密の沼があります。 -
砂利敷きの山道のさらに先の方角。
通行車両の邪魔にならないよう駐車できるスペースが近くにあります。 -
沼へ下ろうと藪こぎして間もなく、不吉な予感が!
7月下旬というのに、水が多すぎる!! -
いつもはすでに干上がって、対岸に歩いて行ける最下流部の流路が満々と水を湛えています。
オーマイゴッド!・・・何ということでしょうか。 -
とりあえず熊鈴を鳴らしながら沼の縁へ歩いていきます。
今まで見たことのないほど水位が高いようです。 -
足もとに、たまにミヤマイラクサ(アイコ)が生えていますが、ヤセッポですね。
採る気になれません。 -
沼の縁から対岸がしっかり見えるようになってきました。
青く澄んだ鏡のような水面に、対岸の木々が映っています。 -
見てください、水面に反転して映る木々。
まるで青い鏡を水面に浮かべたような光景です。 -
幻想的な水鏡に映る対岸の風景を見ながら、沼の縁をさらに歩いていきます。
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逆さ風景が続きます。
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イチオシ
写真上部から、実物の木々、水底の砂や岩が見える澄んだ沼の水、水鏡に映った逆さの木々です。
空はまだ薄曇りですね。
青空だと、どんなふうに見えるんでしょうか? -
まだまだ逆さの風景を楽しみます。
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相棒が水面にさざ波を立てると、少しシワシワの逆さ風景に!
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すぐ近くの水底に生えているミヤマイラクサ。
今までこの時期訪れた時は、いつも地面から颯爽と立っているのに・・・。
それにしても水中植物のようにちゃんと水中で光合成しているのでしょうか? -
逆さの風景と水中のミヤマイラクサ。
ミヤマイラクサ、どこかわかりますか? -
幻想的で目が眩みそうになるので、一度ノーマルに見えそうな視点に移ります。
左上から右下にかけて左半分は沼の底です。 -
オタマジャクシが水中の岩の上にいました。
そういえば、以前乾いた岩の間に蛇がいたのを見たことがあります。
水が無くなったら、蛇に気を付けるんだよ! -
沼の一番奥まったあたりです。
相変わらずの水鏡状態です。 -
彼岸の風景と此岸の木々の先が水鏡に映っています。
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岩の上のわずかな土壌に、ミヤマイラクサの兄弟が頑張っています。
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帰りぎわ戻る途中で、この写真は沼の水底がよくわかります。
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イチオシ
森と・・・、泉に・・・、かあこーまれて・・・と、つい鼻歌気分になります。
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対岸の張り出した木。
以前歩いた時は、頭がぶつからない高さに枝があったような気がしますが・・・。 -
泉ヶ岳は一応火山なので、こんな岩があります。
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似たような風景ですが、少し明るくなってきたような気がします。
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木の枝が水面に首を垂れて水を飲もうとしているように見えませんか?
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相棒が落ち葉に隠れていたとんでもないものを見つけました。
杉の根元が一度折れ曲がっているのに、左に向かってまた上へ上へと起き上がって伸びています! -
幹は皮がすべて剥がれてツルツルテンですが・・・
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上にはちゃんと葉をつけた枝が広がっています。
こういう姿を見ると、人生の苦なんて、大したことないと思ってしまいます。
植物にはいつも、置かれた場所で文句も言わずただひたすら生きてることの大切さを教えられます。 -
この付近に最も多くみられる樹種です。
樹幹に縦方向の筋がたくさん入っています。 -
その木の上の方です。
林立していても、上の方では折り合って枝を広げているようですね。 -
幹を拡大すると、こうなっています。
樹幹の縦しわと葉の出方から、サワグルミのようです(樹木図鑑から)。 -
いつもだとシオデを採っている付近まで戻りました。
写真中央の岩の奥から左にかけてが、太いシオデが採れる場所でしたが・・・。 -
ウーーン、それにしてもシオデ、採りたかったなー。
未練がましく水底のそれらしいポツポツを写真に納めます。 -
さらに未練がましく対岸を眺めます。
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同じく、さらにさらに未練がましくまた沼の底も!
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日差しが陰影を濃くしてくれます。
上部の枝葉だけが実物で、後は水面に映った像です。 -
水面下にミヤマイラクサが見えています。
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名残惜しく沼に別れを告げました。
近いうちまた来るぞ!! -
杉木立の間から垣間見る沼の右半分。
日差しと木々の影が混ざり合って、青が多様に変化して見えます。 -
沼の左半分です。
場所は、ヒー・・・ミー・・・ツー・・・。 -
道端にヤマアジサイが咲いていました。
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これから花が咲くのか、実が付くのか、こんな植物もあちこちに。
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野菊の仲間でしょうか。
道端に静かに咲いています。 -
枯れているわけではないようですが、葉の先が赤くなっていて不思議です。
何の木でしょうか? -
スワ!・・・熊か!?
と、思いきや、太い枯れた木の根元のようです。 -
道端の細かい花に、あまり見かけないチョウを発見しました。
-
イチオシ
チョウには詳しくありませんが、調べると、『サカハチョウ』のようです(昆虫図鑑から)。
カメラを近くまで近づけても、全く逃げる気配がなく、夢中で蜜を吸う花を吸っているようでした。 -
ヒョウモンチョウの仲間だと思いますが、このあたりで最も多く見られました。
-
オトコナエシかと思って撮ったのですが、違うかもしれません。
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ホトトギスだと思います。
自宅の庭のは白だけの花ですが、少し黄色が入ってきれいです。 -
チョウを大写しにしようと追いかけますが、なかなか逃げ足が速いんです。
やっとこの程度までです。 -
離れると安心して羽を広げます。
意地悪する気はないのですが、・・・自然の生き物だから仕方ないですね。 -
花の上で三羽のチョウが文殊の知恵を出し合っているようです。
写真を撮っている奴は悪さをしないか、が議題かな? -
その下で、別の種類のチョウが一羽、必死で逆さに止まっていました。
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ヤマアジサイの花をしとねにニャンニャンしている昆虫。
詳しくないので、名前はわかりません。 -
拡大してみましたが、少しボケてしまいました。
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ヤマアジサイの花粉に夢中になっているのはミツバチ?
アブではないと思います。
これを最後に沼近くの駐車スペースを後にします。 -
帰り道の途中、道の中央に何かが見えたので、車を止めて近づくと・・・
-
アゲハチョウでした。
それにしても、車に轢かれますよ! -
すぐ近くまでカメラを寄せても、全く動く気配がありません。
『ミヤマカラスアゲハ』ということにしておきます。
太陽の光の加減で色調が変化して見え、とてもきれいでした。 -
一緒にいたヒョウモンチョウ?の仲間?
-
正面から近づいても平気です。
しょうがないので、集っていた小動物の糞を道の端に寄せてやることにしました。 -
緑の笹、葉と紫の葉をバックに、モンシロチョウらしいのが群舞していました。
写真には二羽だけですが・・・。 -
スプリングバレースキー場の近くで、眼下に仙台市街地方面を眺めらがら、昼食を摂ることにしました。
昼食といっても、コンビニで買ったおにぎり2個とお茶です。 -
はるか遠くの上空に浮かぶ雲から、何やら灰色の雲が漏斗状に下がっていくので、竜巻に発達するのかと思って、パチッと!
残念ながら?・・・竜巻にはなりませんでした。 -
遠くに仙台港の煙を横にたなびかせている煙突が見えました。
写真左側の勾配変換部付近です。
時間があるから、手前の山の麓に行ってみたいね、となりました。 -
里まで戻って、相棒のカーナビを頼りに山道へまたはいります。
最後の民家まで舗装した狭い道が続き、あとは砂利道になってしまったものの、舗装が切れるあたりに、ヤマユリが大輪の花を咲かせていました。
最多で7〜8個の花をつけていました。 -
こちらは三姉妹です。
-
イチオシ
最後は一人娘のヤマユリです。
のびのびと咲き誇っていました。
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- yume-chanさん 2014/08/02 17:30:33
- やまゆり・・・
- こんにちは
素敵な旅でしたね!
やまゆりの花、とーっても懐かしいです。
私の子供の頃は、近くの山の何処にでもありました。
もう何十年も前の事で、今はニュータウンで懐かしい田畑、山もありません。
懐かしさのあまりコメントさせて頂きました。
yume-
- はくさんちどりさん からの返信 2014/08/02 17:47:33
- RE: やまゆり・・・
- こんにちは!
コメントありがとうございます。
我が家は県民の森に隣接した住宅団地のため、季節になると見られるほか、庭にもどこからか舞い込んだヤマユリが咲きます。土壌が痩せているせいか、立派な花をつけませんが・・・。
田舎育ちなので、野の草花や小動物には小さいころから馴染みがあり、折を見てまたご紹介したいと思いますので、よろしかったら時々ご訪問ください。
はくさんちどり
> こんにちは
>
> 素敵な旅でしたね!
> やまゆりの花、とーっても懐かしいです。
>
> 私の子供の頃は、近くの山の何処にでもありました。
> もう何十年も前の事で、今はニュータウンで懐かしい田畑、山もありません。
>
> 懐かしさのあまりコメントさせて頂きました。
>
> yume-
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