2014/07/05 - 2014/07/05
491位(同エリア4949件中)
imuさん
マカオの世界遺産はあと1つを残すだけ、今日で最後です。
本当は昨日行こうと思っていた「ギア要塞」
カモンエス広場から向かう路線バスルートしかリサーチいなかったので、調べ直しましたが、結局タクシーで向かいました。
ギア灯台はマカオの最も高い丘の頂上に建ち、1865年に点灯されて以来今日まで活躍している、現役の灯台です。
マカオには丘が七つあります。また、カトリック総本山のローマにも、旧宗主国ポルトガルの首都リスボンにも七つの丘があります。
「7」という数字、一週間も7日、虹の色も7色。
ポルトガルのある漁村に暮らす女性達は、スカートを7枚重ね履きして、航海に出た夫の無事を祈りながら待つと聞きました。
この「7」という数字は、何か特別な意味を持つのでしょうか。
とても興味深いです。
マカオ半島は今日で最後です。明日はコタイに移動します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー 徒歩
-
今日の朝食
卵よりハムを気に入って毎日食べていました。
ちなみに、私は鴨肉が好物です。
鶏粥も味見してみました。
昨日あったパクチーが今日はなくて、ちょっと残念。 -
コーヒーをおかわりしたら、ポットが空になりました。
そんなに沢山飲んだかな? -
さて、出発。
バスで向かおうと、エスカレーターで1階に下りると、タクシー乗り場のスタッフが声をかけてきました。
「タクシーですか?」いつもは列になっているのに、珍しいこと。
夫と、どうする?・・タクシーで行っちゃおうか!
どこまで行きますか?と聞かれ、突然のことで、ついつい降りる予定のバス停を伝えてしまいました。
タクシーで行くならロープウェイ乗り場まで行ってもらえば良かったのに・・・
朝からドジな私。
写真は途中に通った「国父記念館(孫文記念館)」です。 -
ここは、孫文の家だった所です。
孫文の家族と兄たちが住んでいました。
孫文は1925年に肝臓がんにより北京でなくなり、1958年にこの家は「国父記念館」と命名されました。
また、このブロンズ像は日本人のパトロン梅屋庄吉から送られたもので、他にも中国本土に3体あります。
「公為下天」とは「天下は公の為にある」という意味です。
マカオを訪問する際、孫文をどうするか悩みました。
最後は、結局孫文は日本を利用しただけではないのかという事になって、今回は観光から外しました。
・・・でも後で来ることになるんです。 -
道端に咲いていた花。
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-
やっとロープウェイ乗り場がある「二龍喉花園」に着きました。
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売店の前にいたインコ。
ヒインコかな? -
鳴いているのか、しゃべっているのか・・・中国語だから分からない
おじさんの手に乗ったりして、慣れていました。 -
世界一短いと言われるロープウェイに乗ります。
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ちょっと小さくなっちゃったけど、柱に九官鳥がとまっているんです。
この下に鳥小屋がありました。 -
サウナのようだったロープウェイを降りたら、道なりに歩きます。
南国の花、ハイビスカス。 -
道沿いにはジムのような設備があって、みんな体力向上に励んでいました。
これ、中国では一般的だけど、私から見ると子供の遊具を大人が使っているようにしか見えません。(失礼!) -
犬のお散歩の人も多く見かけました。
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山を散歩しているように、両側には様々な植物があります。
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これは街の中でもよく見かけるけど、下から見ると
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このように、ちょっとグロテスク
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これも、不気味・・・
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ロープウェイを降りてから10分位歩いたかな。
【ギア灯台(東望洋炮台)】最後の訪問地に到着 -
要塞としての役割
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海抜92mの丘に建つ灯台。
隣には教会も隣接していますが、こちらは撮影禁止とのこと。
中は冷房が効いているので、灯台に登る前と後に入って、身体を休ませてもらいました。 -
ここが灯台の入り口
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階段はとても急で幅が狭いです。
上りと下りですれ違えないので、係りの方がトランシーバーで「これから登るよ」とか連絡していました。 -
最後はこのはしご。
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あ〜登ってきて良かった〜!
そう思わせてくれる眺めです。
あれは、フレンドシップ橋かな? -
こっちは、マカオタワーとマカオの国旗
高層階に住んでいるのに、おかしいと言われそうですが、実は私も夫も高所恐怖症なんです。
だから、マカオタワー行きは話題にも上りません。
ここも長居は禁物。 -
こっちはグランドリスボア、蓮の花をイメージした建物です。
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これが灯台のライトです。
雲のない夜は32m先まで灯が届くんだって。 -
さあ、さっさと下りましょうって、ここ狭すぎじゃない?
よく上って来られたなぁ・・・
身体の大きさにも制限ありそうよ。 -
地元の人達も暑くて大変そう。
頑張れ! -
またこのロープウェイで下ります。
短い間だけどサウナのような車内はいっそう蒸し暑くなっていて、ずい分体力を奪われました。
灯台には徒歩ルートもあるようなので、暑くない時期は下りは歩いてもいいかも。 -
街路樹の花
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-
さっきのロープウェイでとどめを刺されたように一気に疲れました。
もしかしたら国父記念館は冷房効いているかも、と淡い期待を持ってきたけど、そんなに甘くはありませんでした。
でもちょっと休んでいこう。 -
椅子に座って、保冷剤とうちわで身体を冷やし、これから向かうルートの確認をしました。
途中、あの人たちは何をしているんだろうと疑問に思ったんでしょうね、受付の女性がそっと覗きにきて、そっと去って行きました。
孫文さんごめんなさいね、こんな形で訪問することになって。
お詫びに、訪問しようと思って調べておいた事を紹介させていただきます。 -
孫文という人
中国香山県(今の中山県)生まれ
12歳の時、当時ハワイにいた兄を頼って母親に連れられホノルルに向かい、そこで初中教育を受ける。
17歳で香港の西医書院(香港大学)に入学、22歳で卒業後、マカオの鏡湖医院で西洋医学の眼科医として赴任。
1912年(辛亥革命翌年)南京臨時政府の大総統に就任。
その後、袁世凱に総統の座を譲り、下野。
翌年、第二革命に失敗、日本に亡命、南京町(今の横浜中華街)に居を構える。
以降中国は混乱期が続く。
兄や妻は比較的安全なマカオに暮らし、生涯を終える。
孫文は、1925年3月12日北京で病死。
3月29日に鏡湖医院で追悼式典が行なわれた。
現在は、誕生日の11月12日と辛亥革命の記念日10月10日に記念行事が行なわれている。 -
ここからは、途中にあるラザロ教会とその付近の街並みを眺めながら繁華街を目指します。
香港もだけどマカオも工事に鉄筋ではなく、竹を使っていますよね。
いつも大丈夫なのかなって思っています。 -
実は今日、夫が地図を部屋に忘れてきたんです。
私が持っている地図はとってもアバウトで、前回もレストランに行く時にこの地図で迷った“なんちゃって地図”です。
夫は責任を感じたのか、俺に任せろ!ぐらいの勢いで仕切っていますが途中で「あれー?」とか言っているし、大丈夫かなぁ・・・ -
さっき国父記念館で確認してきたはずなのに、さっそく違っているみたい。
やっぱり使えないな、この地図。 -
この壁、教会かなと思ったけど違ったみたい。
後で調べたら、ミカエル墓地でした。
ここも、なんちゃって地図には載っていなかったなぁ。 -
黙って夫に付いて行きました。
でもきっと私が先導した方が良かったと思う。
夫は何もリサーチしていないけど、私はバスルートを知らべるのに、少しは位置が分かっていたから。 -
それでもいい感じの通りに出てきたみたい。
-
きちんと整備された街並み
車道も石畳になっています。 -
そろそろかな。
-
あった、あった「聖ラザロ教会」
-
ここは、ハンセン病の附属病院の礼拝堂として開設した、マカオで最も古い教会のひとつです。
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教会の近くには、中国人信者のコロニアル様式の建物が残されています。
これが見たかったんです。 -
繁華街に向かう道の途中にありました。
中国で言う「日式麺」。 -
広い道路を真っすぐに下ってきたら、グランドリスボアに出ました。
昼食にします。
私はワインさえ飲めればなんでもOKなので、夫のリクエストの洋食にしました。
昨日「粥麺荘」に来たとき隣にあった所、名前は分かりません。 -
夫は、パンの中にクリームシチューが入った物とフルーツ。
クリーム系はあまり好まないのに珍しいわね。 -
私はポルトガル料理のバカリャウ(干し鱈のコロッケ)
初めて食べました。
白ワインと合って美味しかったです。 -
食事後、この3日間の街歩きでかなり疲れてしまった夫をここで待たせて、私は「カフェ・エ・ナタ」にエッグタルトを買いに行きました。
「たぶん混んでいるから時間かかるかもしれないよ」そう言って出かけました。
エッグタルトは、昔香港のスーパーでパンだと思って買って食べたのが最初で、その時に「何?この美味しいパンは!」って思っていたら、それがエッグタルトだったんです。
今回は絶対に本場の物を食べてみよう、そう決めてきました。 -
なんちゃって地図には私の手書きで場所が書いてあります。
グランドリスボアのすぐ近くらしいけど、この辺かなぁ、そう思いながら信号を待っていると、交差点の向こうに見たことがある場所がありました。
よくガイドブックに載っている写真です。
あった!
予想通り列が出来ていましたが、案外早く買う事が出来ました。
レジの女性は、私が日本人と分かったのか「二四ドルです」と日本語で返してくれました。
レストランに戻ると夫が「早かったね」と言ってジュースを追加して飲んでいました。 -
ホテルに戻り、しばらくのんびりできました。
そろそろ食べてみようかな。
夫はお昼寝中、一人で食べました。
ずっしり重いエッグタルトは、食べごたえがありました。
プリンが乗っているパイ、そんな感じの食べ物でした。
お腹が空いていたらもっと美味しく食べられたのでしょうね。
夫は後で食べたんだけど、プリンの部分が凄く美味しいと言っていました。 -
部屋にあったこのお茶はとても美味しかったです。
缶に鉄観音って書いてありました。 -
今日の夕食は近くの広東料理店に行く予定です。
通り道のラウンジで1杯飲んでいくことにしました。
いつもの彼がワインのおかわりを注ぎにきました。3種類ある赤ワインでももう好みを覚えてくれたようです。
でも直ぐに食事に出かけるからと断ると残念そうでした。
今日で最後なのに、ごめんなさいね。 -
福隆新街にある「陶陶居海鮮火鍋酒家」というお店です。
前を通ると、いつも水槽に海鮮類が泳いでいます。
入ってみたかったのよね。 -
お店の中にも水槽がありました。
-
メニューにワインがないけど聞いてみました。
すると、ワインリストを持ってきてくれたんだけど、凄く高価なボトルワインばかり。グラスはないとのこと。
困ったな、じゃあ紹興酒のグラスは?・・・これもボトルだけだと。
夫はワイン飲まないし、こんな高いワインじゃあ・・・悩んでいると「ワインセラーがあるから見に来て」と言われて行ってみたら、あるじゃない!お手軽なワインが。
お勧めされた3,000円位のワインにしました。 -
これ頼みたかったんだけど、ランチメニューだと言われて諦めました。
-
絶対に頼むフカヒレの姿煮。
フカヒレってきっとこんな味なんだと思う。
ホテルで食べるフカヒレは上湯スープの味でコクとか旨みを出しているのかな。
香港の「鹿鳴春」よりはずっと美味しいフカヒレでした。 -
お肉とたくさんの白木茸、下に白菜があります。
白木茸は薬膳料理などにも使われる、アミノ酸やビタミンがたっぷりのキノコです。
毎日酷暑の中を歩いて疲れた身体にぴったりの一品でした。 -
メニューに「鮑」の文字があったので聞くと「このくらいのアワビが4個入っていますよ」と教えてもらった物。
この値段で?と思ったら注文の時、スタッフのお兄さんにも「これは本当にお勧め、グッドチョイスです」と言われました。 -
結構大きな鮑です。
アワビの味はあまりしないけど、歯ごたえは十分にアワビです。
この値段だから、干し鮑で出しをとった後のアワビかな、と勝手に想像しました。
味つけは、上の物もこちらもとても良かったです。 -
土曜日だったからかな?
家族全員で来ているという感じの大人数グループが多かったです。
活気があって、人気店の貫禄のあるお店でした。 -
途中で満席になっちゃって、私達予約しないで来たのに、ラッキーでした。
-
会計をお願いすると、フルーツが出てきました。
情報によると、こちらは日本語も英語も通じないとありましたが、英語が話せる店員さんがお一人いらっしゃいました。
中国語は全く話せないのによく行く気になったなぁ・・自分でも感心てしまいます。
言葉は通じなくても、とても親切な店員さん達でした。
ご馳走様でした! -
ホテルに戻って来ました。
ここに帰るのも今日が最後。
良かったな〜 名残り惜しいです。 -
凄い列になっているのは、「關閘(ボーダーゲート)」行きのバス待ちの人達です。
中国本土からボーダーゲートを通ってバスでそのままマカオに来られるので、バスは中国と同じ右ハンドルです。(マカオ、香港は左ハンドル)
この日は週末だったせいか、列が一番長かったです。
凄いな、中国パワー・・・ -
部屋の途中にあるラウンジには、もう誰もいませんでした。
いつもの彼の姿もありませんでした。 -
ソフィテルホテル最後の一枚。
明日は、橋を渡ってコタイのグランドハイアットに移ります。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 潮来メジロさん 2014/07/25 15:16:14
- 九官鳥は・・・。
- imuさん、こんにちは! ヾ(^o^)
毎度、訪問&投票ありがとうございました。
> ちょっと小さくなっちゃったけど、柱に九官鳥がとまっているんです。
>
> この下に鳥小屋がありました。
ホントだ! 九官鳥の放し飼いですか?
それとも野生の九官鳥?
図鑑では、九官鳥の生息地は東南アジアの方で、マカオは生息範囲から若干外れていますが、鳥さんですから多少は生息範囲から外れるのもいるかもね。
ではまた・・・。(^o^)/~~~
(潮来メジロ)
- imuさん からの返信 2014/07/25 17:45:04
- RE: 九官鳥は・・・。
潮来メジロさん、こんにちは!
こちらこそ、いつもありがとうございます。
> ホントだ! 九官鳥の放し飼いですか?
> それとも野生の九官鳥?
> 図鑑では、九官鳥の生息地は東南アジアの方で、マカオは生息範囲から若干外れていますが、鳥さんですから多少は生息範囲から外れるのもいるかもね。
鳥小屋もちゃんと見えなかったので何とも言えませんが(鳴き声は色々聞こえてきたんですが)たぶん野生の九官鳥ではないかと思います。
放し飼いにするには、ネットもありませんでしたし。
生息地と外れているのは鳥さん自身の移動もあるでしょうけど、飼い鳥が逃げたという事も考えられるのでは?
以前東京の公園で、ワカケホンセイインコが増えてしまって困っているとニュースで見た事があります。
いずれにしても、ただの鳥好きの私には難しいです。
お役に立てず、すみませんm(__)m
コメント、ありがとうございました。
imu
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