3連休でアイルランド(2)　イニシュモア島＆ゴールウェイ

2014/07/20 - 2014/07/21

7月の3連休を利用してアイルランドに行ってきました。

アイルランド2日目は、アラン諸島のイニシュモア島でドン・エンガスの断崖などをレンタサイクルで巡り、ゴールウェイの街を少し散策しました。

＜イニシュモア島＆ゴールウェイでの行程＞
ゴールウェイ9:15→ロッサヴィール港10:00（バス）
ロッサヴィール港10:15→イニシュモア島11:03（フェリー）
キルロナン村11:18→12:04ビーチ→12:15ドン・エンガス13:15→13:30セブン・チャーチズ13:35→14:02 Worm Hole 14:36→15:24ブラック・フォート15:35→15:51聖ベナン教会の麓→16:05キルロナン村（自転車＆徒歩）
イニシュモア島17:00→ロッサヴィール港17:48（フェリー）
ロッサヴィール港18:00→ゴールウェイ19:00（バス）
ゴールウェイ1:15→ダブリン空港3:45（バス）

＜旅程＞
【1日目(7/18)】
　関西22:30→
【2日目(7/19)】
　→イスタンブール5:35（TK＝トルコ航空）
　イスタンブール7:30→ダブリン10:05（TK）
　グレイストーンズ〜ブレイ散策、ダブリン観光
　ゴールウェイ泊
【3日目(7/20)】
　イニシュモア島、ゴールウェイ観光
　ゴールウェイ泊
【4日目(7/21)】
　ダブリン5:45→フランクフルト8:45（LH＝ルフトハンザ航空）
　フランクフルト13:30→
【5日目(7/22)】
　→中部7:55（LH）

エリア アイルランド

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 船 自転車 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

アイルランド2日目は、朝6:40頃からゴールウェイの街を散策。
日曜の早朝は閑散としていました。

公園にはゴミが散乱していました。
アイルランド人はマナーが悪い？

コリブ川の中州にあるゴールウェイ大聖堂

ゴールウェイ大聖堂 寺院・教会

ウルフ・トーン橋からコリブ川

スペイン門。
中世にはこの門の前の波止場でスペインからのワインやブランデーの積荷を降ろしていたそうです。

スペイン門 建造物

ゴールウェイ市立博物館

ゴールウェイ市立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

昼夜は賑やかなキー・ストリートも閑散。

オシャレな建物が並んでいました。

聖ニコラス教会。
1477年にコロンブスが大西洋に船出する前に旅の安全を祈願した教会だそうです。

聖ニコラス教会 寺院・教会

リンチ家の城。
ゴールウェイの名家・リンチ家の城として1320年に建てられた建物で、現在は銀行の支店として使われています。

リンチ家の城 城・宮殿

いったん宿に戻って朝食。

アラン・アイランド・フェリーズのオフィスで、事前にインターネット予約していたフェリーのチェックイン手続（フェリーの出航時間（10:30）の1時間半前まで）をし、フェリーとバスのチケットを受け取りました。
オフィスの営業時間は8:30から17:30でした。

シャトルバスでフェリーが発着するロッサヴィール港へ。
9:15集合で9:30発とのことでしたが、バスが満席となり9:15には出発しました。

約45分でロッサヴィール港に到着し、すぐフェリーに乗船。
フェリーのチケットはアラン・アイランド・フェリーズのサイトで予約し、フェリー往復22.5ユーロ（オンライン往復予約で10%割引後）＋バス往復7ユーロでした。

アラン・アイランド・フェリーズ
http://www.aranislandferries.com/

景色を眺めようとデッキ上にいましたが、風を切って進むので寒かったです。

予定より早く10:15頃にロッサヴィール港を出航

イニシュモア島が見えてきました。

50分弱でイニシュモア島に到着。
イニシュモア島は39km2、人口約1100人の島です。

キルロナン村の船着場近くでレンタサイクルを借りました（10ユーロ＋デポジット10ユーロ）。
周辺には他にもレンタサイクル店がいくつかありました。
バスツアーや馬車ツアーもあります。

マウンテンバイクを借りてサイクリングに出発。

島の北側の海岸沿いの道を走りました。

牧場の馬たち

牧場は石垣で囲われていました。

のんびり昼寝する牛たち

遺跡のようなもの

岸辺で佇むヤギ？

綺麗なビーチ

ビーチから標識に従ってドン・エンガスに向かうと土産物屋がありました。

ドン・エンガスのビジターセンター前で自転車を駐輪。
鍵が付いていないので盗まれたり間違えられたりしないか不安でした。

ドン・エンガスのビジターセンター。
日本語の解説もありました。

入場料3ユーロを支払って丘の上のドン・エンガスへ

かなり長い道のりに見えましたが

10分強で丘の上に辿り着きました。

ドン・エンガスの入口

紀元前1100年頃に造られたといわれている古代要塞ドン・エンガス

海側は断崖絶壁

向こう側の高い部分が要塞の中央部です。

石造りの城壁の中に入ると

要塞の中央部

ドン・エンガスの断崖

海面から約90mの高さの断崖絶壁です。

反対側の景色

ドン・エンガスを後にして

再びサイクリング。
住宅が点在していました。

セブン・チャーチズ（ナ・ショフト・ジャンピル）
中世の修道院跡のようです。
日本人ツアー客たちがいました。

再び先ほどのビーチを通ってしばらく走り

ここで自転車を駐輪してWorm Holeに向かいました。

訪れる人は僅かでしたが、所々に赤ペンキで矢印が書いてありました。

岩の上や崖の下を

15分ほど歩いて

Worm Holeに辿り着きました。
天然の長方形のプールで、満潮時には海水が流れ込むようです。

Worm Holeの先の景色

海岸沿いの岩の上には黄色い藻のようなものが所々に溜まっていました。

島の南側の道を東に向かってサイクリング。
登り坂（しかも未舗装）がきつく、最後は自転車を降りて登りました。

高台からドン・エンガス方面の景色

未舗装で大小の石がゴロゴロしている道のため、下り坂はスピードを出し過ぎて転倒しないよう慎重にいきました。
それでもものすごい振動でした。

フェリーの船着場があるキルロナン村の近くまで戻ってきました。

フェリーの時間までまだ余裕があったのでブラック・フォートへ。
さっきの道以上の悪路で、自転車で走るのは困難でした。

ブラック・フォートの近くの断崖

付近には誰もいませんでした。

ここにも石垣がありました。

ブラック・フォート（ドン・ドゥアエル）がどこにあるか分かりませんでしたが、後で調べたところ、どうやらあの崖の更に向こうにあったようです。道の終点から左方向です。

ブラック・フォートを後にして

聖ベナン教会の麓まで行ってみましたが、丘の上の教会までは2kmとの標識があり、時間もないので引き返しました。

丘の上の聖ベナン教会

キルロナン村に戻り

スーパーで

遅めの昼食を調達（3.99ユーロ）

17:00発のフェリーでイニシュモア島を後にしました。

帰りは船内の席に座りました。

50分弱でロッサヴィール港に到着し、18:00発のシャトルバスに乗り換えてゴールウェイへ。

ゴールウェイに近づくにつれ道路が渋滞し、約1時間で到着。途中でバスを降りていく人たちも結構いました。

エア・スクエア・センター。
建物の所々に建設中に発掘された中世の壁や塔が残っている珍しい造りのショッピングセンターです。

市民の憩いの場となっている公園エア・スクエア

エア スクエア センター ショッピングセンター

中心部の歩行者天国の通り

ショップ ストリート 散歩・街歩き

色々なパフォーマンスが行われていました。

キングズ・ヘッド。
1649年にイングランド王チャールズ1世を処刑した処刑人に報酬として与えられた建物を使用しているパブだそうです。

1902年創業のシーフードレストラン・マクドーノズ

マクドーノズ シーフード

アイルランド最後の食事にフィッシュ・アンド・チップスを頂きました（フィッシュ6.5ユーロ＋チップ2.7ユーロ）。魚はサーモンです。

店内は賑わっていました。

食後は宿に戻って3時間ほど仮眠しました。

深夜1時頃にチェックアウトしてコーチステーションへ。

1:15発のシティリンクのバスでダブリン空港へ。
チケットは事前のオンライン予約で15ユーロでした。
車内では無料wifiが使えました。

シティリンクのサイト
http://www.citylink.ie/

定刻より少し早い3:40頃にダブリン空港着。

ダブリン空港 (DUB) 空港

空港ターミナルでは無料wifiが使えました。
床やイスで寝ている人も結構いました。
出国審査はなく、セキュリティチェックだけでした。

制限エリア内に水の無人販売（1ユーロ）。
欧州の空港内の飲食物はボッタクリ価格が多いですが、この空港は割と良心的な価格でした。

5:00に開いたDAA Executiveラウンジ

搭乗時間まで15分しかないので、フルーツヨーグルトと飲み物だけ頂きました。

5:45発のルフトハンザでフランクフルトへ。
個別モニターはない機材でした。

ダブリン近郊の田園風景

昨日歩いたグレイストーンズ〜ブレイ付近と思われます。

機内食はパンだけでした。

定刻より少し遅れて9時頃にフランクフルト空港に到着し、一応ドイツに入国しましたが、どこかの街に行くには中途半端な時間（次のフライトの搭乗まで4時間弱）で、天気も悪かったので、空港の周辺の散策にとどめました。
写真は、長距離鉄道駅やヒルトンホテルが入っている巨大な建物です。

右側が空港で左側が長距離鉄道駅のビル。

長距離鉄道駅

ヒルトンホテル

バーゼル行きの列車

空港周辺には特に見所もなさそうだったので、早々に出国手続をして、エアカナダのラウンジに行ってみました。

少しだけ食事

シャワーはすぐに使えました。
シャワー部分が一段高くなっていて、シャワーを使うと部屋の床全体が水浸しになってしまうのが難点でした。

ルフトハンザのセネターラウンジにも行ってみました。

ルフトハンザ セネターラウンジ (フランクフルト国際空港) 空港ラウンジ

フランクフルトなどを頂きました。

13:30発のルフトハンザで帰国。

毎年のように搭乗しているフライトですが、モニターがタッチパネル式の新しいものになっていました。
シートはヘッド部分のフィット感がよかったです。

出発の約2時間後に1回目の機内食。
右下のビーフシチュー？が結構美味しかったです。

2回目の機内食。
写真を見返したら昨夏と同じメニューでした。

定刻より少し遅れて8:10頃に到着し、帰宅してすぐに仕事に向かいました。

この旅行記へのコメント （2）

• kiyoさん 2017/04/27 11:23:09

  はじめまして

  mondoさん、こんにちは。
  今年5月にアイルランド旅行を計画しておりまして、
  イニシュモア島へも足を伸ばすかどうか迷っているところで
  mondoさんの旅行記に巡りあいした。
  非常にわかりやすくて、島の様子がよくわかりました。
  ありがとうございます。
  
  それにしても、イニシュモア島は未舗装の道が多く、
  自転車でまわるのは、それほど簡単ではなさそうですね。
  私は、日本だとママチャリでけっこう遠くまで行くのですが、
  海外で自転車は乗ったことがないので
  少々、不安を感じています。
  レンタルした自転車に鍵もないとのことですが、
  自分で持参したほうがよいのでしょうか。
  それとも、治安がいいから、盗む人もいないのでしょうかね!?
  kiyo
  

  mondoさん からの返信 2017/04/28 00:23:57

  RE: はじめまして

  kiyoさん、はじめまして。
  
  アイルランドに行かれるのですね。
  イニシュモア島は断崖絶壁や風光明媚な風景を楽しめてなかなか良かったです。
  
  旅行記にも書いた島の南側の道などのマイナールートは未舗装の悪路でしたが、港からドン・エンガスに向かうメインルートは走りやすい舗装路だったと思います。
  レンタサイクルの観光客が多いですし、道も入り組んでいないので、海外の自転車が初めてでも問題ないかと。日本の田舎と大差ありません。
  治安は良いと思いますが、念のため鍵があると安心ではありますね。
  
  それでは良い旅を♪