![オルタナムーヴメントが吹き荒れる90年代前半にUSで大ブレイクしたブラインドメロン。<br /><br />もはや伝説のバンドかと思われた彼らはVo.シャノンの死、そして解散という不遇の時代を乗り越え 長い沈黙を経て復活を果たし、今オレの目の前にいる。<br /><br />なんかすげ〜<br /><br />< セットリスト 〜 覚えてる範疇で ><br /><br /> Galaxie<br /> I Wonder<br /> Soak The Sin<br /> Sleepyhouse<br /> Have You Ever Seen The Rain<br /> For My Friends<br /> No Rain<br /> Change<br /> Paper Scratcher<br /> Soup<br /> Mounthful Of Cavities<br /><br /> ... etc<br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/90/91/650x_10909188.jpg?updated_at=1408760017)
2014/05/17 - 2014/05/19
528位(同エリア1385件中)
ヒデールさん
オルタナムーヴメントが吹き荒れる90年代前半にUSで大ブレイクしたブラインドメロン。
もはや伝説のバンドかと思われた彼らはVo.シャノンの死、そして解散という不遇の時代を乗り越え 長い沈黙を経て復活を果たし、今オレの目の前にいる。
なんかすげ〜
< セットリスト 〜 覚えてる範疇で >
Galaxie
I Wonder
Soak The Sin
Sleepyhouse
Have You Ever Seen The Rain
For My Friends
No Rain
Change
Paper Scratcher
Soup
Mounthful Of Cavities
... etc
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沖縄滞在2日目 午後6:02. 辺野古に位置するキャンプシュワブの入口で厳重な車両検査及びボディーチェックを受け US兵の指示どおり基地内の道を走り駐車スペースにたどり着く。
まだここも撮影禁止エリアなので写真はないが基地に入った印象は ” 広いっ! ” -
車を降り少し歩いたところで再度ボディーチェックを受ける。
相手は厳ついUS兵、別に悪いことを企んでいなくても 程よい緊張感がある。
ここをパスしてから3分ほど歩くと いよいよフェスティバル会場だ。
お〜 周りはガタイのいいUS野郎ばっかだ。
オレの苦手な英語があちこちで飛び交ってる...
そりゃそうだ、ここはアメリカみたいもんだ。 -
オレはUKのアーティストも好きだが どっちかと言うと音はUS志向。
ただ日本でウケるロック (洋楽) はUKものが多い。
なので日本でUSバンドが こんな軍慰問的な感じでライブをやってくれるのは実にありがたい。
しかも基地に関係ない者も入れて一流ドコをタダ観れるとは素晴らしいイベントだ。
そんな目当てのブラインドメロンのライブは このあと夜8時15分から。 -
ライブまでの時間は会場内をぶらつく。
う〜ん このステーキ屋台、豪快やな。 -
海が見える方へ歩いて行くと芝生がある。
-
ここから東を眺めると普天間基地移設で今話題となってる辺野古崎が見えた。
思ったよりも近いなぁ...
天気が悪く ここからでは海の美しさは確認できない。
この写真は近い将来 「基地移設前の辺野古崎」 てタイトルになってしまうのだろうか... -
ステージの方へ戻る。
ステージ周辺には兵士たちの宿舎と思われる似たような建物がいくつもある。 -
午後6:23. ステージでは前座のバンドの演奏が始まった。
ちょっと趣味じゃないんで パ〜ス。 -
向こうにフードコートがあるんで行ってみよう。
道中トランポリンとかバイキングとか子供向けの遊具があった。
この移動遊園地的な感じは正しくアメリカン。 -
軍に関する展示物がもっとあるのかと思ったが、ジープが1台停まってるだけ。
-
フードコートはこのショッピングセンターの中。
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フードコート以外は床屋とかクリーニング屋もあるんだな。
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建物の中へ入ると たくさん人がいて活気がある。
特にフードコートは晩めし時間ともあって大盛況。
やっぱり兵士だったり、その家族だったり、ここで働くスタッフだったり、基地関連の人が多いようだ。 -
さて オレもめしにするか。
晩めしは 「ここのサブウェイは美味い」 てクチコミを見たので迷わずサブウェイに並ぶ。 -
良かった...
日本語表記がある。
加えて店のスタッフも何人か日本人がいて日本語でオーダーできる。
支払いは円でもUSドルでも可。
つり銭が面倒なので円にする。
さすがに 「一本」 て書かれたロングサイズは無理と判断。
日本人らしく6インチのターキー&ハムをオーダー。 -
トッピングソースは3種類からチョイスできて ハニーマスタードにしたが...
しくった...
もっとスタンダードなソースにすりゃ良かった...
ドリンクはドリンクバー付。
カップは有無を言わさずUSサイズのデカぶつ。
ポテトの代わりにドリトスも購入。
う〜ん アメリカン! -
めしの後 建物の奥にある服屋に入ると店内に立っていた日本人のオッサンに 「あんた入口に書いてあっただろう、 読んでないのか!」 ていきなし威圧的な口調で言われ、入口へ戻ってみると...
「この先 基地関係者以外は立入禁止」 て英語で書いてあった。
あ そぉ... -
センター内には楽器屋まであるゾ。
-
外へ出るとすっかり日が暮れてた。
ライブ開始まであと50分。 -
午後7:40. ようやく雨が上がる。
わざわざ合羽を買ったけど できればこんな面倒なものは着たくない...
ライブ終了まで持ってくれーい。 -
午後8:00. ライブ開始まであと15分に迫った。
そろそろステージ前へ移動する。
ステージに向かって右手三列目に自分の立ち位置を決める。
周りはどいつもこいつもガタイのいいUS兵。
こいつら暴れんやろうな...
一抹の不安を抱きながら待ってると ステージ左奥からブラインドメロンのメンバーが現れ歓声が沸き起こる。
みんないい感じに年食ってるな〜
それもそのはずメジャーデビューから22年の歳月が経ってる。
さあ いよいよだな... -
午後8:18. 聴き覚えのあるUS南部臭漂うジャズトランペットのイントロが流れる。
そう、オープニングは 「Galaxie」 だ。
あれ? Voのトラヴィス て あんなに太ってたっけ?
フロントマンが目立つのは当然なんだが目立ち方がちょっと...
他のメンバーと比べても突出したメタボ体型。 -
故シャノンと比較しちゃ酷なのはわかってはいるけど どうしても比べるわなぁ...
でもYouTubeとか観て思ってたけどトラヴィスの声質はかなりシャノンに近いんで それほど違和感はない。
ただ決定的な違いはVoの表現力と存在感。 -
ん?
このサイドギター
メンバー ??? -
US兵の皆さんが大人しくて良かった。
やっぱ世代が違うからかねぇ。
「Soak The Sin」 のような勢いのあるチューンでも反応は薄め。
ただCCRの 「Have You Ever Seen The Rain」 はメジャーな曲のカバーだけに大合唱が起こる。
この曲は古くても知ってんだなぁ...
もちろんオレも一緒に ♪ I Wanna Know ... -
ライブも中盤を過ぎた辺りでバンドの代表曲 「No Rain」 のイントロがプレイされると、それまで静観してたオーディエンスが一気に盛り上がる。
みんなミーハーやな...
無意識のうちにオレはリズムに合わせ頭の上で手拍子を打ち始める。
するとステージ上にいるGのクリストファーとBのブラッドが 「その手拍子いいね〜」 的な感じでオレの方を見て目を丸くしながらニッコリ。
そんなクリストファー自身もステージ上で手拍子を打つと その後 手拍子の輪が広がっていきオレもしてやったり。
演奏後も度々曲と曲の間に 「No Rain!」 て叫ぶ奴が出てきたりして この曲が持つ影響力は抜群だ。
あっ そういやライブ前に上がった雨は今でも止んだままだ。
正に No Rain! -
その後何曲かプレイしたあと...
おー このカッチョイー ギター
オレの好きな 「Paper Scratcher」 じゃん! -
Paper Scratcher 最高!
これぞ オルタナファンクロック!
ひとりノリまくる。 -
トラヴィスのMCによると次が今日最後の曲だと言う。
クリストファーがギターをアコギに持ち替え トラヴィスの前に立って弾き始めた。
おおおー
エンディングは名曲 「Soup」
思わずイントロに反応し叫んだオレの声は見事に裏返る。
知らず知らずのうちに歌って喉を酷使したんだろうな。
でも 「Soup」 も歌うぞ! -
♪ Ah−AhAh Ah−AhAh Ah−AhAh
この曲 構成がドラマチックで好きだ。
前半は驚くほどピュアで瑞々しく 後半は一転スタジアム級な音になって熱く盛り上がっていく。
歌詞はちょっと切ないけど... -
「Soup」 の演奏が終わるとメンバーは一旦ステージ裏にはけ オレらオーディエンスのアンコールの手拍子に応え再登場。
その際Dのグレンがさっきステージ裏へ引っ込む前に客席に投げ入れたスティックをまた客席から受け取る、といったやり取りがあって メンバーも観客もウケる。
微笑ましいひととき。 -
アンコールでステージに現れた この女子って ひょっとしてニコ?
なんか YouTube の動画よりも えらい大人びたな〜
... 違ってたらすいません。 -
午後9:21. ライブは終わった。
90年代初頭彗星のごとく現れ彗星のごとく去って行った伝説のバンド、ブラインドメロンは死んではいなかった。
安定感のあるメリハリの効いた演奏をバックにトラヴィスのパワフルなVoが胸に突き刺さる。
オリジナルメンバーにしろトラヴィスにしろ 計り知れない苦難を乗り越えひとつになった今だからこそ表現できるものがある。
こういうイベント故の微妙な反応の多い観衆の中でも真摯に自分たちの音楽に取り組んでいた姿勢は本当に素晴らしく感じたし、何よりもクリストファーやブラッドが楽しそうにプレイしてる姿はこっちも観てて心地良くなった。
ステージの冒頭でシャノンの影を引きずってた自分を今は少し恥ずかしく思う。
でも 「Holyman」 演って欲しかったなあ...
あれ演ってたらオレ声潰してるか? -
また雨が降ってきた...
今日の天候を考えるとライブの間 降らなかったのは神がかり的だ。
雨降る中 カーステレオでブラインドメロンをかけながら ライブの余韻に浸りつつ那覇のホテルまで戻る。 -
バテたー
(少々見苦しいショットですがお許しあれ) -
心地良い疲労感の中 就寝。
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那覇滞在3日目 午前6:18. 起床
今日の昼には沖縄を離れるので午前中だけでいいから晴れて欲しいぞ。 -
TVを点けると ASKA逮捕のニュースをやってる。
噂は本当だったんだな。
シャノンみたいにならなきゃいいが... -
午前8:25. 今日は早々にホテルをチェックアウト。
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昨日借りたレンタカーは24H契約なので あと2時間半ほど時間がある。
とりあえず南の海を目指してみる。 -
午前9:38. 糸満市にある名城ビーチに到着...
あれ?
閉まってる... -
ま、こんなこともあるさ。
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さらに南へと走り 街外れの道を進む。
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午前9:49. 具志川城跡に到着。
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謂れを読むと久米島にあった具志川城主が戦に敗れ落城し本島のこの地に逃れ ここに新たに故郷と同じ名前の城を築いたとされる。
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入口から歩くとすぐに城門がある。
狭い城門の端は崖。
岸壁の上の僅かな場所に この城は建っていた。 -
だんだん雨足が強まってきた...
車に避難だな -
梅雨を満喫中...
しばらく車内で雨宿り。 -
5分ほどで雨が上がり 再び城内散策を開始。
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沖縄本島にはたくさん城があるが ここが本島最南端の城。
世界遺産ではないが国指定の史跡だ。 -
三方が断崖絶壁なので ここを落とすのは至難の業。
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石垣には沖縄特有の珊瑚礁石灰岩が使われてる。
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また雨粒が落ちてきた...
こんな天気で こんなマイナーな場所だから滞在中は終始誰とも会うことはなかった。
そろそろ那覇へ戻ろ。 -
往路と同じルートを戻る。
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那覇に近づくと少し晴れてきたが 美ら海は見れんかった...
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午前10:45. レンタカー店に車を返却。
今回はライブが遠く離れた辺野古で しかも夜ということで1日レンタルではなく、午前11:00から翌日の午前11:00までという24Hレンタルをチョイス。
安価の24H借りはスカイレンタカーが抜群の好条件だったので ここで世話になった。 -
午前11:10. 空港まで送ってもらう。
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ターミナル1Fにある空港食堂で沖縄そばを食い沖縄の旅を締める。
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昼12:25. JTA036便にて那覇を発つ。
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ようやく梅雨空から解放された。
那覇滞在中は本当によく雨に遭ったよ。
まあ メインだったライブの時に降られなかったのはツイてたな。
8回目の沖縄の旅 これにて完結。
また来るさー
おしまい -
< おまけ >
♪ ブラインドメロン アルバムレビュー
Blind Melon / Blind Melon
92年にリリースされたデビュー作。
#6、7 といったヒットシングルが生まれアルバムは400万枚のセールスを記録、一躍彼らをスターダムにのし上げることになる。
内容はオルタナの要素もあるが70年代ロックの雰囲気が濃い。
ツェッペリンフォロワー的なハードロックをベースにファンク、カントリー、ブルースの要素が切れ味鋭いシャノンのVoに絡んでいく。
お気に入りは#4、10、12
Nico / Blind Melon
シャノンが亡くなった翌年96年にリリースされた未発表曲 (カバーを含む) と既に発表された曲の別バージョン集。
ファンの多くがバンドの終焉を感じ取ったであろう作品だ。
ベストトラックは文句なしの#3、ただ おどろおどろしい#8もいい。
エンディングの#13はシャノンがクリストファーの留守電に吹き込んだ弾き語りの音源がそのまま収録されている。
ただ その演奏は留守電のため途中で切れてしまう。
まるでシャノンの人生のように...
左に写ってるTシャツはステージから投げ込まれオレが左手一本でキャッチしたもの。
ただ対象がUS兵だからサイズがでけー
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