2014/06/06 - 2014/06/06
26位(同エリア102件中)
ベームさん
6/6(金)、12日目。
二泊三日でブルゴーニュ地方へ出かけます。
ディジョンに二泊し今日はディジョンから日帰りでワインの町ボーヌへ行きました。
ブルゴーニュ地方はワインの名産地で、ボーヌはその中心です。毎年11月にはワインの競りが行われ世界中からワイン業者が集まります。「栄光の3日間」というそうです。
もう一つボーヌの自慢はオテル・デュー、昔の施療院です。
各地にある同種の施療院の内で最も古く立派なものだそうです。今は博物館になっていますがロジェ・ヴァイデンの「最後の審判」の多面衝立画が見ものです。
写真はオテル・デューにあるタピスリー「千の花/ミル・フルール」。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ボーヌ。地図下。
人口2万3千人。
11世紀にディジョンに移るまでブルゴーニュ公の居所でした。 -
朝のパリ・ベルシー駅。
あまり利用することのない駅です。リヨン駅の近くにあり補完し合っているようです。 -
ベルシー発7:38。ディジョン着10:34。
当初予定ではリヨン駅発7:11のTGVでディジョン駅着8:43でしたが座席指定が取れませんでした。したがってディジョンでの時間が2時間ほど少なくなりました。
TGVの全席座席指定というのは旅行者にとって不便です。ドイツのICEみたいに指定が入った座席以外は自由席というのがいいですね。 -
ICEでは万一満席でも通路に立つことが出来ます。
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ブルゴーニュ地方の景色。
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トゥヌール駅を通過するとき丘の上に見えた教会。
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ディジョン駅前。
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ホテルは駅から数分のオテル・ド・パリ、名前は豪華です。
ホテルに寄り荷物を預け一時間ほど近くを歩きました。
ボーヌ行は11:40です。 -
ボーヌ着11:59。ディジョンからたったの19分。
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ボーヌ駅。
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城壁跡。
駅から1944年9月8日通り、ジュール・フェリー通りを行きます。フランスでは通りの名前に歴史的出来事があった日をつけることがよくあります。
この日はおそらくパリがドイツ軍の手から解放されて(8月25日)ド・ゴール将軍がパリに入城し臨時政府を樹立した日に関係があるのだと思います。 -
市街を囲む城壁。
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ジュール・フェリー通り。
城壁の外側の道です。 -
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ワイン専門店があちこちにあります。
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アルザス通りに曲がります。旧市街地です。
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カルノ広場。ボーヌの中心です。
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さすがワインの町、ワイン専門店が沢山あります。
突然カメラの調子がおかしくなりました。友人から借りた使い慣れないカメラで、変な所をいじったようです。しばらく映りの悪い写真が続きます。 -
ワイン市場。
ワインを買う観光客に人気があるようですが私は買うつもりはないので。ワインと名が付けば何でもよい私には、ボーヌもボルドーも猫に小判です。 -
オテル・デュー/神の館。
ボーヌで一番の見どころです。 -
オテルとは旅館のほかに公共建築物、館の意味があり、オテル・ド・ヴィルと言えば市役所のことです。
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ここら辺りから写真の色が白っぽくなりました。
友人から借りたカメラで分からないままどこかを弄ってしまったのかも知れません。 -
1443年にブルゴーニュ公の宰相ロランにより施療院として造られました。
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オテル・デュー入り口。
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中庭。
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中庭を取り囲む屋根の色彩が素晴らしい。
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素晴らしい屋根の色彩を再現できなくて残念です。
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多色のスレートを使った幾何学模様の屋根。
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ブルゴーニュ地方の屋根に多く見られるブルゴーニュ風文様。
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病棟。
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15世紀当時のままです。
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施療を受けている患者さん。勿論人形です。
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天井。
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ニコラ・ロラン。
この顔に見覚えがありませんか。 -
ルーヴル美術館にあるファン・エイクの「宰相ロランの聖母」のあのロランです。ロランがいかに金と権勢のある人物だったかが分かります。
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礼拝堂。
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全体の模型。
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厨房。
当時の再現。 -
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展示物。
タピスリー。 -
暖炉ですね。薪を焚いて燻すのは勿体ない。
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壁掛け「ミル・フルール/千の花」。
16世紀。
これもオテル・デューの至宝です。 -
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織り込まれているおびただしい数の草花。
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栞をスキャンしました。
馬の前足が切り落とされています。何を意味しているのでしょう。 -
ロジェ・ヴァイデン作「最後の審判」の衝立画。
1450年頃の作。縦2.15m、横5.6mの大きなものです。
オテル・デューの至宝。 -
中央上はキリスト、下は大天使ミカエルで魂の公正さを量る天秤を持っています。
こういう4枚以上のパネルから成る衝立状の宗教画をポリプティックと言うそうです。祭壇の後方に置かれます。 -
死者を天国行きと地獄行きに振り分けています。
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向って左部分。
天国へ導かれる人々。 -
右部分。
地獄へ落とされる人々。 -
WEBより。
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オテル・デューを出て街を歩きます。
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カルノ広場に面するレストランでボーヌに来たからにはとボーヌワインを飲みました。
でも私にとってどこのワインも一緒です。日本のワインもフランスのワインもドイツのワインも区別がつかないのですから。 -
街角。
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ノートルダム教会。
12世紀初頭。 -
以下ノートルダム教会です。
身廊。 -
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童子みたいです。
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主祭壇。
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側廊。
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綺麗な教会でした。
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ピエタ。
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ノートルダム教会後部。
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ノートルダム通り。
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西洋人の団体が楽しそうに乗っています。
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モンジュ広場。
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木立の中の像はガスパール・モンジュ。
ボーヌ生まれの数学者。 -
ロレーヌ通り。
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北の方に歩いています。
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市庁舎です。
17世紀の元修道院。 -
旧市街地の北端サン・ニコラ門。
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何やら人の出入りする教会風の建物が有ります。
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ブルゴーニュ戦争遺産保護協会による1944年6月6日の展示会。
私が恐る恐る中を覗くと軍服を着たオジサンが両手を広げて歓迎してくれました。 -
中に入ると兵隊さんの人形。
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ド・ゴールさんの写真。
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そう、今日は第2次世界大戦で連合軍によるノルマンディー上陸作戦が開始された日なのです。テレビも数日前からその関連放送を盛んにやっていました。
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もっとも上陸作戦はアメリカ、イギリス、カナダなどの軍隊が主力で、フランスはド・ゴールがイギリスから本土のレジスタントに向かって一生懸命檄を飛ばしていました。
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ディジョンに戻るべく駅に向かいます。
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暑い日差しの中街は眠っています。
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民家の屋根もブルゴーニュ風。
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ボーヌ発15:28のTERでディジョンに戻りました。
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