コンスタンス・ハラヴェリ 1. ダブルストレイ・ビーチヴィラ編

2014/07/05 - 2014/07/11

今年もモルディブに行ってきました!

まだまだ子供たちも小さいので、緊急時を考えて
・日本人スタッフがいる
・リゾートに医師が常駐
・マーレから(比較的)近い
という条件を満たす「コンスタンス・ハラヴェリ」に決定。

モルディブ1長い桟橋を持つ事で有名なハラヴェリですが、ビーチヴィラ派の我々は、「ダブルストレイ・ビーチヴィラ」を予約。
去年とは、ちょっと違ったモルディブの魅力を堪能してきました!

エリア アリ環礁(モルディブ)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 船 飛行機
• 航空会社: シンガポール航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

今年もモルディブにやってきましたぁぁ!
この滑走路を歩く感じが好きです。
狭い機内から、一気に解放されるというか、モルディブに来たぞ!って感じがしますね〜

到着口に現地手配会社の現地スタッフが待っていてくれて、色々と手配してくれます。
日本人の方でした。
ここに日本人がいるのも、日本語を話せる人がいるのも当たり前になってきましたね。

今回も、緊急時に困らないように、リゾートに日本人スタッフがいる事を重視しましたが、ここのスタッフも連絡先を渡してくれるので緊急時は日本語で相談できるのですよね。
次からはリゾートの日本人スタッフはいなくていいかも。海外旅行保険でも、日本語で相談できるサービスがあるし。

これでモルディブは4回目になりますが、過去3回は全て、マーレからボートで行けるリゾートでした。
今回のリゾート、「コンスタンス・ハラヴェリ」へは、マーレから水上飛行機で向かいます。

コンスタンスのバスに乗り、水上飛行機のターミナルへ。
バスは、先ほど着陸した滑走路をぐるりと回ります。
滑走路との間にフェンスがなかったりするけど、いいんだろうか…。

5分ほどで水上飛行機のターミナルに到着。
初めての水上飛行機、どんな感じなんだろう。

コンスタンスのラウンジは、一番奥。
隣はヴァイスロイでした。
モルディブにヴァイスロイができると聞いた時は、「あのバリのヴァイスロイがモルディブに進出したのか〜」と思ったのですが、どうも全然関係ないようですね。

ラウンジの中でしばし待ちます。
ちょっと狭めですが、グループごとにカーテンで区切られているので、変な緊張感はありません。
待っている間に、チェックインの手続きをしてくれます。

短い時間なのでいいですが、あまり快適な空間ではないですね。
狭いのもそうですが、古い建物を無理やりオシャレにしようとしている感じかな。

軽食も準備されていますが、手をつけませんでした。
水上飛行機は揺れるイメージがあったので、あまりお腹にモノが入っているとアレかと…。

30分も待たなかったと思います。
スタッフの呼ばれ、ラウンジにいた全員がゾロゾロ出ていきます。
ここが水上飛行機の発着場ですね。

「船が飛ぶわけないじゃん!パパウソつきだ〜」
と言っていた長男君。
「ホントに船の飛行機だ!」
と目を丸くさせています。
かわいい奴め。

モルディブの水上飛行機は、「モルディビアン・エア・タクシー」と、この「トランス・モルディビアン・エアウェイズ」の2つがあります。
どっちがいいとかはよくわかりませんが…。

係員が「お前乗れ」「次はお前だ」って感じで指示します。
体重のバランスがあるので、好きな席に座るというわけにはいきません。

ママは子供たちの隣にしてくれましたが、私は離れた席になってしまいました。
「ファミリーだから近くにしてくれ」と言いましたが、ダメだと言われてしまいました。
安全運航のためだから、仕方ないか。

そんな事より…、暑い!
とにかく暑い!
どうやら動き出さないと空調が入らないらしく、蒸し風呂のような暑さ。
みんな席に用意されている「安全のしおり」みたいなやつでパタパタとあおいでいます。
早く出発してくれ〜

いよいよ動き出しました。
まずは水の上をざざざ〜と走って(?)いきます。

そして…、離水!
おぉ〜!ホントに飛んだ!(当たり前ですが)

コンスタンス・ハラヴェリまでは、およそ20分。
空港のある北マーレ環礁の西隣、アリ環礁の一番東なので、かなり近いです。

こういう美しい島々を上空から眺められるのが水上飛行機の良さ。
この景色を楽しみにしていました。

…で、飛行機が動き出してから、空調が効いてきましたが、う〜ん、あんまり涼しくならない…。

これはゴミ焼却場でしょうか?
皆さん、モルディブに来たら、ゴミは持って帰りましょう。
特に不燃ゴミは絶対!です。

外洋に出ました。
島はなくなり、濃い青色の海が広がるだけです。

また島が見えてきました。
どうやらアリ環礁についたようです。

そして、飛行機は高度を落とし始めます。
あれ、まだあんまり「美しい島々」って感じの景色をあんまり見ていないけど…。
それもそのはず、空港のあるフルレ島は、北マーレ環礁の一番南。南北に細長い環礁なので、ハラヴェリのある西側に進むとすぐに外洋に出てしまいます。
そしてハラヴェリはアリ環礁の一番東なので、航路のほとんどが外洋の上空なのでした。う〜ん、残念。

そして、着水!
勢いよくいきすぎて、大きくバウンドしました。びっくり!

初めての水上飛行機、暑さを除けばかなり快適でした。
心配していた揺れもほとんどなく、総合的に評価すればボートよりイイんじゃないでしょうか。
天候によっては揺れる事もあるでしょうが、それはボートも同じ。
ただ、水上飛行機は荒天時に欠航になりやすいので、旅行の日程に狂いが出やすいです。

着水した飛行機が目指すのは…
あ、あそこに降りるの!?

完全に海に浮いているので、けっこう揺れます。
落ちた人とかいないのかな…

すぐに船へ乗り換えます。
モルディブ伝統のドーニという船です。
モルディブっぽくていいなぁ〜

ゲストは全員船に乗り込ましたが、荷物の積み込み待ちでしばらく待機。
停泊中の船は、上下にゆっくり揺れます。
長く乗っていると酔いそう。
あの〜、荷物は別の船にするとか、できませんかね?

ようやく動き出した船から、水上飛行機を眺めます。
水上飛行機、好きです。

島はすぐそこですが、船はぐるっと回り込んでアライバルジェッティへ向かいます。
モルディブの島は、ハウスリーフに囲まれているので、決まった箇所からしか船は入れないのですよね。
でも、船からこれから滞在する島を眺めるこの時間、結構好きです。

いよいよ上陸!
スタッフが出迎えてくれます。
サングラスをかけた大柄な白人男性、すごいGMっぽい感じだな、と思ったらやっぱりGMでした。

我々は日本人スタッフのマキさんが担当してくれます。

このジェッティ、2段になっているのがおもしろいですね。
下の段は、主にカートが通ります。
アライバルジェッティには、物資運搬用の船も来ますので、その時にはこのトラックみたいなカートが荷物を受け取りにきます。

もうチェックインの手続は済んでいるので、すぐにカートに乗り込みます。
島内を案内してもらいながら我々のヴィラへ向かいます。

着きました!ヴィラNO.7!

と、思いきやこれはヴィラNOを示しているのではなく、木の種類を示しています。
7番はココナッツの木。
ヴィラの中に、ネイチャーガイドの冊子があって、どの番号が何の木かがわかります。
番号でなく、木の名前を書いておけばいいのに。

さて、これがヴィラの入り口です。
「ダブルストレイ・ビーチヴィラ」レストラン等のパブリックスペース地帯に近く、いい位置ですね。

ヴィラNOは、ここに書いてありました。
さっきのココナッツツリーの前にあったNO7の表示は、隣にあるNO6のヴィラの前にあります。
非常にややこしいです。

扉の右側にある目のマークは、ドンディス札(do not disturb)です。
ひっくり返すと…

こうなります。

扉を開けてヴィラの敷地に入ります。
まずはプライベートプールが目に飛び込んできます。

逆から見たところ。
プールのあるあたりは、バスタブや洗面所等の水回りがまとまったスペースになっています。
あとでまとめてご紹介します。

ヴィラの全景。
今回は、ビーチヴィラの2階建てという所にこだわってみました。
水上ヴィラよりはビーチヴィラ派の我々ですが、ビーチヴィラは景観が確保しにくいという弱点があります。

ビーチヴィラは、名前の通りビーチに建っているヴィラですが、ビーチとヴィラの間に植え込みや木などがあって目隠しされているのが一般的です。
我々としては、目隠しなんぞしなくていいので、ヴィラからビーチと海が見えて欲しいのですが、なかなかそういうヴィラがないのです。
2階建てのヴィラならば、2階から海がきれいに見えるのではないか、と考えました。

では、ヴィラの中をご紹介します。
ここが玄関のようです。
他にも2か所出入りできる扉がありますが、ここだけがオートロックでした。
??なんだかよくわからない仕様です。

これぞホントの亀の甲たわし!
掃除用具じゃありませんよ。
足についた砂を落とすためにあります。
シックスセンシズ系リゾートは、これがハリネズミなんですよね。
去年のギリ・ランカンフシもそうでした。

玄関を入ると、ベッドがど〜ん!
葉っぱで作った「WELCOME」がお出迎えです。

ベッドのマットは固めで、寝心地がよかったです。
ヘッドボードには、小さいですがデスクになっています。
電源もあるので、充電系はここでやりました。

ヴィラの空調は注意が必要です。
扉を1つでも開けっ放しにしていると、数分後に空調が切れてしまいます。
もう一度起動するには、扉を全て閉めてからつけ直さなくてはいけません。
ちとめんどくさいですが、節電対策なのかな?
小さな島なんで、仕方ないですよね。

ベッドの向こう側にも外へ出る扉があり、その外はテラスになっています。
ビーチは、こちら側にあります。

そうそう、このテレビが優れもの。
レストランのメニューや、イベントの予定、スパのメニューなんかを見る事ができます。
映画やテレビも見られますし、DVDやCDも再生できます。
パソコンとしても使えるので、インターネットもできますよ。

あ、自前の端末を持ってくれば、フリーのWifiもつながります。
速度はすっごい遅いですが、そもそもこんな海ばっかりの所でつながる事自体がすごいですよね。

ベッドの裏側にある扉を抜けると、ミニバーと2階へ上がる階段があります。
その先はバスルームですね。

Dilmaの紅茶とネスプレッソは、コンプリメンタリーです。
ミネラルウォーターは、十分な量が用意されているし、使った分はすぐ補充してくれるので、困る事はありませんでした。

ミニバーの反対側のスペースは、クローゼットになっています。
特別大きくはないスペースだけど、十分だと思います。
もし収納が足りなければ、2階にもあります。

バスルームは屋外。
かなりカッコいいのでお気に入りです。

右側にシャワーブース。
レインシャワーとハンドシャワーの両方があるのはありがたいです。
ただし水圧は弱め。
シャンプー類の位置が妙に高く、最初は気づきませんでした。

この反対側には、トイレがあります。

プールはさっき見ましたね。
奥の屋根の下は、実はバスタブです。

水温は冷たすぎず、「入ると寒いし、出ると暑い」みたいな変なジレンマがないのが嬉しいです。
手前が階段になっているので、子供でも入りやすく、毎日のように入りました。

このデッキチェアは一度も使わなかったな。
どうせならビーチ側を使いますよね。

実はバスタブはほとんど使いませんでした。
なんか、バスタブまでのこの妙な距離が嫌で…。
バスタブから出た後足も汚れちゃうだろうし。

プールとバスタブは、隣同士です。
プールに入る時はお湯を張っておいて、終わったらバスタブのお湯につかる、という使い方が便利でした。

かなりでかめ。
家族4人で入っても大丈夫。(だった気がする)

続いて2階を見ていきましょう〜

階段を登り切ったところに、またバスルームが。
ここにはバスタブはなく、シャワーブースと…。

洗面所、トイレ。
狭いけど、セカンドバスルームだからね。これで十分。

そしてバスルームの反対側にあるのは…。
あれっ??

ホームページの写真だと、ここにはデイベッドとダイニングテーブルがあったんだけど…。
子供たちはまだ小さくて添い寝するつもりだから、セカンドベッドルームはいらないんだけど…。

2階のデイベッドから海を眺めてぐだぐだするつもりだったんだけどなぁ…。
まぁベッドでもいいか。

文句はこれくらいにして、部屋紹介に戻ります。
2階にもテレビはあります。機能は全く同じ。
子供用のアニメ映画なんかもあるので重宝しました。

収納も十分。
こっちのヘッドボードにはデスクがありませんでした。

むぅ…、完全にファミリー用の2ベッドルームヴィラだな。
最近ファミリーが増えているモルディブだから、2階をセカンドベッドルームに改装したのかな。
もう少し子供たちが大きくなって、別々に寝られるようになってから来た方がよかったかも。

…と、また文句が出てしまいました。

2階のテラスです。
室内にデイベッドがなかったのは残念ですが、ここに大きなソファがあるのでまぁいいでしょう。(偉そう)

きっとこのテラスからは、海がきれいに見えるに違いない、と思っていましたが…

高いココナッツツリーの合間から、ちょっとだけ見えます。
ん〜、惜しいっ!

ヴィラによっては、もうちょっと大きく見えそうな気がします。
それでもこのテラスは優秀なくつろぎスペースでした。

子供が昼寝している間、ここで少しのんびりできました。
なかなか居心地はいいですが、上にファンがついていればもっとよかった。
モルディブは陽射しは強いですが、日蔭に入ってしまえば割と涼しいので、ファンさえあれば冷房が入っていなくても快適なのです。

2階テラスから庭を見てみます。
ヴィラ内部以外にも、これだけ広いスペースを使えるというのが、ビーチヴィラの魅力。
シッティングスペースがたっくさんありますね〜

柵の間には謎のアクリル板が。
これはいらないと思うけど…、誰か落ちたりしたのか?

ここから、らせん階段で下へ降りる事ができます。
これのおかげで、2階テラスへのアクセスが良くなっています。
2階も1階も、くつろぎスペース盛りだくさんで選び放題です!

さて、また1階のテラスに戻ってきました。
この角度から見るヴィラがカッコイイのですよ。
らせん階段がいい味出してますよね。

座り心地のいいデッキチェア。
ここのタオルは基本的に替えてくれません。
でもここはモルディブですからね。
過度なサービスを求めると環境負担が大きくなる可能性があります。
濡れた時くらいは替えてほしいけど、それ以外は別にいいや〜

このハンモック、なかなかいいです。
木陰にあるので、寝てても暑くならないです。

ここにもシャワーがあるけど、結局使いませんでした。
ここを使わなくても、バスルームが屋外で直接アクセスできるので、そっちを使っちゃいますね。

ビーチへ行ってみましょう。
濃い緑で覆われています。
ビーチからは、ヴィラの様子が見えないようになっています。
個人的には、ヴィラの様子は丸見えでも構わないので、ヴィラからビーチが見たいですね。

木のトンネル。向こうに海が見えます。
この感じ、大好きです。

ヴィラ前のビーチです。
沖にまだ、我々の乗ってきた水上飛行機が停泊していました。

ミルキーなブルーに癒されます。
この南側の海には、ハウスリーフの手前ぐらいに消波ブロックがぐるりと設置されています。
行く前には厭だな〜と思っていましたが、実際見るとあまり気になりませんでした。

次回に続きます。

この旅行記へのコメント （2）

• あいぼんさん 2014/08/01 22:47:16

  おかえりなさい

  suzuqさん
  
  ついに行ってきましたね！
  
  てっきり水上ヴィラだと思っていたので、
  まさかのビーチヴィラには驚きましたが、
  水上ヴィラとはまた違ったハラヴェリの姿を
  見せていただいて興味津々でした。
  
  我が家も次モルディブに行くならビーコテが
  いいかなと思ってますが、
  おっしゃる通り、部屋から海が見えるところって
  なかなかなさそうですね。
  
  それにしてもうっとりするぐらいきれいな海！
  お天気にも恵まれたようで、よかったですね。

  suzuqさん からの返信 2014/08/03 21:43:45

  RE: おかえりなさい

  あいぼんさん
  
  ついに行ってきましたよ!
  ビーチヴィラ、驚きでしたか。
  確かにアジア人は水上を選ぶ事が多いみたいで、島内はヨーロピアンばかりでした。それもファミリーばかり。
  水上はアジア人のハネムーナーばかりじゃなかったですか?
  そんな雰囲気の違いも、またおもしろく感じました。
  
  ビーチヴィラから海が見える所、探し求めているのですよ。
  一応、今回もプライバシーなんてなくてもいいから、海が見えるヴィラがいいとリクエストしていたのですが、そもそもそんなヴィラはないみたいですね。
  ブローシャーやwebサイトの写真を見ると、きれいに海が見えていたりしても、実際はそんな事なかったりもします。
  
  お天気ですが、最初はまぁまぁよかったのですが、後半崩れたんです…。
  我々、これで4回目のモルディブになりますが、ずっと天気が良かった事ってないんですよ。
  雨期ばかりに行っているから当たり前かもしれませんが。
  一度、乾季に行ってみたいものです。
  高くなっちゃうし、そんな時期に長い休みも取れないから、なかなか難しいですけどね…。
  
  私にしては珍しく旅行記を分割したので、次は水上エリアも登場します。
  よかったら見てくださいね。