2014/04/10 - 2014/04/10
13位(同エリア42件中)
ツッチーさん
2014年3月後半から、西アフリカのナイジェリア〜ベナン〜トーゴ〜ガーナ〜ブルキナファソ〜マリを巡ってきました♪
全体の日程はこちら→http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=34366697
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【18日目】
バンディアガラの町から東25kmほどに、高さ120-150mの断崖が150kmも続く「バンディアガラの断崖」がある。
その断崖下にへばりつくように、ドゴン族と呼ばれる民族が暮らす多数の集落が点在し、独特の景観有している。
1989年に世界遺産に登録されている。
【D18の交通】--------------------
・バンディアガラ-ドゥ-ル-(バイタク25km,5500CFA≒1020円)
レート:マリ、1CFA=0.185円。(西アフリカ諸国中央銀行 共通通貨)
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旅行者は、断崖沿いの点在する村々をトレッキングしながら巡ることができる。又は、ロバ車やバイクで巡ることもできる。
(ドゴン族は、独自文化を持ち、独特な仮面祭り(踊り)などでも知られている。)
「ガイドを付ける必要がある」と書かれているガイドブックもあるが(ガイド代は非常に高価)、実際はフリーで観光することができるようで、多くのバックパッカーはフリーで観光している。
宿泊施設のある集落も多く、普通は2泊3日程度で巡る場合が多く、長めだと5泊6日とかで巡る人もいる。
■ 主なトレッキングルートは2つ
1.最南部のカニコボレKani-komboreからドゥールーDourouまでのルート。
2.ドゥールーDourouから北部のサンガSangaまでのルート。
1、2共にバンディアガラの町から普通は2泊3日のトレッキング。
中には1〜2の全てを巡るトレッカーもいるが、その場合は4泊又は5泊が普通みたい。
今回は、2のバンディアガラの町からドゥールー〜サンガのコースを計画しました。 -
朝、バンディアガラの安宿「オーベルジュ・カンサイ」から見た日の出。
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宿からの風景。
体調は、相変わらず良くはないが、悪化もしていない感じ。
一応、予定通りドゴン族の暮らす「バンディアガラの断崖」へ行ってみよう。
万一、状態が悪化したらバイクで戻ってくることも視野に入れながら出発。 -
バイクは昨日予約していないので、今から探します。
08:40
昨日、乗合Taxiが着いた所まで来てバイク代の交渉。
ドゥールー迄、8,000CFAとか、11,000CFAとか高い。 -
と、丁度昨日売り込みのあったバイタクの人と会った。
7,500CFA→6,000CFA→5,500CFAで交渉成立。 -
9時頃、ドゥールーに向けて出発。
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バンディアガラの町を出ると、すぐに地道になった。
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石道もあったり。
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周囲は岩盤状になってきた。すごい光景だ。
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所々人々がいる。
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こんな所にも住んでいるんだ。水はどうしてるんだろう?
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ごつごつした岩盤にまたなってきた。
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こんな所にも人がいた。
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井戸だ。
ここは「バンディアガラの断崖」の断崖の上の方にあたるが、こんな所でも井戸が出るんだ。 -
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1時間ちょっとでドゥールーの村に着いた。
・バンディアガラ0900-ドウ−ル−1010(バイタク25km,5500CFA≒1020円)
別のバイタクが寄って来た。ここからノンボリ村まで6,000CFAで行くと。距離は6kmらしい。
ここからは歩きのつもりなのでパス。 -
歩いて行く場合は、ドゥールーの村を抜けてショートカットしてノンボリの村に行けるらしい。
バイク道だと6kmでも、歩きだと3kmだろうか?
10:25
ドゥールーの村へ向かう。目の前には大きな岩盤、これを登りきるとドゥールー村に着く。 -
ドゥールー村を抜けて行く。
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独特の形をしたドゴン族の建物。でも小さいのは・・・人が住むんじゃなく倉庫とかの利用らしいが、倉庫にしても変な形。
道は・・・、村中のどの道を行けばいいのか不明なので、村人に「ノンボリはどっち?」と何回も聞きながら、言葉は解らないので指差す方向へ進む。 -
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ドゴンの特徴的な家々を眺めながら抜けて行く。
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10:45 およそ20分でドウ-ル-村を抜けた。
「バンディアガラの断崖」の上を進んでいくが、岩盤状態なので足跡が解り難い場所が多々あり。
着いてくる村の子供たちに教えてもらいながら歩いていきます。 -
11:25
子供たちが「あの人はノンボリの人だよ」と教えてくれた。 -
前を行くノンボリの老夫婦にくっついていく。
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流石に地元の人、老夫婦はスタスタと結構歩くのが早い。着いていくのが精一杯。
見失って迷子になったら大変だ。 -
11:39
崖を下る所についた。「バンディアガラの断崖」の断崖の割れ目に人が降りれるルートがあるようだ。
それにしてもスゴイ眺めだ。 -
この下り道でもスタスタ老夫婦は降りていく。必死に追いかける。
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岩の間から下界が見えた。下界は殆ど砂漠状の土地みたいだ。
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だいぶ降りてきた。
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12:12
およそ30分ちょっとで崖を下り終えた。 -
必死に老夫婦に付いて下りてきたが、もう限界。身体が鉛のように重い。
目の前には、砂防のための柵があったりするので、ひょっとしたらノンボリ村は直ぐ近くかも知れないが。
大きな木の根っこに横たわって少し寝ることにした。
どうやら2時間近く歩いたことで、体調が一気に悪くなった感じがする。 -
12:44
30分ほど休憩して、まだ体調は変だけど、とりあえずノンボリ村へ向かう。 -
12:50
と、直ぐに着いた。崖下が殆ど村の外れってとこだったんだ。
村に着いて、宿もすぐに見つかった。
その時には、体調は最悪状態。座ってるだけでも辛い。
宿の人に体調が悪いことを訴えて、寝かしてもらうことにした。
宿の人は大変気を使ってくれ、とても親切にして頂き大感謝。
食事を尋ねられたので、無理しても食べようとお願いしたが、運ばれた食事を口することが出来なかった。僅かに暖かいスープを少し飲めただけ。最悪の体調だ。
食事すら採れない状態を見かねて、寝床を用意してくれた。
倒れ込むように寝ころんだ。寝心地がよく熟睡してしまった。
日没前に一度目が覚めて、シャワーを浴びた・・・バケツの水だけと、身体を洗うと気持ちよかった。その後また直ぐに寝た。 -
【19日目】
マリ・バンディアガラの断崖「ドゴン族のノンボリ村の宿」・・・外観。
朝6時過ぎに目が覚めた。多分14時間くらいは寝たであろうか。
体調はまだまだだけど、少しは回復した感じがする。
宿の写真を撮ったり、早朝の宿近辺を少し散歩してみた。 -
着いた時に倒れこんだ場所。ビニールシートが敷いてあった。
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マリ・バンディアガラの断崖「ドゴン族のノンボリ村の宿」・・・寝床、ここで寝た。
【価格】1,000CFA(約190円)。*飛込みで利用。
【設備】屋外にマットを敷いて、寝床を用意してくれた。
バケツ・シャワー、トイレはポットン式。
【場所】ドゥールーから、ノンボリ村に入った左手の民家。
【評価】★★★★☆ (1泊)
コメント
・体調激不調で転がり込んだ宿。大変気を使ってくれ、親切にして頂き大感謝。
・村の何も無い宿だが、いざ寝てみると気持ちよかった。
・食事2,000CFA、サラダ1,000CFA、コーラ500CFA。 -
マリ・バンディアガラの断崖「ドゴン族のノンボリ村の宿」
トイレとバケツ・シャワー・・・石垣の中。
*ここの宿は・・・
着いた時は、30-40m崖寄りを案内されたが、歩き出すと坂が辛くって、ここでいいですと言って泊めてもらった。
よって、本来の宿が崖寄りにあるのかも知れません。 -
マリ・バンディアガラの断崖「ドゴン族のノンボリ村の宿」・・・中庭。
*お礼に、抗マラリア予防薬とスタンバイ治療薬を1箱ずつ差し上げたら、即座にみんなで食い入る様に説明書を読んでいた。
持参した医薬品は2年前に購入して、有効期限が切れかかっているもの。その点をお詫びして、それでもよければと提供したが、非常に感謝された。
やはり、現地の人にとっては、抗マラリア医薬品は価格的にも簡単に買える代物ではないみたいだ。(アフリカでは、マラリアで毎年約50万人もの死者が出ている。多くは医薬品を購入できないのが原因らしい。)
持ってきたコーラナッツも自分で村々を廻れる体力が無いため、村の老人分けて下さいと半分差し上げた。
**ノンボリの宿…4軒ほどあるみたい↓
http://www.dogoncountry.com/category/menu/villages-accommodation/nombouri/
泊まった宿は、4軒の中で最初に記載されている「Chez Korka Guindo」と思います。 -
宿の周囲の様子。
背後には「バンディアガラの断崖」がそびえてる。 -
断崖のキワまでいくと、村の守り神やら色んなものが見えるが、登り道になるので、今の自分にはとても行けないのが残念。
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村には井戸がところ所にある。
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宿の周囲の様子。
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宿の周囲の様子。
ドゴンの生活水は全て井戸水だ。
この村では手動のポンプで汲みあげることができるが、まだまだ多くの村では手汲みの井戸もあった。 -
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水汲みは子供の仕事。アフリカ各地の光景だ。
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村の奥、断崖のふもとまで行ってみたかった〜。
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体調はまだまだだけど、バイクでなら動けそうなので、予定通り出発することにします。
バイクは宿の人がガイド兼任で運転してくれることになった。これにも感謝!
*ノンボリ村からバナニ村まで、断崖や集落を眺めながら移動します。
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