2013/12/03 - 2013/12/04
192位(同エリア589件中)
アリヤンさん
きのう裁断を終えたので、今日から法衣作成開始です。
ミシンがないので、近くのヘンプ・ギャラリーのヘンプ製品制作工房室のミシンを借ります。
レークサイドの宿の人たちはよく「ダムサイドではドラッグが嗜まれており、雰囲気がよくないヨ」などと言っている。
ダムサイドに住んで随分となるが、身の回りではドラッグなどの話も影もカタチも見たことはありません。
ワタクシたちやポカラ在住の日本人女性のサロンとなっている「ヘンプ(=大麻生地)・ギャラリー」でも、ヒッピー時代のあのナツカシ?の大麻などは全く出てきません。
ま、大麻が自生しているようなところだから、ソレを求める者にとってはその気になれば、、、だが、ここネパールでも大麻を吸ったりするのは違法となっています。
「マダ、ドラッグがはびこっている」というのはレークサイド側の観光業者のなんらかの陰謀ではなかろうか?
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
今朝6時台のヒマラヤ眺望。
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かなり西に外れたダウラギリ峰も見えています。
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中央の「神の山」=マチャプチャレ(6,900メートル)の東に陣取るアンアプルナ各峰も朝日に映えています。
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今日のように比較的クッキリとした空気が支配する朝は珍しいくらいです。
ポカラの町に住んでいる冥利につきます。 -
ポカラのダムサイドのホテル街は、修学旅行の子供たちや大学生たちのツアー・バスで毎日賑わっています。
2つとなりのホテルには毎日のように学生さんたちを乗せた大型バスが乗り付けては、毎朝のように出ていきます。 -
最近のワタクシたちは毎朝6時には起き出し、10時ころにはヘンプ・ギャラリーに出かけています。
パートナーがギャラリーのミシンを借りてワールド・ピース・パゴダのお坊さんの作務衣を制作しているからです。
ワタクシは、その通訳兼ボディガード?のようなものです。
写真はフェワ湖湖畔のレストラン。
日本食堂・アニール・モモの対面にある「The Fisherman's Cafe, Lake View Terrace」で、手の届きそうなところにフェワ湖の湖面があり、ネパール式モモ(餃子or焼売)が美味しい、ワタクシたちの行きつけのレストラン。 -
ヘンプ・ギャラリーは不思議なところで、ポカラ在住の邦人女性が毎日のように集うところです。
ここの常連さんで今やみんなで手芸教室をやってるような状態となっています。
各々が得意な手芸をお互いに交換教授しているのです。
このような手芸サロンではパートナーが俄然その頭角を現す場となるのです。
どんな奥様連中かといえば、例えば、ボランティアでやってきていた邦人夫婦の奥さん、山好きでやってきた邦人夫婦の奥さん、などです。
ここのヘンプ・ギャラリーは中々歴史があって、最初は日本人が始めて、今はネパール人が経営しているところです。
ネパールの伝統繊維産業であったヘンプ(大麻生地製品)を扱うギャラリーのアイデアは日本人が考え、ヘンプ関連製品を置く、という条件で引き継いだらしい。 -
イチオシ
ギャラリーのオーナー兄弟の奥さんが、非常に良い人で、その人柄ゆえに邦人女性が集まってきている、ようです。
さらに、日本ではヘンプ製品は隠れたファンが多いらしく、日本からの製品買い付けにも日本人が時々やってきます。
このように、ギャラリーとはこのような雰囲気なものでしょう。 -
ヘンプ製品扱いショップだけではなく、入山許可証用のインスタント写真撮影&販売もやっています。
今朝も、ある外人青年が写真を撮って欲しいと入ってきました。
ちょうどワタクシがこの看板の前に居たので、このお客さんをお店に連れて行き、「ホラ、写真のお客さんだよ~」とサロンにタムロする女性たちに声をかけると、それまでペチャクチャおしゃべりをしていたお隣の太った奥さんがシャッと立ち上がり、走って自分の家にデジカメを取りに帰った。
写真のお客さんは何のことかわからず「まだあ~~?」とイライラしています。
ワタクシが「今、カメラを取りに行っていますから、お店のヘンプ製品でも見て回っていてください。しばらくのご辛抱をお願いします」ってな具合でお客さんを引き止めておきます。
となりのおばさんがデジカメを持ってきて、ギャラリーの奥さんが写真撮影をします。お隣のおばさんはお客さんの後ろに白い布をもって立ちます。
それぞれがそれぞれの役目が決まっていて、その連携がとても滑稽なので、笑ってしまいます。
ギャラリーにはデジ写真の小型プリンターがあって、すぐにプリンターで写真を精製する、というわけです。
ギャラリーのお隣が入山許可証発行所&ツーリスト・インフォメーションなので、こんなのんびりした写真屋さんでもお客が入ってくる、というわけです。 -
さて、パートナーはここのミシンの扱いに慣れてきたのか?順調にベーシック縫製を進めていっています。
この小さな縫製室には、ギャラリー専属の縫製係の若いニイちゃんが居て、パートナーの技術を見て「勉強したい、教えてください」と言ってくるそうだ。
でも日本式の技術は非常に繊細なものなので、教えてもここネパールに合うかどうか疑問なので、ネパール式で十分ヤっていけますヨ、とアドバイスしていました。
ネパール語はもちろん、英語もほとんどできないパートナーですが、コト洋裁に関しては言葉は要らないようでした。 -
2時間ほどミシン室で縫製をやって、こんどはサロンの奥様教室にちょっと参加します。
現地生活の長い、しかも言葉が達者な日本人が居るので、ワタクシは不要で、ギャラリーの中や周りをウロつくばかりです。
ヘンプ・ギャラリーの創始者らしき日本のヘンプ製品会社の案内パンフがギャラリーの壁に貼られていたので、それらの写真でもとっておきました。 -
パンフ2。
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パンフ3。
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パンフ4。
このギャラリーで「大麻の種」をもらって食べてみました。
なにやらパンフのウンチクによれば、非常に健康に良い、そうだ。
日本では麻薬扱いされている乾燥大麻や練り物大麻などはなく、ましてやそれを吸引する、ということは全くなく、このギャラリーは全くドラッグとは無関係でした。
若い頃、欧米日のヒッピーたちに囲まれてユーラシア大陸横断をしていたので、その手のモノは日常的にソバにあったので、今でもその系統のニオイがすればすぐにわかるので、ワタクシは明確に、このギャラリーではそうしたアウトロー的なものは一切ない!と言い切れるのです。
あの頭が痛くなるような気だるいニオイは、あればすぐに分かるものです。
お仕事時代、エジプト・アレキサンドリアの取引先で久しぶりにそのモノを吸引していたのを目撃しました。その時もそのニオイですぐに分かりました。
断っておきますが、ワタクシはすぐソバで目にしたり匂いが漂ってきたりするシーンに出くわしていただけで、手にしたことは一度もありませんでした。
40数年前のパリ在住時代でもフランス人お友達の家で吸っているところを目撃はしていました。
ま、欧米や中近東では極めてポピュラーなシロモノだったのです。 -
お昼近くになると、お腹が空いてくるので、今日は久しぶりにレークサイドの行きつけだった焼きたてナンが食べられる「ナン・ハウス」に出かけます。
ダムサイドからレークサイドへの近道を通って向かいます。
お昼近くになると、ヒマラヤ山群には既に雲がかかってきています。 -
次の日の早朝5時台の夜明けです。
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今日はすこしモヤっていますが、いいお天気です。
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今朝もハヨからワタクシは洗濯様のお世話をしています。
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朝飯を求めて山から湖面方面に飛んでいく白さぎが青空に映えます。
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イチオシ
ダムサイドの湖面を彩るアンナプルナ山群。
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美しい!
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フェワ湖の南のはしにあるダム。
このダムがあるから、ダムサイドなのです。 -
プラミサ・ナーン・ハウスでのランチ。
(レークサイド)
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