南部アフリカ５か国周遊--南アフリカ・ケープ半島

2014/06/08 - 2014/06/19

幻想のナミブ砂漠に行きたくて、南部アフリカ５か国、ナミビア、南アフリカ、ジンバブエ、ボツワナ、ザンビアを１２日間のツアー(H交通社)にて巡ってきました。
日程とコースは下記。
６月８日　成田１８時２０分発CX５０５便にて香港へ。香港２３時５５分発SA２８７便にてヨハネスブルグへ。
６月９日　ヨハネスブルグ９時３０分SA７４便にて、ナミビアの首都ウィントフックへ。
　　　　　着後、昼食とウイントフック観光。ウィントフック泊。
６月１０日　ウィントフック→セスリエム　ナミブ砂漠観光　セスリエム泊
６月１１日　ナミブ砂漠観光→ワルビスベイ泊
６月１２日　ワルビスベイ近郊の観光→SA１７２２便にてケープタウンへ。ケープタウン３泊
６月１３日　テーブルマウンテン観光他
■６月１４日　ケープ半島観光
６月１５日　ケープタウン→ヨハネスブルグ経由リビングストン
　　　　　ザンビア側からビクトリアの滝観光。ビクトリアフォール３泊
６月１６日　チョベ国立公園サファリツアー
６月１７日　ジンバブェ側からビクトリアの滝観光
　　　　　　ザンベジ川のサンセットクルーズ
６月１８日　リビングストン→ヨハネスブルグ、香港経由
６月１９日　２０時３０分成田着。　　
この旅行記は、南アフリカのケープ半島を掲載します。
表紙の写真は、ボルダーズビーチのアフリカペンギン。

エリア ケープ半島周辺(南アフリカ共和国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

６月１４日　この日は終日ケープ半島の観光です。

８時　最初の観光地ドイカー島への観光船がでる港町ハウトベイに向かいます。
あいにく小雨交じりの風が吹く天気、右手に海岸を見ながら南下します。

９時過ぎにハウトベイに到着。
ここは１７世紀に森林を伐採した木材の積み出し港としてつくられ、現在は魚の加工工場がある漁港の町となっています。

　９時３０分発のドイカー島への観光船に乗ります。

観光船にはいつの間にか、２００人ほどの大勢のツアー客が乗船して座る場所もないほどになります。最初、船首の客室に陣取っていたyouですが、デッキに出て写真を撮っている間に、お隣の国の声が大きいお客さんらに占領されてデッキに。雨も降ってきてトホホ・・・・。

　雨に煙るセンチネルという絶壁を見ながら出港です。

１０分ほどでオットセイが住むドイカー島に到着。

雨の中、親分を中心に周囲を子分衆のオットセイが取囲んでいます。この世界もきっと厳しいみたい・・・。

３０分程で港に戻ります。雨が強くなってきたので、しばし港に面して建つ土産店内で待機します。

雨が降りしきる中、喜望峰に向かいます。

ダチョウ達を発見。

喜望峰にやってきました。ここに来ないとケープタウンに来たとは言えない!!と・・・観光客が次々に訪れています。

現地のツアー会社から、ガイドのサイン入りの証明書を頂きました。

１２時　　ケープポイントに登るケーブルカーの麓駅前にあるレストランにて昼食です。メインはロブスター♪。youにとって、このツアーで最高の御馳走です。　

レストランから見下ろす海の中で、クジラ２頭が泳いでいました。

レストランの周囲にヒヒがいます。人間を襲うので要注意です。カメラを向けたら睨みつけられました。こわ〜い。

このケーブルカーで展望台へ向かいます。

ケーブルカーを下りてから、この階段を上って灯台のある展望台に行きます。アロエの赤い花が咲き乱れています。

階段途中から振り返った風景。雨も止んで眺望も良くなってきました。

灯台のある一番高い展望台に来ました。

展望台から眺めるケーブボイントの先端。右側に大西洋が広がり、左側はインド洋に続くということになります。

崖下を覗きこめば、岸壁に大西洋の荒波が押し寄せています。

バスコ・ダ・ガマが、欧州から当時暗黒大陸と呼ばれていたアフリカのこの岬をまわり、初めてインド航路を発見した・・・世界史で習いましたが、先人の勇気に脱帽です。

展望台からの下りは、ケーブルカーに乗らずに歩いて駐車場まで戻ることにします。斜面に整備された階段と所々に展望台があり、ちょっとしたハイキング気分です。

先ほど訪れた灯台のある展望台を下から見上げています。切り立った崖の上にあることが分かります。

あの突出た岩山の向こう側の真下が先に訪れた喜望峰。

１４時３０分　アフリカン・ペンギンが生息している、ボルダーズビーチに来ました。

散策道を通って砂浜まで行きます。

お〜沢山のペンギン達が日向ぼっこをしています。

海に向かって歩く・・・。

そして、泳ぐ・・・

ひと泳ぎしたので、陸に上がる・・う〜ん。この２人りの関係は。・・気になります。

何を考えているのか・・・ペンギン達の世界はゆったりと〜時が流れています〜。

子育て中のペンギンもおります。

ペンギン達に人間が用意した住居です。気に入っているのかな??。

アフリカペンギンの母親は通常２個の卵を生み、３８〜４２日間卵を抱いて雛にかえし、それから約３カ月間、子に餌を与えて成長させ、巣立った後、約１年で成人となる・・・・そしてその平均寿命は、よくわかっていないが約２０年位・・・アフリカペンギンのお勉強をしました。

散策路脇の至近距離から挨拶する親子ペンギン。日頃から大勢の観光客に見られているので慣れているのか、人を全く怖がりません。

君は孤独がいいのかな??

砂浜に突出た展望台。

砂浜に黒っぽい海藻が沢山打ち上げられていますが、この国の人達は昆布を食料にしないみたいです。

ボルダーズビーチから見る北方向の海岸線。湾に面してサイモンズ・タウンがあります。

ペンギン達と同居するカモ達。

ビーチの裏側は岩肌が見える山です。中腹には海の見える高級住宅が建っています。

その高級住宅を取囲む高い塀です。塀の上には高圧線が張られて、厳重な警備がなされているようです。この地で安全に暮らすためには、それなりの設備と費用が必要なのです。

１６時　海岸沿いの道路をケープタウンに向かって北上します。ケープ半島の東海岸、景勝地が次々と展開されるので少しも飽きません。

道路と並行して、ケープタウンまで繋がる鉄道が走っています。

海岸線に沿って広がっている町は、サイモンズ・タウン。

フィッシュ・ホークの街が眼下に見えます。

ミューゼンバーグの海岸線が見えてきました。
ここはいい波が来るのでサーファーに人気の海岸です。

沖合にポツポツと黒く見えるのが、波乗りしているサーファー達です。

１７時　ホテルに戻ってきました。最上階の廊下から雲が覆うテーブルマウンテンを眺めます。

ライオンズ・ヘッドはすぐそばに見えています。

１８時３０分　夕食のために再びウォータフロントにやってきました。

大きなショッピングモール内のイタリアンレストランにて夕食です。シーフードをチョイスします。

２０時を過ぎたショッピングモール内。この時間帯はさすがにお客さんが少なくなります。

夕食後、ウォータフロントの夜景を鑑賞します。

ひっそりと静まり返った港。昨日、この付近でダイナミツクな声で歌っていた地元の合唱団はいずこに??。

アパルトヘイトの歴史や治安問題など、南アフリカってどうなんだろう。。。訪れる前は少なからず不安がありました。しかし、実際に訪れた主要な観光地は自然が豊かで、よく整備されているし、警備もしっかりしていて、想像していた以上に、近代的な観光立国との印象を受けました。

南部アフリカ５か国周遊--南アフリカ・ザンビア編につづく。