尾道までオペラを聴きに。伊東から東京経由で尾道まで「のぞみ」初乗車旅行記。千光寺からの景色は心に残りました～。一日目。

2014/06/28 - 2014/06/30

先日の伊豆ヴェルディ記念合唱団で素晴らしい歌声を聴かせてくれた村上公太さん、実は尾道出身で、故郷で演奏会をしているのですが、今年はヴェルディのオペラ「椿姫」を演奏するとのこと。相手役のヴィオレッタには、友人たち5人で立ち上げたMIIH企画の7月の演奏会に初めて伊東まで来て下さる守谷由香さんが出演。これは聴きに行かなくては!!と友人と駆けつけました。

が、その前に東京でどうしても聴いておきたい演奏会が…。目的の尾道は西なのに、聴きたい演奏会は東の東京です。無理かと思ったのですが、東京からですと「のぞみ」と言う手があることを思いつきました。

かくして、東京で演奏会を聴いたあと5時10分発ののぞみに乗り、尾道には9時半ごろには着いてしまったのですから、すごいものです。

次の日、尾道の駅前にある「しまなみ交流館」で演奏会を聴きました。午前中は、千光寺までロープウェイで登り、「これぞ尾道!」と言う景色を満喫。

エリア 尾道(広島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

福山着20:47!!

東京を17:10発ののぞみだったのですが、何とまぁ、速いこと!!

駅から見えた景色だったのですが、釣り竿を抱えている銅像が見えます。
これは有名な方なんでしょうね。
知っている方がありましたら教えてください。

さて尾道には21時ちょと過ぎだったでしょうか?
暗いので良くわかりませんが、出口に明日伴奏をするピアニストの廣瀬さんが迎えに来てくれていました。なんと感心な。

彼は、私たち伊豆ヴェルディ記念合唱団のピアニストでもあるのです。
尾道!!本当に来てしまいました。

感激です。でも、意外と簡単だったことにも驚きました。

夜だったので、どう歩いて連れて来てくれたのかはよくわかりませんが、ホテルの前はもう海。

グリーンヒルホテル。

駅前だし、船で行くにもこのホテルの下からで、交通の便はとっても良いです。
後は、普通かしら???

さてと、次の日は開演が1時半ですから、午前中はちょっと尾道見物に・・。

あまり乗り気でない光子さんをせかせて歩きました。(笑)
彼女は朝は弱いそうです。

ホテルが駅前にあって、駅は本当にすぐ目の前が海なんですね。
海際の公園。

可愛らしい銅像です。

ここにも…。
尾道は文学者に愛された街なんですね。
林芙美子しかり…。

この後千光寺に登ったのですが、下るときに「文学の道」を歩いて下りましたら、ずいぶん文学碑がありました。

どんどん歩いていくと商店街があり・・。

あらまぁ、今日行われるポスターがこんなところにも貼ってありました。

昔風のお店が多くて楽しそうです。

こちらは有名なかまぼこやさん「桂馬」さんです。

あまり美味しそうだったので、次の日買いたかったのですが、早くに瀬戸内海に出てしまったので、あきらめました。

七夕飾りがあったので早速友人が願い事を・・。

可愛い願い事ですね!!
叶いますように…。

ここでは、ご飯や水が美味しくなるという「備前玉」を買いました。

しゃれたオープンスペース。
週末にジャズの演奏などがあるようです。

奉行所跡。

古き良き時代のような建物がありました。

尾道商業会議所と右から書いてあります。

今は記念館となっているのでちょっと入ってみました。

尾道商業会議所記念館 名所・史跡

何とも古い金庫!!

2回への階段もこんなに狭くて・・。
狭さを見せるためのモデルの光子さん。

2期は議場のようになっていました。
なんだか落ち着いた雰囲気で趣があります。

いつか九州の西南大学で見た講堂と似た雰囲気です。

ちょっと議長になったつもりで、演説をしているふり。

皆さん、それは断固反対です!!ナンテ・・

議長席から反対側を見て。

昔のまま。

道端の可愛らしいお地蔵様。

千光寺へのロープウェーの入り口。

千光寺山ロープウェイ 乗り物

隣にあったしゃれたカフェ。

茶房こもん グルメ・レストラン

ロープウェーから眺めて・・。

千光寺山ロープウェイ 乗り物

私たちがイメージする尾道の風景。
そのままなんですね。

瀬戸内海の景色は特別です。
こんなに向こうが近い海のイメージは不思議です。

私は沼津生まれなので、海岸にはしょっちゅう行ってましたが、「海は広いな大きい〜な〜」の世界でしたから。

この歌は瀬戸内海の子供たちには「??」かもしれませんね。

あそこが千光寺なんですね。

巨石がゴロゴロ。

ここを登りたかった〜!

パノラマを使ってみました。

後で降りていく文学の道にある碑の多いこと!!

今テレビ「花子とアン」で有名になっていく「柳原白蓮」の碑もあります。

この景色は、パノラマで撮りたくなります。

晴れてよかった〜。
いつかの九州の二の舞になるかと思いきや、傘を日傘にしても良いくらいの暑さ。ホテルの売店で帽子を買って大正解でした。

瀬戸内海の島々。こんなにあるんですね。

でも、この地図を写しておいてよかったんです。次の日の行先をこれで決められました。

ここから降りて行くと、石に刻まれたたくさんの文学碑がありました。
しかも、ここに前からある石に刻んだ模様です。この山の石はすごいですね。

これは子規の俳句。
「のどかさや　小山つ?きに　塔二つ」

金田一京助さんが尾道で詠んだ短歌。

女の子が、「どうやって通るの〜〜〜??」と叫んでいましたが、その気持ちわかります!

私もここで地震が起きないことを祈りました。

この下にある石から身を乗り出して撮った写真です。

何か心に訴える白蓮さんの短歌。

頭の上の大岩が丸く平らになっているのが不思議なのですが、下に説明書きが…。

「鏡岩」と言って、反射を利用したとか。
よほどピカピカに磨いたんですね。

境内ですが、狭いうえに、この岩がすごくて、後ろも振りかえれないほどの人混みです。人気のスポットなんですね。

岩の上の丸いものはなんでしょう?

あちらの先にも登りたくなる岩が…。
あそこがロープウェイから見えたところなんでしょう。

早速この鎖に足を入れて登ろうとしたのですが…。
自分の体が重いという事実を突き付けられて、とても腕の力では登れないことを悟るしかありませんでした・・・・。

う〜〜ん、それにしても残念無念です!!

でも、よく見ると、「責任は負いません」と書いてありますね。
確かに、これは大変なスリルでしょう。

あっという間に時間が経ってしまい、急ぎ足で音楽会に向かいました。
ここも写真だけで今回は失礼!

途中で入ったカフェの壁にかかっていた地図ですが、なぜかさかさま。
マスターに聞いたところ、逆さで書いた人がいて、30年ほど前に売り出したらしいとのことです。自分ももらい物なので…ととっても正直に答えてくれました。

さて、駅から数分のところに建てられた「しまなみ交流館」のホールはほぼ満席。

ヴィオレッタ役の守谷さん、細い体がプレッシャーで3キロやせたと言っていましたが、見事なヴィオレッタを聴かせてくれました。

アルフレード役の村上さんも最後に「パリを離れて」で抱きしめて歌うあたりからもう気持ちは最高潮。涙ながらに歌う姿にお客様も会場で一緒にもらい泣きでした。

若いって素晴らしい。

またこちらのホールの響きもとても良く、正直羨ましい限りです。

お夕飯まで時間があったので、スーパーを覗いてみました。
いろいろ面白いものがあって楽しかったです。

大きな厚揚げ!隣の手と比べてください。

その隣には、名前もすごいものがありました。
「ざぶとん揚げ」

いかんせん買って帰れなくて、こちらも残念。

やはり気になる醤油の種類。

随分ありますね。

これ！！一番気になったのですが、重そうで、断念。

デコポンのポン酢なんて見たことがありませんもの。あら？
今気がついたのですが、ポン酢のポンはデコポンのポンでしょうか?

柚子こしょうドレッシングを買って帰りました。

お夕飯は商店街にあった天狗寿司さん。

冷酒!!

光子さんお頼んだ酢の物。大きな海老が美味しそう。

地のものを握っていただきました。
美味しかった〜。

帰りは海沿いを歩いてきましたが、潮の香のする良い雰囲気。
実家が沼津の千本浜からすぐなもので、とても懐かしく感じました。

穏やかでよい雰囲気ではありませんか?

すぐ向こうは向島。村上さんのご実家はこちらだそうです。
幼い時に聴いた歌の感動からこの道を志したということですが、いつ人生を決める出会いがあるかわかりませんね。

林芙美子さんの家の跡だそうです。

とっても気になったこのビル。

残念ながらもうシャッターが下りていました。

何の店なんでしょうか・・・。気になる…。

ソーダやさん？？？まさか！！

とあるお店の前で地元の方とお喋り。

べっちゃーとは何ぞやと言う話をしてくださいましたが、今一つよくご本人も分からず。聞いている私たちはもっとわからず…。(笑)

今度行ったらこの店に入って聞いてみましょう。

と、まだ陽は高かったのですが、結構歩いたことと、素敵な音楽を聴いて、心地よい疲労感を抱いてホテルに帰りました。

次の日の行先は、ホテルで、スマホを駆使して捜しました。

これが大正解!こういう旅行ができる時代になったんですね。続く…。

最後に尾道駅の写真です。

この旅行記へのコメント （2）

• むひさん 2014/07/18 08:52:48

  尾道でオペラ素敵ですね。

  　昨年の薔薇の季節にグリーンホテルに泊まりました。
  ホテルのすぐ側に桟橋があり、気軽に島々を廻ることが出来ました。
  　耕三寺には行ったことがないので、今度、でかけてみます。

  ちょんたさん からの返信 2014/07/18 17:10:18

  RE: 尾道でオペラ素敵ですね。

  むひ様
  
  コメントをありがとうございました。
  このホテルに泊まられたんですね。足の便がとっても良いですよね?
  薔薇の季節の尾道は素敵だったことでしょう。
  
  またよろしくお願いいたします。
  
  　　　　　　　　　　　　　ちょんた
  
  > 　昨年の薔薇の季節にグリーンホテルに泊まりました。
  > ホテルのすぐ側に桟橋があり、気軽に島々を廻ることが出来ました。
  > 　耕三寺には行ったことがないので、今度、でかけてみます。