2014/01/04 - 2014/01/05
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バンブースペースさん
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【旅の内容】
幕末開国期の舞台、下田の街をぶらぶら歩いてみた。
宿泊先は観音温泉。
【行程】
1日目 − 2014/01/04(Sat)
…東京→下田→観音温泉(泊)
2日目 − 2014/01/05(Sun)
…観音温泉→下田→赤羽
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
■1日目(続き)
<ペリーロード>
平滑川に沿って風情ある街並みが続くペリーロード。
歴史のある建物は、小洒落たカフェや雑貨屋となっており、現役である。ペリーロード 名所・史跡
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<ペリーロード>
ペリーが下田に上陸して了仙寺へ向かう際、この道を歩いたことからペリーロードと名付けられたそうだ。ペリーロード 名所・史跡
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<長楽寺/本堂>
ロシア使節プチャーチンと日露和親条約を締結した場。
福泉寺が安政東海地震で被害を受けたため、それ以降はこの長楽寺で交渉が続けられた。
境内には宝物館があるが有料なので入らなかったというのは、もはやお約束。長楽寺 寺・神社・教会
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<了仙寺/本堂>
ペリーロードの終着点にある了仙寺。
下田に上陸したペリー一行の応接所として使われ、下田条約締結の場ともなった。
広い境内にはアメリカジャスミンが植えられていて、季節になると花が咲き誇る。了仙寺 寺・神社・教会
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<了仙寺/五輪塔三基>
本堂の南側にある墓地に建つ五輪塔三基は、下田奉行を務めた下村家三代の墓である。了仙寺 寺・神社・教会
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<了仙寺/横穴古墳>
本堂の裏手にある洞窟は古墳時代の墓と考えられており、中から人骨や副葬品が出土している。
入口には柵がされているため、中の様子をうかがうことはできなかった。了仙寺 寺・神社・教会
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<欠乏所跡>
欠乏所は、日米和親条約で薪、水、食料などの欠乏品を供給することになったため設けられた。
だが、実際は塗物、瀬戸物なども売られるようになり、事実上の貿易が行われたという。
現在、跡地は平野屋というレストランになっている。平野屋 グルメ・レストラン
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<吉田松陰拘禁の跡>
弁天島から密航を試みたが失敗に終わった吉田松陰と金子重輔。
彼らは鎖国の禁を犯したことを自首して拘禁された。
その時に拘禁された長命寺があった場所は、現在、中央公民館があり、門の脇に碑が建っている。 -
<泰平寺>
マイマイ通り沿いには寺社が多く、昔から下田のメイン通りであったことがうかがえる。
その中の一つ、泰平寺には、今日の下田の街を築いたという下田領主戸田忠次の墓がある。
そのような歴史のある寺ではあるが、コンクリート塀に囲われた味気もへったくれもない雰囲気にガッカリ。 -
<吉田松陰投宿の跡(下田屋旅館)>
吉田松陰らが下田を訪れた際に宿泊した岡村屋の跡地。
現在は下田屋旅館が営業している。 -
<本覚寺>
この寺も歴史はあると思われ、境内も広々としているが、コンクリート造の本殿と墓地があるばかりで、特に見どころはなかった。 -
<大安寺/本堂>
本覚寺のすぐ隣から、やや長めの参道が伸びる大安寺。
ここも特に見どころはないかと思っていたが、「薩摩十六烈士の墓」の案内板を見つけたので、案内に従って墓地へ向かう。 -
<大安寺/薩摩十六烈士の墓>
これは、将軍家に献上する材木を船に積んで江戸に向かう途中、台風に遭ったため止む無く材木の一部を捨てたが、その責任をとるべく切腹した16人が眠る墓。
その中には15歳の少年もいたという。 -
<下田八幡神社/境内>
鎌倉時代には既にあったと伝わる神社。
その後、下田の総鎮守とされ、今に至る。
境内には鐘楼や仁王像があり、神仏習合の名残を見ることができる。 -
<下田八幡神社/拝殿>
三が日が過ぎたとはいえ、初詣でに来る人はまだまだいるようだ。 -
<御獅子神社>
元々は了仙寺の近くにあったが、道路拡幅工事のあおりを受けて昨年、下田八幡神社の隣に移されたらしい。
右奥に見える洞穴が気になる。 -
<宝福寺>
坂本龍馬脱藩の無罪放免が認められた場所ということで、「坂本龍馬飛翔之地
」という石碑やどデカい坂本龍馬像がある。
お吉の墓がある寺でもあり、境内には唐人お吉記念館がある。有料。
また、ペリーやプチャーチンとの打ち合わせもこの寺で行われている。
本堂はなかなか風格のある佇まい。宝福寺 寺・神社・教会
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<海善寺/山門>
マイマイ通りから伸びる参道の先に、いい雰囲気を醸す山門が構えている。
一方、本堂は近代的な建物である。 -
<新田御陣屋跡>
韮山代官手代片岡氏の陣屋跡。
この場所にあった春水の松は昨年10月ごろに伐採されてしまったようで、根元だけわずかに残っているのが写真右端に見える。 -
<神明宮>
建物の間に挟まれてちょこんと鎮座する神明宮。
説明書きはなく詳細は不明。 -
<稲田寺/山門>
室町時代(1466年)創立で、安政東海地震以後は仮奉行所ともなった。
その地震による津波の犠牲者を供養する津なみ塚が境内にある。稲田寺 寺・神社・教会
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<稲田寺/本堂>
境内南側は墓地となっていて、お吉の夫鶴松も眠っている。
鶴松の墓石探しに手間取ってしまい、津なみ塚を見るのをすっかり忘れてしまった。稲田寺 寺・神社・教会
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<稲田寺/阿弥陀堂>
この阿弥陀堂に安置されている阿弥陀如来坐像は2m超もある大きなものということで拝んでみようとしたが、中が暗くていまいちよく見ることができなかった。稲田寺 寺・神社・教会
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<あじさい通り>
稲田寺の参道と対面するあじさい通り。
マイマイ通りの旧道で、海善寺や神明宮の参道はあじさい通りから伸びている。 -
<油画茶屋>
花で彩られたこの建物は喫茶店。
コーヒーはいただかず、店頭にある街中スタンプラリーのスタンプだけいただいた。 -
<手湯・足湯通り(大横町通り)/神の山の手湯>
マップに「手湯・足湯通り」として出ていた大横町通りには、無料の手湯、足湯が点在していた。
村上書店の前には「神の山の手湯」。
神山さん宅からお湯を引いているとのこと。 -
<手湯・足湯通り(大横町通り)/海女の手湯>
海女小屋という料理屋の前には「海女の手湯」。
こちらはお湯が出ていなかった。海女小屋 グルメ・レストラン
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<船宿 角谷跡>
勝海舟や板垣退助が宿泊した船宿の跡。 -
<松本旅館>
なまこ壁の建物は江戸時代末期築という。
現役の旅館という情報もあるが、見た限りでは営業している雰囲気はなかった。 -
<ハリスの足湯>
ろくに休憩を取らずに1日歩き続けたため、足はくたくた。
ここでゆっくりと疲れを取る。 -
■2日目
<観音温泉>
ホテル側の連絡ミスで下田駅に迎えが来ないというアクシデントに見舞われたものの、何とかたどり着くことができ、妻やその家族との合流も果たせた。
温泉と食事を十分に堪能して、10時にチェックアウト。飲泉、自家源泉かけ流しの秘湯 観音温泉 宿・ホテル
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<伊豆急下田駅>
2日目は爪木崎の水仙まつりへ。
妻と義姉を伴って、バスで爪木崎を目指す。
水仙まつり期間中でバスが増便されていた。伊豆急下田駅 駅
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<爪木崎>
バスでおよそ15分、爪木崎に到着。爪木崎 名所・史跡
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<爪木崎>
岬の先端部付近は、とにかく風が強い。
風を遮る木などもないので、吹きさらし状態である。
先に目を向けると、伊豆諸島が見える。爪木崎 名所・史跡
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<爪木崎灯台>
灯台に登ることはできないが、周囲をまわることはできるようになっていて、眺望を楽しめる。爪木崎 名所・史跡
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<爪木崎/柱状節理 俵磯>
灯台から西側を眺めると、柱状節理が見えた。
この柱状節理は、伊豆半島ジオパークの爪木崎ジオサイトとして指定されている。爪木崎 名所・史跡
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<爪木崎>
北方向を望むと、伊豆半島の海岸線が続く。
遠く見えるのは稲取の街並みか。
階段を下りた先は池ノ段。
目的地の水仙の群生地がある。爪木崎 名所・史跡
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<爪木崎/水仙群生地>
爪木崎の水仙は野生のもの。
五分咲きぐらいだろうか、白い花がきれいに咲いている。
一方、花壇状になっているエリアに植えられたと思われる水仙は、まだほとんど咲いていなかった。爪木崎 名所・史跡
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<爪木崎>
水仙の白い花に混じって咲く赤い花はアロエの花。
紅白でおめでたい感じになっている。爪木崎 名所・史跡
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<爪木崎>
「爪木のプレリードック、親子のドックロック」と書かれた案内板が気になって行ってみた。
プレーリードックの方はすぐにわかったが、親子のドッグロックはちょいと自信が持てない。爪木崎 名所・史跡
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<むさし>
爪木崎に1時間ほど滞在し、伊豆急下田駅に戻った。
12時をまわりお腹が空いたので、むさしで昼食タイム。
生わさびがついてくる天城そばを注文。
しかし、品が出てくるまで30分近く待たされ、帰りの電車の時間が近づいてしまい、味わっている暇なく食べざるをえなかった。むさし グルメ・レストラン
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<こうせん塚>
食べ続けている妻と義姉をむさしに置いて、下田駅に向かう。
その途中にあったこうせん塚は、昔香煎をつまらせて亡くなった婆さんを祀っている。
喉の病気が治る、歌がうまくなるといった御利益があるそうな。 -
<伊豆急下田駅/構内>
帰りは普通列車で。
13時08分発の熱海行きに乗車。伊豆急下田駅 駅
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<伊豆急行線/車窓からの眺め>
伊豆稲取〜片瀬白田の車窓。
海岸線そばを走る伊豆急行線の絶景区間である。
伊豆大島に別れを告げると同時に、8連休あった年末年始休暇にも別れを告げるときが近づいてきた。
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