2014/05/30 - 2014/05/30
7位(同エリア64件中)
ベームさん
5/30(金)、5日目。
トゥール美術館で一編を編みました。
17~18世紀にかけて建てられた元トゥール大司教の邸宅に15~20世紀の絵画、ルーベンスやマンテーニャの傑作が集められています。
私の美術館の写真はかなり偏っています。私の好みで聖書、ギリシャ神話に基づいたものが多いです。さらに聖母マリア、聖女、伝説の美女そのほか美しいと感じた物が多く,髭もじゃの聖人とか残酷な磔刑図などはあまりありません。
写真はピエール・ゴベール「白い喪服のブルボン・コンデ公妃」。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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オルレアンからナントまでロワール川沿いの旅。
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トゥール美術館。
サン・ガシアン大聖堂と並んでいます。 -
17~19世紀にかけて建てられた大司教の邸宅。
ルーベンス、レンブラントなど15世紀以降の絵画が充実。私のみた限りではリール美術館、シャンティイのコンデ美術館に並ぶ地方有数の美術館だと思います。 -
前庭の巨木。
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ジャン・バプティスト・ブラン:竪琴と楽譜とマスクのある花飾り。
以下収蔵品の一部です。題名など私の勝手な翻訳で、間違っているもの、一般に流布されている名前と違っているものなどあると思いますがご容赦ください。 -
ユースタス・ル・スュール:聖母と幼子イエスと洗礼者ヨハネ。
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カラヴァッジオ:聖家族と洗礼者ヨハネ。
マリアは聖母と云うよりも普通の女性のように描かれています。 -
ファン・ロー:バッカスの巫女に扮したマドモアゼル・プレヴォー。
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ファン・ロー:マドモワゼル・サレ。
プレヴォーもサレも18世紀のフランスの女優。 -
ジャック・デュモン:ヘラクレスとオンファレ。
ギリシャ神話中随一の豪傑でゼウスの子ヘラクレスもリュディアの女王オンファレの色香にはかないません。女王に力の根源の棍棒を取られ自分は女の仕事糸巻をさせられています。 -
MICHEL・ANGE・HOUASSE:リカスを海に投げ入れるヘラクレス。1707年。
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ボアゾール:ルコトエを愛撫するアポロン。
ルコトエ? バビロニア王女? -
ウードン:狩猟の守護神ダイアナ。
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ナティエ:ミネルヴァの加護によりピネウスとその仲間にメドーサの首を差し向けて石にしてしまうペルセウス。
ピネウスはアンドロメダを海の怪獣から救ったペルセウスからアンドロメダを奪おうとする。 -
フランソワ・ブーシェ:羊飼いの娘イセーに自分の神性を顕わすアポロン。
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ブーシェ作。
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フランソワ・ブーシェ:傷つけた狼から逃れる森の精。
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フランソワ・ルモワーヌ:水浴する女と侍女。
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トリンケッセ:庭園の恋人たち。
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ニコラ・プレヴォ:ユーディットの凱旋。
ユーディットはイスラエルの美貌の未亡人。町を攻めてきたバビロニア軍の陣地に乗り込み総大将ホロフェルヌスの首を取って町を救った。
同じ首を取るのでも悪女サロメと大違い。 -
ユジェーヌ・ティリオン:ユーディットの勝利。
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東方三博士の礼拝。1520年頃フランドルの作品。
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十字架の足元の聖母と洗礼者ヨハネ。16世紀頃のアントワープの作。
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キリストの復活?
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悲しみの聖母。16世紀前半。
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悲しみの聖母。15世紀初め。
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ヴュルツブルクのマイン・フランケン博物館にあるリーメンシュナイダーの「悲しみのマリア」に構図が似ています。
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二人の天使と洗礼者ヨハネ、聖マドレーヌの間の聖母と幼子イエス。16世紀フランドル。
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レンブラント:エジプト逃避。
ヘロデ王の嬰児虐殺から逃れエジプトに逃避するヨセフ、マリアとイエス。 -
ルーベンス:聖母子と寄進者。
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ピエール・ゴベール:白い喪服のブルボン・コンデ公妃。
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デュボア:オンディーヌ/水の精。
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美術館の窓から見えるサン・ガシアン大聖堂。隣接しています。
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マリアンヌ・ロア:9歳のアントワーヌ・ヴァンサン・ルイ・バルベ・デュプラの肖像。
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ピエール・スブレイラ:東方三王の礼拝。
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ミシェル・ドロリンク:泉で水浴する女。
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カウフマン:カリストの妊娠を知るディアナ。
ディアナの従者ニンフのカリストはジュピター/ゼウスに騙されてその子を孕んだ。
お腹が大きくなってきたのでしょう、そのことがディアナに発覚し、怒ったディアナはカリストを熊の姿に変えてしまった。なにしろディアナは純潔の女神ですから。
中央立つのがディアナ、左抱きかかえられているのがカリスト。 -
シャルル・ルフェーブル:亡命者。
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ジャン・バプティスト・ヴァンション:アトリエのアルバン。
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エドワルド・ポンサン:オペラ座のボックス席のシモーヌ。
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アヴィッソー:野生の大皿。
気持ち悪い。 -
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でも実物そっくりに良く出来ています。
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クロード・ヴィニョン:リディアの百姓の年貢に文句をつけるクロイソス(リディア王)。
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クロード・ヴィニョン:刺客。
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上の三角部分は「受胎告知」、下の四角は「マギ/東方三博士の礼拝」。
2枚で一組。 -
館内。
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セッコ・ピエトロ:聖母と幼子、別名さくらんぼの聖母。
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リッポ・ヴァンニ:聖母戴冠とキリストの祝福。
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マンテーニャ:オリーブ園のキリスト。
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パンフレットから。
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マンテ?ニャ:キリスト復活。
マンテーニャのこの2作品が美術館の白眉だそうです。 -
パンフレットから。
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エドガー・ドガ:カルヴァリオの丘、キリスト磔刑。
マンテーニャの模写。 -
ジョヴァンニ・フェイ:受胎告知。
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パリの裁判長(画家の匿名でしょう):聖母子、聖バプティスト、聖ジェローム、冠を戴いた聖殉教者(聖カトリーヌまたは聖ウルズラ)と二人の天使。
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フォンテーヌブロー派:水浴のダイアナ。
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ルイ・ド・ブーローニュ:
上:水の上のアキスとガラテア。羊飼いの美青年アキスと海の妖精ガラテア。
下:イノシシ狩りのダイアナと仲間たち。1707年。 -
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ロレンツォ・ベネチアーノ:聖母戴冠。
天に召されたマリアがキリストの手により戴冠される。 -
ピエタ。16世紀頃。
幾つかの素朴なピエタ像が有りました。 -
16世紀、ベルギー、ブラバントのピエタ。
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哀れみの聖母/ピエタ。1500年頃トゥレーヌ地方。
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15世紀ヴィエンヌ地方出土のピエタ。
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16世紀。ロワール地方の修道院礼拝堂の聖バルバラ。
異教徒の貴族の娘バルバラ。父親は求婚者が彼女に近づけないよう塔の中にバルバラを閉じ込めてしまう。ひそかにキリスト教に改宗したバルバラは父に斬首されてしまう。
聖バルバラの絵にはたいてい塔が描かれています。 -
ジャン・バプチスト・ブラン:花で飾りつけた金細工の花瓶。
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アブラハム・ボス:五感、視覚。
ボスは17世紀フランスの銅板エッチング画家。 -
ボス:五感、味覚。
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ボス:五感、聴覚。
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ボス:五感、嗅覚。
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ジャン・ピエール・ローラン:ソーヴィニーのフイユの城館の眺め。
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ジャン・バプティスト・ラルマン:農民と日暮れ時。1794年。
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ジャン・ピエール・ローラン:田園の風景。1769年。
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クレパン:川のほとりの釣り人たちの風景。1874年。
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ロダン:バルザック像。
トゥール美術館とサッシェのバルザック博物館共催でバルザック展を開催していました。バルザックはトゥールの生まれです。 -
ブーランジェ:オノレ・ド・バルザック。1836年頃。
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マルタン:バルザック。
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同。
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素晴らしい美術館なのに見落としが多く、勿体ないので幾つかパンフレットより借用します。
フィリップ・ド・シャンパーニュ:良き羊飼い/キリスト。 -
タッコーニ:キリスト降架。
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コネグリアート:マウソロスの遺灰を飲むアルテミシア。
紀元前4世紀、都市国家カリア(首都ハリカルナッソス)の王マウソロスの妃。夫の死後良く国を統治し2年後夫の遺灰をワインに混ぜ悲しみのうちに自殺した。献身的な妻の鑑とされる。
夫マウソロスの遺骸を納めるためマウソロス霊廟を建立、後に世界七不思議の一つと言われる。 -
ルイ・ド・ブーローニュ:狩の後憩うダイアナとニンフたち。
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フランソワ・ルモワーヌ:自分の彫った生きているような彫像に見入るピグマリオン。
ピグマリオン:キプロスの王。自分が彫った彫像、理想の女性/ガラテアに恋をする。 -
ボローニュ:パリスの審判。
トロイの王子パリスが3人の女神のうち1番美しい女神を選ぶことになった。3人の女神とはゼウスの妻ヘラ、美の女神アフロディテ、戦いの女神アテナです。
3人の女神は自分を選ばせようとパリスにいろいろ嬉しい約束をします。勝ったのはパリスに「世界一の美女を与えます」と約束したアフロディテでした。世界一の美女とはスパルタ王妃ヘレネ(ヘレン)でした。
パリスは約束にもとづきヘレネを奪いトロイに連れて行きます。妻を取られたスパルタ王メネラオスが黙っているわけはありません。トロイに戦争を仕掛けました。これがあのトロイ戦争の起こった原因です。
真中の女神が勝利の林檎の実を持っているのでアフロディテでしょう。 -
ピエール・ドマシー:トゥールのパノラマ風景。1800年頃。
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ジャン・ベロー:ロワイヤル通り、ボアをまとったパリジェンヌ。
マドレーヌ寺院とコンコルド広場を結ぶ道、後ろにマドレーヌ寺院が描かれています。 -
フランスやドイツには地方にも質の高い素晴らしい美術館が多くあります。文化水準の高さが窺われます。
堪能して外に出ました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- frau.himmelさん 2014/07/10 21:32:17
- トゥール美術館の名画の数々を堪能しました
- ベームさん こんばんは。
トゥール美術館の名画の数々、私も堪能させていただきました。
よくこれだけお撮りになって、お調べになって、それも聖書や神話関係が多いのもベームさんらしい。
狩の女神、ディアナの絵が多いのも、シュノンソー城に近いからでしょうかね。
もう一つ、2人の盗賊と共に十字架に磔になっているキリスト像、
やはり「カルヴァリオの丘」なんですね。
これはゴルゴダの丘のことでしょうか。
私も今回同じ磔刑の像を見たのですが、やはりカルヴァリオの丘となっていたもので。
アップが早いのでなかなかついていけませんが、のんびり楽しませていただきます。
himmel
- ベームさん からの返信 2014/07/11 09:09:27
- RE: トゥール美術館の名画の数々を堪能しました
- himmelさん、
お早うございます。
トゥール美術館見て頂いて有難うございます。ルーヴル美術館とは比べものにはなりませんが小さいながら充実していて人も少なくゆっくり見て回ることが出来ました。地方の町に行っても良い美術館があるということは羨ましいことです。
キリストが磔刑になった丘インターネットで調べてみると、現地ではヘブライ語のゴルゴタと言っていて英語、ラテン語ではカルヴァリと言うようです。絵画では「カルヴァリオの丘」という題名が多いようですが、作者の多くがフランス人とかイタリア人なのでカルヴァリオを使っているのではないでしょうか。私の推測です。
旅行記はソーミュールまで来ましたがようやく3分の1くらいです。ドイツ旅行までには完結しそうにもありません。でもフランスやイギリスの歴史の本をひも解きながらなので勉強になります。
バートヴィムプフェンは3回目くらいではないのですか。私もいつかは再訪したい町です。塔守りの女性にお土産を用意なさるなんてきめ細かい心遣いですね、その方さぞかし喜ばれたことでしょうね。
次回以降を楽しみにしています。
ベーム
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