2014/06/22 - 2014/06/22
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昆虫博士さん
フォート・ラングレー国定史跡とイチゴ狩りに行ってきました。
フォート・ラングレー国定史跡は、ブリティッシュ・コロンビア州発祥の地と呼ばれる歴史的な交易所です。1800年代の服装をしたスタッフが丁寧に説明をしてくれます。また、骨董品で有名な史跡周辺の街並みも歴史的でかわいらしいです。
その後、この史跡の近くにあるクラウス・ベリー農園でイチゴ狩りをしました。バンクーバー周辺はベリー類の生産で有名で、ベリー狩りができる農園がいくつかあります。自分で果物を摘むのは、楽しいですね。
■ バンクーバー近郊 観光農園&牧場 訪問歴 ■
★1) いちご狩り 1回目 (ラングレー)
http://4travel.jp/travelogue/10900389
2) とうもろこし畑 巨大迷路 &ふれあい牧場 (ピット・メドウズ)
http://4travel.jp/travelogue/10933715
3) パンプキン・パッチ&りんご狩り (アボッツフォード)
http://4travel.jp/travelogue/10938096
4) いちご狩り 2回目 (デルタ)
http://4travel.jp/travelogue/11022420
5) ラズベリー&ブルーベリー狩り (アボッツフォード)
http://4travel.jp/travelogue/11024476
- 旅行の満足度
- 4.0
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フォート・ラングレー国定史跡(Fort Langley National Historic Site)に到着です。
バンクーバーからは車で1時間弱のラングレーにあります。
入場料は大人7.8ドルです。
■ 関連旅行記 ■
総集編: カナダの国立公園&国定史跡 一覧
http://4travel.jp/travelogue/10824876“ブリティッシュ・コロンビア州発祥の地”と呼ばれる毛皮交易所、史跡内には蚊やブヨが大量にいるので要注意です by 昆虫博士さんフォート ラングレー国定史跡 史跡・遺跡
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この史跡はブリティッシュ・コロンビア州発祥の地(Birthplace of British Columbia)と言われています。
1858年にこの場所で現在のブリティッシュ・コロンビア州がイギリスの植民地(Colony of British Columbia)であるという宣言がなされました。 -
ビジターセンターから少し歩くと交易所跡に到着です。
名前に付くフォート(Fort)とは、英語で “砦” の他に “先住民との交易所(Trading post)” の意味もあります。
交易所の周りは高い柵(Palisade)で囲まれていて、確かに “砦” のようです -
この交易所は、毛皮の交易のためにハドソン・ベイ社(Hudson's Bay Company)が建設し、1839年に完成しました。
ハドソン・ベイ社は1670年に設立された英国の国策会社で、現在でも北米でデパートなどを経営する現存する北米最古の会社です。 -
交易所内には10棟の建物があり、順に入ってみます。
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ここは、樽を作る工場(Cooperage)です。
当時の服装したスタッフが実際に木の削り方を実演していました。
漏れない樽を作るのに、5年くらいの習練が必要であったようです。
このような樽にジャガイモやクランベリーを保存していました。 -
ここは、鍛冶屋(Blacksmith shop)です。
ここでも当時の服装のスタッフが実演しています。
ふいごで風を送り、火を強くしています。 -
ちょうどスクリュー・ドライバーを作っていました。
金槌で叩いて形を作り、水に入れて冷やします。 -
この建物は1840年代に作られたBC州最古の建物(先住民の建物を除く)で、倉庫(Storehouse)として使われていました。
この史跡内で唯一の当時から残る建物です。 -
建物内には毛皮が展示されています。
当初はビーバーの毛皮が、先住民とヨーロッパ人との主な交易品でした。 -
この建物(Theatre)では、フォート・ラングレーの歴史に関する短い映画を見ることができます。
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入り口近くの壁に映画のスイッチがあり、日本語字幕を付けることもできます。
この交易所に関する、とてもわかりやすい15分程度の映画でした。 -
のこぎり台(Saw pit)です。
大きな木を台の上から切っていました。 -
砂金すくい(Gold panning)。
この交易所が面しているフレーザー川で1855年に金が見つかり、ゴールドラッシュ(Fraser Canyon Gold Rush)となりました。
3万人がカリフォルニアなどから集まりました。
そのとき、この交易所が物流拠点となりました。 -
農園と家畜小屋(Heritage garden & Farm animals)もあります。
北米でも案山子がいるのですね。
農園にはトマト、じゃがいも、ルバーブなどが植えられています。
当時は、交易所の外に広大な農園があったようです。 -
ニワトリは放し飼いです。
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さすがに放し飼いではありませんが、ヤギも飼われています。
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川舟(Bateau)。
この交易所はフレーザー川に面しているので、船を使って内陸部の交易所(フォート・ホープ、フォート・カムループス)からフォート・ラングレーに毛皮を運びました。 -
このキャビンには宿泊することができます。
キャンプの練習によさそうです。 -
“大きな家 (Big House)”。
1958年に再建されたものです。
交易所のオフィスや所長の住居でした。 -
この建物で1858年11月19日に、ジェームス・ダグラス卿(Sir James Douglas)によって現在のブリティッシュ・コロンビア州が英領(Colony of British Columbia)であることが宣言され、彼が初代長官に任命されました。
この時代の首都はニュー・ウェストミンスター(New Westminster)に置かれました(その後、1866年にビクトリアに遷都)。
その宣言の絵が掲げられています。 -
交易をスムーズに行うため、ハドソン・ベイ社は白人男性社員と先住民女性の結婚を推奨していました。
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ビクトリア調の当時の食卓。
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2階には、天上からカモがぶら下がっています。
冬のための保存食でしょうか。 -
施設内のFull Barrel Cafeで昼食にします。
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サーモン・パスタ(7ドル)。
サーモンの缶詰とマカロニです。 -
チキン・クランベリー・サンドイッチ(7ドル)。
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このカフェで作ったクランベリー・ジャムも売られています。
このフォート・ラングレー国定史跡は10月に行われるクランベリー祭で有名です。 -
塀の上にも上れます。
史跡のすぐ横には線路があり、頻繁に貨物列車が通っています。
ちょうど両方向から列車が来ました。 -
塀の上からは交易所の全景が眺められます。
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売店では、カナダ国立公園局(Parks Canada)のマスコット “パーカ(Parka)” のぬいぐるみが売られています。
カナダではビーバーが国獣(National Animal)です。 -
史跡の外には、ジェームス・ダグラス卿の像があります。
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フォート・ラングレーの町を歩いてみます。
歴史的なかわいらしい建物が並びます。 -
フォート・ラングレーは骨董品で有名です。
骨董品モール(Village Antique Mall)をのぞいてみます。 -
モール内には、ところ狭しと骨董品店が並んでいます。
食器類が多かったです。 -
カフェが入っている本屋もかわいらしいです。
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ジェラート屋さん “Maria's Gelato” で休憩です。
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ピスタチオ・ジェラート(3.5ドル)。
美味しかったです。 -
フォート・ラングレー国定史跡から15分ほど車を走らせて、クラウス・ベリー農園(Krause Berry Farms)に到着です。
6月はイチゴの季節で、ここでイチゴ狩りができます。
バンクーバー周辺はベリーの産地で、時期に合わせて多種のベリー狩りができます。
果物狩りを英語では “U-pick(ユーピック)” と言い、“You pick” の意味です。クラウス ベリー ファーム テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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まずは、受付け(チェックイン)します。
カゴを現地で借りる場合はデポジットとして1ドル必要です。 -
園内にはトラクター列車も走っています。
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ラズベリー畑です。
この時期はラズベリー狩りも始まっていましたが、着いたのが遅かったため、この日のラズベリー狩りは終了していました。 -
広大なイチゴ畑です。
向こうに見える建物が受付けなどをした建物です。 -
好きな場所でイチゴを採ることができます。
計測して購入するまで食べることができない決まりです。 -
これらのイチゴはおそらく時期をずらして植えてあるので、よいイチゴがある場所にはかたまってあります。
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けっこう採れました。
1カゴ 4.5ポンド(2キロ)くらいです。
案の定 食べきれず、残りはジャムにしました。 -
計量して代金を払うために、長い行列ができています。
1ポンド=1.65ドルの計算で、1カゴ 7ドルくらいです。
スーパーで買うよりは安いと思います。 -
ジャムやパイが買える売店に加え、ワイナリーも併設されています。
イチゴの次はブルーベリーの季節なので、U-pick にまた行きたいです。
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この旅行記へのコメント (6)
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- まむーとさん 2015/05/29 19:49:18
- 行きたい場所がたくさん!
- 昆虫博士さん
はじめまして(*^^*)
フォローありがとうございます!
夏にホワイトロックの友達宅に行きます。
観光は二の次に思っていたのですが、昆虫博士さんの中身の濃い旅行記を見て、行きたい場所がたくさん出てきました。
缶詰博物館は17年前に訪問したのですが、見せていただいた方が分かりやすい展示でした。(同じ場所なのかな)
湿地帯に家が立ち並ぶ光景や日本人移民の歴史はすごく興味深いです。
和歌山県で【アメリカ村】って場所があり、バンクーバーから引き上げた人々が建てた洋風建築を見たことがあります。
いろいろな思いを想像しながら拝見しました。
私はもフォローさせてください。
旅行記を熟読して、夏の計画をします。
まむーと
- 昆虫博士さん からの返信 2015/05/30 20:43:53
- RE: 行きたい場所がたくさん!
- まむーとさん、はじめまして。
こちらこそ、たくさんの「いいね!」とフォロー、ありがとうございます!
夏にホワイトロックに行かれるのですね。バンクーバーの夏は晴天が続き、湿度も高くなく過ごしやすいので、ぜひ楽しんで下さい。私の旅行記が、その一助になれば幸いです。
缶詰工場は、17年前に来られたのがバンクーバー周辺なら同じ場所だと思います (別の缶詰工場はBC州の北部にあります)。この缶詰工場のあるスティーブストンは日系人(和歌山出身者が多い)が漁業のために移り住んで村で、他にも村上家の旧家、仏教寺院、武道場、日本庭園など日本と関係が深い場所がたくさんあります。
和歌山のアメリカ村というのは、面白いですね。カナダで一財を築いて帰った方々なのでしょうか、それとも 太平洋戦争(大東亜戦争)で強制送還された方々なのでしょうか。機会があれば、ぜひ訪れたいです。
- まむーとさん からの返信 2015/05/30 21:47:38
- RE: RE: 行きたい場所がたくさん!
- 昆虫博士さん
返信をありがとうございました。
アメリカ村 (美浜町)をWikipediaで調べました。
【アメリカ村(アメリカむら)は、和歌山県日高郡美浜町三尾の通称。アメリカ大陸(実際にはカナダ・ブリティッシュコロンビア州)への移民を多く送り出した村として知られている】
やはりこちらの人々の事のようで詳しく載っていました。
戦争で日本に戻った人々も、またカナダに戻られているようですね。
アメリカ村は、和歌山ですが大阪に近い和歌山です。
行きやすい和歌山なので、また行きたいと思いました。
まむーと
- 昆虫博士さん からの返信 2015/06/01 11:53:18
- RE: RE: RE: 行きたい場所がたくさん!
- まむーとさん
わざわざ調べて頂き、ありがとうございます。
やはり、カナダへの出稼ぎを終えた人や太平洋戦争(大東亜戦争)中の日系人・日本人が戻っていた村なのですね。
Wikipedia に、美浜町出身の工野儀兵衛のことも載っていましたが、彼の功績を記念した “工野庭園” がスティーブストンにあります。
- まむーとさん からの返信 2015/06/01 14:02:27
- 4トラに!
- 昆虫博士さん
こんにちは!
和歌山とスティーブストンの繋がりが興味深く、4トラ
でもまた調べてみました♪
4トラで【和歌山】【カナダ】と検索すると「ルーツ探しの」と旅行記が出てきました。
読むと、5才の時にカナダに渡った方が去年に家やお墓を辿る内容でとても感慨深い内容でした。
アメリカ村の記念館の内容もまた当時の想像が膨らむものでした。
まむーと
- 昆虫博士さん からの返信 2015/06/05 08:47:47
- RE: 4トラに!
- まむーとさん
情報ありがとうございます!
この旅行記ですね。
「ルーツ探しのお手伝い 和歌山美浜パート1」 http://4travel.jp/travelogue/10870819
私の旅行記を含めて よくある旅行記とは違い、ストーリーがあって よい話ですね。カナダと和歌山のつながりが今でもあることを知り、感慨深く読み終えました。
また、紹介文も書いて下さり、ありがとうございます。何となく、気恥ずかしいです。
では、今後ともよろしくお願いします。
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