２０１４ＧＷ　南ドイツとオーストリア＆ちょっぴりイタリアちょっぴりフランス　【１０】ザンクト・ヴォルフガング?

2014/05/03 - 2014/05/03

ザンクト・ヴォルフガングに宿泊したのは、もちろん登山鉄道でシャーフベルクへ
登るため。
当初は前日のバート・イシュルからザンクト・ギルゲンへ入り一泊して
船でザンクト・ヴォルフガングへと思っていましたが、登山列車に乗るには
ザンクト・ヴォルフガング泊するのが便利だろうと予定変更した経緯がありました。
一夜明けたザンクト・ヴォルフガングは小雨。
さて、どんな登山になるのでしょう。

以下が旅程、★印がこの旅行記です。

　４／３０（水）　福岡〜羽田〜フランクフルト〜ミルテンベルク
　５／　１（木）　ミルテンベルク〜アシャッフェンベルク〜ニュルンベルク〜パッサウ
　５／　２（金）　パッサウ〜バート・イシュル〜ザンクト・ヴォルフガング
★５／　３（土）　ザンクト・ヴォルフガング〜ザンクト・ギルゲン
　５／　４（日）　ザンクト・ギルゲン〜ザルツブルク〜ベルヒテスガーデン
　５／　５（月）　ベルヒテスガーデン〜プリーン〜インスブルック
　５／　６（火）　インスブルック〜ガルミッシュ・パルテンキルヒェン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜ミッテンヴァルト〜インスブルック
　５／　７（水）　インスブルック〜シュトゥバイタール〜インスブルック
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜ブレッサノーネ〜インスブルック　
　５／　８（木）　インスブルック〜リンダウ〜メーアスブルク
　５／　９（金）　メーアスブルク〜コンスタンツ〜ストラスブール
　５／１０（土）　ストラスブール〜オベルネ〜ストラスブール
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜マインツ〜フランクフルト
　５／１１（日）　フランクフルト〜名古屋
　５／１２（月）　名古屋〜福岡

エリア ザンクト・ヴォルフガング(オーストリア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ゆっくり７：００頃起床。
外は小雨。止んでくれないかな〜。

朝食前に散歩に出ました。

泊まったホテルの可愛い鎧戸。

曇り空には教会の塔もマイバウムも映えませんねぇ。

前日夕方は雨上がりの太陽の光が射していた教会の回廊も、
この朝は寂しげ。

湖もこんな感じで。

８：００過ぎ、ホテルに戻って朝食を。
こじんまりした朝食の部屋。

スタンダードなメニュー。

依然降っていますが出かけてみましょう。
フロントにトランクを預けて出発。

とりあえずシャーフベルク登山鉄道の乗り場へ向かって歩きます。

民族衣装の親子。
この日は土曜日。何か催しがあるのかしら？

可愛い服が並ぶお店も。

看板もいろいろありました。

こういう可愛いオブジェも。

ちょうどバスが通って行きました。
前日バート・イシュルからは逆向きにこのトンネルを出てきて
少し坂を下ったところのバス停（マルクト）で下車したのでした。

道なりに歩いていきます。
このあたりにもホテルやペンションがたくさんありました。

建物の壁絵。
ドイツやオーストリアって本当にたくさんあってどれも素敵ですよね。

ちょっと山手にもペンション。

こちらの壁もかわいい。

ちょっと湖を覗ける一角がありました。

フェリーが通っていきます。

蔦に覆われた建物。

なんて見物しながら歩いたら、１０分ほどで到着。
シャーフベルク登山鉄道の駅です。

お天気は回復しないまま。

でも運行はしているようなので、１０：００発のチケットを購入。

往復２５．８ユーロでした。

すぐ先の方に列車が止まっています。
この赤い列車で登って行くのね〜！

出発までに時間があったので付近を散策。

目の前が湖の観光船の発着所です。
以前どなたかのブログで、ザンクト・ギルゲンから船で移動してきて
登山列車への乗り継ぎ時間が数分しかなく、乗車客も多く、船を下りてからダッシュした、
との記事を読んだことがあり、それもあってザンクト・ヴォルフガング泊に
したのですが、
この日は天候のせいかほとんど人がいませんでした。

船着き場のあたりからマルクト広場の方の眺め。

そうこうするうちに出発時間に。

雨の中、発車でーす！！

しばらく登ると進行方向左手にヴォルフガング湖が。

こういうお天気なのは残念ですが、湖を上から眺めるのは
よいものですね〜。

乗客は日本からの８名のツアーの方々と添乗員さん、そして私の
日本人１０名のみ。

途中から雨はなんとみぞれに変わって・・・

山頂に到着した時には、”雪”になりました。

駅の建物から外に出てみましたがこの視界・・・。

５月、ですよねぇ・・・？

ツアーの皆さんのうち元気な６名の方々＋添乗員さんは、
歩いて数分のレストハウスまで果敢に出かけて行かれましたが、
私はとてもそんな気分になれず、残られたお２人と一緒に
この待合室で下山する列車の出るまでの４０分ほどを過ごしました。
待っている間も、なんだか手がかじかむほどの寒さ。
なんでしょ？この展開は。

あー、何のためにザンクト・ヴォルフガングに泊まったのか・・・。
これなら、昨日行けなかったハルシュタットへ出かけた方がよかったのでは？
・・・などなど思いは巡りました。

でも、これはなかなかない稀有な体験と割り切り、下山列車を
愉しみました。

途中で離合した対向列車。
登っていく人、いるんですねー！（自分もですけど。）

そもそも、山頂の天候を下で教えてくれてもいいのにな、と
あとになって思いましたが。

でも、この１枚は好きです。
窓を開けて撮ったのですっごく寒かった（冷たかった）ですが。

湖が見えてきました。

下界に戻るのがうれしいようなさみしいような。

到着しました。
前日のハルシュタット行き損ないといい、このシャーフベルクといい、
リベンジ決定ですね、ザルツカンマーグートは！

さて、あそこを目指して帰りますか！

来た道をまたのんびり引き返して行きます。

マルクト広場手前にこの団体さん。
やはり何かあってるんだな〜。

う〜ん、でも何かわからない。

教会とマイバウムが見えてきました。

ちょうどお昼だったのでランチを摂ってから
ザンクト・ギルゲンに移動することに。
ここは泊まっていたホテルのすぐ目の前のレストラン。

木造りの温かみのあるお店です。
まだ人は少ない。これから混んでくるのかな。

雪山（笑）で冷えたというのに、まずはビールをいただいて。
でもやはり温かいものがほしくて団子入りスープも。

無性にパスタが食べたくてボロネーゼを注文。
見た目はそうでもありませんが、すっごく大量でした。
大食の私が残すほど。

たっぷりのサラダも付いてきてうれしい。

しばらくすると、入ってきた時はこんなに空いていた店内が・・・

こんな状態に！
先ほどお見かけした行列の方々かしら？
あっという間に満席になりました。

超満腹になり外へ。
ホテルにあずけていたトランクをピックアップし、
教会とマイバウムと黒馬亭の看板を見納めて移動です。

前日に確認していたので船乗り場へはスイスイと。
船の料金は７．１ユーロでした。

ザンクト・ギルゲンへ向かいます。

この旅行記へのコメント （2）

• frau.himmelさん 2014/06/25 08:39:46

  ここも残念・・

  まぁー、ザンクトヴォルフガングの山で雪に遭われたのですか？
  でも考えようによってはこれも稀有な体験。
  やはり次ですね、次！
  
  それにしても、私の時もドイツは天候が悪かった・・。
  やはり異常気象のせいでしょうか？

  ハッピーねこさん からの返信 2014/06/27 22:08:36

  RE: ここも残念・・

  himmelさん、立て続けにお邪魔します。
  そうなんです、ここも残念なことになりました。
  ですが、おっしゃるとおり稀なる経験ととらえ、今では笑えます。
  
  旅は本当にお天気によるものが大きいですよね。
  これまで訪ねた街を振り返ると、やはり快晴に恵まれたところは印象もよく、
  いい街だったな〜と幸せな気分で思い出せます。
  今回は全行程のうち三分の一ほどは雨（又は雪）に遭いました。
  やはり異常気象だったのですよね。
  でも、ここザルツカンマーグートのあとしばらくはお天気に恵まれましたので
  この先の旅行記は楽しく書けそうです。
  よろしければまた覗きにいらして下さい。
  私もhimmel旅行社の旅の続きを楽しみにお邪魔します。
  
  よい週末を。
  
  ハッピーねこ