2014/06/13 - 2014/06/14
13位(同エリア100件中)
かっちんさん
駅からハイキングで鳥海山山麓にある鶴間池を訪れるコースでしたが大雨で予定が変更。
代わりに猛禽類保護センターで鳥の説明を聞き、知識が豊富になりました。
今回の旅は鳥海山のうち、鳥だけをクリアーし、海と山を次回に持ち越しです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦（シニア）
- 交通手段
- JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- ツアー（添乗員同行あり）
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-
新庄駅
寒河江の旅からの続きで、新庄駅から陸羽西線に乗り余目へ向かいます。 -
新庄運転区
昔の機関区の車庫が残されています。 -
レンガ造りのところもあります
-
五月雨を集めて速し最上川
雨が降り続いていて、芭蕉さん言う通りです！
鉄道は最上川に沿って日本海へ下ります。 -
風力発電
狩川を過ぎると日本海の強風を活かした風力発電の風車が見えてきます。 -
イチオシ
風車のダンス
２基の風車の回り方が揃っていて、ダンスを踊っているようです！ -
余目駅に到着
2005年に発生した「いなほ１４号の脱線転覆事故」は痛ましい事故で、局地的突風の竜巻が原因とされています。
再発防止策として竜巻やダウンバーストを事前に観測できるドップラー気象レーダが駅の屋根に設置されています。 -
ドップラー気象レーダ
風速計はその時点の観測しかできませんが、この装置は移動している竜巻を観測し予測ができる優れものです。 -
公共の宿「眺海の森さんさん」（翌日午後の写真）
山の上にある白い建物が今日泊まる宿です。
今は大雨で何も見えません。
迎えに来てくれた車に乗り、２０分ほどで到着します。 -
夕食
こんな感じの夕食です。
宿は松山城址から外山に登った山頂にあり、晴れていれば日本海と夕陽が見え、まさに眺海の宿です。
晴れた日にまた訪れる宿題ができてしまいました。 -
翌日、列車で酒田駅に到着
もともと常磐線の「フレッシュひたち号」に使用されていたE653系が、特急「いなほ号」に使われています。
交流直流両用電車なので、羽越線にぴったりです。
本物の特急電車も写っているのですが、わかりますか？ -
酒田のおもてなし隊
山形デスティネーション・キャンペーンが6/14本日から始まるので、そのお手伝いの学生さんです。
かっちん夫婦はこれからＪＲ「駅からハイキング」主催の「鳥海山鶴間池ハイキング」に参加します。
鳥海山山麓にある鶴間池はブナ原生林の中にある湧水の池です。
急な下り坂を１km程度歩きますが、ロープや梯子で下るので登山靴と雨具の装備をしています。 -
酒田駅を専用バスで出発
酒田駅長をはじめ、ＪＲ、観光協会、おもてなし隊がお見送りしてくれました。
参加者は２０名、みんなＶＩＰになった感じです。
参加費が無料なので申し訳ないです。 -
川は激流
朝から大雨で、急坂を下れるのかやや不安です。
実は先発隊が鶴間池を確認しに行っており、バスの途中で情報が入り、滑りやすく危険とのこと。
急遽予定を、升田地区の「玉簾（たますだれ）の滝」に変更となります。 -
升田の地図
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玉簾の滝入口
山の斜面に見える白いところが滝です。
歩いて１５分のところにあります。 -
ぽんぽん岩
ここで石を持ち、自分の年の数だけ岩をたたくと願い事が叶うといわれています。
「希望者はいますか？」の声に、誰も返事をせず。
それもそのはず、みんな５０代以上でたたいていると迷惑がかかると思ったのでしょう（笑）
写真は関係者です。 -
目洗岩
巨岩です。 -
渓流が流れています
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玉簾の滝
陽の光で玉の簾のように見えることから、この名がついています。
しかし、今日は大雨とさらに強風で滝のしずくが飛んでくるので、みんなこんな格好で見ています。
大玉しずくの滝ですね！ -
千年杉の大木
立派な幹です。 -
御嶽神社
鳥居は天然石で造られています。
バスに戻り、環境省の猛禽類（もうきんるい）保護センターへ向かいます。 -
ようこそイヌワシの郷へ
鳥海山にはイヌワシがいるので、猛禽類保護センターがあります。
小学生が見学に来ると、「ここは猛毒のキノコ（菌類）を展示しているの？」と質問されるそうです。
猛禽類とは、鋭い爪と嘴を持ち、他の動物を捕食する鳥のことです。 -
イヌワシの狩り
イヌワシは草地などの開けた場所の上空から、ノウサギなどの獲物を見つけると急降下し捕えます。 -
イヌワシ君
翼を広げると1m60cmから2mあり、メスの方が翼が大きいとのこと。
鳥海山には山形県側に２羽、秋田県側に２羽います。
卵は必ず２個産むのですが、ヒナになってから強い方が弱い方をいじめ、１羽だけが生き残る厳しい現実があります。
餌が豊富にないことから、親はヒナを助けないそうです。 -
イヌワシ君の後ろ姿
イヌワシはキャンキャンと鳴くので、この名がついています。
係員さんより、「海外では何という名前でしょう」と質問するので、
かっちんは「ドッグ・イーグル」とみんなの前で即答しました。
正解はゴールデン・イーグルで、後ろの毛が金髪だからです。
係員さんに「はめられた かっちん」でした（笑） -
クマタカの狩り
クマタカは森の中で生活している動物を獲物としています。
ワシと生態系をうまく分け合っていますね。
ワシとタカは違う鳥かと思いましたが、実は同じ種類です。
和名を付けるときに○○ワシとか、○○タカにしています。 -
イチオシ
クマタカ君
ちょっと、イケメンですね。 -
ハヤブサ君
ハヤブサの名前は、「ハヤく とブ つばサ」を持っている鳥から付けられています。
寝台特急や新幹線、宇宙探索船などにも、速さからハヤブサと名付けられています。 -
トビ君
後ろ姿、いいかしら？ -
わかりやすく説明してくれた本間さんとお別れ
これから、鳥海山荘へ向かいます。 -
鳥海山荘
温泉がある宿で、ここで昼食にします。 -
彩り野菜とヨーグルト味噌仕立てカツ丼
名物なので注文。
カツの肉汁とヨーグルトがミックスし、意外と美味しい味です。
ここで２時間休憩し、酒田駅へバスで戻ります。 -
田んぼに舞うカモメ
海には遠く、なぜカモメがここにいるのでしょう？？ -
さっきよりもさらに激流
もし、鶴間池に下りていたら滑っていたと思います。 -
酒田の平地に戻ると青空
山の上の天気と大違いです。 -
酒田駅に到着
おもてなし隊が迎えてくれました。
当初の目的地をハイキングできませんでしたが、猛禽類の勉強ができました。
鶴間池は紅葉もいいので、次回は秋に訪れるつもりです。
ああ、そうそう 公共の宿「眺海の森さんさん」から日本海の夕陽を眺める宿題もありました。
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