2014/05/29 - 2014/05/29
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徽杭古道は、徽州府(現在の歙県Shexian)と杭州を結ぶ道で、昔は徽州商人がこの道を通って杭州方面へ交易をしに行ったという。
現在は、績渓の伏岒鎮から永来村までの20キロあまりの部分が風景区として観光客向けに開発されていて、中国人のトレッキング愛好者でにぎわう。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 2.5
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
徽杭古道の入口は、績渓県の伏岒鎮にある。
上海からだと、自家用車で行った場合、高速道路を400キロくらい、時間は5時間くらいかかる。
公共交通機関では、まずバスや鉄道で績渓県に行き、績渓県から伏岒鎮までは、路線バスに乗り換えていく。
績渓へは、杭州西バスターミナルから一日4本、230キロくらいの距離を約三時間で着くらしい。参考価格77元。
写真は、龍川古鎮のバス停。 -
徽杭古道への分岐路。
績渓県から龍川古鎮を経由し、県道86号線をまっすぐ進む。
この写真の看板を目印に、右側の舗装されてない細い道を進む。
道がいろいろ整備中で、現在はここしか古道に通ずる道はないらしい。 -
午前8:00
チケット売り場。入場料68元+保険料10元取られる。
ここで車を停め、チケットを買い、トレッキングを開始した。 -
徽杭古道の見取り図。
現在地は、左端の「遊客中心」。右端の「友来村」がゴール。休憩時間含めて7時間あれば踏破できる。
一般的には、昼から歩き始め、途中の「藍天凹」でテント泊するのが定番らしい。
今回は、戻って車を回収しないといけないので、藍天凹まで行って折り返すことにした。
日帰りなので、水を2リットルとスポーツドリンク500ml、チョコレートとクラッカーを一箱ずつ持っていった。
まあまあちょうど良いくらいだったが、途中で売り子さんがけっこういて、木の実やら何やらを売ってくるので、もっと軽装でもよかったかもしれない。 -
徽杭古道は、この川沿いの崖を切り開いて作った道だ。
歩きながらよい風景が楽しめる。 -
古道の入口。
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徽杭古道の様子。
このへんは古道っぽく石畳の道が続き、雰囲気がある。 -
「江南第一関」。古道の最初の見所。
海抜424メートル。700年以上の歴史があるらしい。 -
午前8:20
江南第一関到着。 -
関門の裏手には、通行人が雨宿りをするための洞穴がある。
電信柱があるのが少し残念。 -
江南第一関を越えると、見晴らしの良い比較的平坦な道が続く。
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佛掌峰。
手のひらに見えないこともない。 -
岩を削って道を切り開いた跡。宋の時代のものらしい。
写真に写っている荷物を担いだおじさんがおせっかいに教えてくれた。 -
黄芽培という地区。ちょっと開けていて、畑なんかもあり、のどか。
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路上には、宿泊施設もある。
旅行者が壁に落書きをしていくのはなんか風習らしい。 -
この辺の水はさすがに透き通っている。
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午前9:45。
ここの分かれ道は、左側をまっすぐ進む。 -
地元民が三輪車で走ってくるところ。
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午前10:05。
この分岐点はどちらに行っても合流するが、左に行くと平坦だが比較的距離がある道、右に行くと起伏があるが比較的短い。
手前にはお茶やら木の実やらを売っている露店があり、店のおばさんに聞いたところ、左のほうが景色がいいというので、左へ行った。
おばさんはお茶を買えとかなりしつこく言ってきて、今日中にまた戻ってくるからそのときに買う、と言ってどうにか笑顔で分かれた。 -
午前10:20。
ここで右に曲がり、清涼峰橋という橋を渡る。
まっすぐ行くと、「逍遥村」というところに行ってしまう。 -
清涼峰橋。
橋を渡ったら右に進む。
左に行くと、逍遥山寨とかいう宿に着いてしまうらしい。 -
ヤマモモか何かか。
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午前10:50。
下雪堂に着く。 -
宿にはやはり大量の落書きが。
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左の石段を上に登っていく。
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路傍には花がたくさん咲いている。
石垣も雰囲気がある。 -
蝶々もたくさん飛んでいる。
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いろんな花が咲いている。
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路上にはゾウムシもいた。
改めてよく見るとゾウムシってかっこいいな。 -
本日の折り返し点、藍天凹付近。
峠付近に来て、空も大分広くなってる。 -
午前11:50。
藍天凹に到着。
チケットのチェックがある。
ずるをしてタダで古道に入った場合、ここで引き返すことになる。 -
藍天凹は、古道の峠付近の開けた土地で、宿が三軒ある。
一般的な旅程では、ここでテント泊をする。 -
藍天凹は海抜1,000メートルくらいで、古道で一番高いところに位置する。
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藍天凹客桟という宿。一番奥にある。
夕刻になると、この空き地がテントで埋まる。 -
宿の食堂。
泊まった団体が旗を置いていくようだ。
ここまで来るのはそんなに大変じゃないのに、わざわざこういうものを残していきたくなるものなのだろうか。 -
宿には宿泊設備もある。
この部屋は雑魚寝に近いが、2段ベッドの部屋もあり、すべて70元で、2食つきだという。 -
昼間は客が全くおらず、ご飯も炊いてない、ということで、店の人がカップラーメンを作ってくれた。10元。
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宿のすぐ裏がピークで、後は下り坂になる。
左側は、谷から吹き上げる風がけっこう強い。 -
永来村方面。
ここからは、下り坂を1時間強歩けば永来村に着くという。
今回は、この先は進まずに、元の道を引き返した。 -
12:45。
藍天凹より帰路に発つ。 -
午後も雨が降らず、西日の中気持ちよく帰れた。
藍天凹方面へ向かう団体とけっこうすれちがい、あとどれくらいだとかいちいち聞かれ、けっこう鬱陶しかった。 -
途中から、行きとは違うルートから帰った。
対岸から、江南第一関付近を撮影。 -
逍遥谷とかいう場所。
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15:45。
古道入口へ戻ってきた。
行き帰り全行程合わせて8時間くらいかかった。
20数キロ歩いた。
基本は川沿いの切り立った道を歩くだけだったが、道中、花が咲き、蝶々が舞い、けっこう楽しませてくれた。
季節によってはよりつまらないかもしれない。 -
駐車場では、中国人の徒歩旅行団体が記念撮影してた。
写真を撮り終わると、江蘇省ナンバーのバスに乗って早々に去っていった。
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