1991年　世界一周　Vol　12　イタリア　ボローニャ

1991/06/20 - 1992/01/09

フィレンツェを出て北に行きます。

イタリアからユーレイルパスを使用し始めたのですが、これはちょっともったいなかった・・・。
だってイタリア周遊のパス、安かったんですもの・・・。
予定ではヨーロッパは3か月だったのですが、予想外に伸びてしまいました。
イタリアでは安いイタリアレールパスを使用しておけばよかった！

エリア ボローニャ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

フィレンツェからボローニャへ移動。
スコットランドから来た楽しい親子、ウェンディとお母さんはYHで同室でした。
ヴァイタリティーあふれるお母さん・・・・・この荷物、すごいでしょう？？

フィレンツェのYHは中心から離れていてちょっと不便でしたが、だれとでも打ち解けられて楽しかった！

地元の男の子がナンパに来ていたのもイタリアならではでした(笑)

ボローニャに到着！

ここはイタリア最古の大学都市です。
学術の気風にあふれ、その探究心からキリスト教の教えに反することでも臆せずに行ったということです。

ヴァチカンはしばしばボローニャを敵対視していましたが、ボローニャ大学は頑として姿勢を崩しませんでした。

ボローニャ大学・・・ここで行きたかったところがありました。

テアトロ　アナトミコです。

世界で最初に人体解剖が行われたところ。

当時、ヴァチカンの反対を押し切って、初めて人体解剖が行われたのがボローニャ大学でした。

キリスト教会の圧力に屈せず、科学の論理性を信じて実験、解剖を行った姿勢のおかげで、今日の医学があります。

波紋を覚悟で挑んだ解剖。
科学者の鏡ですね。

白い手術台を囲んで、ぐるりと階段状の席が設けられています。
まさに劇場のような感じ。

ボローニャは新進気鋭の学者や医術者を多く生んだのだそうですよ。