スペイン大好き６　マドリード

2014/04/25 - 2014/04/25

スペイン旅行も最後の都市マドリードに。
マドリードでは美術鑑賞に時間を費やす。

写真はティッセン・ボルネミッサ美術館所蔵のギルランダイオ「ジョバンナ・トルナブオーニの肖像」。
端正な横顔と美しいシルクの衣装を見事に描いている。トルナブオーニ家に嫁いだジョバンナは有名な美女だった。ラテン語の銘文に「容姿の美しさは描くことが出来るが、心の美しさは描くことは出来ない」とあり、彼女は心も美しかったことを意味している。

エリア マドリード(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

部屋から見た朝のマドリッド市街。

私：「ブエノスディアス」
ホテルマン：「ブエノスディアス。　ケタル？」
私：「アシアシ」（睡眠不足と筋肉痛で、ムイビエンではないのだよ）
朝から豪華な朝食。

甘いものばかり。そろそろ旅の疲れが溜まってきたかな。

午前中はツアーのマドリード市内観光。
まずはスペイン広場から。

ドンキホーテとサンチョ･パンサ像。
それを見下ろすセルバンテス。

王宮。
外観だけ見学。

フェリペ４世の騎馬像。

騎馬像は王宮前のオリエンテ広場にある。

カスティーリャ王国の歴代国王の像。

ラマーレス広場にあるベラスケスの墓のモニュメント。

プエルタ･デル･ソル<車窓から>。

シベレス宮殿。
現在はマドリード市庁舎。

プラド美術館とそれを見つみるように建つゴヤ像。

頭に鳥ふん落とされて気の毒なゴヤ。

プラド美術館の団体用入口。
館内の写真撮影は一切不可。

プラド美術館のクローク。
大きい荷物はここに預ける。

ベラスケスの『ラス・メニーナス』をガイドの説明を聞きながら鑑賞。
絵を眺めるより、絵の中に隠された秘密を読み取ることがおもしろい。
中央のドレスを着た女の子がフェリペ４世の王女マルガリータで、この絵が描かれた１６５６年当時、５歳だった。
１５歳で神聖ローマ帝国の皇帝レオポルト１世に嫁いだが２１歳で亡くなった。

同じくベラスケスの『バルタサール・カルロス王子騎馬像』。

同じくベラスケスの『ハンガリー王妃マリア・デ・アウストリア』。

ゴヤの『裸のマハ』等有名な絵についてガイドの説明を聞きながら鑑賞。
女性の裸を正確に描写したことで議論を呼んだ。モデルは絵の所有者であるゴドイ首相の愛人との説があるがはっきりとはしない。ゴヤは絵の注文主を明らかにしなかった為に宮廷での地位を失った。

同じくゴヤの『マリア･ルイサ騎馬像』。

その他作品１

その他作品２

昼食のメインとデザート撮り忘れる。
午後は≪自由行動≫。
マドリード市内を散策することにする。

美術館つながりでソフィア王妃芸術センターへ。

ソフィア王妃芸術センター内の回廊。
ゲルニカのある206の部屋及び206-1、206-2等の部屋は写真撮影禁止。
上記以外の写真撮影はフラッシュ無しならＯＫ。

有名なピカソのゲルニカ。
大きな壁画だった。
スペイン内戦のゲルニカ空爆をテーマにしている。

写真はサルバドール・ダリの「窓際の少女」１９２５年。
モデルはダリの妹のマリア・アナ。

同じくサルバドール・ダリの「後ろ向きに座る女」１９２５年。
モデルも同じくマリア･アナ。

サルバドール・ダリの「Face of the Great Masturbator」１９２９年。

パブロ・ピカソの「青衣の女」１９０１年。
ピカソの苦悩が青い色調に表れた『青の時代』初期の作品。
ピカソがイメージするパリジェンヌを描いたらしい。

同じくパブロ・ピカソの「Bust and palette」１９０１年。

同じくピカソ。

ダリの「ルイス・ブニュエルの肖像」。
以下、ダリの作品。

「フィゲラスのジプシー」1923年。

「セニシタス」1927−1928年。

「月明かりの静物」1927年。

「ギターを奏でるピエロ」1925年。

「子供・女への壮大なる記念碑」1929年。

「ジョエラ・ロイドの胸像」1934年。

館内の様子。

Alberto Sanchez「Dancer」1927-1929

その他作品。

美術館の中庭。
ミロの作品。

美術館を出たところの建物。

MINISTERIO DE AGRICULTURAとある。農業省？

レティーロ公園でひと休み。
美術館廻りも結構疲れる。

レティーロ公園出口。

少し元気を回復したところでティッセン・ボルネミッサ美術館にも行ってみる。

ちょうどセザンヌの特別展をやっていたが、特別展まで見る余裕なし。

入口にあったフアン・カルロス１世国王とソフィア王妃の肖像画。
最近、スペイン国王退位のニュースが出ていた。
この絵も引退か。

クリストゥスの「枯れ木の聖母」。
聖母マリアに抱かれたキリスト。
とても小さい絵だった。

SWEERTS、Michielの「Boy in a Turban」。
有名な絵を探して歩き回るのも疲れるので、適当に見てまわる。

ピカソの「Head of Man」。

サミュエル・カーの「Children on the Beach」。

トマス・ゲインズバラの「サラ・バクストン嬢の肖像」。

HEEM、Jan Davidz de「flowers in a Glass Vase」1665年。

BROWN、Jhon George「Tough Customers」1881年。

KALF、Willem 「Dish and Other Object」1660年。

館内の様子。

ＣＯＲＯＴ､Jean-Baptiste-CamilleのDiana　Bathing。

CROPSEY,Jasper Francis「Green Lake」1870年

ＣＨＡＳＥ、William MerritのThe Kimono。

その他作品。

プラド美術館別館カソン･デル･ブエン･レティーロ。

アトーチャ駅前の広場。
左下はロボットのパフォーマンスをしている大道芸人。

サン･ヘロニモ教会。

ウェスティン パレス マドリード。
1912年創業の豪華な老舗ホテル。

スペイン中央銀行。

Banco de espana駅からメトロに乗り王宮へ。

カンポ・デル・モーロ側から見た王宮。
１５世紀にエンリケ４世がイスラムの古い城塞を壊して新しい宮殿を造ったが火災により焼失し、フェリペ５世によって新たに建て替えられ、カルロス３世の１７６４年に完成した。

旧ノルテ駅。

サバティーニ庭園からの王宮。

王立劇場。

王立劇場前の通り。

ハープとバイオリンの演奏をしていたので、暫く聞いていた。
もうちょっとチップをはずんでおけばよかったかな。
日本人はケチと思われたかも。

マヨール広場に出る。

サン・ミゲル市場へ。

市場内の様子。
20：00過ぎて込み合っていた。

ワイン専門店で白ワインを注文。

ワイングラスを片手に市場内の店を回り、つまみを買って中央のテーブルで食べる。

MUSEO del JAMON（ハムの博物館という名前のバル）。
写真つきのメニューがあるので、選びやすい。セットメニューもあり、値段も手ごろ。

メソン・デル・チャンピニョン。
カタカナで「マシシユルーム」の表示。
店員には指摘しておいたが、たぶんこのままだろうな。

これがチャンピニオン･ア･ラ･ブランチャ
（マッシュルームの鉄板焼き）。
マッシュルームに生のチョリソを載せて焼き、塩、パセリ、レモン汁で味付けしたもの。
サングリアに良く合う。

調理場をガラス越しに写す。

奥の部屋ではオルガンを演奏している。
日本人旅行客に人気の店。

ここでコシードでもと思ったが、もう胃袋が受け付けそうにない。

クチリェロス門。
マヨール広場で最も個性的な門。

旧市街をぶらつく。

サン･イシドロ教会。

レイナ・ビクトリアホテル。
闘牛士の宿として有名らしい。

BBVA　Seguros。
スペインの大手銀行グループの保険会社？

プエルタ・デルソル。
熊とヤマモモの木。

マドリード州政府の本庁舎。
夜９時半過ぎても人でいっぱい。

ローラースケートでパフォーマンス？
ギャラリー多数。

POLICIA(警察官)が夜の街を警戒。

ここにもエル・コルテ・イングレス。
２２時にて閉店。

マクドナルド。
テラス席もあってちょっとおしゃれ。

デスカルサス レアレス修道院。

メトロに乗りホテルへ戻る。

ミゲルアンヘルホテルのアメニティー。
色々置いてあったが、使ったのは石鹸だけ。