12.カターニア編　（南イタリア４０日）

2014/04/10 - 2014/04/12

カターニアは、ギリシャ人により紀元前729年に建設され、ローマにより繁栄するが、エトナに近いだけあって、古代の遺跡はほとんど埋まってます。
１６９３年の大地震後、黒と白のモノトーンの溶岩で再建されたバロック様式が見もの。
古代趣味としては、ちょっと残念だが、一応シチリアの代表都市。

目次編
http://4travel.jp/travelogue/10881063

エリア カターニア(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

Segestaのバスでカターニャへ
５年ほど前初めてシチリアに来たときに降りたカターニャ空港

シラクーサ---カターニャ間はバス、列車とも多数あります。

シチリアの都市間の移動は、バスが便利、とありますがまさしく来てわかります。
平地の大都市間なら駅は街のすぐ近くにありますが、ほとんどの街は山・崖の上、列車の駅は待ちから離れててとても不便。

大聖堂
ノルマン時代の1090年、ルッジェーロ１世により、ローマ時代の浴場跡に建てられました。1169年の地震と1194年の火災で被害を受け、１３世紀に再建されましたが、1693年の大地震で再び崩壊し、１８世紀に入りバロック様式で再建されています。

街のシンボル　像の噴水
彫刻家ヴァッカリーニが１７３６年、火山と立ち向かう象徴として溶岩で作った。

観光用お巡りさん

ウツェダ門
ドォーモ広場の奥にある門、左側は司教館、右側は昔の神学校。

門をくぐった先の公園

ドゥオーモ広場と隣接する魚市場（ベスケリア）
午前中のみで、店仕舞中

客が食べてる魚がとてもおいしそうなので、「これと同じもの」注文して店の中へ。
魚よりイカ墨パスタがうまかった。

このトラットリア

魚市場からドゥオーモ広場に戻る途中にある　アメナノ噴水

クロチーフェリ通り　入口

サン・ベネデットのアーチ
この通りにはバロック様式の教会が並ぶ

円形闘技場
クロチーフェリ通り突き当りにある。
溶岩で作られた、ローマ時代の闘技場

泊まったホテル
部屋は広いし素晴らしい。

しかし立地が良くない。
このブロックは黒人、アラブのスラム街のようだ。
昼間妻とこのブロックに面する大通りを歩いていると、路地には椅子に座った黒人女性が何人もいた。
夕刻一人で歩くと彼女たちから「in bed」とジェスチャー交じりで声をかけられた。
ちょっと私の歳を考えてくれ。　　ひょっとしてあまりにもいい男だったから・・・？

天井はとても高く、我が家の２階までありそう。

ホテルの建物はアパートとなってて、住人は黒人ばかり。

ちょっと日本の気の小さい女性には無理かも

ベッリーニ劇場近くで見つけたジャズ喫茶

まだ開店前ですが、中を見せてもらいました。

ファンのFabrizio Bosso　一週間早くここへきてれば見れたのに・・

ホテル近くのRepubblica広場からSpirito･Santo広場まで市場が開かれてました。

市場からエトナ山が見えます

ベッリーニ公園

２０１４　APRILE
毎月替えるのでしょうか

ウルシーノ城
1250年、フェデリーコ２世により建てられた

ローマ劇場

ローマ劇場の中に浴場跡のような感じのものがあります。
何でしょう・・・？

ノルマン時代、ドォーモ建設のため、劇場を飾っていた大理石が持ち出され、その後、劇場を覆うように、一般住宅が次々に建設されたが、現在は一角を除いて除去され、劇場らしい姿を取り戻した、とのこと。

溶岩で作られたことがよくわかります

未だ発掘中

サン・ニコロ教会
どっしりとした円柱が特徴

シチリア最後
明日はイタリア本土へ