2014/04/25 - 2014/05/04
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ちゃおさん
去年から今年にかけて色々と物入りが重なり、かてて加えて、先月の株式投資では大きなマイナスを作って、全く意気消沈の状況だが、毎年連休の間にはどこか海外旅行をしている習性からして、今年も又、経済的事情は一旦棚上げしても、どこかへ行かざるを得ないという旅の虫が連休を前にして蠢き出した。
JALのHPをチェックしていると、マニラ行の往復が案外安いレートで出ている。運賃としては45,000円、それにサーチャージ16,600円と諸費用を加算しても往復で64,210円で行ける。これに決めた!ホテル代、現地交通費、食事代、土産代がこれと同額かかったとしても10万ちょっとで旅行できる。これなら今の経済状況でも旅行は可能だ。そして直ぐにもネット予約し、4月25日から5月4日までの合計10日間の日程を組むことにした。こえを決めたのは今月の6日、2週間ちょっと前のことだった。
それから2週間、往復の日程とAgodaで予約したマニラのホテル以外は全く空白で、フィリピンの情報を集めたり、ガイドブックに目を通したり、何かを準備するということもなく日にちは経過したが、それでも良いと思った。フィリピンは今回2回目の訪問になる。前回はさる用向きでセブ島に行き、用事の方はほんの数時間で済ませ、残り2日間をセブの綺麗な浜辺でのんびり過ごしたが、あれはもう何年前になるのだろう・・・。今のパスポートは2009年8月発行だから、それ以前のことになるが、今手元にあるフィリピンガイドブックの発行バージョンは'09−'10年版となっているから、凡そ6年前位になるか・・。
そうすると今回は6年ぶりの訪比となるが、ルソン島へ行くのは初めてだ。ルソンにはタイと同様、格別な思いがある。それぞれ戦国から江戸期の初めにかけて活躍した日本人、タイで言えば山田長政とここルソンでは呂宋助左衛門。当時の世界に雄飛をし、大活躍をし、名を成し、日本人の声価を高めさせた。そして一時は英国民を震撼させた山下奉文将軍が逃避行の末にルソン山中で虜囚となり、モンテンルンパで露と消えた。この二人の足跡を辿ること、可能であればその片鱗と言うか、遠い記憶を辿りたかった。
こうして今日4月25日、9時35分発のJAL便に間に合わせる為に5時に置き、6時前には自宅を出て、浅草橋乗り換えで成田に到着、今漸くJAL機の機上の人となり、眼下に見える九十九里、それから更に大和麗しの島影を後にし、一路呂宋島を目指し、機は飛んでいる。戦国時代には1か月もかかった呂宋航路も今では僅かに4時間半の飛行である。赤と白のワインをそれぞれ1本づつ開ければ、間もなくマニラだ。
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- JAL
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