エーヤワディー川をマンダレーへ：　ロード・トゥー・マンダレー・クルーズ　（２）

2014/02/05 - 2014/02/13

ロード・トゥー・マンダレー号はエーヤワディー川をゆったりと遡っていった。雄大な大河であり、景色も楽しめた。

乾季の後半となったため、船はマンダレーの少し手前に停泊した。マンダレー観光は若干、縮小されたが、代わりに現地の人たちの暮らしをより深く理解するプログラムに参加できた。

エリア マンダレー(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 船
• 航空会社: タイ国際航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

ロード・トゥー・マンダレー号はゆったりと進んでいった。

船の上部甲板にはプールがある。そして日陰になった部分にソファーがあり、のんびり景色を眺められる。

暑いときは空調の効いた展望ラウンジにいてもよい。

ラウンジの隅では絵の展示をしていた。

ブティック

レストラン

デッキから川を眺めていると飽きない。これは漁をする人たち・

小屋の背後には巨大な橋。

洗濯をする人たち。

現地の衣装であるロンジーの巻き方の講習がはじまった。

つづいて、現地の化粧品、タナカの使い方。

材木を積んだ船が下っていった。

カモの大群がいた。船に驚いて飛び立つカモも。日本では見かけないカモだ。

その後、潮来メジロさんから、アカツクシガモと教えていただきました。国内では貴重種のようで、うれしくなりました。４Ｔいいですね。

小さな村にも仏塔がある。

また、洗濯をする人たち。

日が落ちてくる。

夜は上部甲板でパーティー。プールも飾られている。

そしてスペシャル行事。上流に沢山の灯りが見え、これが接近してきた。

なんと灯篭流しであった。

２月１０日朝。船はMyin Muに到着した。川の水位が下がって浅瀬が現れたのでマンダレーまでは行けなくなったのだ。通常は２月下旬にこうなるらしいが、今年は少し早いようだ。

はしけで上陸、そしてバスでマンダレーに向かった。

マンダレーの市内でパレードに遭遇した。

最初に訪問したのはマハムニ寺院。仏像は寄進された金箔で覆われていた。

次はシュエナンドー僧院。チーク材で作られた建物が美しい。中の仏像もきれいだ。

さらにクドードォ寺院。経文の彫られた７２９枚の大理石が収められている。

昼食後に、ウーペイン橋に。木造で絵になる橋である。さらに予定もあったが、疲れたという人がいて、そのまま船に帰った。

夕食後、また踊りの披露。

２月１１日。いくつかのプランの中から選択できる日である。私たちは、それまで私たちの属するグループを案内してくれたガイドの勧めに従って、近場を選択した。

午前中はMyin Muの観光。人口４万くらいの町である。

交通手段は人力車のような三輪自転車。

まず市場に行った。これは油の量り売り。

やはり物資は豊富である。

ルビーを使った細工物を作る仕事場。

結婚式に出くわした。

たしか衣類を作っている仕事場。

今度は団扇を作っている仕事場。働き者の娘さんだ。

たくさんの団扇が干されている。

装飾用の帽子を作っている家。

食事を作る場所は貧弱だ。

でも家のおばあさんの笑顔はとても良い。

昼食のため船に戻る。川辺は忙しい。

午後、郊外の村に行った。農耕機具もあり、ニワトリ一家は幸せだ。

しかしこの村の課題は村の中に井戸がないことだ。だから１０数分かかる僧院の池まで、牛にタンクを運ばせて水汲みに行く。

仲良くなった子供たちが喜んでいる。不要になったミネラルウォーターをあげたからだ。

２月１２日。朝の便でヤンゴンに戻った。バンコク行きは午後７時過ぎの出発だから時間が余ってしまう。それでガバナーズ・レシデンスのデイルームに滞在して、昼食を摂るプランを選択した。

このホテルは外観も部屋も素晴らしい。

ゆっくりと寛いで、バンコク乗換、２月１３日の朝、名古屋に帰った。

この旅行記へのコメント （6）

• もっちさん 2015/04/14 16:34:10

  ロード・トゥー・マンダレークレーズ

  はじめまして。
  
  とても素晴らしい旅をされていますね。羨ましいです。
  どの旅行も私には未知の世界ばかり、いや…死ぬまでには絶対行きたいリストに入っている場所ばかりで、大変興味深く拝見させていただきました。
  
  以前、BSでロード・トゥー・マンダレークレーズの旅が放映されていたのを観て、それ以来ずっと行きたいなぁ〜とモヤモヤしております。
  
  このリバークルーズの情報がとても少なくて、検索してたどり着きました。
  
  マチュミチュと同じくらいの感動があるということで、益々熱があがってしまいました。
  
  休みの都合で8月お盆明けあたりか3月頃を予定していますが、いつ行っても素晴らしい夕景は見られるものなのでしょうかね？
  
  とにかく、リバークルーズの情報が少なくて…　ということは、裏を返せば行くなら今のうちかな？とも思っています。
  
  こんなに素晴らしい景色、世界遺産は登録は時間の問題かもしれませんものね。
  
  また遊びに来ますね。
  
  
  

  Takashiさん からの返信 2015/04/16 15:48:53

  RE: ロード・トゥー・マンダレークレーズ

  もっちさん
  
  お便り大変ありがとうございます。ご返事が遅く申し訳ありません。実はニューギニア島一周クルーズに出かけ、今朝ダーウィンに帰り、やっとホテルから４Tにログインしたところです。船でも衛星回線でネットにつなげられるのですが、とても遅く、やたらに料金がかかるので数日に一回メールチェックだけで済ましていました。
  
  パプアニューギニアとインドネシア西部は、なかなか行きにくいところですが、クルーズで快適に楽しんできました。しばらく整理に時間をかけ、また４Tにアップしようと思いますので、ご覧頂ければ幸いです。
  
  ロードトゥーマンダレークルーズは確かに素晴らしかったです。旅先で、やや不正確な記憶なのですが、３月はシーズンの終わり、８月は始まる頃かと思います。シーズン初めは水量が多く、かなり上流まで行くプランもあるようですが、バガンが雨季を抜けていないときれいな夕景が見られない可能性もあります。３月はまだ乾季と思いますが、逆に水が減ってクルーズがむつかしくなる可能性もあります。それでもバガンに停泊してそこを拠点に観光してくれるようですが。
  
  
  一番良いのは乾季に入って少し入ってからでしょうが、私たちも仕事の都合で、その時にはクルーズに行けませんでした。ちなみに新年をかけたクルーズも特に力が入っていて良いとは聞きました。
  
  これからもよろしくお願いいたします。
  
  Takashi
  
  

• 潮来メジロさん 2014/07/10 00:56:55

  アカツクシガモですね。ヾ(^o^)

  Takashiさん、こんばんは！　ヾ(^o^)
  毎度、訪問＆投票ありがとうございました。
  
  > カモの大群がいた。船に驚いて飛び立つカモも。日本では見かけないカモだ。
  
  この鴨さんは、和名アカツクシガモ（赤筑紫鴨）という鴨さんで、日本ではあまり見られませんが、時々は見られます。
  私も、１０年以上前になりますが、上野の不忍池で一度だけ見ました。
  下記、旅行記に載っていますので、お時間があったら覗いてみて下さい。
  
  http://4travel.jp/travelogue/10280266
  
  ではまた・・・。(^o^)／~~~
  　　（潮来メジロ）

  Takashiさん からの返信 2014/07/10 09:32:49

  RE: アカツクシガモですね。ヾ(^o^)

  潮来メジロさん
  
  カモの名前を教えていただきありがとうございます。日本にも来るのですね。旅行記を拝見しました。上野の不忍池にいたとは驚きです。
  
  少しばかり鳥を見ることをはじめ、潮来メジロさんの旅行記を参考にさせていただいています。これからもよろしくお願いいたします。
  
  Takashi
  
  > Takashiさん、こんばんは！　ヾ(^o^)
  > 毎度、訪問＆投票ありがとうございました。
  >
  > > カモの大群がいた。船に驚いて飛び立つカモも。日本では見かけないカモだ。
  >
  > この鴨さんは、和名アカツクシガモ（赤筑紫鴨）という鴨さんで、日本ではあまり見られませんが、時々は見られます。
  > 私も、１０年以上前になりますが、上野の不忍池で一度だけ見ました。
  > 下記、旅行記に載っていますので、お時間があったら覗いてみて下さい。
  >
  > http://4travel.jp/travelogue/10280266
  >
  > ではまた・・・。(^o^)／~~~
  > 　　（潮来メジロ）

• きなこさん 2014/05/05 23:40:21

  素敵な笑顔

  こんにちは
  
  おばあさんの笑顔がとっても良いですね
  ミネラルウォーターの力かもしれませんが子供たちの表情がほっこりさせられます。
  
  ミャンマーは私にとって未知の国ですがみんな生き生きとしていて行ってみたい国になりました
  
  　　きなこ

  Takashiさん からの返信 2014/05/06 09:55:23

  RE: 素敵な笑顔

  きなこさん
  
  おはようございます。
  
  コメントと投票、大変ありがとうございます。そうなんです、決して良い暮らしではないのに、おばあさんがとても楽しそうにしていましたので、あやかりたいものだと、頼んで写真を撮らせてもらいました。子供たちも元気ですね。
  
  ミャンマーの人たちは姿かたちが日本人そっくりの人が多く、また、とても働き者で、昔の日本をしのばせるところがあります。
  
  もう、観光客が増えているようですが、まだインフラなどが整備途上で、いくらか旅行の困難さが残っている現在が行き時かもしれません。良い旅をなさってください。
  
  Takashi
  
  
  
  
  > こんにちは
  >
  > おばあさんの笑顔がとっても良いですね
  > ミネラルウォーターの力かもしれませんが子供たちの表情がほっこりさせられます。
  >
  > ミャンマーは私にとって未知の国ですがみんな生き生きとしていて行ってみたい国になりました
  >
  > 　　きなこ