![プランク醸造所からは空港のあるフレイジングへと向かうのだが、途中レーゲンスブルク駅で乗り換えるため、ちょっと寄り道してみることにした。なんといってもレーゲンスブルクは観光的にもビアライゼ的にも魅力的な街なのだ。前回のレーゲンスブルク訪問はこちら(http://4travel.jp/travelogue/10723844)<br />あいにく雨が降り出して来た上に(ちなみにRegenは雨という意味)、期待していたクリスマスマーケットも若干小規模で多少テンションが下がってしまった。が、写真のヴァイスブロイハウスではおいしいビールが飲めたし、老舗のソーセージも食べれた。お土産も確保できたしで、なんだかんだでレーゲンスブルクを楽む。<br />とはいえ、楽しかったビアライゼも終わりに近づき、雨に濡れて疲労も蓄積。精力的に観光する気力が尽きてきた。まだ時間に余裕はあったが早めに駅に戻り、フレイジング行の電車を待った。<br /><br /><br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/88/26/650x_10882678.jpg?updated_at=1401503534)
2013/12/09 - 2013/12/09
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fuchiさん
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プランク醸造所からは空港のあるフレイジングへと向かうのだが、途中レーゲンスブルク駅で乗り換えるため、ちょっと寄り道してみることにした。なんといってもレーゲンスブルクは観光的にもビアライゼ的にも魅力的な街なのだ。前回のレーゲンスブルク訪問はこちら(http://4travel.jp/travelogue/10723844)
あいにく雨が降り出して来た上に(ちなみにRegenは雨という意味)、期待していたクリスマスマーケットも若干小規模で多少テンションが下がってしまった。が、写真のヴァイスブロイハウスではおいしいビールが飲めたし、老舗のソーセージも食べれた。お土産も確保できたしで、なんだかんだでレーゲンスブルクを楽む。
とはいえ、楽しかったビアライゼも終わりに近づき、雨に濡れて疲労も蓄積。精力的に観光する気力が尽きてきた。まだ時間に余裕はあったが早めに駅に戻り、フレイジング行の電車を待った。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
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ラーバー駅からレーゲンスブルクを目指す。巨大な荷物を抱えた子連れの主婦がいたが買い出しだろうか。ドイツの女性はパワフルだなあと感心する。
20分後にレーゲンスブルクに到着。ロッカールームにスーツケースを預け、街へと繰り出した。あいにく、小雨がぱらつきはじめ、石畳が濡れて滑りやすくなっていた。 -
とりあえず 大聖堂に向かって歩いてみたが、途中雨が強くなってきた。ちょうど目の前に、まだ訪れたことのないヴァイスブロイハウスを見つけたので、この機会に入って見ることにした。ここはミュンヘンやケールハイムにあるWeisses Bräuhausとはまったく別店舗で(よく見ると綴りもちょっと違う)、オリジナルビールを出している。店内にはおなじみ銅ポットも展示されている。
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BierPlobeという飲み比べセットを注文 0.1lで4種が飲める。
左のドゥンケルは焦げ風味が強い。カラメルの甘苦さが心地よいが、温くなると酸味が出ていまいち。
次のへレスは、草のようなホップの風味があり、甘味は少なくドライ。ワインのような渋み・収斂味も感じられる。苦味はしっかり後を引くほど強いがフルーティでもある。
ドゥンケルヴァイツェンは温度11℃で香り弱め。味も何か締まりがない感じ? しかし、温くなるとカラメルのコク、粘りのある甘味が出てきておいしくなる。
普通のヴァイツェンよりも控えめな、ほどよい酵母とバナナ香も印象的。
最後にヴァイツェンだが酵母のにおいが強い。かなり甘めだがナッツ風の香ばしさも。ぬるくなるとコクが出てきてキャラメル風味が増す。
この中ではドゥンケルヴァイツェンが好みかな。 -
カウンターの横に書かれた壁画がなんか大変印象的。
羽の生えた天使?が裸で、しかも巨大なビールっ腹を晒し、ジョッキをカッコよく掲げている・・・・どういう意図の絵なんだろう?? -
飲み終わって外に出ると、雨が本格的に強くなっていた。
大通りにはクリスマスの雰囲気はあまり見当たらなかったが、路地では街路樹や建物の間にイルミネーションが飾られている。 -
ふたたび雨宿りのため、目についたカウフホフに入り、地下の食料売り場をチェック。ビール棚を見たが、特別でおみやげになるようなビールはおいていない感じ。
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こちらは2012年に行った(http://4travel.jp/travelogue/10717785)アーベンスベルクのビール。ラベルが3つあるがどれもヴァイスビアのようだ。
結局ビールは買わず、何種類かあったメーレティッヒ(ホースラディッシュ)のうち、”Scharfwurzig(辛口)”を購入 -
ようやく小ぶりになってきたので、大聖堂の近くまで寄ってみる。相変わらずの大きさだが、なにぶんにもレーゲンスブルクも3度目の訪問なので、新たな感動は薄い。
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2時ごろ、ドナウ川のほとりに出てみる。そこにあるニュルンベルガ―・ソーセージの老舗のヴルストキュッヘには、小さな小屋に満員長蛇の列ができていた。雨なので野外席が使えないからだろうか。さすがに並ぶのは断念する。
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ドナウ川にかかる”石橋”を見てみると、櫓が組まれメンテナンス中の様子。
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ガイドブックに載っていた、名物ダンプフヌーデルの店”Dampfnudel-Uli"に行ってみたが、残念ながら定休日(日月火)だった。しかも出してるビールの紋章はトゥルン&タキシスで、ガイドブックに載っていた珍しい地ビールではなくなった様子。二重に残念。
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さらに狭い路地を通り、クリスマーケットの会場を目指す。こんな狭いところにもしっかり星のオーナメントが飾られている。
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広場に3列ほどの屋台が並んでる、比較的こじんまりしたマーケット会場に到着。
マーケットはレーゲンスブルク内に3か所くらい開催されていたはずだが、結局ここ一つしか見つけられなかった。さっそくグリューワインを買って体を温める。 -
マーケットの入口近くにつるされていた、クリスマスリーフ。
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印象としてはライプツィヒよりも小規模なマーケット。
もっともライプツィヒに行ったのは土曜でこの日は平日の月曜、しかも雨のせいで人もまばらとくれば、少しさみしい印象になるのも仕方がないかもしれない。 -
きれいに飾り付けられた、グリューワインなどのドリンク屋台。
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陶器の皿や人形を中心に、なんだかよくわからない小物がたくさん売られている屋台。
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内臓を抜いた魚が丸のまま売られている・・。これは干物にされているのだろうか? さらにこの屋台では魚の切り身と玉ねぎのゼンメルサンドを販売していた。
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結構太くて短いタイプのブラートヴルスト(焼きソーセージ)。パンにはさんでホットドックにして食べる。
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シュトゥーデルの屋台。日本でいうとシューロールケーキに近いのかな? 右からモーン(ケシ)味、レーブクーヘン味、キルシュ(さくらんぼ)味、ミルククリーム味と描かれている。
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さらに定番のアップルシュトゥーデルに加え、玉ねぎケーキ、野菜シュトゥーデル。このあたりになると、お菓子というよりは軽食みたい。
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レーゲンスブルクのグリューワインのグラス。大聖堂と石橋の絵が入るのがお約束。
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こちらは陶器マグ型。雪をかぶった大聖堂の絵が良い。
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マーケットの一角に、先ほど本店に入るのを断念した”ヴルストキュッヘ”の屋台が出ていたので、これ幸いと一つ注文。
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レーゲンスブルクのソーセージはほかの都市より太いのが一般的だが、ヴルストキュッへは細いニュルンベルガ―を出している。好みを聞かれたので、ザワークラウトとオリジナルマスタードをはさんでもらうと、予想通りザワークラウとニュルンベルガ―の相性は抜群で、めちゃくちゃおいしい。
ここオリジナルのマスタードの瓶も売っていたのでついでに購入。ひとつ1.5ユーロとたいへんお得な値段だ。ヴルストキュッヘのマスタードはヴァイスヴルストにつける甘いマスタードだがメーレティッヒを混ぜてピリ辛に仕上げている、独特の味でとてもソーセージに合う。 -
白くもちっとした名物のダンプフクヌーデルの屋台。 5ユーロと高かったので見るだけにとどめた。この時点で手持ち現金がかなりギリギリ状態。
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こちらはクリスマスマーケットとは関係ない、野菜・果物の露店売り。柑橘系やリンゴが多い。一キロ単位で売っている。
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ひととおり観光を終え、余裕をもってレーゲンスブルク駅に戻る。駅前には屋台が数件営業していた。写真は豆菓子?の屋台。
しかし、小規模ということもあって、いまいち駅前のマーケットはインパクトに欠けた印象。 -
レーゲンスブルク駅。まだ電車の時間には30分近くあったが、時間ぎりぎりまで粘って観光を楽しむ気力が尽きてしまった。慌ただしかった旅の反動か、これが最後の移動であることを認識したため、気分が大きく沈んでしまったようだ。
スーツケースをコインロッカーから引出し、買い足したお土産を中に突っ込んで、早々にホームに移動。フレイジング行の電車を待ち続けた。
ビール累計 31種/12.2l
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