2013/12/09 - 2013/12/09
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fuchiさん
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この日12月9日は今回のビアライゼの最終日であるが、幸い飛行機は午後の出発なのでまだ時間に余裕がある。そこで、午前中にプランク醸造所の見学をあらかじめお願いしておいた。
朝食を終えて、10時からの醸造所見学まで少し時間が空いたので、再度ラーバー村の散策に出かける。路地を歩きまわり、写真のようにラーバー城壁の高みに上ってプランク醸造所を見下ろしてみたり、村のスーパーの品ぞろえを見たりして時間をつぶした。
10時からの見学では、マンフレッド氏の案内の元、自動化された醸造設備や、各国へと出荷待ちのプランク・ビールが積み上げられた倉庫などを楽しく見て回る。見学のあとはガストホフで昼食とビール。朝の散歩と合わせて、ラーバー村とプランク醸造所を堪能したのち、名残は惜しいがミヒャエル氏たちに別れを告げ、ラーバー駅からレーゲンスブルクへと出発した。
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
プランクでの朝食を終えて、ふたたび村を散策する。過去の訪問では下から眺めるだけだったラーバー城壁を目指して、ラーバーの紋章が刻まれた城門の下をくぐり、坂道を登り始めた。
ちなみに過去のラーバー村訪問はこちら。
http://4travel.jp/travelogue/10723863 -
坂道を登って行くと、10分もかからずに城壁の遺跡に到着。金柵に鳥が止まっているなーと思ったら作りものだった
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アーチの脇に、バイエルンの紋章が描かれた盾と、壁に埋め込まれた兜・籠手がある。門番がわりであろうか。
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ブルグ ラーバー (ラーバー城)の中はこのような感じ。歴史を感じさせる石積みの城壁。
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ブルグ ラーバーに関する説明が書かれている説明プレートもあった。
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テラス風に視界が開けたスペースには、ベンチ・テーブルと、なぜかクラシックな中世風の刑罰具・ピロリ―(晒し台)が据えられていた。
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ブルグ ラーバーは黒ラーバー川の見張りのために建てられただけあって見通しは抜群。眼下のラーバー村が一望できるのはもちろん、集落の外にある家まで見える。
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古い遺跡っぽいラーバー城壁であるが、なんと中に民家があり、人が普通に生活しているっぽい。
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ラーバー村に戻ると、清掃員さんたちが街路を掃除していた。レーゲンスブルクでもこのオレンジのジャケットの人が、道や彫刻などを清掃していたのを思い出す。
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どの店のショーウィンドウにもツリーや星、サンタなどのクリスマス風飾り付けがされている。くるみ割り人形もクリスマスの飾りなのだろうか。
ここの商品はLaaber Burgbitterとあり、どうやら何かの飲み薬らしい。 -
日用品や食料を小売している、スーパーのような店に入って見た。お酒コーナーではビール、ワイン、さらにこのシーズンらしくグリューワインなど。
面白いのだと、このリキュール? キモ可愛い魔女の人形がおまけについている。 -
Eierlikor。Eiは卵のことだから卵酒ということか。黄色いのも納得であるがドイツにもあって、しかもボトル詰めで売られているとは知らなかった。
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清涼飲料水の下にビールの棚。当然あるプランクのボトルの他に、シュナイダーやハッカープショール、そして近隣の醸造所であるアイヒホーフェンのビールが売られていた。結局この店では、アイヒホーフェンと昨日ニュルンベルクで印象的だったメーレティッヒ(ホースラディッシュ)の小瓶を購入。
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プランクに戻り、早速購入したビールを開ける。
アイヒホーフェナー プレミウム ピルス。ホップの香りに程よい苦味、十分に麦の旨味を感じるがあっさりとして飲みやすい。ちょっとぬるくなっていたが美味しくいただけた。 -
10時からプランク醸造所の見学。
まず案内されたのはコントロールルーム。PCに醸造設備の状態がモニターされており、各所の温度や流量などのセンサー値がGUI表示されている。こちらで醸造の各工程を適温に保ち、理想の麦汁濃度や発酵を管理するのが醸造長のお仕事。
麦芽をマッシュする窯の近くにあるため、コントロールルームはマッシュ熱で暖かいし、麦芽の香りに満ちている。一度に2種類醸造することが可能で、このときはピルザールとヴァイツェンを醸造していた。
写真は全自動化制御を導入する前のハンドクラフトの操作パネル。 -
モルト原料の袋もおかれており、見たところサワーモルト、ダークモルト、ヴァイツェンモルトを使用。また、水は硬水を軟水にして使用しており、Eiswasser,HotWasser,BrauWasserをブレンドして温度などを調整しているとのこと。そのブレンドも全部オートマチックで、コントロールルームからバルブを制御している。
説明を受けながら醸造所の中を歩き回る。どこも清潔に清掃されており、見てて楽しい。タンクの周りには、ほのかにプランク酵母の香りが漂っていた。 -
ピルザールの下面発酵酵母を回収してためておく容器・・のように聞き取れたが正しいかどうか。説明は基本的にドイツ語。
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日本のプランクビールファンによる寄せ書きのフラッグ。ミヒャエル氏が来日して、インポーターのコバツ・トレーディングの社長さんと一緒に日本中のビアバーを巡り歩いたときに、それぞれの店の有志が記入した品だ。もちろん私も書き込んだので見覚えがある。
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この寄せ書きフラッグは二枚あるのだが、こんな風に醸造所の壁に貼られている。
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プランク醸造所が乗った新聞記事も壁に貼り出されていた。これは日本人が修行に来ていることを紹介した記事だ。この方は”マイスターのドイツビール案内”という本を書かれた高橋さんである。現在もブログ(http://blogs.yahoo.co.jp/fassnori)でビールの様々な知識をわかりやすく教えてくれている。
プランクは高橋さんの後、韓国、モーリシャスからも研修生を受け入れており、それらの新聞記事も張り出されていた。 -
醸造工程の最後はボトリング工程。ボトルを搬送し、洗浄、充填、ラベリングを行って箱詰めして出荷する。
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ビール瓶の搬送レーン。この時は動いていなかったが、ここを大量のビール瓶が流れ、ボトリングマシーンに運ばれる
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自動ボトリングマシンはこの時間は残念ながら動いていなかった。メカ的な工夫が随所にされているらしい。
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オートラベラー。胴のところと首のところのラベルを高速で貼ることができる。ビール瓶はリサイクル瓶ではなく新品を使用しているとのこと。輸出が多いからかな?
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ボトル洗浄機。1時間に2万本のボトルを洗うことができる。
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プランクビールのボトルを詰める箱もライオンマーク入りだ。プランクはドイツ国内ではそれほど流通していないらしいが、イタリア、ルーマニア、スウェーデン、日本、アメリカには結構な量を輸出しているとのこと。
日本からたくさん注文が入っているため、輸出用の生産量を増やす予定だそうだ。 -
金属製のケグは国内・欧州向け、日本向けのビールはすべてソフトなコンテナのキーケグに詰められる。金属を使用しないキーケグは、軽くワンウェイで使用できるため、遠距離の輸出にとても有利。
倉庫では日本に向けて出荷待ちのキーケグが山と積まれていた。これらが数か月後には日本のビアバーのタップにつながるというわけである。一緒に写っているのは今回案内してくれたマンフレッド氏。 -
段ボール箱でなくパレット単位で大量にまとめられ、出荷されるプランクビール。
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醸造所の入り口にあるでっかいタンク。
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醸造所の倉庫には、ビール以外の飲み物もケースに入って積み上げられていた。プランクは自分とこのビールだけでなく、ソフトドリンクなどを仕入れて小売もしている。レモネードは輸入しているそうだ。
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見学を終えるとちょうどいい時間になったので、部屋を整理してチェックアウト。そのまま
食堂ホールで昼食を取ることにした。写真はガストホフの表に張り出されているこの日の料理・飲み物。 -
プランクのカルテにはワールドビアカップの受賞歴が記載されている。
スタムティッシュにはすでに何名か座っておられたので、別のテーブルに着いた。
先客は食事はしておらず、見たところコーヒー、ドゥンケル、レモネード、コーラなど飲んでる様子。
テーブルの端に座った人に砂糖瓶をさっと滑らせて渡したりしていて、いかにも常連な雰囲気を醸し出しているのが見て取れた。 -
昼食は Kalbs Rib Braten(仔牛のロースト) キノコソース、サラダ付。
ひたひたにかけられたソースは茶色でとろみがついている。キノコは小さく刻んで混ぜられており、バターシュペッツェレが付け合せ。仔牛の肉は柔らかくて食べごたえがある。柔らかいため冷めてもおいしくいただけた。
ビールはエクスポートドゥンケル(ボトル)を注文。
ローストモルトの香ばしい香りが肉の脂と合う。濃厚な印象だがとても飲みやすく、冷えているときはフルーティーさが楽しめ、少し温くなるとコーラみたいな甘さも出てくる。 -
さらにプランクへレスを注文。ドゥンケルのあとだとちょっと薄いと感じるが、やはりおいしい。このときは特に香りが良く感じられた。ホップはハラタウのを使ってるのだろうか。温度は15度くらいで甘味と苦味がバランスする印象。
そろそろ電車の時間が迫ってきたので、お土産をミヒャエル氏に渡し、プランク醸造所を後にした。 -
12:30にプランク・ガストホフを後にし、坂を上ってラーバー駅に向かった。5分程度で到着し、電車を待つ。対向線を自動車を満載した貨物列車が通り過ぎて行った。
40分に電車に乗り込み、レーゲンスブルクに向かう。
ビール累計 27種/11.8l
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