中国、河西回廊の旅その3-敦煌周辺観光

2013/05/01 - 2013/05/10

敦煌二日目。

前日に鳴沙山でラクダにたまたま乗り合わせた、中国人の３人と成り行きで今日は一緒に観光に出かけることになりました。

タクシーを１台借り切って敦煌周辺の観光地を回ります。

エリア 敦煌(中国)

敦煌二日目。
昨夜約束の通りたまたま知り合った中国人３人と一緒にタクシーをチャーターして観光することに。

前夜に宿の受付の人にこういう理由で朝４時に出たいと話すと、
「そんな早い時間だれも居ないし入口は鍵が閉めてあるから、開け方を教えるから自分で開けて出て行ってくれ」
との事。

教えられた通り鍵を開け外へ。
まだ真っ暗。
ほどなく既に３人を乗せたタクシーがやってきた。

タクシーでうたた寝することしばし、６時過ぎ頃に雅丹（ヤルダン）地質公園に着いた。

時間が早すぎるからか準備が出来ていない感じ。

しばらく待つと観光用のミニバスが来た。

ガイドブックには８時からになってるから無理を言ってバスを出してもらったのかもしれない。

４人だけを乗せて舗装された道をすこし走る。

見所になると一旦バスを停めてバスから降りて観光する。
（金獅迎賓）と書いてあります。

こちらは（獅身人面）
スフィンクスの事らしいです。

このバスに乗って回っています。

さらに移動して、

ここはバスから降りて少し歩く。

（孔雀）

ちょっと貧相な孔雀ですが、

他に観光客も居ないこともあり、とても静かでなんの音も聞こえない。

ゆるやかな風が常に一方向に吹いていて、
風に乗って足元を何かの植物の白い綿毛がそうっと流れていく。

ガイドブックによると、このあたりは通称「魔鬼城」と呼ばれて、古代の人々には恐れられたと書かれていたけど、それも納得できるような不思議な空間でした。

また少し移動して（艦隊出海）。

岩を艦船に見立ててる訳です。

これでヤルダン地質公園の観光は終わり。
ほぼ１時間でした。

バスで元の位置に戻って再びタクシーで移動。

ヤルダンから１時間半ほどタクシーで移動して９時前に漢代長城に着く。

いわゆる万里の長城の西の端にあたるところなんだけど、
長城としてイメージするようながっちりした石造りのものではなくて、
土とわらを付き固めただけのもので高さも２ｍくらい。

近くで見るとわらが積まれてるのがはっきりわかる。
乾燥した地域だからわらも腐らないのだろうか。

またタクシーですこし移動して玉門関へ。

関の中通らなくても横から通り放題な気がするけど・・・

昔は横に城壁が連なっていたんだろうか？

周辺は見渡す限りの荒野。

で、またタクシーで移動。

続いて西千仏洞へ。

よくわからないけど閉まっていたらしい。

中には入れずまた移動。

移動の途中で４人で記念撮影。
撮影は運転手さん。

で、最後に敦煌古城。

古城と言っても近年映画撮影のために復元されたもので、
要するに映画のセットがテーマパークになっている。

セットなので写真写りはいいですが、裏から見たりすると結構ハリボテ感が満載だったりしてます。

まあ、ここは、時間があれば来てもいいかなという感じだった。

これでタクシーを借りきっての一日観光は終わり。

宿の近くまで送ってもらって二日に渡っていっしょに観光をした３人ともお別れです。

宿に戻ったのは昼過ぎくらい。

夕食ついでに散歩へ。

まだ明るいけど夜の８時です。
中国は北京を基準にして国内で時差がないので、西の外れのこの辺りはかなり遅くまで明るい。

地図を見たら歩いて行けそうな距離だったのであさって使う予定のバスターミナルを確認。

もう夜なので閉まってた。