2011/12/26 - 2012/01/07
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ラビニアさん
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欧米人バックパッカーが長期滞在している町には、必ず安くて居心地の良い店があるものだ(だから、みんな長期滞在するのだ)。
今回行ったパーイがまさにそんな町。
スカイチームの特典旅行で、タイ航空の、チェンライin、チェンマイoutというチケットをゲットしたので、有効に使うために、次のようなスケジュールで回りました。
■チェンライ→チェンコーン(&フエサイ)→チェンマイ→パイ→メーホーンソン→チェンマイ
年越しは、タイ人の観光客であふれるパイで。
表紙の写真は、パイの河原で新年の幸福を願う灯篭を空に放つタイの観光客ら。
ちなみに、冒頭で書いた居心地の良い店とは、必ずしもレストランやバーとは限らない。
食料品や飲料を売っている普通の小売店の軒先にテーブルを出しただけのところも多い。
パイでも、そんな店を見つけた。
そこは、長期滞在者のたまり場となっていて、そこに行けば必ず話し相手がいるので、一人旅でも全く退屈しないで過ごせるのだ。
誰もいない時間帯、一人か二人いる時間帯、テーブルが満席になる時間帯、いろいろあるので、その時の気分で行く時間を選べるのも良い。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
チェンライに到着。
さっそくバスステーション裏手の炭火焼きの屋台で、ナマズ焼きにビール。
チェンライの写真は、この1枚だけ。 -
チェンライの定宿・ツーリストインで1泊した後、チェンコーンにやってきた。
メコン川の対岸はラオス。 -
チェンコーンの船着き場。
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渡し船でラオス側の町・フエサイに渡ってきた。
これはフエサイの町のメインストリート。 -
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フエサイの川沿いのカフェで、まずはビアラオを。
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町を散策した後、昼食のためにレストランへ。
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ラオス定食のランチと、またビアラオを。
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タイ側のチェンコーンに戻ってきた。
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チェンコーンで泊まったゲストハウス。
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ラオスを臨むメコン川沿いにある。
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ゲストハウスのレストランから、メコン川の対岸のラオスが見える最高の立地。
夕景を肴に食前酒にビール。 -
朝。
メコン川を眺めながら朝食を取る宿泊客(少ない!)。
私は、夕食も朝食も町で食べてしまった。
欧米人と違って、どんなに良い環境のゲストハウスに泊まっても、やはり屋台料理が優先してしまう。 -
テーブル席からの眺め。
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チェンマイにやってきた。
これは、チェンマイでいつも一度は顔を出す焼き鳥屋さん。 -
ここで夕方、焼き鳥をつまみに食前酒?を飲むのがチェンマイの楽しみの一つ。
メインの夕食はベタだが、たいがいナイトマーケットのレストランにて。
(ベタすぎで写真を撮っていない) -
ライトアップされたターペー門付近。
新年が近いので、何となく町中がウキウキしている感じ。 -
チェンマイからミニバンで3時間。
山間の村・パイにやってきた。
霧につつまれたパイの河原には、テントが沢山並んでいる。 -
年末年始の休みのために、沢山のタイ人がテントを持って車でやってくる。
もちろん、ゲストハウスも満杯。 -
パイの村はずれから小川を渡ると、川沿いにバンガローが並ぶ。
値段は、ふだんなら150Bくらいだろうと思われる部屋が700Bからする。
もちろん全て満室。
たまに、空いている部屋があると、1500Bとかする。 -
バンガロー村の川沿いにあるカフェ。
水車が回っていて情緒がある。 -
このパイという村は、チェンマイからメーンホンソンに向かう途中にある小さな山村だったのが、欧米人のバックパッカーが長期滞在をするようになり、一躍脚光を浴びるようになった。
さらに、タイ映画"Pai in the Love"(↓リンク参照)が大ヒットしてから一大観光地となり、タイ人の若者が大挙して押し寄せるようになったのだ。
https://www.youtube.com/watch?v=eNEh9631xEU -
村とバンガロー村を結ぶ橋。
-
川の水音をBGMにモーニングコーヒー。
毎朝、朝食後、ここにやって来た。
ここはバンガローの宿泊客向けのカフェだが、もちろん、宿泊者以外でも利用できる。
ちなみに、私の泊まったバンガローはここではなく、村の中心地。
と言っても狭いパイの町。ここから歩いて3分くらい。 -
川沿いのカフェはこんな感じ。
こんな良い場所なのに、朝から夕方まで、ここを利用する客はほとんどいないので私の貸切状態。もったいない。
夜になると、ディスコ音楽が流れ、花火が上がり、タイ人で満席になるのだが。 -
私のお気に入りの席は、川に一番張り出した特等席。もちろんいつも空席。
夕方、ビールを飲みながら夕景を眺めるのが最高。 -
バンガローのバー。
日中は客も店員もいないが、夜になると、「川沿いディスコ」の基地となる。 -
私の特等席を占拠している犬。
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朝食におかゆも頼んでみたが、やはりこういう物は村の屋台の方が美味しい。
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大晦日の朝になると、テントが益々増えてきた。
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川沿いにはもう張る場所もない。
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村の高校の校庭に、臨時のテント場が設けられていた。
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受付のスタッフ。
ここで料金を徴収している。 -
私は、パイに着いた1泊目は安い宿はどこも空いていなかったので、仕方なく、600Bもするゲストハウスに泊まった。
この赤い看板の奥の宿。 -
翌朝、宿を探しに町を歩き、偶然近くのバンガローを覗きに入ってみると、ちょうど荷造りしている西洋人がいて、今まさにチェックアウトするとのこと。
ラッキーと思い、後を引き継がせてもらうことにする。 -
ところが、宿の人は常駐しておらず、受け付けはこんな感じ。
毎日、12時頃には来るというので、部屋の中に荷物を置かせてもらい、西洋人から鍵を預かり、受け付けにメモを残して出かけることにした。
昼過ぎに戻ってきたら、若いお姉さんが受け付けにいた。
英語が全く出来ないので、どうやって事情を説明しようかと思ったが、すぐ状況を理解してすんなりチェックインが終了。
1泊250B(3日目からは200Bになった)。 -
メインストリートには、午後になると数百メートルに渡って、屋台が並ぶ。
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日が暮れると、益々賑わいが増す。
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いろいろな料理の屋台が並ぶ。
パイでは、毎晩、屋台の食べ歩きをしていたので、夜はレストランに入らなかった。 -
おでん風の串煮料理。
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寿司屋もある。
このタイ風寿司は、具もご飯も、日本の寿司とは程遠い味だが、私はこれが結構好きで、チェンマイのナイトマーケットなどでよく、ビールのつまみに食べたりする。 -
これはスイーツ。
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イチゴのシロップかけ。
これもなかなか美味しい。 -
竹筒に入った漢方薬みたいなドリンク。
甘い。 -
赤米で作った煎餅のようなもの。
甘いきな粉?を溶いたたれをかけて食べる。
これも美味しい。 -
路上では様々なパフォーマンスも。
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毎晩飲みに行ったパイのメインの交差点にある食料品店。
バーではなく、小売店なのでビールが原価で飲める。
やはりこういう店は、欧米人の(ひと癖ありそうな)長期滞在者のたまり場となっていた。
誰もいなくても、しばらくビールを飲んでいると、必ず誰かがやって来る。
アジアでは、長期滞在のバックパッカーの集まる町には、こうした原価で飲める売店のテーブルが最低でも1か所は必ずあるものだ。
(私は初めての町に行った時には、こういう店をまず探す)。 -
小売店のお兄さん。
彼がそうなのかは知らないが、この店はゲイの人が良く集まって来ていた。
また、障碍者の人たちもよく来ていた。 -
夜がふけるにつれて、町の賑わいも増す。
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-
メインの交差点近くのカフェでは、バンドの生演奏も行われている。
このギタリスト、警官の制服を着ている。 -
翌日、町を歩いていたら、昨夜のギタリストがそのままの格好で交通整理をしているではないか。
つまり、現職の警官が、制服のままにライブに出演していたのだ。
日本では考えられないことだ。 -
タイ北部の名物料理、カオソーイ。
カレーラーメンに硬い焼きそばが乗っているのだが、不思議と良く合う。
付け合わせの漬け物もカレー味と良く合う。 -
行列ができるくらい人気の店でみんなが食べていた骨付きカルビの煮込みを頼んでみた。
これは美味しい。 -
客待ちをする中国人のバイクタクシードライバー。
ビールを飲むテーブルのある小売店の、ちょうど真正面。 -
この辺が村の中心地。
バイクタクシー乗り場や、バス停、ミニバン乗り場がある。 -
売店のお兄さんと。
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左側の人は、亜者。
いつもこの店の前で宝くじを売っていた。 -
大晦日の夜。
村はずれの川沿いでは、行燈が上げられていた。
写真では上手く撮れないが、実際は、夜空に無数の行燈が浮かび上がり、非常に幻想的である。 -
-
パイからミニバンで3時間。
メーンホーンソンにやってきた。
町の中心地には湖がある。 -
湖の周囲には寺院とレストランや土産物店が数軒あり、寺院の対岸にはゲストハウスが数軒あるだけ。
知名度のある観光地の割には、非常に小さな街である。
歩いていても、旅行者はあまり見かけない。
湖から少し離れたメインストリートには、市場まで街が続いている。
市場のすぐ裏が空港。
空港まで徒歩15分くらい。こんなに近い空港も珍しい。
ちなみに、バスターミナルまでは、空港の反対側へ歩いて20分くらいかかる。 -
これは、湖沿いにあるレストラン。
外国人向けのレストランは、湖沿いに数件しか見当たらなかった。
ちなみに、この街には、パイのような、欧米人バックパッカーの集まるテーブルのある小売店は見当たらなかった。
どうりで、欧米人長期滞在者が少ないわけだ(少ないから無いのだが)。
この町にもテーブルのある小売店はあって、ビールも飲んだが、誰も客は来なかった(通りかかりもしなかった)。
3日間の滞在中に、飲食を共にしたのは、日本人の一人旅の青年だけだった。 -
ここが湖沿いの道。
この道を歩いていくと、地元の町に入り、空港まで至る。 -
寺院の対岸にあるゲストハウスに泊まった。
ちょっと神経質なイギリス人が経営している。 -
ゲストハウス2階のベランダからの眺め。
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ベランダで、沈む夕日を眺めながらビール。
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ゲストハウスの部屋。
神経質なイギリス人の経営で、部屋や廊下は簡素だが非常に清潔で、イングランドのBBのような雰囲気。 -
夜になると、ゲストハウスから、ライトアップされた寺院が見える。
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これは湖沿いのレストランから。
この町は、夜景も昼間の景色も綺麗だし、湖沿いにも気持ちの良いゲストハウスやレストランが何軒かあるのだが、正月だというのに、旅行者は非常に少ない。
なぜ、欧米人に人気がないのだろう。
やはり、途中にパイのような楽しい街(村)があるから、ここに来ると退屈してしまうのだろう。 -
空港の隣に小さな市場に行くと、さまざまな食堂や屋台がある。
これは市場の中の食堂の昼食。 -
朝の市場。
人だかりのしている店に入ってみた。 -
餅と太麺の雑炊のような料理。
パクチーが効いていて大変美味しい。
結局、2日間とも朝食はここに来た。 -
メーンホーンソン最後の朝。
霧に包まれた湖の寒々とした光景。
この町は、湖沿いの旅行者エリア(きわめて小規模)と、地元の町が隣接しており、市場も近く、町もコンパクトで、私は大変気に入ったのだが、やはり、人の来ないところには、人は集まらないのだろう。
そのうち、何かの映画で脚光を浴びたら、とたんに人が集まるようになるのかも知れない。
この後、チェンマイまでミニバンで移動し、夕食を食べた後、チェンマイ発のTGで、バンコクを経由して帰国した。
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この旅行記へのコメント (1)
-
- yeppoon_loverさん 2017/07/21 12:11:29
- 初めまして
- 日記、拝見いたしました。
この日記の写真、どれも素敵です、行きたくなります。
タイは、バンコクしか行ったことがないのですが、
いずれ、この町にお邪魔したいと思います。
フォローさせていただきますので、
今後とも、よろしくお願いいたします。
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