日帰り or 宿泊 の Mont Saint-Michel (モンサンミッシェル)

2014/04/18 - 2014/04/21

絶景のMont Saint-Michel。一度は訪れたいと思う方が多かれど、とにかく場所が不便。みなさんの貴重な貴重な欧州滞在時間を削ってまで当地でゆっくり、という方は少数派かもしれません。現地宿泊の感想を共有します。

エリア モンサンミッシェル(フランス)

• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス

まず、ひとつの魅力は、絶景ホテル、La Relais Saint Michel。陸側最前面を左右に翼を広げたホテルで、ここの客室やレストランからの眺めはまさに絶景。看板に偽りなし。ホテル自身の設備もサービスは上々、バスタブ付、全般に清潔、空間的にまとまっています。そしてテラス付(4月はちょっと寒い)。素泊まりがgood。2人200 EURを切る手配もあるようですから、夜はずっとこの不夜城を眺めながらの中世への旅はいかがでしょう。

http://www.relais-st-michel.fr/jp

午後の島内の目抜き通り。江ノ島とまさに同じで、狭い路地を多くの観光客が闊歩し、ざわついた感じです。これが日帰りの皆さんの印象かもしれません。ところが、午前9時となるとあたりは水を打ったような静けさ。これが中世の欧州だったのか、と思わせます。早朝の江ノ島もそうですが、温泉街の静かな朝のような雰囲気でした。なるほど島内に宿泊をお勧めする人の気持ちもわからんでもない。

午後の島内散策ではあまりの混雑とヘトヘト感とで、この展望台の眺めを諦めました。翌朝、ひっそりとした商店街を登り、誰もいないこの展望台の眺めを心行くまで堪能。風の城という感じだけに、ひっそりした雰囲気がよく似合います。

陸側から島内へは無料送迎バスが24時間(!!)運行されていて、いつでも気軽に行き来できます。午前1時〜7時だかはオンデマンド運行だそうですが、部屋からも午前2時頃までは往来がありました。

うん、MSMは島内に宿泊するより、陸側でワインでも飲みながらぼーっとするほうがお勧め。

移動手段。パリ南部のモンパルナス駅からTGVで2時間のRennesへ。駅前のバスセンターから直行バス(予約不要)で1時間。便数が少ないので緻密な計画を。以下のURLから、左側の緑のタブ「運賃と時刻表」を参照。

http://www.destination-montsaintmichel.com/?lang=jp#

レストランからの夕食の写真は掲載しません。日没は4月ならば午後9時すぎ。レストランは7:30からの営業ですから、相当の時刻でどのような雰囲気かはお察し下さい。

http://jan.moesen.nu/daylight-calculator/?location=Mont+Saint-Michel%2C+Le+Mont-Saint-Michel%2C+France&latitude=48.635794&longitude=-1.5112050000000181

登城は干潮時刻をお勧めします。

http://www.ot-montsaintmichel.com/en/horaire-marees/mont-saint-michel.htm

事前勉強では、満潮、しかも彼岸潮のような潮位の訪問を考えていましたが、あまりに陸地化が進んでいるので、あまり満潮に拘りすぎないほうがよいかもしれません。

Enjoy!