2014/03/14 - 2014/03/15
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つるまるこさん
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春の青春18きっぷで山陰地方をひとり旅してきました。
1日目は東京から鳥取県米子市まで在来線を乗り継ぎ乗り継ぎ大移動。
2日目に鳥取と島根の観光をぎゅっと詰め込み、夜行バスで帰京、その足で翌朝から出勤(汗)。
文字通りの弾丸ツアーです。
前半は旅1日目の東京~米子までの移動記録、そして翌日2日目の三朝温泉と倉吉の訪問記録です。
後半は旅2日目の出雲大社と松江の訪問記録です。
【行程表】
≪1日目・3/14(金)≫
5:00 自宅発
↓東海道線&山陰本線を乗り継ぎ乗り継ぎ…
18:38 岡山着
駅前のお寿司屋さんで一服。地元のお魚&お酒を味わいます^^
19:48 岡山発
↓伯備線で約3時間半の大移動。瀬戸内海沿岸から一気に日本海側へ!
23:17 米子着
「スーパーホテル米子駅前」で一泊。
≪2日目・3/15(土)≫
6:00 米子発
↓日本海を左手に見ながら移動
7:13 倉吉着
レトロモダン調のおしゃれな駅舎!ここからはバスで移動
7:41 倉吉駅発
↓バス
8:00 温泉入口
温泉街をふらっと歩いた後、地元の共同浴場「株湯」でさっとひと風呂
8:53 車庫前
↓バス
9:14 総合事務所前
徒歩で白壁土蔵群へ。けっこう歩いた…一旦倉吉駅まで戻るのをおすすめします
9:50 白壁土蔵群着
街並みを散策
10:26 白壁土蔵群前
↓バス
10:43 倉吉駅着
11:06 倉吉発
↓一路、出雲へ!
13:29 出雲市着
14:00 出雲市駅発
↓バス
14:22 正門前着
出雲大社参拝
15:00 出雲大社前発
↓バス
15:24 出雲市駅着
15:40 出雲市発
↓宍道湖を左手に見ながら松江へ
16:30 松江着
市内観光(松江城、宍道湖の夕日、郷土料理で一杯^^)
20:05 松江駅発
↓夜行バスで帰京
翌7:01 東京駅着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
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1日目は、東京から鳥取県までひたすら大移動の旅。
早朝の5時に出発し、東西に長〜い静岡県内の移動を経て(ここだけで39駅もあるんですよね)、順調に愛知県・岐阜県へと進み…ここまではよかったのですが。
青春18きっぷユーザーには乗換駅として名高い、岐阜県と滋賀県との県境手前に位置する大垣駅で降りた時に、雲行きが怪しくなってきたのでした。
大垣で米原行きの電車に乗り込むと
「強風の影響で後続の列車が遅れています〜この電車も発車時刻を遅らせて運転します〜」
とのアナウンスが。
遅れること10数分…無事に電車は発車したものの、嫌〜な予感がします。
これ、もしかして、米原駅から新快速への乗り継ぎがうまくいかないんじゃないだろうか…
そして、あと2、3分で終点の米原駅に到着!と思われたその時…予想は的中しました。
無情にも車内に響く
「ただいま、接続予定の新快速・網干行電車が米原駅を出発しました〜お急ぎのところ申し訳ありません〜」
のアナウンス。
…だーっっっ!やっぱり!!
やはり運行会社(JR東海とJR西日本)が違えば待ち合わせはしてくれないものですよね。とほほ。
米原駅下車後、次の新快速が来るまで30分ほど時間が余ってしまったので、駅前をぶらぶら散歩して時間を潰しました。
写真は、なぜか滋賀県内にたくさんあると言われる「飛び出し坊や」の看板。 -
予定より遅れてしまったものの、なんとか無事に最初の目的地、岡山駅に到着。早朝5時に東京を出発しましたが、岡山に着いたときには既に日も暮れて、時計の針は6時半を示していました。
今回の旅の舞台である山陰地方へのアクセス方法は、京都方面から日本海側を経由して向かう方法と、岡山方面から北上する方法とがありますが、今回は後者を選択しました。
なにせ、朝から晩まで電車に乗りっぱなしの旅です。少しは息抜き、そして「旅」っぽいことをしたいものです。
ということで、岡山駅近くのお寿司屋さん、「福寿司」さんを訪問。地魚たっぷりの「特上にぎり」は、旬のお魚のにぎりが9カン入って2500円とリーズナブル。大きな木造りのカウンターと、清潔感ある店内は一人客の私にも居心地の良い空間でした^^
美味しいお寿司を、地酒「作州武蔵」の燗とともに。長距離移動で疲れた体に、豊かなお魚の味がしみわたります。お酒もまた、絶品。隣席の上品なおじさまには「作州武蔵は冷酒で飲むのが一番だよ!」とおすすめされましたが、お燗もまた乙なものでした。ちなみに、おじさまは常連さんのようで、この日は木箱に入った蒸し寿司を召し上がっていました。それはそれは美味しそうでした(ため息)。
こちらのお店は岡山の郷土料理として知られる「ばら寿司」が有名とのこと。具だくさんで、それはそれは贅沢な絶品料理だそうです。ただし、いただくには事前に予約が必要です。
訪問した金曜の夜は家族連れやグループのお客様が目立ちました。コース料理を頼んでいる方々が多かったです。 -
手前は岡山名物の「ままかり寿司」。きゅっと酢〆された身がさわやかで、美味しゅうございました。
お通しの鰆の真子と平目の肝、おつまみにいただいた太刀魚の皮(を揚げたもの)、そして、上の写真の右側にある「黄ニラの味噌汁」も美味でした…瀬戸内のごちそうに囲まれてしあわせ…
味噌汁はお寿司を頼むとサービスでついてきます。黄ニラは岡山界隈ではよく食卓に並ぶようです。上品なお味で、普段よく食べているニラよりも、あさつきに似た味かな、と思いました。
瀬戸内地方はやっぱりお魚が美味しいですね!お魚の種類もバラエティに富んでいて、楽しいです。 -
お腹も元気も満ちてきたところで、再び出発です。伯備線に乗り換え、いざ、終着駅の米子へと向かいます。乗り換えなし、3時間半の鈍行移動です。
ボックスシートで相席になったおじさまから声をかけられ、ビールとおつまみをごちそうになってしまいました。なんと、この春で定年退職をされるまで、40数年間にわたり、毎日この電車で片道2時間かけて岡山まで通勤されていたそうです。ご立派!で、帰りはおなかがすくので(笑)岡山駅でビールとつまみを買い込んで電車に乗り込むのだそう。
鉄道関係のお仕事をされているそうで、プロならではの「乗り鉄」への嗅覚が働いたのか、私に声をかけてくださったようです。青春18きっぷで旅をしている若者(私はもう若者とはいえない年代に差し掛かっていますが^^;)を見るとつい声をかけてしまうのだとか。お仕事の話や岡山の話、これから私が向かう山陰方面のおすすめスポットをいろいろ教えていただきました。こういう偶然の出会いがあるから、鉄道の旅はやめられません。そういえば、学生時代に鳥取を旅したときにもボックスシートで地元の方と話が盛り上がっていたら、鳥取駅で降りたときに、電車の網棚に境港で買ったカニをうっかり忘れてしまい、駅員さんたちに助けてもらった…なんてことがあったなぁ、とふと思い出しました。
別れ際におじさまから時刻表を1冊いただきました(翌日からダイヤ改正だったのです)。 -
やっぱり新幹線!(笑)って書いてあるけど、鈍行列車の旅も楽しいですよ〜
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ちなみに、電車に乗る前に岡山駅の構内をうろうろ探検してみたのですが、駅のコンビニに「カバヤコーナー」なるものを発見!岡山が誇る一大お菓子メーカー、カバヤ食品さんの人気商品が並ぶコーナーでした。「さくさくぱんだ」や「セボンスター」などのおなじみのお菓子はもちろん、小学校の遠足でお世話になった「ジューC」や「キャンベビー」など、ちょっと懐かしいお菓子もたくさんありました。というわけでこの日は、昔初めて見たときに「なんて美しいお菓子なんだ!」と感動した「プチパステル」を自分へのお土産に購入。
米子駅に着いたのは夜の11時過ぎ。明日も早朝からの移動です。この日は駅前の「スーパーホテル」に宿泊。ここのベッドと枕はすごくよく眠れるので、くれぐれも寝坊には注意しなくては(昔、京都で泊まった時にチェックアウト時刻過ぎまで熟睡してしまった経験アリ^^;)。 -
翌朝は、米子駅から6時ちょうど発の山陰本線に乗車。
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0番ホームから出ているのは「妖怪列車」としてもおなじみの境港線。以前乗った際、ヘッドライトが目玉のおやじ仕様になっていたのを見て、芸が細かいなぁ〜と感心したことを覚えています。
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朝ごはんを仕入れそびれたので、昨日岡山駅で買った「プチパステル」をぽりぽり(笑)。
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左手に海を見ながら進みます。美保湾岸の発電所の風車がたくさん並んでいます。
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調子に乗ってしばらく風車を撮り続ける私。
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空も明るくなってきた頃、倉吉駅に到着です。あら、昨晩は雨だったのでしょうか
。 -
内装はレトロ、外装はモダンなおしゃれな駅舎です。ちらっとこちらを覗いているのは誰でしょう…
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その正体はこの方だったようです。地元のゆるキャラ?
倉吉駅からはバスに乗り換えて三朝温泉へと向かいます。市街地を抜けて15分ほどで温泉街に到着します。 -
三朝に到着。町の中を大きな川が流れます。空気がさわやか。吸い込むだけでリフレッシュできそうです。
ラジウム泉が湧出することで知られるこの地は、古くから湯治場としても有名だそうで、大学の医学部の研究施設も見かけました。 -
歩いているだけで気持ちがよい。
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山のふもとの温泉地だけあって、河原にはうっすら雪が。この近くにある三徳院投入堂にも、いつか温かい季節に登ってみたいなと思っています。
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雪の残る季節だけあって、足湯は閉鎖中。
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温泉街を歩きます。こういう「温泉地の歓楽街」の雰囲気が残っているのって、楽しいなぁ。
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ついつい写真に納めてしまう。
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ここにも足湯がありました。
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共同浴場として知られる「株湯」に到着。ここで朝風呂といきます。
営業開始直後の時間とだけあってか、中にいたのは地元の方とおぼしきお客さんばかり。株湯はお湯の温度がとても熱くてとてもじっと浸かれるものではない、と事前に耳にしていたのですが、この日のお湯の温度はちょっぴり熱い程度で、のんびり手足を伸ばして浸かることができました。
毎日入りに来るという地元のおばあさん曰く、「今日は(土曜だから)人がいっぱい入ってぬるくなってるのよ。いつもこの時間は私ひとりで、すごーく熱いのよ」とのこと。なるほど。 -
上がった後もしばらく湯冷めせずに体がぽかぽかして、気持ちのよい朝風呂を味わえました♪
再びバスに乗り、倉吉市内へと戻ります。
風呂上がりはやっぱりコレ。鳥取が誇る名産、「白バラ牛乳」のコーヒー牛乳です。
次の目的地は、古い蔵造りの町並みが保存された白壁土蔵群。駅まで向かう途中でバスを降りたのですが、歩く先に見えてきたのは「白壁土蔵群まで3km」の道路標識…一旦倉吉駅まで戻れば良かった^^; -
てくてく歩いていると、途中に地元のスーパー発見。朝ごはんもまだ食べていないし、ここで食糧調達タイムにします。
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なんだか巨大なパンを発見。写真ではわかりづらいかもしれないのですが…とんでもない大きさです。この「大ロシア」、販売されている地域とそうでない地域があるようです。少なくとも東京では見たことがない。
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ネーミングのインパクトに負けて、地元のパン屋さんのてづくりパンを購入。
その名も「めろりんこ」と「いもむしちゃん」…
「めろりんこ」はメロンパンの中にあんこが入ったパンで、「いもむしちゃん」は芋あん入りの蒸しパンでした。(食べてみて名前の由来に気が付いた) -
渋い町並みになってきました!白壁土蔵群到着です。
江戸〜明治期にかけて建てられた、漆喰の白い壁の建物が保存されている地区です。
まだ朝なのにツアー客とおぼしき観光客でにぎわっていました。 -
レトロな建物がいっぱい。
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赤瓦の建物。この一帯に限らず、山陰地方ではぴかぴかの瓦が葺かれた立派な家や建物を多く見かけました。
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古い建物の窓枠が好きです。
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しばらく建物を見てぶらぶら巡ります。
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これはなんと、小学校の建物!こんな洋風の建築物もありました。
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お土産屋さんの軒先で謎のネコロボット(?)を発見。
こ、これは…
踊るネコのおもちゃのようです。 -
「ホワッツ・マイケル」を思い出したのは私だけでしょうか。。。
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昔の建物でそのままご商売をされているお店もあれば、蔵を改装したカフェやレストラン、ギャラリーやお土産屋さんといったスポットもありました。
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こちらのトイレはその名も「さわやかトイレ」!
倉吉は公衆トイレの整備にも街を挙げて力を入れているようです。 -
かわいい「でんわコーナー」の看板。
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交番も蔵造り仕様の建物!
ということで、再び倉吉駅まで戻った後は、いよいよ島根県へと移動します。
後篇は、出雲大社と松江の旅の記録です。
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