2014/04/05 - 2014/04/05
2601位(同エリア5994件中)
旅好き長さんさん
- 旅好き長さんさんTOP
- 旅行記501冊
- クチコミ236件
- Q&A回答2件
- 1,140,799アクセス
- フォロワー49人
関西では、桜の開花が少し遅れたものの急激に気温が上がって一気に開花し、満開になってしまいました。
このチャンスを逃がしてはと思い、クラブツーリズムの日帰りバス旅行で、大和路を代表する4つの枝垂桜を見てきました。
今回出かけたのは、宇陀市の又兵衛桜、大野寺、奈良市内の氷室神社と郡山城址の枝垂桜です。
氷室神社と郡山城址の枝垂桜は散り初めの状態でしたが、又兵衛桜と大野寺の枝垂桜はとてもきれいでした。
もちろん、枝垂桜以外のソメイヨシノの桜はどこも満開でとてもきれいでした。
ただ天気が曇り空だったのが非常に残念でした。(ただ天気予報では、雨だったにもかかわらず、観光が終わるころまでもってくれたのがなによりでした。)
桜の花の時期はとても短いので、見ごろを楽しむのが大変です。
ちなみに表紙の写真は、大野寺の満開の枝垂桜です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
今回のツアーは、明石を7時30分出発。
途中、垂水と名谷に立ち寄り、高速を乗り継ぎ、10時30分に奈良県宇陀市の又兵衛桜の駐車場に到着。
駐車場は、又兵衛桜より離れており、そこから徒歩で約10程度歩きます。
私たちが乗ったバスは、左側のあすなろバスです。 -
徒歩で又兵衛桜まで移動します。
この写真のようにのどかな風景が続きます。 -
途中、一般車の駐車場もあります。
乗用車の駐車代は500円と高めです。
でもここからだと又兵衛桜まで徒歩5分で行けます。 -
だんだんと又兵衛桜が見えてきます。
ピンクの花は、桃の花です。 -
ここが又兵衛桜の入り口です。
又兵衛桜周辺整備の協力金として100円支払います。
遊歩道の整備や草引き、花壇の手入れなどに使われるそうですが、もっと払ってもいいくらいです。 -
又兵衛桜は、石垣の上に植えられており、こちら側から見るとそれほど大きく見えません。
ただほぼ満開でとてもきれいです。
桜の開花情報では、7分咲きだったのに、ちょうど見頃です。
この又兵衛桜の樹齢はなんと300年以上とのことです。 -
又兵衛桜の後ろ側にはこのようにピンクの桃の花が咲いています。
残念なことに見ごろはもうちょっと先のようです。 -
桃の花のピンクと又兵衛桜の白色の花のコントラストがとてもきれいです。
-
又兵衛桜を反対側から見るとこんな感じです。
こちら側から見ると枝ぶりも良く、とても大きく見えます。
これで晴れていたらもっときれいなのに、本当に残念です。 -
そばには、大きな木蓮の花も咲いています。
-
桃、木蓮、又兵衛桜の花の共演です。
とてもきれいです。 -
又兵衛桜の前には小川が流れており、堤の段々には菜の花が植えられています。
-
対岸から見た又兵衛桜と木蓮の花です。
満開でとてもきれいです。 -
イチオシ
対岸から望遠で撮った又兵衛桜です。
満開でとてもきれいです。 -
手前に植えられている菜の花と一緒に撮りました。
又兵衛桜とは、大坂夏の陣で活躍した後藤又兵衛にちなんで名づけられたそうで、伝説では、夏の陣で落ち延びて、ここで僧侶として余生を過ごしたともいわれているそうです。 -
ついでに手前に咲いていた桜と一緒に撮ってみました。
-
又兵衛桜からバスで約20分程度移動して、大野寺に向かいました。
ここは小さなお寺ですが境内には、樹齢300年の小糸しだれ桜の古木2本と紅しだれ桜10本が咲く、枝垂桜で有名なお寺です。 -
大野寺の入り口まで添乗員さんの旗にしたがってついていきます。
ここで400円の拝観料を支払います。 -
大野寺の外側から見た写真です。
鐘楼のそばに樹齢300年の小糸枝垂桜が咲いています。 -
境内に入ると、手前と向こう側に樹齢300年の小糸しだれ桜が咲いています。
どちらも満開でとてもきれいです。 -
境内には、枝垂桜以外にもいろいろな花が咲いていてとてもきれいです。
-
鐘楼としだれ桜です。
結構絵になります。 -
イチオシ
観光客が少なくなったころを見計らって撮った写真です。
とても立派なしだれ桜です。 -
しだれ桜をアップするとこんな感じです。
枝の先端まで花が咲いており、満開です。
とってもきれいです。 -
大野寺は、しだれ桜以外に磨崖仏でも有名で、宇陀川を隔てた対岸の弥勒巌には弥勒仏の立像があります。
線が細いのでよく見ないとわかりませんが、高さが11.5mもある日本石仏史上重要な遺例だそうです。
(ただ個人的に磨崖仏は、国東半島のもののほうが立派だと思います。) -
境内にある祠から眺めた磨崖仏です。
-
イチオシ
大野寺の二本のしだれ桜です。
青空だったら桜の花も映えて、もっときれいだと思います。 -
おまけにしだれ桜の写真をもう一枚。
大野寺は小さなお寺でしたが、見ごたえのある桜の花でした。 -
大野寺を見学後、奈良市内の氷室神社に行く途中に立ち寄った西名阪国道の道の駅『針テラス』です。
飲食店や土産物店などとても規模の大きな道の駅です。
この頃になるとやっと青空が出てきました。 -
宇陀市から奈良市に移動するため、西名阪国道を走っていきます。
今回のツアーでは、申し込みが一番だったせいかバスの一番前。
そのためバスのフロントガラス越しにこのような写真が撮れます。
見晴らしがよく、特等席でした。
ここは、天理市内に入る峠の下り坂で、峠の上からは大阪市内を一望できます。
(夜景はとてもきれいです。) -
奈良市内に入るとこの写真のように大渋滞。
春休みの土曜日でかつ、桜の時期のため観光客でいっぱいです。 -
バスの車内から撮った氷室神社です。
氷室神社は、奈良国立博物館前にあります。 -
バスを東大寺そばの駐車場に停め、徒歩10分弱で氷室神社に到着。
ここもしだれ桜で有名なのですが、残念ながら早咲きのためもうほとんど散っていました。ここのしだれ桜は奈良県で一番初めに咲き、ちょうどお水取りの後頃から咲き始めるそうで、奈良県ではこの花が春を告げてくれるそうです。 -
しだれ桜は散り初めでしたが周辺の桜はとてもきれいです。
-
しだれ桜の花もかなり散っています。
ここでは、ウエディングドレスを着て写真を撮るカップルがいました。
ベトナムやカンボジアでは多く見かけましたが、日本でも結婚前にカップルが観光地で写真を撮るのがブームになっているのかも。 -
これが、氷室神社の本殿です。
もちろんここで参拝しました。 -
イチオシ
ここでは1時間の自由行動があったため、東大寺周辺を散策。
これは東大寺の南大門です。
桜の花に囲まれとても絵になります。
京都もそうですが、奈良などの古都には桜の花がよく似合います。 -
奈良公園にはたくさんの鹿がいて、観光客に鹿せんべいをねだっています。
-
これだけの鹿がおとなしく餌をねだるのは、奈良と宮島くらいだけかもしれません。
ただ前方や周辺に気を取られていると、鹿の糞を踏んでしまいます(下手な洒落です)ので、足元も気を付けなければなりません。 -
これは南大門の吽形像(運慶作)です。
とても力強い像です。 -
こちらは反対側の吽形像です。
今にも動き出しそうです。 -
イチオシ
南大門を入ると、東大寺の中門が見えてきます。
ここでも桜の花が咲き、とてもきれいです。 -
今回は時間がなかったため東大寺の大仏殿には入りませんでしたが、中門から大仏殿を眺めるとこんな感じです。
-
これは、東大寺 中門の毘沙門天立像です。
-
そしてこれが反対側にある持国天像です。
どちらも本当に立派です。
日本人の技の見事さを感じます。 -
東大寺中門からみた景色です。
-
東大寺を出て奈良公園に向かいます。
公園内の桜の木の下では鹿が遊んでいます。 -
さらに進むと芝生の広場に出ました。
後ろに見える山は、若草山です。
ここでも桜が満開です。 -
子供が鹿に餌をあげています。
ほほえましい絵です。 -
白い土塀と桜並木。
本当に絵になる風景です。
京都もそうですが、奈良でもこのような景色が眺められます。 -
さらに元に戻って東大寺の中門と大仏殿です。
-
これもそうです。
ピンクの桜の花がとてもきれいです。 -
南大門に戻る途中に見つけた桜の樹です。
桜の大樹で、満開になっておりとてもきれいでした。 -
こうやって見ると本当にたくさんの鹿がいます。
道端には餌の鹿せんべいを売っているお店がたくさんありますが、鹿達も利口でお店のものは食べずに、観光客が持っているものしか食べません。 -
氷室神社と奈良公園の散策後、最後の目的地の郡山城址に向かいました。
この頃には夕方の4時になっていましたが、何とか雨も降らず曇り空の下散策しました。
バスをおり、歩いて城内に入ります。
その際、近鉄電車のこの踏切をわたります。
電車は駅のそばのため結構頻繁に通っていくので、早く渡らないと遮断機がすぐ下りてしまいます。 -
先ほどの踏切を渡り、鉄(くろがね)御門跡を抜けてまずは追手門のほうに向かいます。
このお城のような建物は、追手門が見渡せる追手向櫓です。
ちなみにここの天守台は現在改修工事中で見ることができません。 -
追手門下では出店が出ており、大和郡山の有名な金魚すくいではなく、ドジョウ掬いのお店が出ていました。
金魚すくいと同様に、ドジョウをポイですくっていました。 -
イチオシ
桜の樹の隙間から眺めた追手向櫓です。
お気に入りの写真です。 -
ちなみにここのしだれ桜は、ほとんど散っていましたので写真を撮りませんでした。
それとこのレトロ調の建物は県の有形文化財指定の明治の館(城址会館)です。 -
ここは大和郡山名物の金魚すくいグッツのお土産館です。
時間がなかったのでここには入りませんでした。 -
さらに城址を散策していきます。
向こう側の建物は郡山高等学校です。
この城址内に高校があります。 -
また城址内では、このようないろいろな種類の金魚の展示と販売がされていました。
見たことのないような金魚がたくさんいました。 -
そしてこちらが本家の金魚すくいです。
ただ面白かったのは、この店では、ポイで金魚をすくうのではなく、子供が網ですくっていました。そのため、金魚はすくい放題。でもすくった金魚は一匹100円で買い取りのようです。 -
この時期(3月28日から4月11日まで)、大和郡山お城まつりが開催されていました。
そのため道端ではたくさんの出店がでていました。
ちょうど小腹がすいていましたので、ここは北海道ではありませんが、300円でジャガバタを購入し、いただきました。
ただ食べたのはいいのですが、ごみを捨てる場所がないので苦労しました。
今はどこも、ごみは持って帰らなくてはいけないようです。 -
城内にはこのようなお濠もあります。
-
イチオシ
お堀端に咲いていた桜の花です。
一つの樹でピンクと白色の花が咲いていました。 -
もちろん城内の公園ではこのような花見の宴をされており、私も仲間に入れてほしかったです。
-
船入りの濠跡周辺は整備され水辺の散歩道になっています。
-
その土手にもたくさんの桜が植えられ、雪柳もきれいに咲いています。
-
イチオシ
子供連れのほのぼのとした景色だったので、思わず撮影しました。
私たちの若かったころを思い出します。 -
城内をほぼ一周して鉄(くろがね)御門跡に向かう途中に撮影した写真です。
右側のお城のような建物は、東隅櫓です。 -
鉄御門跡を出て踏切に差し掛かるとちょうど電車が来ていたので撮影。
私は鉄ちゃんではありませんが、電車と桜の樹も絵になります。
ちなみのこの車両は、近鉄電車の普通車のようです。 -
踏切を渡って、先ほどの東隅櫓のほうを見ると、近鉄特急が来ていたのでそれも撮影。
近鉄電車は関西の私鉄の中でも車両が素敵です。 -
これで4か所の奈良県を代表するしだれ桜を見学してきました。
氷室神社と郡山城址のしだれ桜は散り初め状態でしたが、又兵衛桜と大野寺のしだれ桜はほんとうにきれいでした。
天気が曇り空だったのが少し残念でしたが、雨に合わなかっただけでもラッキーだったのかもしれません。
ちょうど見学が終わり、バスで帰路に就く途中から雨が降り始めました。
又兵衛桜と大野寺のしだれ桜は9日くらいまではきれいに見られそうです。
皆さん方も7日からは天気も回復するので、出かけて見られてはどうでしょうか。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
74