夙川公園の桜を観に行ってきました

2014/04/02 - 2014/04/02

夙川公園は西宮にある夙川に沿って整備されている河川敷公園。日本桜名所１００選にも選ばれている関西でも有名な桜の名所です。ここは子供の頃毎週習い事で通っていて、阪神から阪急までこの公園沿いに歩いていたのですが四季折々に花が咲いて思い出の地です。中でも桜は毎年素晴らしかったですが今ほど花見が盛んでなかったからのんびりと花見を楽しむことが出来ました。最近またバス１本で気軽に行けることから毎年花咲くころには行っています。
数年前までは公園の中に屋台が沢山出て花見の宴会をするグループが多く場所取りのブルーシートが沢山あって純粋に花を見るために来てもゴミも多いし酔っ払いもいて歩きにくい感じがありましたが屋台は数年前に禁止になり、場所取りも禁止になったので花見のウォーキングは楽しくなりカメラマンも増えました。
公園にはベンチも多いので駅前のお店でサンドイッチやお弁当を買って食べている人もいます。今日は花見弁当日和でした。

今日は早朝から行くつもりでしたが結局出かけたのは９時近くになってから。でも阪急夙川から苦楽園まで往復して桜を楽しみました。

エリア 西宮・芦屋(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.5

夙川は西宮市にあります。夙川の駅の近くにあったマンホール。模様が西宮市にある甲子園球場と桜と酒蔵（？）でしょうか。

夙川の駅から橋を渡って公園のところに出たところ北側を見るとこんな感じ。
桜だけではなく松も多いのがここの特徴です。

北に向かって歩く道は桜の植わっている公園の道、それと同じ高さの川の横、川まで階段で下りて水のすぐ横を歩く道、とあります。まずは下に降りてみました。川の所々には飛び石があって対岸に渡れるのでそこで写真を撮りました。

南側を見るとこんな感じ。

川上に登っていくにしたがって桜が多くなります。

川が分岐しているところで苦楽園の駅の傍の公園に渡ります。

夙川公園 花見

分岐した先。

再びみちに上がって対岸に渡ります。シートを敷いて親子連れがお弁当を食べています。

苦楽園の近くの橋から眺めると桜で川が見えないほど。

苦楽園口駅 駅

橋の欄干には桜マークがあったのですが撮り忘れました。

反対側の川下を見るパノラマどり。右側には公園があってこちらも桜が多い。でも正直言うと向かって左側の桜は古木で枯れてしまったものも多くて切り株がありました。昔はもっと両側の桜が迫っていたような感じがします。

下流の桜の様子。

橋の横にあった公園の説明板。これによると桜の本数は２３００本、全長3.2kmとなっていますが、阪急の夙川より南は桜の本数が少ない感じがします。

さらに川をさかのぼると線路が川を渡っています。

階段を下りて川を渡れるようになっていますが、階段の下の部分は狭いけどいつも撮り鉄の人が沢山列車が来るのを待っているところ。ベストのポジションを取るべく三脚を使っているため、狭いところがさらに狭くなり素人は通り過ぎる列車を片隅から撮るしかありません。

この辺りの桜は花が多いです。

両側の桜が触れ合わんばかりの桜。

反対向きの阪急電車が走っていきました。苦楽園からこの電車に乗って行ったことがありますが、桜の中を走るという感じではないので外から見る方が良い感じがします。

帰りは川の横にある公園の中を通って帰ることにしました。

川の東側は横にオアシスロードもあるので通る人が圧倒的に多く桜が枯れたのか間引かれている感じがしました。桜の保存会が桜の周りに柵を設けて根元を踏まないようにとの注意書きも見かけました。

この古木も枝がかなり切られていました。でも花の勢いは素晴らしい。

この公園は犬の散歩に来ているご近所の人も多いです。

桜の木の下にはアジサイが植えられてます。ここは初夏に来るとアジサイロードとなります。

空を覆い尽くすような桜の勢い。

公園の一角に「夙川と酒と水車」と書いた看板があり、江戸時代から西宮の海の近くに宮水が出て酒づくりに利用されたこと、この辺りには昔水車があったとの説明がありました。

水車が再現されてましたが昔はこんなのはなかったように思います。

西宮の桜に関する説明もありました。

公園の東側にあるオアシスロード。ここを走ると初めての人は桜のトンネルに驚きます。

車は朝だったのでそれほど多くなかったですが1車線道路なので駐車することが出来ません。道路沿いには駐車場もほとんどないので電車やバスで来るしかない。来るまで来たら通り過ぎるだけです。

ここより南の国道2号線まで歩くかどうか迷いましたが、阪急夙川の駅からバスで帰ってきました。片道１ｋｍほどを往復して桜を堪能しました。屋台もなくなったし桜の周りに柵を設けて場所取りを禁止したため歩きやすくなりました。また来年も来たいです。