2013/11/16 - 2013/11/16
34位(同エリア85件中)
アリヤンさん
朝も早くからヒマラヤの少女を救助したワタクシたちは、気分良くヒマラヤンGHに帰ってきました。
今日はプジャをやるとか言っていたので、今日のご飯はどうなるのだろうか?
それが心配で早々と宿に帰ることにしました。
もし忙しくてなにも料理できないとなると、他に手立てを考えねばなりません。
*緊急避難ページ:2014年3月22日完成(全4ページ)
http://www.geocities.jp/ariyan9907/2013eightth-2_034.html
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
タトパニ村に入ったのはまだ朝の9時台でした。
低い東からの日差しが村のメインストリートを照らし始めていました。 -
近所の幼い子供はこれから歯を磨いて顔を洗うところです。
自分の家には水道がないようで、共同水道(山から引いている山水)を使っています。 -
わが宿、ヒマラヤンGHの前では近所の子供たちが「ケンケン・パッ」をして遊んでいました。
-
下の妹を子守しながら「ケンケン・パッ」に参加するこどもも居ます。
-
イチオシ
太陽の動きとともに「ケンケン・パッ」も白熱してきます。
-
わが部屋の前はどのような状態になっているのか?
ワレワレのご飯はどうなるのやら?
おそるおそるゲストハウスの敷居をまたぎます -
ワタクシたちの部屋のまん前にしつらえられた聖地では、クマールがベニから連れてきた坊さんがいろんなマンダラを描いていました。
そして色んな小道具が並べ始められていました。 -
親戚の人か近所のおばさんか?
大きななべを洗っていました。
今日はかなり大勢の人たちが集まってくるようです。
ということは、ワタクシたちもそのおこぼれにあずかれるのだろうか?? -
クマールの奥さんが正装して飾りつけの手伝いをしています。
ということは、今日は奥さんはワレワレのご飯を作るヒマはなさそうです。
奥さんがダメならムスメのサンガムチャンがいるから、彼女にダル・バートを作ってもらうのか? -
クマールも正装して晴れ晴れしい雰囲気でした。
-
食事の心配ばかりしているワタクシたちを察してか?
親戚のオバチャンたちがみんなにセルローティを配りはじめ、ワタクシたちにもおすそ分けしてくれました。
シナモン・ティーも入れてくれました。 -
イチオシ
早速パク付きました。
米粉に砂糖を加えたドーナッツです。
ほんのり甘く、ミルク紅茶との相性は抜群でした。
デモ、これでランチはお仕舞い、ってな事にならないだろうナア? -
ベニからやって来たお坊さんは1人ではなく2人の助手を伴っていました。
全員で忙しく祭壇を仕立てていきます。 -
親戚の子供2人が東京モノレールのポスターを眺めていたので、少し解説をしてあげました。
記念に写真を撮ってあげました。 -
パートナーもワタクシの横で携帯で写真をとっており、それを男の子達に見せては喜んでいました。
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親戚の人たちがドンドンやって来ています。
-
準備が相整い、そろそろプジャの始まりです。
お坊さんのお経が始まります。 -
クマール夫妻がそろって祭壇にお参りをします。
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お経はドンドン進み、2人は手を合わせて先祖に礼をつくす。
どうも仏教と相通ずるものがありそうです。
線香をたてて、手を合わせる。
お経をあげる。
お供え物をする。 -
イチオシ
香木が焚かれ、けむりたなびく中、陽光が差し込み、中々幻想的な雰囲気になってきました。
常に読経は続いています。
時々ほら貝が吹かれます。
中々賑やかです。 -
もうワタクシたちはランチのことばかり気にし ていられなくなってきました。
だって、ムスメのサンガムチャン(18才)も忙しく参列の人たちへのお茶くみやお菓子くばりなどをしているのです。 -
聖地の中央では香木が焚かれています。
-
お坊さんの経本です。
-
イチオシ
お坊さんの指示でクマール夫妻、祭壇にかしづきます。
香木は焚かれ、線香は燃やされ、あたりは厳粛な雰囲気に包まれていきます。
もはやワレワレはお腹が空いたことも忘れかけています。 -
どこかから子牛が連れてこられて、中庭のトイレのドアに繋がれていました。
子牛の鳴き声「ベ~、べへ~、べへ~」も読経に混じり、ほら貝も加わり、大変賑やかです。 -
クマール夫妻は立って、席を移動します。
-
こんどはみんな立って、なにやらやっています。
-
クマールのお母さんに椅子が出され、ワタクシたちお年寄りのギャラリーにも椅子が用意されました。
これから長丁場です。 -
いろいろな作法があるようで、お坊さんの助手2人も加わって次々と色んなことをしています。
式次第はドンドン進んでいるようです。
ワタクシたちにはなにが何やらさっぱり分かりませんが、、、 -
クマールのお母さんやらお姉さんやらも加わってお参りをします。
ほかにお父さんとその第二夫人やら、兄弟やら、おじさん+おばさんやら甥姪や甥っ子、姪っ子やら近所の人やら、関係のおないワタクシたちやら一杯来ています。
一家総出というより人数的に一族郎党というくらいになってきました。 -
デマシタ!!
真っ赤なお米!
これは「ティカ」用のお米なんです。
ダサイン祭りの時期、ポカラで{女の子なんかのおでこに付いていたのが何か?」を調査していて、付けていた女の子のおでこをよっく見せてもらい、やっと分かったシロモノです。
確か「お米を赤い色粉で染めて牛のヨーグルトで粘り気をつけて、そいつをおでこに貼っつける」
「ティカ」です。
ワタクシども不信心モノはティカの本来の意味を追求せず、物体そのものが何かを追及して、分かったら胸を張っている「バチ当たり」者です。 -
みんな総立ちでお参りしています。
プジャはその佳境に向かって突き進んでいます。
真ん中の火は消えることなく炎を上げています。
どの宗教でも「火」は燃やします。
ろうそく、護摩焚き、線香、東方教会やユダヤ教の「 焼香を入れた金属製カゴをふりまわすヤツ」とかあらゆる宗教の祈りの場で見られるシーンです。
これって、ひょっとして「人類文明史上最古の宗教」といわれる拝火教の流れを汲んでいるのでは?
これをあらゆる宗教行事を調べて実証していけばワタクシも博士号が取得できるのではなかろうか?
テナ馬鹿げたことを考えながら、クマール家のプジャをセルローティをほおばりながら考えていました。 -
みんな立って祈りを捧げます。
-
この草みたいなやつ、ワタクシ、知っております!
そう、「大麦の苗」です。
牛の糞の上に種を撒いて育てた聖なる糧なんです。
(ドーデス、ヨクシッテルデショー!ヾ(@⌒▽⌒@)ノワ ーイ!) -
中休みです。
腹が減ってはプジャもデキン!
全員、セルローティと紅茶で一息つきます。
これからのクライマックスに向かって一休み中です。 -
「ボクにもなんかナインカイッ!?」
っと子牛クンも舌なめずりをしますが、 悲しいかな聖なる牛クンにはなにもあり ませんでした。
⇒後半へつづく。。。。
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