2013/11/16 - 2013/11/16
21位(同エリア85件中)
アリヤンさん
今朝は6時起床。
朝からクマール家はプジャで忙しかろうと思い、粥朝食を終えるとすぐに出かけた。
タトパニ村の先のつり橋の対岸はどうなっているかが今日の興味の対象です。
10時半ころになればプジャで忙しいといってもクマール家も食べるだろうから食事は作ってくれるだろう、それまでに帰ろう。
*緊急避難ページ⇒2014年3月10日完成(全4ページ)
http://www.geocities.jp/ariyan9907/2013eightth-2_030.html
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
つり橋までやって来た。
朝日が照りつけ対岸の村がクッキリと見える。
天気が良いので気分も爽快だ。 -
ミャグディ川は今日も勢い良く流れています。
-
つり橋を渡りきると、対岸の日当りの良いところで村の若者達が日向ぼっこをしていました。
-
「なにやら珍しい年寄り夫婦がやって来たぞー!」
とばかりにこちらをじっと見る若者。
「ナマステー!」と挨拶すれば「ナマステー!」と返ってくる。 -
かたわらの家畜小屋をみると、中からウシさんが「ナンジャア?」とばかりにコチラを眺めています。
-
ウシさんは朝食中で、その舌がペロリと出ていました。
-
当初は見間違えて「大根を干している」と思い込んだ「トウモロコシ干し」。
みごとに一杯あります。 -
人家は百姓家といえどもちゃんとネパール様式を備えた土間づくりです。
-
川沿いをしばらく進むと、村の学校らしき建物と運動場がありました。
こんな辺鄙な所でもちゃんと学校があるのです。 -
今日は土曜日で学校はお休みか?
あ、そうだ、タトパニ村でもストの影響で学校があるのかどうかと騒いでいたなあ。
おそらくこんな山の中の分校みたいな学校は 、今日はお休みだろう。
子供たちが校庭で遊んでいました。
「ナマステー!」「ナマステー!」 -
学校を過ぎると、周りには人家が見えません 。もう人も住まないエリアかな?
-
と周囲を見回す。
山の中腹くらいに人家がありました。
随分と大変な所のようです。
不便な場所なのに人々は生活しています。 -
更に進み入りますと、数戸の集落がありました。
電信柱に電線が通っているので電気はあるようです。
ニワトリと子供たちが元気に遊んでいました。 -
石に叩きつけてモミをはずしたワラが立てかけられていました。
-
ここらでは急な山肌を利用した棚田で米を作っているようです。
水は川の水を引くのでしょうか?
それとも奥の高い山の雪解け水が流れてくるのでしょうか? -
ワタクシたちは常に川沿いに歩いています。
川を遡っているのですが、進めばそのうちに別のつり橋が出てくるだろう。
ソコまで行ってつり橋を渡ってUターンをしよう、との考えです。
先がどうなってるかが分からぬ山ん中、中々スリリングです。 -
途中、高い木の上に登って枝打ちかなにかをしている小学生くらいの女の子が居ました。
珍しい外人がやって来たので木の上からこちらをじっと見ていました。
えらい高いトコロに登っているなあ。
まわりを見回してもだれも居ないので、「1人で木の枝打ちをしているんだ、エライなあ」と感心して「ナマステー!」と声を掛けた 。
外部の人に出会うのが滅多にないので挨拶をするのが恥ずかしいのか?
木の上でナタを持ったまま固まっていた。 -
イチオシ
川沿いのほうの狭い場所の棚田。
ワタクシたちはもうひとつのつり橋を目指して先を急ぎました。
しかしいくら進んでも一向につり橋が出てきそうにもありません。
お腹が空いてきそうなので、これ以上あるかどうか分からないつり橋探しをするのは危険だと思い、この棚田よりちょっと先でUターンをしました。
同じ道をたどっていると、ナント、さっき木の上で枝打ちをしていた女の子が地べたに足を伸ばしてへたっているではありませんか!
近づいてみると、女の子はシクシク泣いています。
「どうしたの?あそこから落ちたの?」と聞いてもシクシク泣くばかり。
伸ばしている足を見て見ると、なんと血が少し付いていました。
コリャ、タイヘンだ!
木の上から落ちてナタかなんかが体に当たって怪我をしたのだ!
あわてて周りを見回すも、だれも居ません。
もうちょっと向こうに人家があったのを来るときに見たのを思い出し、パートナーを女の子に付き添わせ、ワタクシはその人家に走った。
具合良く人家には若い夫婦が朝食の準備をしていたのだった。
まったく言葉が通じないので、得意のパントマイムが炸裂!
夫婦はワタクシの見事な?パントマイムを理解してあわててワタクシについて女の子のところへ駆けつけてくれたのでした。 -
イチオシ
知らぬ間に周りには10人くらいの人々で囲まれていました。
みなさんアーでもない、コーでもない、と議論百出です。
ワタクシも得意の?パントマイムでアーでもない、コ ーでもない、とアピールします。
知らぬ間に若いニイちゃんが来ていて、皆さんが今度はそのニイちゃんに何かをワーワー言い出し始めました。
ワタクシがパントマイムで「背負ってどこかの家にでも運んで治療してやれば?」というと、やおらそのニイちゃんが女の子をサッと背負って、スタコラ山の奥に去って行きました。
みんな安堵したような表情で散会。 -
ワタクシたちもほっとして帰路を急ぎます。
でもあの女の子の傷の具合が心配でした。
川沿いの山間のゆったりとした棚田。
気に入っていろいろパチパチ撮るのですが、 ここのゆったりとした時間の流れと柔らかく流れる空気の醸し出す「安心感」というものを写真に写し出せません。 -
学校では子供たちがまだ遊んでいました。
今日は学校はお休みのようです。
あの怪我をした女の子もここの学校に行っているのでしょう。 -
ネパールの国花のシャクナゲが綺麗に咲いていました。
-
つり橋近くまで帰ってきました。
女性たちが田んぼへの肥料やりに精を出していました。 -
ネパールの運搬方法は背負子で頭にヒモをかけてアタマで運ぶ独特の方法です。
「ウシの糞+枯れ草」を長期間寝かせた自然肥料はカゴ一杯でかなり重いと思います。
それをひとカゴひとカゴこうやって田んぼまで運ぶのです。
こうした作業は大抵が女性の仕事になっています。
男は田んぼすきや、田んぼかきや、稲からモミはずしや、etc.をやっています。 -
近所の農家の子供たちです。
小さな幼児はたいていがこのようなホッカムリ式頭巾をかぶっています。
防空頭巾型頭巾もよくあります。 -
イチオシ
つり橋すぐそばのトウモロコシ干し納屋。
-
見事な枯れ草貯蔵所。
草刈をした草をこのようにストックしておき、ウシの糞に混ぜたりします。
ネパール中で見られる風物詩です。 -
つり橋をこれから渡ります。
-
ここのつり橋は温泉郷南側の新しい金属製つり橋とは違って床は木製となっています。
ワタクシたちとしては、このような床が木製のほうが好きです。
全部金属製だとなんとなく情緒がなくて冷たく感じますから。
それに木製のほうがスリルがあります。
(村人にしてはスリルや好き嫌いの問題ではないでしょうが) -
イチオシ
無事、ヒマラヤの少女救助隊はコチラ側に帰還しました。
ミッション終了です! -
無事にシンハ・タトパニに帰ってきました。
-
ヒマラヤの少女救助隊の足取りマップ。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9910n/RescueMap.jpg
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