2014/03/15 - 2014/03/15
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ぱんスキュさん
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2014年3月
新年二発目の旅は、前回に続き超老舗のはとバスさんの1日ツアーに参加!
前回は温泉まったりツアーでしたが、今回は温泉+αを考えていたところ、五浦温泉の名物・あんこう鍋と六角堂見学、そして水戸偕楽園の梅見という、盛りだくさんツアーを見つけたため、そちらに参加。
※六角堂は、岡倉点心が東京芸大を追われたあと、ここ五浦に拠点を構えた際に思索の場として建てられたもの。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E8%A7%92%E5%A0%82_%28%E5%8C%97%E8%8C%A8%E5%9F%8E%E5%B8%82%29
前回同様、内容も◎、そしてアテンドとガイドさんの質の良さにまたまた大大大感激!
今年で65周年のはとバス。
これだけ続いてきたのは、旅行者への気配りと親しみやすさ、前日17時まで申し込みOKな気軽さ、などなど。。。
老舗の安定感、超オススメですよ!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
今回ははとバス浜松町乗り場より出発。
すごく大きなバスターミナルになっててビックリ! -
この日は土曜日だったので、沢山のツアーと参加客でごった返していました。
今日出発のツアーが電光掲示板でずらり。 -
さて、今回は五浦温泉〜あんこう鍋と六角堂見学、水戸偕楽園〜
に参加しました。
これまた凄い人!
8時出発、休日料金:9480円 -
バス車内。
ゆったり目のシートがありがたいです。
さあ、出発だ!
首都高から東北道に載り、いざ五浦へ。 -
絶好の行楽日和です!
前日が雨だったので不安でしたが、今日はこんなに快晴!
よかったー! -
今回は繁忙期のため東京バスでの運行でした。
-
友部SAで小休止。
とても綺麗なSAで、スタバなどもあったよ。 -
ここの名物は納豆ドッグ(笑)
さすが水戸!
試してみたかったのですが、車内が大変なことになりそうで自重しました・・・。味は美味しいらしいです。お試しアレー! -
ここでお茶が配られました。
はとバスさんのこういう気配りが大好きです★ -
10時半
五浦温泉観光ホテルに着きました。
ここを拠点として、六角堂見学⇒あんこう鍋⇒温泉 の旅程。 -
まずは地元のボランティアガイドさんによる、六角堂はじめ岡倉点心のゆかりの地の案内ツアー。
10人にお1人のガイドさんのお陰で、少人数でゆっくりじっくり回ることができました。このあたりの気配りも心憎いです。 -
その近くには黄門様の井戸が。
そう、あの水戸黄門ですね。 -
反対側に目をやると、五浦の海が!
わーーー、すごい! -
ホテルから歩くこと3〜4分。
天心遺跡 につきました。
この敷地内に、六角堂はじめ記念館や天心邸など、岡倉天心ゆかりの建物や作品がぎゅっとつまっています。 -
まず初めは、天心記念館に入場します。
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岡倉天心やその一派の展示がなされています。
-
岡倉天心の一生が年表に。
若くして芸大の学長になったり、
許されない恋をして五浦に移り住んだり…。
かなり波乱の人生だったんだなあ…。 -
菱田春草の絵が飾られていました。
-
朦朧体と揶揄された彼の一生はかなり不遇であり、
その作品が認められたのは、彼の死後のことでした。 -
平櫛田中の作品です。
-
岡倉天心像。
平櫛田中作。 -
六角堂は、2011年3・11の震災時に発生した津波により、まるごと流されてしまいました。今ある六角堂は、国はじめ各方面の寄付により、2012年に再建されたものです。
その際の写真。生々しい姿です。 -
2011.3.11津波で破壊されてしまった六角堂。
復興への道のりが示されていました。 -
映像展示もありました。
-
ラングドン・ウォーナー像
アメリカ人。点心に日本美術について薫陶を受けた研究者。
第二次世界大戦中にはアメリカ政府に、爆撃リストから京都・奈良をはずすように文化祭リストを提出したと言われています。
その功績をたたえ、日立製作所が胸像建設計画が起こり、多数の寄付で建てられたそうです。
製作は平櫛田中。建物は法隆寺夢殿を模しています。 -
すぐ近くの敷地内に六角堂があります。
-
復興された六角堂!
噂通り、こじんまりしている。 -
考え事をしたり、瞑想にふけっていたという。
確かにいいサイズ感! -
ここからホテルのある場所を眺める。
とてもきれいだ。 -
この彼方から、大津波がやってきた。
ひとたまりもなかっただろうな。 -
祠が浮かんでいた。
-
続いては岡倉天心邸へ。
ここは元々観浦楼(かんぽろう)という古い料亭を、今で言うリノベーションして作られたものです。
古いものを生かしつつ新しく。
そんな天心のセンスが光まくっています。 -
震災時には、ここまで津波が来たそうです。
が、天心邸は古い日本建築で棟が上がっていたため、津波の被害を受けることははなかったそうです。ミラクル! -
天心邸内部。
意外にもスッキリしている。
でもそこかしこに美意識が。
日本の美、みたいな、そぎ落とされたもの。 -
お庭は一面の芝生。
和風建築に、洋風の庭。
その取り合わせが卓越過ぎる。
本当にすごい審美眼を持っていた人なんだな。
天心先生、すごい。 -
『亜細亜ハ一なり』石碑。
第二次世界大戦時には、天心の著作『東洋の理想』にあった冒頭部『ASIA IS ONE』が、軍の都合のいいように解釈されてしまいました。
天心の意としては、西洋に対抗する東洋の美、という意味で、中国・インド・日本などの多様な文化が、それぞれアジアという1つの概念を支えていることを示唆したものだったのに・・・。
芸術がプロパガンダに利用される危険を教えてくれる像だと思います。 -
上から見た図。
-
この芝の感覚が日本離れしている。
日本邸宅に洋風の庭! -
帰りに岡倉天心のお墓によりました。
-
岡倉天心のお墓は東京にもあるけれど、
やはりここに埋めてほしかったのではないか、
とはボランティアさん談。 -
さてホテルに戻ります。
名物あんこう鍋に温泉だー! -
じゃああーーーん!
これがあんこう鍋御膳だー!
わーいわーい。 -
味は味噌仕立て。
骨を取り除きながらハフハフほおばる。
うん、美味だー! -
続いては温泉に入ります。
-
オーシャンビューの素敵な温泉!
しかも源泉かけ流しです。
最高! -
五浦の海の波が、寄せては返す。
贅沢だ。 -
時間があったので、本館のほうの温泉にも行ってみた。
歩いて5分もあれば着く。 -
こちらはオーシャンビューではないものの、
落ち着く日本庭園風な温泉。 -
さて、温泉を堪能した後は、水戸偕楽園へ。
梅のシーズン! -
長ーい橋を渡って…
駐車場から歩くこと10分ほど。 -
うわああ、さすがに混んでます。
-
甘酒!
おいしそうだったので飲んでみた。
あったまるー!梅見のお供に。 -
入口につきました。
ここからぐるりと庭園を回る。 -
梅はどれも7部咲きくらいだった。
いい香りが漂ってる! -
いい季節にきたなあー!
飽きない飽きない。 -
春の訪れを感じます。
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園内にはいくつか名前の付いた梅も発見。
虎の尾、ですって! -
案内所みたいなところ。
ちょ、二次元JKな等身大看板はなんぞwww -
ここから孟宗竹林の入口になります。
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これはこれで梅とはまた違う趣が。
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倒れちゃった木の説明。
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吐玉池。
この池で目を洗うと、目の病気が良くなったらしい。 -
大きな杉!
これも確か名前がついていた。 -
竹林の一帯を抜けるとそこは池が!
まさに日本庭園。 -
美大とコラボして作られた灯篭?オブジェ
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正岡子規の句が書かれた石碑。
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丘から眺める梅・梅・梅
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好文亭。
ここは入場料別途です。 -
夜のお茶会が催されていました。
楽しそうだ! -
円の真ん中にはなにやら華やかなものもあり。
さて、ここまでで偕楽園散策はおしまい。 -
帰りは水戸インターでお買い物。
-
これは・・・
目が点になったお土産。
すごい。すごいぞ。 -
途中、渋滞に合うも30分ほどの遅れで東京駅に到着。
今回も満足いったはとバスの旅。
また利用すると思います。
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