2014/02/18 - 2014/02/18
237位(同エリア986件中)
わっくんさん
日光江戸村には野外ライブも含め8カ所の劇場があります。
全部の劇場を一日で制覇できるでしょうか。
開園時間の短い冬期の平日に挑戦しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
「日光江戸村」、場所的には鬼怒川温泉にあります。
12時3分発のスペーシアに乗ってGO!
特急だけど、私鉄だから安いんですよ。東京スカイツリー駅から、運賃1,320円、
特急料金は平日午後割引でたったの1,000円、
通常は1,300円、土日休日1,400円(諸費税増で値上がりしますね)。
所要時間2時間。 -
もうそろそろかなー。お山は雪だ。
地理に詳しくないので山の名前が分かりません。(たぶん)日光連山で、
左から男体山、奥にちょこっと太郎山、大真名子山、女峰山。 -
朝イチから入場したいので、前泊します。東急ハーヴェストホテル鬼怒川。
今回一人旅ですが、こんなに広いお部屋です。
たっぷり温泉に入りました。 -
翌朝、タクシーで江戸村へ。 冬期は9:30〜16:00。
通常の3/20〜11/30は9:00〜17:00。
平日だからかチケットカウンターが開くのは開園5分前。
待っていたほとんどの人が、前売り券をお持ちだったみたい。
私も昨日、鬼怒川温泉駅で割引の前売り券を購入しています。 -
外国から来た人は、文化の違いを乗り越えて楽しめるのでしょうか?
ためしに英語版のパンフをもらってみました。
日本語のパンフは表が地図、裏劇場スケジュールの簡単なものですが、英語版は旅籠とか水車小屋とか、それぞれ何の建物なのかなど詳しく説明されているパンフ。
これなら大丈夫そう。 -
9:30、大太鼓の音とともに開門〜。
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チケットのもぎり所にたどり着くまで、
両側からうやうやしく「おはようござりまする〜」と声を掛けられる。
こそばゆい。 -
建物はとてもリアルです。
番屋とか、 -
宿場町の小間物屋かな?
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絵馬堂
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ここは入らなかった。忍者屋敷?
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旅籠
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「変身処」の入り口
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町娘には3,500円で変身できるらしい。
若いお客さんは結構「変身」してましたね。
女子はぜひ、お小遣いはたいて綺麗なべべを着るべき。新撰組も素敵です。
男子は浪人姿多し。皆、浪人になると、姿勢や身振りまで浪人ぽくなっていました。
忍者はちびっこしかなれないみたいです。
自前だったら大人でもありかな。それとも顔が隠れるのはだめなのかな。 -
茶店。
ここではお茶は飲めない。 -
お馬さんにエサやり体験。
にんじんは200両。
中でのお金はみんな「両」と言っていました。 -
火消し(鳶)の頭領の家。
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掲示も本格的。
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江戸町火消資料館。
入館は自由。 -
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実際に個人所有のコレクションだったようです。
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本格的ですねー。
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ええと、左の人は千両箱など担いでいて、「ただ者ではない」のですが、
右側の方々はするっと横をスルー。いいの? -
と思ったら、向こうで捕物が始まった。
散々逃げ回ったネズミ小僧、坊やの写真に収まるために立ち止って、あえなく「御用」。 -
ひさしの下に並んでいたのは、一つ目の劇場、「忍者からす屋敷」に入るため。周りのお客さんが話しているところによると、ここは大人気で、前に昼過ぎに来園したときは、長蛇の列で入れなかったんですって。ラッキー。
10:00開演。 -
いやあ、「忍者からす屋敷」はイチ押し。
からくり屋敷(座敷)の中で、防衛側忍者1名と攻撃側忍者2名が死闘を繰り広げますが、迫力満点。定員100名くらいの小さなハコで、演者が近い近い。座っている観客の頭の上で白刃がきらめきわたる。
ジャッキーチェン似の防衛側忍者は、一瞬も止まっていません。
周囲のお嬢さん方から「かっこいい〜」のつぶやきが漏れる。
終了後の撮影会では、ジャッキー似の忍者さん大人気でした。
所要時間15分。 -
劇場のすぐ隣に手裏剣道場が。入りたくなるよねえ。
矢場とか手裏剣道場は、別途お金がかかるようです。 -
次の劇場の時間待ちの間、お化け屋敷に入ってみる。
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機械仕掛けの人形の地獄めぐりでした。
子供の頃は閻魔様って怖かったな。 -
二つ目、「大忍者劇場」。
10:40開演。所要時間30分。
忍者が綱で「ターザン」もできる大きな劇場。
「からす屋敷」の方が断然テンポがいいが、劇後の「忍者ダンス」がよかったので、許す。
写真撮影禁止なのでパンフから写真持ってきました。
二つの忍者劇は、ベンチ式の腰掛けに詰め詰め座るタイプでした。 -
次の劇までお店をひやかして歩く。
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お土産の情報がホームページにあまり載っていませんでした。
アクセサリーに名前を入れてくれるお店 -
ニャンまげグッズのお店。
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いかにもな、おまんじゅう。
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忍者グッズのお店。
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これは御飯物屋さん。
鶴の紋だから、つるっとうどん屋かと思ってました。 -
防寒のためもあるのか、各店大きなのれんが下がっていて、くぐって覗かないと何のお店かわかりにくい。
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民芸品屋さん。
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大道芸もしてます。
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三つ目の劇場は「人情芝居両国座」。
11:20開演。
ここは履き物を脱いで板敷きの広間に座って見物します。
筋は有名な「あの」人情噺ですね。(ウン七元結)
お年寄りのツボにはまるのか、笑い転げる年配の方多し。
お子様にはまだ分からない「笑い」もありますね。 -
所要時間45分で、劇の中では一番長い。
が、板敷の上に赤いパンチカーペットが敷いてあるだけ、座布団無しで正座していたので、足がしびれた。
あ、足は投げ出してもいいのですよ。実は気分出そうと着物で来園してしまったので、ちょっときつかったのです。 -
外に出ると、すぐ野外ステージで忍者劇が始まった。
四つ目、12:10開演。所要時間20分。
立って見物しました。楽ちんだー。
「光玉」、すごい威力だ。 -
閑散期の平日なので、待ち時間ほとんど無しで劇場に入れています。
行楽シーズンはうんと行列が長くなるのでしょうね。ずいぶん前から並ばなくちゃいけないのかな。各劇場、屋根付きの行列スペースがあります。
おっとこれは、「しとしとぴっちゃん」ではないか。 -
五つ目の劇は「水芸座」。
12:35開演。 -
江戸時代なら「摩訶不思議なからくり」ですが、現代だと「フツーの機械仕掛け」になっちゃうので、今ひとつお客さんが盛り上がらない。照明など工夫されて、キラキラして綺麗ですけどね。
ここも履き物を脱いで板敷きに座ります。所要時間20分なので、がんばって前列正面で正座。 -
次の花魁ショーまで時間がちょっと空くので、お昼食べようかな、と思ったら、無慈悲にも携帯に仕事の電話が入る。現実逃避行の休暇中なんですが、自営業はお構いなしに電話入りますからね。携帯なんてなきゃいいのに〜と思います。
で、残りの時間を「長州藩邸」の見学に使う。江戸時代の歴史を扱った蝋人形館です。
これは誰でも分かる「控えい、控えい〜」、あれ、これって歴史的事実じゃないんだけど。 -
これは「松の廊下の刃傷」。浅野内匠頭と吉良上野介の刃傷。
ここらへんは誰でも知っているのですが、 -
稲葉石見守が老中堀田筑前守を斬った刃傷なんて随分マニアック。
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顔、怖いし。
夜中にトイレに行けなくなっちゃう。 -
幕末近くなってくると、割と知っている場面が。
桜田門外の変。ずいぶんと狭い桜田門外だ。 -
池田屋。
-
会津が近いだけに白虎隊だなあ、と思いましたが、
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ちゃんとその前に馬関戦争がある。さすが「長州藩邸」。
時間が押しているので、隣の「小伝馬町牢屋敷」は見れず。 -
六つ目の劇、「若松屋の花魁ショー」へ。
13:35開演。
お客さんから「お大尽」を選出してショーが進行します。
ここも板敷き。慣れてきて、一番壁際に陣取って、途中ちょっと足を崩す。
所要時間35分。 -
御新造と、かむろちゃんと踊りも踊ってくれる。きれい〜。
太夫と御新造は、はだしです。
江戸時代は現代と違って足袋は野暮で、裸足が粋だったのです。 -
次は野外で花魁道中を見物、なのですが、雨がぱらぱら。
雨宿りがてら七つ目の「ニャンまげ劇場」へ。
ニャンまげがヒーローの、所要時間15分の実写特撮コメディー映画です。
本当は走って行って一番最初に見た「忍者からす屋敷」をもう一度見たいんだけど、全劇場制覇と決めたので、我慢してます。 -
ちなみにおトイレは「厠」という表示で各所に。
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中はごく現代風。
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でも張り紙はお江戸風。
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ゴミ箱もお江戸風。
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写真左手、飲み物の自販機はさりげなくよしずで隠してある。
定価販売で良心的。遊園地によくある水飲み場は、見かけませんでした。 -
空は晴れたけれど、花魁道中は大事を取って若松屋の中で。
外に比べ時間が短かったが、希望者は花魁と写真が撮れたので、嬉しかった。 -
さて、本日最終の劇、八つ目の北町奉行所へ。
前の劇場の出演者が、別の劇場で入場整理をしていたり、道を歩いていたり。お互いに覚えていて「先ほどは〜」とご挨拶。
ぶらぶらしている浪人さんが話しかけてきたりして、歩いているだけでも楽しいです。 -
ここの見物はベンチ形式で楽ちんです。所要時間40分と長め。
シリアスな場面以外は軽快なコメディータッチで、笑い続けになります。
金さん色男なのに、駕籠が担げるの〜?
思えばこんなに笑ったのは久しぶりの、くたびれた大人の私。
どこの劇場も役者さんが力一杯で、一日2〜4回は上演するわけですが、毎回こんなにパワー全開なのでしょうか、アドリブも入っているみたいで、頭が下がります。 -
桜吹雪はTシャツ型の肉襦袢〜。でもキマッてます。
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この場面にはいないのですが、道でお嬢さん方に「何々〜っ!」と名前を呼ばれて人気者だった同心さん、この劇中のキャラクターだったのでした。
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さあ、本日最終の劇が終了。
奉行所は敷地の一番奥の方。上演前に、「路線バスの最終に間に合わないかもしれませんので、絶対乗りたい方は、どうぞ途中退場を」と声掛けがありました。 -
関所前では「閉門の儀」、大太鼓とともに「ありがとうござりまする〜」とお見送り。手前に最終のおみやげ屋さんあり。駆け込みで買い物できます。
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中はお菓子類とニャンまげグッズ、手ぬぐい、外にストラップなどの屋台。
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御陰様で、全劇場制覇できました。
平日でお客さんが多くなくて、並び時間がなしでしたからね。休日は次の劇場に駆けつけても、「もう一杯です」ということもあるかもしれませんね。
バスにも間に合いました。
私はタクシーで宿へ帰ります。が、タクシーは電話で呼ばないと来ません。
タクシー乗り場に複数のタクシー会社の電話番号が書いてあります。
ハーヴェストホテルまで1,610円でした。 -
今回、お土産では、着物の帯につける根付になる小物をゲットしようと思っておりました。
前日、スペーシアに乗る前に、スカイツリータウンですでに4個ゲット。
木目込みの「玉」とふなっしー色の「なす」各525円。
ビーズのは駄菓子屋さんで各105円。値段にしてはクオリティーが高い。
栃木に行ったので、「苺」を帯に付けていました。 -
江戸村のおみやげ屋さんでは、結局欲しい根付がありませんでした。
ホテルの売店で「聞かザル」375円。
残りは鬼怒川温泉駅前のおみやげ屋さんで。
キラキラの亀のストラップに鶴のしおりを根付の棒に「鶴亀」にして。
一番左のも、日光江戸村と全然関係ない金運根付です。 -
・・・ うん。
日光江戸村、大人も大変楽しめました。
よい旅休みでした。EDOWONDERLAND日光江戸村 テーマパーク
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