日帰り岡山　美術館めぐり　途中から鉄っちゃんな旅

2014/03/08 - 2014/03/08

岡山県立美術館で開催されている「藤田嗣治　渡仏100周年記念　レオナール・フジタとパリ　1913−1931」へ行ってきました。この展覧会は昨年の4月、静岡市美術館を皮切りに九州や京都、秋田の美術館を巡回し、岡山では2月21日から4月6日までの日程です。1年に亘る巡回の最終となります。
行きたいと思っていながら、なかなか行けず、やっと念願がかないました。

エリア 岡山市(岡山)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

出発はJR豊橋駅。線路とホームの間に柵が無い長閑な駅です。

7時59分発ひかり。次の名古屋駅でのぞみに乗り換えます。

関ヶ原あたりは雪が降っていました。思いがけず雪景色にビックリ！

京都は晴れ。

10時18分岡山駅に到着。

快晴！

駅前の桃太郎。観光客らしき人たちが入れ替わり立ち代わり写真を撮っていたので、私も参加。

県立美術館までは路面電車に乗りました。乗車するのは東山行き。

城下で下車。岡山駅前から城下までの料金は100円。私は勢いで1日乗車券を400円で購入。

県立美術館の案内板を発見！

５〜６分程歩いて美術館に到着。開館時間はとっくに過ぎているが、あまり混んでいない様子。

藤田嗣治の作品を間近に見られるまたとないチャンスなのに長閑な館内。でも私にとっては好都合、はるばる岡山までやって来たかいがあったというものです。

展覧会会場では写真撮影禁止なので、作品の写真はありません。イヤホンガイドを借り、一通り会場を歩いた後、今度は順路を無視して気に入った作品の前で暫し佇む。混雑していなかったので、そんなわがままも許されます。写真は烏城（岡山城）です。「2階からお城が見えますよ。」と美術館の方が教えてくれました。

さて、県立美術館を出て、次の目的地「夢二郷土美術館　本館」へ向かいます。道順は県立美術館のミュージアムショップの方に教わりました。

向こうに美術館の建物が見えてきました。川風が冷たいけど、あともう少し！

なんとも可愛らしい建物です。後楽園の駐車場には大型観光バスがたくさん停まっていましたが、こちらの美術館は混雑している様子もなく、ゆっくりできそうです。

美術館の中庭のしだれ梅。

花はいいですね。気持ちが和みます。

竹久夢二「宵待ち草」の碑。

後楽園入口のポスト。ポストの上には鶴が！ここでも記念撮影をしている人たちがいたので、私も参加しました。

後楽園入口のお土産物屋さん。ここで甘酒をいただきました。

2011年のミスワールド日本代表の方は、なんとこのお店の看板娘だったそうです！いまは別の方が看板娘のようですが…。
時間の都合で後楽園には入場せず、路面電車の停留所まで戻ることにしました。

歩いていたら足元のマンホールが桃太郎！

消火栓も桃太郎！

水道局も桃太郎！桃太郎3連発でした。

地下道を通って路面電車の停留所へ行こうとしたら、噴水がありました。

鳩が１羽。地下道も閑散としていて、ちょっとだけ寂しそう。

ここを上がると路面電車の停留所。朝は横断歩道で美術館方面へ向かいましたが、帰りは地下道利用です。

電車がやってきました。私は駅方面行きには乗らず、反対の東山行きに乗車。なぜかって？それは、帰りの新幹線まで、まだ時間があったので１日乗車券の元を取るためです。

路面電車が橋の上を通っています。

あても無く乗り続ける。

車窓から気になるお店を発見！元祖きびだんご「総本家　廣榮堂本店」安政三年の創業だそうです。お土産にきびだんごを購入。
これで路面電車の1日乗車券の元もなんとか取れたので、岡山駅に戻ることにしました。

乗り込んだ路面電車は何とネコだらけ。

シートの柄もユニーク。

TAMAって書いてある。

車内だけではなく外観もネコがいっぱい。

なんとも愉快な「たま電車」でした。

今回の旅の最後の楽しみは「九州新幹線」！

岡山→新大阪間を九州新幹線の「さくら」に乗車しました。東海道新幹線と違って木目調の車内とゆったりした座席が嬉しかったです。
ちなみに写真の「さくら」は鹿児島行き。いつかは九州で九州新幹線に乗ってみたいです。
こんなことをやっていたので帰りは乗り換えが増えてしまいましたが、楽しい日帰りの旅でした。