こんな素敵な蔵の町が秋田県にあった！

2014/03/03 - 2014/03/03

旅をする時、たいていの場合はどこそこへ行こう！！と思って出かけることが多いと思いますが、今回、私の場合は、蔵のある町を見たいな?っと思って見つけた、秋田県南の横手市は増田町の「くらしっくロード」に行ってきました。「くらしっくロード」にある蔵は、秋田の県南地方の代表的な商人地主町として繁栄し、その商人地主たちが贅を競って建てたもので、明治がら昭和初期にかけて造られたものが、そのほとんどだそうです。それと、ここは昨年、重要伝統的建造物群保存地区に選定されたとのこと。なるほど、贅を尽くした豪華な蔵は一見の価値ありと、いたく感動して、この旅を終えました。

エリア 横手(秋田)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

最初、くらしっくロードを見つけられずに偶然見かけた洋品店。このレトロ感で、テンションが上がりました。

くらしっくロードでは、こんな看板をあちこちで見ることが出来ました。蔵は内蔵で外からは見えないので、どんな蔵なのか期待大！！

定休日のため、中をみることが出来なかった佐藤養助漆蔵資料館。

蔵の駅から内蔵見学スタートです。
蔵の駅の駄菓子が美味しそう！！

蔵の駅の奥は石平金物店というところだったそうで、お雛様が飾られていました。

旧石平金物店の主屋には、二尺玉が展示してありました。

明かり採りの窓がまぶしい。

この内蔵を見て、一発目でノックアウトです。
素晴らしすぎる！！！

とても重厚な扉でした。

内蔵の配置はどこも同じで、北側に内蔵、南側が通路になっているそうです。

この蔵は予約制になっているところなので、見学できず＾＾；

山中吉助商店は、今で言う雑貨屋さん？

なんと粉の洗髪料とか粉のボディーソープ（？）を売っていて、今でも買えるんだそうです。粉の歯磨き粉や、携帯カイロや短靴、レトロなものばかりで、見るだけでとっても楽しい！！

内蔵としては新しい、昭和に建てられた山吉肥料店の内蔵です。
この豪華さは天下一品。
でも、この蔵は粉骨砕身働いて築きあげたものだそうですよ。

蔵の前の石段です。なんと！！一枚石なんだそうです。

山吉肥料店の南側には堰がありました。

農業用水路となっている堰にかかっている、小さな橋です。

日の丸醸造です。
ちょうどこの時、雪が激しく降り出し、震えながらの蔵の見学となりました。

日の丸醸造では、お酒の試飲もできるそうです。

内蔵の中で一番広いのが、佐藤三十郎家でした。

佐藤又六家は、入り口近くに蔵があります。
マタロクカメラ店というお店になっています。

旧石田理吉家です。
月曜日は休日だそうで見学できず。
ここは是非、見たかったです。

県内でも珍しい木造三階建住宅です。

くらしっくロード巡りでお腹もすいたので、ランチは「そば処はやし」で。ここは、実は老舗旅館なんです。

老舗旅館ゆえに、とても落ち着いた店内です。

ランチは、せいろ天婦羅そばをいただきました。

ツヤツヤピカピカで、モチモチの透明な十割蕎麦です。

なんと天婦羅の中には、人生初のりんごの天婦羅がありました。
焼き林檎っぽくて、甘酸っぱい＾＾