再び友達と一緒のソウル２０１４早春前編

2014/02/27 - 2014/03/01

９回目のソウル旅行記です。

今回は妻の旧友のＴさんとＯさん同行の旅でした。
Ｔさんとは妹さんと一緒に昨年９月にソウル旅行したのですが、
Ｔさんはそのときとても楽しかったそうで
それを聞いたＯさんが今度行くときは一緒に行きたいと言うので
近いうちにということでしばらく懸案事項になってたのですが
今年正月明けの旅行会社各社の新春ツアーのうち
値段も安くてホテルの立地等条件の良いツアーがあったので
それを利用して決行ということになったのでした。

そのツアーは日本旅行の商品で
大韓航空利用で南大門のコージー明洞ホテル泊２泊３日サーチャージ込み３２８００円でした。
ホテルは南大門市場内、明洞にもすぐで立地抜群、
航空便も往路午前便、復路午後便で滞在時間も長く
ここのところ利用した格安旅行の中ではもっともコスパが高いツアーではなかったかと思います。

ただ今回は事前の計画がちょっと詰め込み過ぎで
途中僕のほうの段取りが悪かったりしてＴさん、Ｏさんにはご迷惑をかけたし
そのせいで行けなかった店もあったりして
ちょっと後悔を残してしまった旅となりました。

写真は前回からリピートしたテジョカムジャグッで
今度こそ食べることができたポックンパ。
実にうまかったです。

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 日本旅行

新千歳発はＫＥ７９６便。
朝便は久しぶりの利用でした。

４人揃ったところで妻は友人とも久しぶりだったので朝宴会と行きたいところでしたが
搭乗時刻まで間がなかったので断念しました。
搭乗して隣にはタイ航空便の機体。
そういえば千歳からバンコクまでの直行便が就航して久しいですが
まだ一度も利用したことがない。
あれほど好きだったタイなので
いつか利用したいなぁと思いながら眺めてました。

機材はボーイング７３７−８００。
左３列右３列で窓際２席でした。
通路側に替えて欲しかったのですが
ほぼ満席で無理でした。
いつぞや韓国のガイドさんに聞きましたが
千歳から仁川への午前便は帰国する韓国人が多く利用するのでいつも混雑するそう。

機内食。
またどんと味が落ちてたような。
でもまだ行きのは食べられました。

飛行時間の関係もあるかもしれませんが
コーヒーを持ってくるのも
下げにくるのもどんどん早くなっています。
ＣＡもビジネスライクでホスピタリティというものがまったく感じられなくなりました。
エコノミーといえども数年前はそんなことなかったと思うのですが。

着は定刻通り。
乗ってきた機体。

免税店立ち寄りは新羅で
ちょっと時間を短くしてくれたのですが
集合にもたついたりして（結構同行客が多かったのです）
結局ホテル着は午後３時過ぎ。
それでも渋滞に合うこともなくスムーズなほうだったと思います。
写真は１０階レセプションにあった重量計。

部屋はこう

事前にリクエストしてたので良い部屋にしてくれました。
９回の部屋でカテゴリはファミリルームではないでしょうか。
ベッドはセミダブルとシングル。
結構広かったです。

奥にはリビングセット

入り口からの動線にライティングデスク。
コンセントはＣタイプが４系統。

湯沸かし器とマグカップにコーヒー紅茶あり。

入り口近くには結構広いクローゼットスペース

このでかい箱はたぶん変圧器でしょう

ファブリーズもちゃんとあり

スリッパあり

冷蔵庫は小さい

ドアポケットもなく中はせまい。
しかしミネラルウォーターは毎日３本支給あり。

ベッドサイドにセキュリティボックス。

バスルーム

トイレはウォシュレット付き。
ウォシュレット付きなのは久しぶりでした。
やっぱりこれはありがたいですね。
紙は流しませんでした。

バスタブなしでシャワーのみ。
我々の部屋はブースになってましたが
７階のＴさん、Ｏさんの部屋は洗顔シンクと同じスペース内に
シャワーカーテンで仕切られただけだったので
どう使っていいか困ったと言ってました。

部屋からの眺望。
目の前の通りは南大門市場の東側のはずれのほう

こっちは西側でこっちのほうに進んでくとメインストリートへ

反対側こっちのほうには奥のほうに新世界デパートが見えます。

ほどなく出発。
写真はホテルを出たとこです。

前回利用した明洞のヌーンスクエア横のＹ字路のところの両替屋で両替しました。
この日のレートは１００円１０４０ウォン。

それから鍾路に向いました。
清渓川を渡って

普信閣のある角を右に行って

鍾閣の地下ショッピングセンターを通り抜けて
仁寺洞まで来ました。

この長いコーンのはアイスだと思いますが
アイス好きのＯさんはしきりに食べたがってました。
とここまではスムースだったのですが
お目当てのコカルビチッに行くのに入っていく路地を見つけられなくて
３０分ほど迷いました。
この日は着いたときは摂氏１０度以上あって小春日和のあったかい日だったので
出てくるときに皆軽装になってたのですが
夕方冷え込んできたところでうろうろしたのですっかり体を冷やしてしまって
Ｔさんなどは軽く風邪を引いたみたいで申し訳ないことをしてしまいました。

言い訳をするとソウルナビの地図が悪かったのです。
他のみんなにネイチャーリパブリックの前で待ってもらって
行き方の説明に従って仁寺洞の通りを１１街まで行ったら
その辺は工事中で入るところが見つからず
そこから迷走してしまったのでした。
結局見つからず戻ったら
妻たちが待っていたネイチャーリパブリックの店員さんは日本語が通じてソウルナビの記事を見せたら店まで電話してくれて道順を確認してくれました。
（最初からこうしてれば良かったのにとしつこく妻になじられました）
鍾路からだとネイチャーリパブリックに至る前のオリーブヤングの手前の路地から入ると良いそうでした。
ようやく見つけたコカルビチッ。
看板のないマッコリ飲み屋だそうでした。

壁のアート

店内。
壁は落書きでいっぱい。
平日５時前だったので我々の他は客は一組だけでした。

妻がネットで調べてそのディープな雰囲気に魅せられて行ってみたのでした。
オーナーのおばちゃんが客の性別や人数に合わせて適当な量のマッコリを出してくれるそう。
出てきたのはこれくらいで結構な量。
空きっ腹にききました。
でもとても瑞々しい生マッコリでおいしかった。

洗面器に浮いているお椀で注ぎます。

こんなふうに

アテはホッケ焼きをこれまたおばちゃん裁量で適当量を。
身がしまってなくてぼろぼろですが、これがクチコミどおり意外にマッコリにあってうまかったです。
しかし店内は日が入らないのでずいぶん寒くて皆寒がってました。
この時期はあったかい格好で行ったほうが良いでしょう。
尚これで一人５００円くらいで
みんなびっくりしてました。
評判どおりおばちゃんがすごーく感じ良くて気持ちよかったです。

肝心の路地の入り口は撮り忘れてしまったのですが、
道順を逆行して説明するとこれが店

そこから後ずさって

この辺まで来るとどん突きの曲がり角で
ここから写真右方のほうに曲がって後ずさって行くと仁寺洞に出ます。

今度はその足で光化門のほうに向います。
鍾路を光化門広場まで出て道を渡り
現代海上火災の裏のほうに向う斜めの路地に入っていきます。

世宗文化会館まで来てその裏の道をまた斜めにちょっと入ったところの写真の細い路地に入っていって
どん突きをちょっと右に曲がったところに

ありました慶熙宮トゥンカルビ。
豚スペアリブの店です。
トゥンカルビはなんでも軍手をして手づかみで豪快にかぶりついて食べるものだそうで、
ずいぶん前から妻が気になっていたので行ってみたのでした。
新堂のほうにもっとおいしい店があるそうでしたが
まあ近いところということでここになりました。

味付けなしのトゥンカルビ２人前と味付けトゥンカルビを１人前を頼みました。
写真は味付けなしのほうですね。
味付けありのほうがみんなおいしいと言ってました。

軽く下焼きした状態で出てきてこのように炭火であぶります。

結構なボリュームですがこれくらいはあっという間です。

バンチャンもなかなかおいしくてまめにお代わりを持ってくれたりして
なかなか良い店だとは思いましたが
正直あまり感動がなかった。
妻は後であそこは行かなくても良かったねと言ってました。
でも我々が帰るころには満席で仕事帰りのサラリーマン客で店の外に行列ができてました。

外に焼き場があると聞いてたのですが
これがそれでした。

その後一旦ホテルに戻りました。
予定ではここで女子たちに明洞で一時間ほどショッピングを楽しんでもらおうと思ってたのですが
僕がコカルビチッを探すのに迷ったおかげで時間が押してたので
皆さん辞退して次へ行こうということになりました。
申し訳ない。
写真は清渓川の夜景。

でホテルで身づくろいだけして地下鉄会賢駅から４号線を誠信女子大駅まで乗って
（地下鉄一本なので乗車時間は１０分かからない）
テジョカムジャグッをリピートしに行きました。
時間は８時過ぎでしたが満席で待つかなと思ったら
ちょうで出る客がいたので待つことなく入ることができました。
４人とは言え女子たちはもうあまり入らなそうだったので
チョゴダにしました。
これは二人分なので店のおばちゃんはちょっと不服そうでしたが
日本語がちょっとわかるような店員さんがいて取り成してくれました。

店内は

大盛況

で鍋は

最高です。
我々夫婦にとってはこれまで食べた韓国グルメの中では
今のところベストではないかと。

ＴさんもＯさんももうお腹が苦しいところ申し訳なかったですが
念願のポックンパいかせてもらいました。

いやー実においしかった。
想像通り絶品でした。

良い店だなぁまたリピートしたいところです。

その後また地下鉄で会賢まで戻って
南大門市場のいつもの屋台に行きました。
これは旦那さんが撮ってくれた４ショット。
今回はいつものお返しでお土産を持ってきてたのですが
それを取りにホテルに戻った僕がまたしてももたついてしまったので
写真はこれくらいしかありません。
戻って結局３０分くらいしか飲めなかったっけ。
（南大門のポジャンマチャはたいてい１２時前には閉まってしまうのです）
でもお姉さんは僕に活ダコ１皿サービスしてくれました。
いつもありがとうございます。

主に僕が物足りなかったせいでもう１件行こうと
余裕があったら行こうと思ってたチンジュチッに行きました。
でトガニスユッを

ぷりっぷりでおいしかったですが
さすがにやはり詰め込み過ぎで
皆さん箸が進みませんでした。
無理はいかんですね。
おかげで次の日以降Ｏさん以外はみんな調子悪そうでした。
まことに申し訳ない。。。

次の日我々夫婦が寝坊してしまって
待ち合わせに遅れて出発は３０分遅れとなりました。
写真は南大門市場、
メインストリートに向う道。
昼間はワゴンが出て人に埋め尽くされますが
朝９時くらいならこんな感じ。
それでも客引きはぱらぱら声をかけてきました。

この細い路地を奥に進んでいくと

そうですそこにはカルグクス横丁

事前にＴさんが麦飯ビビンバを食べたいと言ってたので
広蔵市場に行こうかとも思ったのですが
地の利を生かしてこちらにしたのです。
お店はナメシクタン。
巨済食堂の向かいにあります。

昼間は何せ混むところなので
混んでたら別のところにしようと思ってましたが
これくらいの時間なら空いててゆっくり食べることができました。

味噌汁。
沁みます。

キムチに

ポリパッ。
ちょっとご飯が少なめかなと思いましたが

サービスにビビン麺と

打ちたての

カルグクスも出てきて

結果こういうセットになったので
お腹いっぱいになりました。
これで５５００ウォンです。
以前巨済食堂でカルグクスを食べたときは
打ちムラが多くてあんまりおいしく思わなかったですが
こちらのはなかなかクオリティが高くておいしかったです。