夏の終わりに　千葉県養老渓谷ハイキング

2012/09/09 - 2012/09/09

9/9に友人2人と養老渓谷の方へハイキングに行って来ました。

7月に友人と飲んだ時に、「千葉に移り住んだのに行っていないね」という話になり行くということになりました。

決行日の2日前に出発時間などを決めたりで少しドタバタしましたが・・・


09：22発小湊鉄道上総中野行きで養老渓谷駅を目指します。2時間に1本の電車なのでかなり注意が必要です。

埼玉の友人も始発近い電車に乗り2時間かけて五井駅まで来てくれました。感謝です。

エリア 市原(千葉)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: タクシー JRローカル 私鉄 徒歩

電車に乗っていると前の貸切車両でNHKのドラマ！？の撮影をしていました。何の撮影かなぁ。

車窓からはのどかな風景がひろがっていました。季節の移り変わりの風景ですね。

そして養老渓谷駅に到着です！
最近、天候が不安定で心配しましたが夏のような空でした。

養老渓谷駅はレトロな雰囲気イイ感じでした。

それにしても「田舎の夏」って感じでどこか懐かしい気持ちにさせてくれます。

自分はこの写真が気に入っています。

気分は「ぼくのなつやすみ」状態でした。

会話中も「ハイキングじゃなくて田舎の散歩だね」のような意見が出ていました。

しかし、進んで行くと養老渓谷らしい雰囲気が出て来ました。

少し道をそれて沢に下りてみたりしました。

橋が流されていました。

「田舎道」をどんどん進んで行くとトンネルが・・・

「このトンネルを抜けると死後の世界に繋がっているんじゃね？」

のような冗談を言っていました（笑）。えぇ、自分たちはまだ何も知らなかったんですよ。この頃は・・・

そして、運命の分かれ道。
自分たちは「梅ヶ瀬渓谷」を選択。3キロ・・・。

そこはもう大自然でしたよ。

水の音や木々の音、マイナスイオン全快でしたね。

沢を渡る時は石の上を飛び越えて行くので一苦労。「女の人とは来れないな」と思うような箇所がいくつもありました。

自分たちも正直、なめてたと話していましたよ。

沢は涼しくて良かったんですけどね。途中、途中で水遊びをしながら行けました。

沢も終わってこの場所で重大な事実に気がつきました。

「道、間違えたんじゃね？」

ガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン！

って気分でしたよ。

いつの間にか10キロコースを歩いていたようです。

もう引き返すことは出来ず、このまま突き進む覚悟を決めました。

炎天下の中、ひたすら山登りでした。飲み水も尽きかけてきて、口数も少なくなりましたね。

写真を撮るような余裕もありませんでした。

そして山頂の展望台。

これだけ登ってきたら疲れるわ。普通・・・。

バイクや車で来ている人しかいませんでした（泣）。今の季節、歩く人はほとんどいないらしい。どうりで歩いている人は自分達しかいなかったわけか。

そして、また駅を目指すという現実を知る。

途中に日本猿がいたことには感動しましたが・・・。

養老渓谷駅に着いて休憩。もう疲労困憊でした。自分も夜中の00時から起きていたのでぐっ疲れが来ましたね。

休憩後、養老渓谷の名所を何も見ていないという話になり、タクシーで粟又の瀧を目指しました。

もう散策コースには行かず直で滝ですよ（笑）。

水は少なかったですねぇ。自分達が来た頃は人もまばらには居ましたが、17時になるとみんな帰って行きました。自分らだけでぽつーんでした。

ひぐらしの鳴き声も聞こえてきてノスタルジックな空気でした。
あぁ、青春の1ページ。

タクシーの運転手の方からバスの時刻を教えてもらったのでバスで上総中野駅を目指しました。
バスに乗っているのも自分達だけでした。

上総中野駅に到着。小湊鉄道の終点の駅です。この駅には一度行きたいと思っていたので来れて満足です。

レトロの雰囲気ですね。

あたりも薄暗く何だか寂しい気持ちになっていきます。

そして、たくさん撮影した後、18時17分発の電車で帰宅しました。

電車の中も自分達だけでした。

最後は五井駅周辺で飲んで解散しました。
季節の変わり目に友人とハイキングに行けて良かったです。時間がなく養老渓谷は半分くらいしか見ることは出来ませんでした。

あの夕日の先に僕達はいったい何を見たのだろうか・・・。
線路の先は未来なのか過去なのか・・・。

いったいいつの自分を見ているんだろう。

大自然と小湊鉄道を満喫した1日でした。