ノルウェージャン・ジェムで航くカリブ海クルーズ③--セント・マーチン島　

2014/01/10 - 2014/01/21

気兼ねなくリゾート気分が楽しめるカジュアルクラス客船、ノルウェージャン・ジェム(９３５３０トン、乗客定員２３９４人)でカリブ海クルーズを楽しみました。

日程は下記。
１月１０日　１６時　成田　全日空直行便にてニューヨークへ
１月１１日　午前中ニューヨーク市内散策　午後乗船
１月１２日～１３日　終日航海
１月１４日　１４時　プエルトリコのサンファン寄港　サンファン市内散策
■１月１５日　８時　セントマーチン島のフィリツプスバーグ寄港　島散策
１月１６日　８時　セントトーマス島のシャーロツトアマリー寄港　島散策
１月１７日　８時　ドミニカのサマナ寄港　サマナ半島散策
１月１８日～１９日　終日航海
１月２０日　８時　ニューヨーク帰航　市内散策後空港へ
１月２１日　２１時成田着。

この旅行記は、セント・マーチン島の散策編です。
表紙の写真は、マリゴのセント・ルイス砦からの眺望。

エリア セント・マーチン島

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩

１月１５日　８時、船はセントマーチン島のフィリップスバーグに入港します。
この日は既に桟橋に３艘のクルーズ船が停泊しており、私どものクルーズ船は沖止めとなります。
　このため島への上陸はテンダーボートとなります。今朝、並んでボートへの乗船の順番券を確保して真っ先にボートに乗り込みます。
　この日の出港は１８時。１７時３０分までに船に戻る必要があり、約９時間は島に滞在できます。

テンダーボートは複数艘用意されていますが、定員は約１００人、２０００人の乗客を陸に運ぶためにはそれなりの時間がかかるのです。

テンダーボートからクルーズ船を見上げます。海に浮かぶ巨大なビルといった感じです。　

約１５分でフィリップスバーグの街に近接する桟橋に到着。沖合にクルーズ船が小さく見えています。

早速フィリップスバーグの街歩きをします。
ヤシの木が植えられたメインストリート。南国情緒のある街並みですが、９時前でまだ観光客の姿は見えません。

セントマーチン島の総面積は約８８k?、これは伊豆大島より少し小さな島、人口は７万３千人。伊豆大島の人口は１万人以下なのでずいぶんと人口密度が高い島の様です。

小さい島なのに、北側半分はフランス領、南側半分はオランダ領と分かれており、歴史的な理由があってのことなのでしょう。

ここフィリップスバーグはオランダ領の首都です。

通りに面して木造の教会があります。

中に入ります。南国の雰囲気が感じられる教会です。

小さなお店や露店が並んでいます。クルーズのお客さん目当てのお店の様です。

カリブの島らしい絵が描かれた家を発見。

小山の手前は、グレート・ソルト・ポンド。かってこの池で塩を生産していたそうです。

フランス領側の首都マリゴへ行くバスが出ている広場。
開店準備中のオバチャンに、マリゴへの行き方を聞いたところ、ここからバスが出ているﾖ〜と教えていただきやってきました。

バスと言っても小型のワゴン車。運転席に掲げられている表示とドライバーに行き先を確認して乗り込みます。マリゴまで２ドル、因みにタクシーは２０ドル。英語はよく通じます。

ワゴン車は、途中フィリップスバーグの街が見下ろせる丘を通過します。

約３０分でマリゴに到着。早速街歩きします。

洗練されたフランス風の街並みが続いています。

セント・ルイス砦へ行く道筋を通行人に聞き、正面に見える教会の手前を右折します。

十字架横の脇道を登ります。丘の上に砦が見えています。

坂の途中から山側を見ます。この島は、中央のほとんどが山間部になっているようです。

爆音が聞こえたので空を見上げれば、飛行機が離陸しています。プリンセス・ジュリアナ空港が離陸先にあるのでしょう。後で行くので楽しみ♪。

眼下に素晴らしい風景が広がっています。

１７８６年、フランス人が奴隷を使って建てたセント・ルイス砦。大砲がここが砦だったことを示しています。

山頂を見上げるとフランス国旗がなびいています。

山頂に僅かに残る砦跡。

山頂に立って周囲を眺めます。眼下にカリブ海、湾、ラグーンが広がり眺めは最高〜です♪。

この絶景に出合えただけでも、ここに上ってきた価値は充分にあります。

炎天下の中を坂道を登ってきましたので結構な汗をかきました。しばらくこの風景を見ながら休憩します。

水平線の奥にイギリス領のアンギラ島が見えます。

マリゴの街に下りてきました。街中をぶらぶらしながら海岸に行きます。

先ほど登った砦のある小山が奥に見えています。桟橋の先はアンギラ島行きのフェリー乗り場。

海岸沿いの道路は露店が並んでいます。どのお店もクルーズ船からのお客さんが目当てです。

この後、街のレストランでランチ。シーフードミツクス２０ドル+ジュース５ドル+チップ。味はまあまあ、観光地だけあって物価はやや高い気がします。　　

タクシーにてマホ・ビーチに向かいます(２０ドル)。
つい最近開通したばかりのシンプソン・ベイ湾にかかる橋をわたります。橋の中央にフランス領とオランダ領との国境があるといいますが、そんなの関係なく。。。通過します。この橋がない以前は、マリゴからは湾を半周しなくてはなりませんでした(ドライバーの話)。

プリンセス・ジュリアナ空港前を通過し、約２０分でマホ・ビーチに到着します。ビーチは大勢の海水浴客で賑わっています。

ビーチに隣接するプリンセス・ジュリアナ空港。ちょうど大型機が着陸したところです。

午前中は大型機が発着しないというので、午後にやってきました。

ボードに到着する飛行の便名と時刻が記載されています。この時刻を確認してビーチで飛行機の到着を待ちます。

沖合に飛行機が見えてきました。

狙っているのは手前の女性の後ろ姿か???　いやいや進入してくる飛行機ですけど(笑)。

以下はビーチのすぐ上を通過する飛行機のショットです。

いずれも、時間を気にしながら、ビーチで海水浴をしながら、相方に、「日に焼けるからもういい加減にしてヨ」と催促されるのを耐えながら。。苦労して撮ったものです。

比較的大型の飛行機でしょうか。

コバルトブルーの海が広がっている気持ちの良いビーチで、久々に泳ぎも楽しみました。
ただ、このビーチで実際に泳いだ感じでは、砂浜から数メートル先で海底が急激に深くなっていて背が立たなくなり、高い波も押し寄せているので初心者は注意が必要です。

マホ・ビーチから相乗りのタクシーでフィリップス・バーグに戻ってきました(２名で１６ドル)。この時点で１６時、残りの時間再び街歩きをします。

街のシンボルとなっている１７９３年に建てられた木造の裁判所。

朝に比べたらクルーズ船からの観光客で賑やかな街になっています。

ショッピングが目的ではないので街中を行ったり来たりします。

フィリップス・バーグのビーチ。このビーチはクルーズ船からのお客さんが大勢泳いでいるようです。

１７時前にクルーズ船に戻ります。

１８時、船は夕日で赤く染まるセント・マーティン島を、次の寄港地、セントトーマス島に向けて離れます。

停泊中の他のクルーズ船。

う〜ん　隣の芝生ではなくて、隣のクルーズ船は、うちよりも豪華に見え〜ます。

１８時３０分　カリブ海に夕日が沈みます。

ノルウェージャン・ジェムで航くカリブ海クルーズ③
☆--セント・マーチン島---☆　　　おわり

カリブ海クルーズ④ーーセントトーマス島につづく。　

追記
２０１４年７月２０日　NHKBS１の「地球アゴラ」の番組内で、カリブ海のセントマーチン島が紹介されました。
この番組の中で、旅行記掲載のyouの写真を使用していただきました。
有難うございました。
　

この旅行記へのコメント （2）

• pedaruさん 2014/02/09 05:59:19

  セント・マーチン島

  youさん　お早うございます。
  
  ところ変われば品変わる、の言葉どおりカリブ海の島々は、本当に独特な雰囲気を持っていますね。いかにもという感じです。まず明るい、陽気、楽天的・・・プラスのイメージですね。
  
  ビーチの写真、pedaruが必ず食いついてくるだろうと予測したでしょうね。やっぱり食いつきました。素晴らしいですね〜　あの飛行機が・・・もっとみたかったな〜・・・あのヒコーキを・・・・
  
  pedaru

  youさん からの返信 2014/02/10 22:59:02

  RE: セント・マーチン島

  pedaruさん
  こんばんわ。２日間、久々に雪掻きをして節々が痛いyouでございます。
  ビーチの写真に食いついていただき、有難うございます。
  
  実は今回の船旅は相方の希望なんですが、コースは寄港地にこのマホビーチがあるセント・マーチン島を訪れるクルーズ船を探してyouが決めました。
  お陰さまで、期待通り美しい景色もさることながら、飛行機が低空で通過し、それをビーチで夢中で見ているヒト、ヒト。。。いつまで見てても飽きない絶景☆に出会うことができました。
  you