春日山原始林④　最終回

2014/01/31 - 2014/01/31

　春日山原始林の鶯の滝、若草山とめぐり春日山遊歩道出口まで行きます。

　春日山原始林は名所や史跡といったものは少なく、原始林自体を楽しむところなのかもしれません。そういった意味では通常の観光地と同じような感覚で散策すると失望するかもしれません。個人的には自然散策は好きなので満足しました。

エリア 奈良市(奈良)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

鶯の滝を目指します。

石畳を降りて行きます。

ずんずん

鶯の滝です。高さ10ｍほどの小さな滝です。
鶯が鳴いているように聞こえるとのことですがよくわかりません＾＾；

やまとの水３６選の１つに選ばれています。

滝を見学します。

滝の下まで行って見上げます。
マイナスイオンを吸収します。

少し周辺を散策します。

山の中に入ってきましたが何も無さそうなので引き返します。

滝の見える位置に休憩できるところも用意してくれています。
でも春日山原始林に入ってから観光客らは５〜６人しか見ていません。
ここも貸し切り状態です。
個人的には空いててラッキーですがｗ

鶯の滝をあとにします。

てくてく

鶯の滝分岐に戻ります。

鶯の滝分岐から若草山に向かっています。

花山の地蔵の背。
なんの説明書きもありませんがかなり古そうです。

自宅に帰ってから少し調べましたがどういったお地蔵さんかは分りませんでした。

木々の背が高いので結構薄暗いです。

十八丁休憩舎を横目に見ながら歩いていきます。

優しい顔立ちのお地蔵さんでした。

鎌研交番所が見えてきました。

鶯の滝からおよそ50分の道のりです。

鹿２頭に迎えられます。
思えば春日山原始林に入ってから初めての鹿です。
原始林には人もほとんどなく餌などもらえないので鹿もいないのかもしれません。

奈良奥山ドライブウェイマップ(自動車用)。

春日奥山案内図(歩行者用)。

若草山駐車場です。

飲み物も売られています。
若干高めです。

ここから数分で山頂です。

若草山山頂です。
高さ342ｍの山ですがここは本当に気持ちいいです。
しばらく周辺を散策します。

若草山は現在閉山中ですので、登山道は使えません。
閉山中は奈良奥山ドライブウェイか春日山遊歩道を使用して頂上まで来ることになります。
若草山を遊歩道で登ったのは初めてですが、このルートでは入山料がかからないとは知りませんでした。

史跡鶯塚古墳。
古墳時代中期の全長103ｍの前方後円墳らしいです。

登って行きます。

鶯陵の碑です。
1733年に墳丘上に建てられたもので後円部に位置しています。

大和平野を見はらします。遮るものもなくいい眺めです。天気がもう少し良ければよかったのですが。

ベンチにて休憩します。
初めは鹿はいなかったのですが、水を飲もうとリュックを開けると寄ってきました。鹿せんべい持ってないのに申し訳ない。

山頂には３０分ばかりいたと思います。
５〜６人の方を見かけました。おそらくドライブウェイを使って車で来られたのだと思います。
皆さん、山頂で景色を見たり鹿とたわむれたりのんびりされてました。

さあ下山します。
先ほどの鎌研交番所のすぐ手前を右に入り春日山遊歩道で春日大社へ向かいます。

こんな感じの道をひたすら下って行きます。

中谷水休憩舎。

洞のもみじ。
今の時期は何もありませんｗ

何か建物が見えてきました。

月日亭です。
明治３６年に要人をもてなすために奈良県知事により建てられた料理旅館。１日３組限定の宿泊らしいです。もちろん泊ったことはありませんｗ

春日山遊歩道入口です。
まぁ今の私にとっては出口ですがｗ

　ここからはＪＲ奈良駅まで歩いて帰ります。
　現在５時くらいです。朝の１０時からおよそ７時間くらい春日山原始林をさまよっていたことになります。
　春日山遊歩道は道も整備されていて快適なハイキングでした。
今度はぜひ紅葉の時期に訪れたいものです。

　ここから徒歩ではなく近くの「春日大社本殿バス停」からバスで駅に向かうのもいいかと思います。


　とりとめのない旅行記で大して面白くないものになってしまいましたが、もし読んでいただけた方がおられましたらとても嬉しいです。

　今後もよろしくお願いします。

この旅行記へのコメント （2）

• ムーチャンさん 2015/03/13 20:47:19

  原始林について

  レポート読ませていただきました。色々観察されて感心しました。原始林という見方と移り行く森の一生、そして特殊な植生や森と人との関係など様々な角度でみるとまだまだ見るところがありますよ。

• ムーチャンさん 2015/03/13 20:46:50

  原始林について

  レポート読ませていただきました。色々観察されて感心しました。原始林という見方と移り行く森の一生、そして特殊な植生や森と人との関係など様々な角度でみるとまだまだ見るところがありますよ。