２０１４年ぶらりローカル列車の旅　和歌山電鉄　たま電にゃー

2014/01/18 - 2014/01/18

今日は珍しくお仕事が和歌山で昼過ぎに終わる予定。
和歌山・・・
実は電車で行ったのは高校生時代。
なんの意味もなく地元駅から奈良をぐるっと回って和歌山で乗り換えて阪和線で大阪へ戻ってくるというぐるっと一周ツアーをやった時くらい。
その時は一度も駅から出なかったので、一番安い乗車券しか買ってなくて駅員さんに怒られたっけ…(´∀｀;)ﾃﾍ

あとは車で家族旅行とかではたまに行ってたけど。
なんせあれ以来和歌山に電車で行くことはなかった。
だからせっかく行くならたった2時間くらいの仕事のためだけなんてもったいないやん？！
とまぁまたもや大阪から和歌山へ向かう電車の中という土壇場でうずうずしてきて…

じゃぁあの時(高校時代)、和歌山駅で横目にちらっと見えた和歌山電鉄！
あれに乗ってみたい！！
あれってほら、あの有名な猫のスーパー駅長「たま」がいるところでしょ？
すっごいﾜｸﾜｸしてきたー＾＾♪

天王寺から和歌山まで阪和線で約1時間30分。
その間、いつものごとくネットで調べまくり今回のプチぶらり旅が始まったのでした〜

前置き長ーい(笑)

内容としては和歌山電鉄貴志線の1日乗車券をゲットし、
途中下車しつつ和歌山、貴志間を往復。
途中運よく「おもちゃ電車」と「たま電車」に乗れました☆
※残念ながら「イチゴ電車」はメンテナンス中で運行されてませんでした。
ではでは！俄か乗り鉄子の旅へ出発〜=З

エリア 和歌山市(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩

阪和線で終点、和歌山駅へ。
さっさと仕事を終えて、できれば13時代の電車に乗りたい！！

だけど意外と長引き、１本遅れてしまった。。。
そうなると途中下車があんまりできないなぁ〜(-ε-)

ま、なるようになるか！笑
気を取り直して和歌山電鉄の乗り入れる９番ホームへ=З
ただし９番ホームはJRの改札の中。。。
JRの入場券を買わなきゃいかんのか？！

いえいえそんなことはありません。
JR和歌山駅の駅員さんは非常に親切で(慣れていてｗ)、和歌山電鉄に乗りたいと言うと、無料で改札の中に通してくれる♪

そして９番線へ向かおうと歩き始めたら。。。
にゃんこの足跡が☆
こ、これはもしや。。。

ず――――っと辿っていくと出ました！９番線への階段に♪

階段の両サイドにはかわいい駅長のポスターが＾＾
ネコ好きにはたまらないでしょう。
(※私は別に猫は好きだけど、猫好きと自称する方々ほどではありません。)

９番線に到着♪

ホーム端の入口？で一日乗車券（650円）をゲット。
時刻表とか色々ゲットして、電車に乗ります。

イチゴのマークがついてるけど、ただ今の期間、イチゴ電車はメンテナンス中で乗れませんでした。

車内の広告もたま駅長☆

14：48発。
終点、貴志駅での駅長の勤務時間は１６時までなので、それまでに貴志駅まで行かなくちゃ〜
でも途中下車もしたい。。。

ということでまずは伊太祁曽駅まで行きまーす♪

時刻表もたま駅長☆

かわいい＾＾

ガタンゴトンと結構揺れながら二両編成の電車がのどかな民家の間を抜けて、田んぼの横を抜けて、、、
15：06伊太祁曽駅に到着〜

駅周辺の散策もしたいところですが、
まずはこちら、伊太祁曽神社へ。

駅から徒歩５分。すぐです。
なんでここへ？というと、和歌山へ向かう電車の中で和歌山電鉄を調べていた時に、

『三つの神社に詣でる風習が残る和歌山。紀伊國一之宮でもある日前神宮・國懸神宮（ひのくまじんぐう・くにかかすじんぐう）と伊太祁曽神社（いたきそじんじゃ）、そして竈山神社（かまやまじんじゃ）の三社を詣でる「西国三社参り」は西日本屈指と言われ、古くから多くの人々がお参りに訪れます。

地域で一番社格が高いとされてきた「一之宮」。紀伊國・和歌山には一之宮が三つあるとされ、そのうちの二社が貴志川線沿線に鎮座しています。』

という記事を見つけまして、せっかくだから途中下車して沿線観光もしたい！ってなわけなんです。

伊太祁曽神社は厄除け、病気平癒の神様。
しっかりお参りしなきゃね！

大きな木造の鳥居です。。。

参道はこんな感じ。

チラホラお参りに来る方も見かけます。

さて境内へ。

二つ目の鳥居をくぐって、、、

なんとね、あの赤い橋を渡って行くんです。
ちょっと変わってるよね。

そして本堂へはこの建物を潜り抜けてさらに奥へ！！

これは「門」でいいのかな？？

いろいろ興味深い伊太祁曽神社。

本堂だと思われます！

『古代日本の国に木種をまき、緑豊かな国をつくったと言われる五十猛命（いたけるのみこと）を祭神とする木の国神話の社。「木の神」を祀る神社として広く知られている、紀伊國一之宮のひとつです。

「古事記」には五十猛命が大国主神の命を救った神話が記されており、「いのちの神」「厄除け・病気平癒の神」としても古くから信仰されています。』

だそうです。(HPより)

さっきくぐった「門」？のところにあったご神木。

『御神木の穴をくぐると厄除けになる「木の俣くぐり」でも知られ、境内山中の井戸より湧く水は「いのちの水」と呼ばれ、古来より飲むと活力を得ると伝えられています。』

ということなので、、、

そりゃ〜もちろんくぐりましたとも。
最近太っちゃって心配したけどｗ、
なんとか無事くぐり抜けることができたから、しばらくは病気とは無縁に違いない！
せめて１年！元気に暮らせますように＾＾

他にもこんなものもあったり。。。↑

「おさる石」だってさ。
おさるの頭？なのかな。ちょっと怖い；

こんなものも。

チェンソーで作ったらしいよ〜
今年は午年♪

毎年作ってるみたいですね。

ちなみにここはあの門？の中。
広いでしょ。

これがあの「厄除けの穴」のあったご神木！
なんと折れてしまったのね。

きっとすごく立派な木だったんだろう。

さて、そろそろ電車の時間もあるし戻りましょ。

鳥居へ続く赤い橋の上にはかわいらしいカップルが☆

てくてく歩いて伊太祁曽駅に戻ってきました。

白い木造の駅で、なんだか懐かしい感じ。
無人駅が多いこの沿線。
この駅には駅員さんもいるし、事務室もある。

地元のおばちゃんと楽しそうに話す駅員さん＾＾
手に持ってるのは沿線の農家で採れたイチゴを使ったイチゴ大福☆

レンタサイクルもあるんだって〜

もっと余裕があったら借りてみてもいいのかも。

駅員さんの後ろのケースはスーパー駅長たまの部下、
「にたま」ちゃんの仕事部屋。

なんと最近、たま駅長はその功績を表彰されて
「ウルトラ駅長」に昇格！！
たまは貴志駅への勤務が減ったので、たまのいない日はにたまちゃんが貴志駅で勤務。
それ以外の日はにたまちゃんはここ伊太祁曽駅のこの白いお部屋で勤務なのです。

「アゼリニャ」だってさ。
興味のある方は和歌山電鉄ホームページをご覧ください。。。

なんだかいっぱい表彰されてるみたい。
だって集客力すごいもんね〜

とりあえず今日はたまがお休みなのでにたまが貴志駅にいるのね。
たまには会えないんか〜残念。。。

伊太祁曽駅をもう一度パチリ☆

この素朴な感じ。白い駅舎に赤いポスト。
木製、手書きの看板。そのまま残ってほしいなぁ〜

駅員さん「イチゴ大福どうですか？？近くの農家で採れたイチゴでつくってるんです」
私「。。。あんこ。入ってますよね(゜ω゜；)？」
駅員さん「大福ですからね！白あんですよ。おいしいですよ〜」
私「。。。あんこ無しとか、ないですよね？？」
駅員さん「。。。。。な、ないですねぇ(困)」

あんこは苦手。でもイチゴは好き。大好き。ちなみにおなかすいてる。
・・・・・・
・・・・・・・・。

私「じゃあ１つください！
　　こんどあんこ無しも作ってくださいね！」

負けた。イチゴの誘惑と、駅員さんの本来の職務とは違う小売り業を一生懸命頑張ってる姿に負けたｗｗ

そして無茶なお願いに駅員さん
「すみませんね〜あんこ嫌いなのにありがとうございます！！
　今度作っときます！！（あんこなしを）」

と、口だけとはわかってるけど約束してくれた。笑

こうしてイチゴ大福をゲットしたステファニーは
駅のホームへ。
もうそろそろ電車が来るはず。

このローカル色漂うひらがなの駅名看板も好き＾＾

そしてさっそくいただきまーす♪

おぉ！いちごおいしい〜＾＾
これでイチゴ電車に乗れたらイチゴ尽くしだったねｗ

駅員さん！おいしかったです。ごちそう様でした〜
今度はあんこ無しがたとえなかったとしても(100％無いよｗ)、文句言わずにお買い上げします！

おいしさににやけてたらガタンゴトンと電車が。。。

おぉ！！
さっき乗ってたやつと違うのが来た！

なんと運よく「おもちゃ電車」(通称「おも電」らしいです。)に乗れた＾＾

さすがおもちゃ電車というだけある。

二両編成の小さな車内におもちゃがたくさん☆
子供は退屈しないで乗れそうだね。

電車の模型コーナーに発見！！
たま電や〜！！
かわいい＾＾

ほかにもガチャガチャがあったりね！
でも利用客は少ない模様。。。

観光列車とはいえ、和歌山電鉄はやっぱり周辺住民の利用者が中心。
まだまだ観光客は少ないのかも。

伊太祁曽駅からはかなり揺れて、
15：47貴志駅に到着！！
駅長たちの勤務時間に間に合った〜

さぁ！貴志駅です。
かわいい暖簾が♪

駅長はどこどこ〜？！

あ、ねてる・・・

にたまちゃんはお休み中でした〜

起きるまで駅を散策してみましょ♪

最近貴志駅はリニューアルされたらしい。
新しい駅舎にはいたるところにたま駅長のモチーフが。

遠くから見ると駅舎自体も猫ちゃんモチーフでかわいさ30％アップ！

そして中国人観光客多い・・・
中国人観光客も虜にしてしまうたま＆にたま、そして和歌山電鉄恐るべし。

駅の床も抜かりなく！
たま駅長のタイル＾＾

併設されたショップ兼カフェにはたまグッツがいっぱい〜

おみやげはここでゲット☆

私はここで記念切符を買いました＾＾

夕日が差し込むカフェスペース
椅子がかわいいよね〜
いちいちかわいいです！

カフェスペースはガラス張りになってて、こんな感じでホームのほうが見える。
階段の上がホーム。
電車が来るまで、にたまが起きるまで、
カフェでまったりしようかな♪

店内を☆

おっ！

おぉっ！！

椅子もＴＡＭＡやん！！
かわいい〜

そして頼んだメニューは
紅茶と「飛びつきたまシュー」のセットで５００円。
値段も良心的な和歌山電鉄。好感度アップｗ

味は普通のシュークリームだけど、かわいい見た目がとにかくグッド☆

にたまが起きた〜☆☆☆

にたま「にゃー・・・なんだか騒がしいにゃー！
　　　　ゆっくり寝かせてほしいにゃー。」

にたまの眠りを妨げるもの、それは中国人観光客。

わらわらとケースの周りに張り付いて
写真撮りまくり―の
起こしまくり―の・・・

遠巻きにその様子を見学ｗ

団体さんがわらわらしてて、にたまが見えないので、
駅の外に再び出てみた。

ら、

みけねこ柄のワゴンが。
これってもしかして駅長専用の送迎車？！

貴志駅で必ず会えるたま駅長↑
今度来るときは本物に会いたい。
今度はひとりじゃなくて、猫好きの友達と来たいなぁ〜＾＾

天井はステンドグラスで☆

団体さんも落ち着いたので、
にたまちゃんにご挨拶＾＾

こんにちは〜

「あ、どうもどうもよくおいでくださいました。
駅長代理、にたまでございますにゃ。」

「私もね、寝てばっかりじゃにゃいんですにゃ。
　ちゃんとね、国境を越えたお付き合いもできるんですにゃ。
　中国のお客さんも最近は増えて、
　グローバルに活躍する予定にゃ〜(≡＾Å＾≡)」

と、おっしゃってた。気がします。

「またのおこしをおまちいてますにゃ〜」

そしてなぜかホームにはちいさなお社が。
電車の運行の無事を祈ってってところかな？

それぞれ「いちご」「おもちゃ」と。

「ねこ」

ねこて。ｗ

時刻表にはいろんなたまの写真が。

次の電車は16：26ね。

あ！！たま電車が来た――――――(☆∀☆)！！

そうか〜それでチャイニーズが多かったのね。

人の映らない写真撮るの苦労します；

このたま電車が今日乗った電車の中で一番混んでました。
さすが・・・

でもやっぱり２両編成。

電車に乗ったら、車内見学ですよね〜＾＾
いたるところにたまがいてかわいい車内。
鉄子もそうじゃない人も、チャイニーズもみんな車内を行ったり来たり♪

シートもかわいい＾＾

これは駅長用の席なのかな？？
ここに駅長が乗ることってあるのかな？

椅子のうしろにシルエットの猫ちゃん♪
細かいとこまで抜かりなく！

乗客の多くのハートを射止めたのはこのランプ！！
いやほんと参りましたｗ

車両連結部分は暖簾。
これは日本っぽいので海外のお客さんに人気。

シートはいろんなタイプがあってね、
このシートが一番好きかも。
ミミがいろんな形。

窓際には遊ぶたま駅長の絵。

ここは２両目。

チャイニーズは１両目に陣取ってたので比較的２両目は空いてた。

シートの足も猫足やんっ！！
これはもうほんまに猫好きの友達連れてきてあげたい！！

電車は満喫したけど、本来途中下車が好きなのでちょっと不完全燃焼。
もう車窓もこんなに日が落ちて月まで出ちゃって。。。

三社めぐりしたかったけど、どうやろ？
もう神社も閉まってるかな？？

でもせっかくだから行くだけ行ってみようと思って
16：50、竈山駅で途中下車。

三社参りの一つ、竈山神社を目指した。
駅から１０分くらい歩く。すこし道はわかりにくいし、車通りの多い細い道を歩くので少し大変。
がんばって行ってみたけど、案の定閉門後でした。泣

そして舞い戻った竈山駅↑
ここは無人駅。

残念。もう少し早く仕事が終わってれば〜！！
でもまぁ思いつきでこれだけ満喫出来たら良しとしなきゃね。

もう一つの日前宮駅の日前宮も行きたかったけど、諦めた。

和歌山駅到着は17：31。

仕事終わりとはいえちゃっかり満喫したわけだけど、
あぁでもやっぱりたま駅長には会いたかった！！

今度こそ三社参りと沿線散歩、そしてたま駅長に会うために１日かけてリベンジに来ようと思った。そのときまでたまちゃん、にたまちゃん、元気でね〜

―――――――――――――――――――――
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました☆
おしまい♪