台北　永康街　「高記」　小籠包子など

2014/01/31 - 2014/02/02

久し振りの投稿。
台湾に2014年春節タイミングで弾丸旅行。２泊３日の旅をした。

１月３１日（金）成田発→台北桃園空港→台北泊
２月０１日（土）台北松山空港→金門空港→金門島泊
２月０２日（日）金門空港→台北松山空港→台北市→台北松山空港→羽田空港　帰着。

タイトル通り、ここでは永康街の「高記」について記す。
http://www.kao-chi.com/　URL貼り付けておきます。

台湾は「民国１０３年」を迎え、蒋介石ら国民党軍が中国共産党との分裂から台湾島に降り立ってから、既に７０年近い歴史を有している。（政治的立場をうんぬんする場でも積りでも無い点、表明しておきます）
日本での終戦後、要は１９４５年秋以降、いわゆる国民党軍側の面々が、共産化する大陸中国から難を逃れようと中原（上海を中心とするエリア、特に経済的に発展していた上海地区周辺）から主として香港、そして台湾に人口流出していった。（財産とともに、または命からがら）
上海及び上海周辺地区の者も多く、その中には往年の食文化を懐かしみ、台湾到着後、「小籠包子」や「饅頭」類を作り、生活をしてきた者も少なくはない。
今や世界に進出して名を馳せている「鼎泰豊」（ディエンタイフォン）の他にも、幾つかの老舗上海点心店があり、そのうちのひとつが「高記」だ。
場所も、大通りである信義路に面した「鼎泰豊」本店から向かって右側の路地、永康街に曲がり徒歩１分。

春節で鼎泰豊がお休みだった事もあり、賑わいを見せていた。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

高記、は永康街（ヨンカンジエ）の信義路に面した側から徒歩すぐ。
また上海点心で有名な鼎泰豊（ディエンタイフォン）からもすぐ。
1949年に高氏が来台後、台北永康街で創業し現在に至る。

日本語での説明部分。春節元旦２０１４年１月３１日はライバル鼎泰豊が正月休みだった事もあり、地元の方や外国人が多数集まって順番札を発行され、30分程待っての着席となった。

ライバル鼎泰豊は、台湾内だけでも現在、復興、天母、新竹、101、板橋、台中、高雄と７店舗、他にも日本国内で１３店舗（！）、実際には高島屋Ｇが経営しているが、台湾のレシピを忠実に再現し、年間売上100億、資本金4億7千万円のアールディー社（高島屋Ｇ）傘下、事業展開中。アメリカや豪州にも出店している様だ。

30分ほど待っている間に、記入式のオーダーシートを事前に渡される（または頼めば貰える）ので、そこのボックスにチェックを入れて、手渡せば注文は可能。但し僕が貰ったのは漢字バージョンで、他のバージョンの有無は確認していない。漢字は日本人ならイメージで何とか読解可能か、と思われる。

ピンボケになってしまったが、中国語での説明。
見渡したところ、地元の正月繰り出し客８割、西洋人少々、日本人、韓国人が残りの２割弱を占める、か。

小籠包子、肉汁たっぷりでとても美味しい。

刻み生姜が小皿に盛られて出てくる。足りなければ勿論、お代わり自由です。黒酢で食べるか、醤油か、またはミックスか。お好みで。

こちらは焼き饅頭（上海鐵鍋生煎包）。横浜中華街でも流行っていますが、腹持ち良いので、全体の注文ボリュームを良く考えて。

焼き饅頭（上海鐵鍋生煎包）も中はジューシー！

ガラス越しなので、油ぎったガラス面にピントが合いいまいちなショットですが、焼き饅頭（上海鐵鍋生煎包）を作っているのが路面からのぞけます。

蟹小籠包子、これも昔上海で食べた本場に匹敵する。うまし！

高記ではあくまでも上海点心がメインですが、その他、炒飯、スープ、豚角煮、様々なメニューあり。海老炒飯。

大根餅、小海老が入っており、香ばしく、むっちりとした食感に仕上がって表面はパリ。

海老焼売、これもボリュームたっぷりでうまい。

つい同じ様なものを頼んでしまうが、海老のシャキシャキ野菜炒め、この色彩の妙、なかなかです。