2013/08/09 - 2013/08/11
58位(同エリア91件中)
ちゃおさん
過去何回か北九州を訪問しているが、平尾台へ来たことはなかった。場所的に市街地からずっと離れた場所にあり、レンタカーを借りないといけない場所と思っていた。早朝、小倉城を散歩し、朝食を取った後、旧知の知人釘宮さんに電話し、自宅まで見舞いに行く要望を伝えたが、彼は、自宅に来てもらうことを固辞。もう何年も臥せっていて、この様な見苦しい姿を見せたくない、とのことだった。住所は分かっているので、無理にでも押しかけることも出来たが、彼自身が会いたくない、と言っているものを、当方の勝手で無理強いすることはない。
そこで今日1日、夕方の飛行機の時間まで、ぽっかり予定が空いた。ホテルのフロントで平尾台について聞いてみると、麓の駅まで電車で行けるとのこと。それもこのホテルの直ぐ前の西小倉駅から日田彦山線に乗って、石原駅まで行けば、そこからマイクロバスが出ている、とのこと。ああ、日田彦山線か・・。懐かしい名前だ。日田は古い街並みで、その郊外に英彦山がある。「英彦山」と書いて地元民には「ヒコサン」と呼ばれている。「彦山」。冬、まだ参道に雪が積もっている頃、登山した。あの頃は脚も丈夫で、この程度の山の雪山など、殆ど意に介さなかった。
その日田彦山線に乗り、石原駅で降りる。無人駅ではないが、全くの田舎駅。行政上は北九州市小倉南区になっているが、実際は九州山間部の田舎町だ。他に下りた人が7−8人いたが、その内、5人程は平尾台へ行くようだ。1日数本駅と平尾台を往復しているシャトルバスを待っている。
30−40分程待たされ、9人か12人乗りのマイクロバスがやってきて、平尾台に向け出発する。バスは市街地を抜けると直ぐにも山道に入り、石原町の街並みが眼下に広がる。森林地帯を抜けたところが平尾台台地になっていて、駅から30−40分走ったところが終点の「自然観察センター」である。ここから眺める平尾台は、なだらかな起伏の中に、石灰岩の岩が丸みを帯びて台地上に点在していて、まるで羊の群れが放牧されているような感じでもあった。
- 旅行の満足度
- 4.5
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