とっておきのノルウェー　やってきましたベルゲン世界遺産Bryggen (Norge 1）

2011/07/11 - 2011/07/20

マイル貯まって、さあ、どこに使おうか〜？　
よ〜〜し、欧州内で一番端に行こう。
でも、ギリシャもポルトガルも何度も行ったし・・・どこにする？
夏になったら、スカンジナビア「周遊」がしたかったけれど、
特典航空券の都合で Norge ノルウェー 1ヶ国になってしまいました。

休暇の7月11日から20日まで9泊10日の旅。
一国にこんなに長くいるのもね〜〜。
でも欲張らないでじっくり型にしよう〜ッと。

かろうじて到着空港と出発空港は同国内で違う場所にできてよかった〜！
　
Bergen　ベルゲン　in
Oslo　　オスロー　out

一応、大まかなルートは決めたので、事前にホテルはちゃんと予約して行きました。（どんな事態があるか予測不能なので、キャンセル可の条件の予約。）

この旅はめずらしく、セニョールBoa Viagemの方が率先してアレンジした旅です。


大好きな地理の授業で先生が語ってくれたベルゲンという港町、フィヨルドという地形・・・・とっておきの景色を見ておこう！

人々と触れ合おう！　（生粋ノルウェー人の人口少ないんだけど....)
普通の「観光客」にならず、「地球住民・国際派旅人」として、
必ず「社会見学」もしますよ〜〜！
事前学習しっかりしましょう。

語学学習は欠かさないけれど、いつもと勝手が違うノルウェー語って馴染みがないかも。ドイツ語知識も総動員してがんばる〜！？　
でも安心して！　北欧の方々は英語の発音もよく流暢。

たくさんの外国人を抱える国。どんどん吸収しよう！


・・・・ということで、やってきましたベルゲン。

エリア ベルゲン(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩 飛行機
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

Lufthansa航空　Miles & Moreの特典航空券利用のため、Frankfurt経由です。

Frankfurt 空港を飛び立ちました。ドイツは緑も多く、肥沃ですね。

Frankfurt フランクフルトから Bergen ベルゲンへ　Lufthansa航空で海を越えて飛びます。

EU 圏外へ。NorgeノルウェーがなぜEUに加盟していないかって？
[お〜〜、いい質問ですね〜〜！]
（アレレ〜？池上彰さんの口癖って古いね〜...笑）

最初から、話題が・・・専門家意識はあってもここで登場したいのを我慢ガマン。
蘊蓄はあとでまとめてしましょうか。

この旅、実は、見た目は観光客、本音は外国人労働や油田開発による経済の実態も見てみたいという思いがムクムク・ムズムズしながらの旅なのです。
（バレバレになるかも...。）

ドイツ北部からコペンハーゲン付近を過ぎます。

デンマークの西海岸です。

ノルウェーの海岸が見えてきました。

ベルゲンに近づいてきました。

海が入り組んだ景色が見えてきました。Bergenに近づきましたよ〜！
無事に空港に到着。

新聞で天気をみてみましょう。到着日は小雨ですが、これから晴れるようで、ラッキー！　　でも、気温は12〜14℃・・・・真夏にこれは低いです。やっぱり北欧ですね。

まず、地図を手に入れます。Euro圏外なので、両替が必要。
前もって出発前にノルウェー通貨 クローネ（Krone[r]）を入手して来ています。今回は10日と長い滞在ですが、一人あたり約 5万円分だけ両替して持っています。

この時点での交換レートは1クローネが9円近い。

ちなみに、両替はその通貨圏で他通貨に両替しておくのが最も交換レートがいいのは常識です。

まず Euro圏でないからには、心してかからねばなりません。英国ポンドにしろ、クローネにしろ、交換レートのせいか、非常に物価が高く感じます。

VISAカードが一番便利なので、使えるところでは必ずカード払いにします。
もちろん欧州内の銀行カードはそのままATMで使えますから、引き出しもこの国の通貨にして可能です。

Velkommen til Bergen (独語　Welkommen によく似ています。）
ベルゲン空港 (Flesland Flughavn 独語のFlughafen似てる〜。)

ようこそ Velkommen (ヴェルコンメン)

ノルウェー Norge (ノルゲ)

日本 Japan (ヤーパン)

はい Ja (ヤー)

いいえ Nei (ナイ)


こんにちは God dag (グダーグ)

おはよう God morgen (グモーン)

こんばんは God kveld (グクヴェル)

おやすみなさい God natt (グナット)

お元気ですか Hvordan har du det? (ヴルダン ハール ドゥ デ？)

元気です Fint, takk (フィン タック)

私の名前は.......です Jeg heter ........ (ヤイ ヘーテル ........)

私は日本からきました Jeg er fra Japan (ヤイ アル フラ ヤーパン)

さようなら Ha det (ハーデ)

ありがとう Takk (タック)

はい、ありがとう Ja, takk (ヤー タック)

いいえ、けっこうです Nei, takk (ナイ タック)

ごちそうさま Takk for maten (タック フォ マーテン)

どうぞ Vaer saa god (ヴァッショグ)

乾杯！ Skaal (スコール)

また会いましょう Vi ses (ヴィーセース)


ドイツ語に似ているからあっという間に発音も文字も理解！！！

空港のカート（トロリー）のそばで、こんな穴開きのコインの代わりをいただきました。欧州ではスーパーでもこのようにコインを入れ、鎖で繋がったの外すことができます。また、使い終わったら、きちんと回収場所に使う人が押して行き、コインを取り戻せるというシステムです。

備考：スペイン語圏ではお金が徴収されました。ベルゲンでいただいたコインの代用品はその後もとっても便利に使わせていただいています。

比較的小さな空港です。ターンテーブルも少なく短い。問題なく荷物がきます。

空港はそれほど大きくないですが、便利。
カート（トロリー）に、2人分の荷物（大型2個と機内持ち込み用小型スーツケース2個）も簡単に積んで運べます。

目の前にはSASの空港シャトルバスが待っていました。これで市中心と港まで直行です。

空港から高速道路で一路、市中心へと向かいます。
アレ、ここにもThon [ト（ゥ）ーン]ホテルがある。Thonはノルウェーや近隣に展開していますが、あちこちでホテルを買い取って、冠をつけているようです。

欧州の中心的地域では見かけない岩盤、植生、家の形に気付きます。

屋根が石のスレート。外壁が細い板を横に重ねていく工法で建てられています。
この形状で雪に耐えるのでしょうか？

建物の色。白や黄色はまだ穏やかな色調です。そのうち濃い赤とか、北欧らしい色の家々が見られますよ〜〜。写真右に見えるゴミ収集コンテナはドイツ語圏のと同じです。ドイツが先進的に開発してドイツ語圏や周辺国に伝播したようです。

港が見えてきました。こちらの港は大型客船なども入港できるものです。
右に見えるバスはカラフル！普通の路線バスのようです。

丘陵にたくさんの家が建っています。

高級な戸建てが多い地区だそうで、よく見ると確かに緑多い中に特色ある色の家々が並んでいます。

市街に入ってきました。

この建物は金色の王冠が付いています。この国、ノルウェーは王国です。

ここが有名なBryggen。

ちょっと下を向いたら、な〜〜んと！
マンホールを見るのは面白いと日頃から思っていますが、Bergenのはこんなに可愛いものです。

Bryggenの建物群。色合いが特色あります。
港の倉庫、商取引所という感覚はなく、現在は土産物店などが並んでいます。

ホテルはBryggenの並ぶ港の通りに並行なひとつ上の通りにあります。
ホテルにチェックインしたら、これから街歩きに出かけます。
この日は小雨でも夕方が長いから、いつまででも歩いていられます。

UNESCO World Heritage世界遺産の表示が見られます。

Bryggenの裏手に入る露地です。建物の構造がよくわかります。倉庫として荷物を吊り上げる部分が出っ張っています。

Bryggen の建物群の裏手を見学します。自由に小道から入って見ていけます。

Bryggenの建物はこのように傾斜しています。もともとです。
上のほうの出っ張りは荷物を引き揚げたりするのに使用。

赤、黄、白、どれも細い板を外壁にしています。

Bryggenの奥は建物と建物の隙間が狭いです。

Bryggen　の裏手です。

Bryggen　ここは井戸です。

Bryggen　黄色い建物は出っ張りがすごいですね。傾斜しています。

Bryggen裏手にある革製品のお土産屋。手作りで革製品を仕上げていくのが見られました。（撮影ＯＫ）

本革製品だと信じない人はいないでしょう。こ〜んなに吊るしてあったらね〜。
青は珍しいですね。ジーンズに合う？
自分のイニシャルを刻印で入れてくれたら、LVなどより価値あるんですけど〜！

Bryggenの中ほど裏手の土産物店　テーブルクロスの店。

土産物店の内部の撮影OKというので、撮らせていただきました。とても可愛い品々が並んでいます。色遣いは赤が多いです。

土産物

ピューターに見える（実はステンレス）のチーズサーバーなど。帰りに買うことにしようかな。（備考：帰りの空港で買えました。）

Bryggenの建物群の岸を回った角にあるのが魚市場です。
魚市場といっても築地のようなのとは違います。
朝市のような感じです。テントを張った屋台で、夕方に行くと片づけてあったりします。

Bryggenの横に木ではなくレンガやセメントなどを使った建物がありますが、きちんと街並み保存のために揃えた形になっています。

Bryggenの並びにあるレンガや石づくりの建物。

港の広場近く。とても可愛いファサードです。
右側にSeven Eleven（セブンイレブン）や McDonald's（マクドナルド）もあります。

テントの土産屋（セーターなどを売っています）やイベントの屋台の向こうに見えるレンガ造りの建物は、観光案内所として使われています。さあ、入ってみましょう。

これって、何？　すばらしい天井や壁ですよね。観光案内所の旧館のほうです。

観光案内所はとても充実しています。港の魚市場の向こうにも案内所がありますが、こちらのほうが断然素晴らしい！　

ここで、だいぶ順番待ちしましたが、必要な情報を得て、さらにフィヨルドの観光に関して現地情報を交えてプランを一緒に練っていただきました。
日数がかなりあるので、

Hadangerfijorden ハダンゲルフィヨルド　　（日帰り)
Sognefjorden ソグネフィヨルド　　　　（日帰り)
Geirangerfjorden ガイランゲルフィヨルド　（オスローに抜ける）

3つのフィヨルドに行くことを勧められました。
（この順番が一番良かったと後でわかりました。ひっくり返しだったら、つまらなかったかも。ガイランゲルが最も魅力的です。）

最後のガイランゲルはオスローに抜けることになります。
普通、他の国から来る場合はオスローから入ってベルゲンに抜けるなど反対のコースをたどるようです。

フィヨルドは大陸欧州内を旅行するのとは大違いで、
電車、バス、フェリーなど乗りついでいくもののようです。

実際かなり込み入っていて、時刻もすべて決まった時間に乗り物を乗り継ぐルートを設定してもらい、それに合わせて切符をアレンジしてもらいます。

それには飛行機で飛んで宿泊する都市を追加。
Aulesund オーレスン　　　　　　　

支払いもこの建物の中のブースで行います。

非常にオーガナイズされた観光が組み立てられるようになっています。
アウトドアについては、、釣りやハイキング、カヌー、キャンプなど
様々な、数えられないくらいたくさんの旅の仕方があるようで
ノルウェーってとても興味深いところです。

港のそばの広場には、夏でもセーターを売っている屋台店があります。ノルディック柄のセーターや帽子が結構売れています。

Bergenといえば、このあたりが有名です。テント張りの市場が見えます。

おお、日本人としては魚がいい！

手前に蟹がいます。手長海老 Scanpiもいます。

ニシンの燻製？
日本人にはこれいかが？
左下の暗赤色の袋入りを勧められました。
何これ？
　　　　　　鯨〜！

おおお！少しスライスしてくれたけど高価なもの。試食じゃなかった。
(タダなわけない、払いました！)

こちらでは、bacalhau がある〜　ポルトガルでよく食べる干し鱈がつるしてあります。バカリャウと口にしたら、店員の青年がスペイン語で話し始めました。それでここからはスペイン語に切り替えて、話に花が咲きました。スペインから夏だけの出稼ぎで来ているのだとわかりました。この市場の店員にはそういう青年たちが多いようです。

魚市は常設ですが、テントの作りです。ここでは蟹や海老が美味しそうに売られています。一皿いくら？　ちょっと簡単に売っているわりには、とっても高額です。ノルウェーの通貨の交換レートのせいか、物価のせいか、ちょっと軽食にという感覚ではないです。
2250円・・・この屋台のベンチで食べる紙皿の軽食が・・・？
確かにカニとエビではありますが、海洋国家に行けば、美味しい魚介類が安くてふんだんに食べられると思う期待が大きすぎたか〜？

Bryggenの魚市場で、カニとクジラを食べる。

港に面した側はベンチに座っても冷たい風が吹いています。
小雨でベンチが濡れているので、席は開いていて、良かったけれど。
食事をするのもちょっと寒い。ブルルル〜
12〜14℃？　体感温度はもっと低いよね。

カニさんカニさん、いただきま〜〜〜す！
レモンで食べると美味しい。

赤身のはクジラですぞ。何十年ぶり？
「ご幼少のみぎり」に食したような・・・
○ハの大和煮缶詰ってあったような・・・

・・・かすかに記憶があるかな？
ノルウェーは日本と同じ立場なんだ、この件に関しては。

魚市場のベンチで食べていると、カモメがやってきて、餌を探しています。

ウの目、タカの目、カモ目だね〜〜？
・・・・・おっと、鴨じゃない鴎です。

誰かが空に向けてパンの切れ端を投げたら、上手に受け止めていました。
寒いのに、カモメさん、頑張るね〜〜！？

ここでの軽食は序の口。このあと鉄道駅のほうに行ったり、港に戻ってきて、夕食をしたりしました。

ともかく北欧の夏はなかなか日が暮れないので、「夕方」が長かった〜〜。
お疲れ〜〜楽しかったです！