ハノイ・ハロン・ホアルー　オヤジ二人旅

2014/01/04 - 2014/01/08

　大学時代の友人とタイを旅しました。50代のオヤジ二人の旅日記です。
　初日は午前、ハノイ市内半日観光（ホーチミン廟、文廟、旧市街散策など）、午後はホアロー収容所、ホアン・キエム湖畔散策、水上人形劇、2日目はハロン湾クルーズ、3日目はホアルー・タムコック観光ツアーをしました。
　ホテルはヒルトンでした。

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: ジャルパック

JALパックを利用したツアーに参加しました。
宿泊はヒルトン・ハノイ・オペラ。
部屋よし、食事よし、接遇よし。気持ちよく過ごせました。

　初日のハノイ市内半日観光の最初に行きました。午前中早い時間に行ったので、すぐに廟内に入ることができました。
　撮影一切禁止。私語禁止。さすがベトナムの国父の廟。壮大な敷地と廟の中、多数の衛兵に昼夜守られた遺体は威厳に包まれていました。

文廟の「文」とは孔子のこと。ここはベトナム最古の学問の地ということで、大学生たちが卒業記念の写真撮影をしていました。

旧市街を歩きました。ベトナムの人々の生き生きとした生活を感じられました。それにしても交通量のすごいこと。その間を歩くのはこわかった。

ホアン・キエム湖畔を散策した時の一枚です。ベトナムでは結婚披露宴で使う冊子の表紙にご当人たち二人の写真を使うそうで、ここかしこでカメラマンに撮影してもらっていました。衣装・カメラマン付きのセット料金があるとか。周囲は平日にもかかわらずたいへんな人出。賑わいの中にほっこりとする人情を感じました。

ハロン湾クルーズの船中。昼食をとりながら湾内の景勝を楽しみました。
ベトナムワインを初めて飲みましたが、癖のないさっぱりした味わい。
神咲雫のような表現はできないけれど、心地よく酔えました。

クルーズ船が港を出港してすぐ、果物や鮮魚を積んだ小舟が接舷。中に乗り込んできて商売を始めました。
魚介類はどれも取り立て、たらいの中ではねています。私たちはシャコを買いました。
買った魚介はクルーズ船中で調理してもらうことができ、しばらくすると出てきます。おいしかった。

食事をしながら見所に来るとデッキに出て写真を撮る、ビデオを撮るであわただしかった(;^_^A アセアセ・・・
海面はべた凪。揺れはまったく感じません。翡翠色の海面から奇岩がそそり立っています。

湾内は多くのクルーズ船が行き来しています。また天気は曇り空で薄く霞がかかったよう。そうしたハロン湾は神秘的な趣でした。

今回の旅の食事は、友人が下調べしてくれた場所に行きました。その１つがここ。写真でご覧の通りのお店です。
ホテルからタクシーで送迎してもらいました。お店の人も会計の時にタクシーを呼ぶかと聞いていました。
日本語メニューもあり、現地で働く日本人技術者のグループも飲んでました。

調理は路上。材料は洗面器やたらいの中。それを知ったのは食事後でしたが。
もも肉、手羽先、砂肝、豚あばら肉、そして足。どれも絶妙の焼き加減でおいしかった。これに下戸の友人はジュースに私はビールをジョッキで2杯。これで合計3000円くらい？安い。

　ベトナムの古都ホアルーに残る、丁王朝の王や王子たちの祀られた廟堂。京都のようなイメージを持っていましたが、それとは異なります。
　中国の影響を強く受けているのだと再確認します。

　ニンビンにある川くだりの名所、タムコック。月2回ほど観光客を乗せるという70代のおばあさんの手漕ぎ・足漕ぎで2時間あまり遊覧しました。途中3ヶ所の鍾乳洞をくぐります。
　聞こえるのは櫓とそれが水を切る音、おばあさんのベトナム語、そして時折集団で泳ぐアヒルの鳴き声のみ。感興をそぐ音楽などはいっさい流れていません。目前を移ろう風景は一幅の絵のよう。左右にゆ〜らゆ〜ら揺れる小舟に乗って眺めているとしだいに心地よい眠気が・・・。

　小舟には我々といっしょに現地人案内の方もいっしょに乗り込んでくれたので、おばあさんとも間接的におしゃべりができました。その上、途中で小舟に乗って待ち構えるおみやげ売りも近寄って来ず、おばあさんへのチップも含めてツアー代金に入っていたので、余計な気遣いをせずすみました。
　友人は片道3時間ほどかかるこのオプショナルツアーには始め乗り気がしないようでしたが、行ってよかったと感想をもらしておりました。