1999　イタリア周遊からギリシャへ　vol　5（アテネ・地中海編）

1999/03/29 - 1999/04/07

１０日間の日程も最終都市アテネへ。

成田を出発してから、ミラノ〜ベニス〜フィレンツェ〜ローマと忙しかった旅ですが、小生も初めてのギリシャは期待度大！！

エーゲ海のミニクルーズも思い出になりました。

書いているとやっぱりまた訪れたくなってきました。

エリア アテネ(ギリシャ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 日本旅行

ローマ最後の夜は、キノコ料理の美味しいレストラン「トゥルーリ」にオシャレして出かけてホテルに戻ったのは遅かった。

また明日ホテル移動の為、荷を開ければまた詰め込む作業に時間を要し、寝不足が続きました。

まして、お土産ものもどんどん増えていって。。
友人へのお土産はローマから航空便で送ることにしましたが、結構な送料を払いました。

ローマのレオナルド・ダ・ビンチ空港から国際線でギリシャのアテネ空港までのフライトです。

当時の空港内では、フライトの便へ向かうＣＡ達が歩きタバコでキャリーバックを引いているのを見てびっくりしました。

空港内は一部ジュータン敷きですが灰をひょいと落としながら。。

闊歩している姿は今では考えられません。無論日本の空港ではお目にかかれない光景でした。

早朝便でアテネへ。。

市内観光をしながら、オリンピックスタジアムへ。

オリンピックの開催場所が記された石碑。

指さしている場所は、そう1964年の「Tokyo」。。小生がこの世に生まれた年。。

トラックの中に入って走ることもできます。。

オリンピックスタジアムから、バスで移動し市内からも見える丘の上にたたずむバルテノン神殿へ。

この時は、いろいろな場所で、修復工事を施していましたが、現在ギリシャの情勢から、遺跡保持に係る予算はあるのか？

ギリシャの物価は、品物によって高いものが有ったり、安かったりいろいろでした、お肉は安いが、リンゴは高めなど。。


水は水質が違う為、必ずミネラルヲーターを。。

当時の通貨は、ユーロに変化する直前でしたので、ドラクマ（Dr）で

1Dr＝￥0.4-でした。

両替は、空港、銀行、郵便局などでできますが、日本では両替できない、しかも再両替は非常にレートが悪いので、チップようで、￥5,000-も両替すれば十分と教わりました。

ホテルは、最後の地のことなので、デラックスホテルにアップグレードしました。
「ホテル　グランド　ブルターニュ」

目抜き通りに面していて、テラスに出ると、街並みを一望できる場所です。


目の前には、シンタグマ広場があります。

本日のディナーは、ホテルのレストランの為一応フォーマルで。。

イスからしてゴージャスでしたので、ワインでもオーダーしなきゃって感じでした。

やはり、日本人グループは、他の食事客とは離れており、ワインリストも無く、デキャンタか、ハウスボトルのメニュー（いわゆるドリンクメニュー）を持ってきたのを覚えています。

他の客は、美味しそうなワインを飲んでいるのに。。

食事は、あまり印象に残りませんでした。

レストランのレシートをチェックし、クレジットカードで支払いましたが、ハウスワインが、￥4,000-位、慈善募金も加算されていました。もちろんチップは別です。。

アップグレードしたホテルは、これまで宿泊してきたホテルとは造りが違います。
少し優雅な気分！

葉巻なんぞもkiosukuで購入し、一服

至福の瞬間。。

滞在2日目。

今日は１日かけてエーゲ海ミニクルーズ。。

白壁の家並みが美しい、エギナ島やボロス島、イドラ島を訪れます。。

エーゲ海と言ってもサロニコス湾内に浮かぶ島々です。

どこも家並が真っ白でまぶしい！！

港の目抜き通りには、かわいい土産ややcafeがあり、見て回るには時間が足りない。。

1日で4島回るのはスケジュール上、しょうがないですが、是非とも一度宿泊してみたいと思いました。

確か、ビスタチオのアイスクリームでした。

天気がよくて穏やかな日に恵まれた、旅行を締めくくるクルーズになりました。

船の中は、日本人ツアーと他の国のツアーとは、分かれて乗船しています。

途中の島で、ツアーの方々は、遺跡めぐりのバスに乗りましたが、小生はフリータイムにしました。

島内は、免許証なしでバイクが乗れるとのことでしたので、レンタルしました。

プジョーの70ｃｃ位のスクーターをレンタルし、2ケツで島内をドライブ。。
今考えば、随分と無謀なことを。。。若かった。。

この後、道中、地元のヤンキーに追いかけられる羽目に。。

こちらのバイクの方が大きかったので、振り切りました。。

でも怖かった。。

町へ戻り一服を。。

港を散策すると、たくさんのヨットが停泊しています。

小生が、写真を撮ってると、初老のご夫婦が手招きしています。

なぜかお邪魔して、写真を取らさせていただきました。。

これでエーゲ海をクルーズしているそうです。うらやましい限りです。。

移動中は、船内で飲食したり、ショーを観たりしました。

但し日本人専用フロアーになっており、あまり盛り上がりませんでした。

どの島も青い空に白壁の家で別世界です。

書き込みしながら、思い出しましたが、この島のお土産の綺麗な刺繍のテーブルクロスは、どこにしまっているのか。。。

将来、立派な家で使おうと。。

ボロス島もすばらしかった。

イドラ島の移動手段。。

働き者です。

今は、ヨーロッパは「ユーロ」になりましたが、旅行時ギリシャは「ドラクマ」でしたので、日本で換金できないため、全てお土産で使い切りました。

1日よい天気で、最後の楽しい思い出となりました。

ぜひ、また再訪したいですが、1999年と今ではギリシャ情勢が大きく異なります。


この夜は、ホテルの周辺でショッピングをしまいた。このころ日本でもはやっていた「フォリフォリ」も本店がそばにありました。

近くのレストランへ、入り（パスタがうどんの様であまり美味しくありませんでした。）チェックする際、ドラクマを全て使い切ったので、チップがありません。。

しょうがないので、ウェイターに「ジャパニーズ￥500-」と言って渡したら、「レートでいくらぐらい？」と聞かれたので、計算機ではじいて見せたら、いきなり家内に抱きついて「thank you!! thank you!!」と。キスしてます。

どうも￥500-は、当時彼の半月分のお小遣い程度らしく。。よその国の物価は分かりません。。お店を出てもずーっつと手を振ってました。。。

翌朝は、帰国日です。

せっかく、5つ星ホテルに宿泊したのですが、ギリシャから直行便がないことから、一度ミラノへ戻るため、早朝便です。

ホテルでゆっくり朝食が摂れないため、サンドイッチやフルーツが入ったお弁当を渡されました。

早朝便での移動なので眠い。。

帰り便もアリタリア航空です。

後ろの窓にひびが入っていてガムテープで補修されているのが気になりましたが、もうヨーロッパのいい加減さが慣れてしまいました。

11日間の旅も終わり、無事成田に到着。。

桜が、満開でした。。

ホテルに預けていた車を受け取り、帰路に着きました。。

10年に1度はローマに行こうなどと、言っておりましたがなんせ空路が長く。。なかなか子供ができると行ける場所ではなく、海外旅行といえば、ＨＡＷＡＩＩになっていますが。

子供がもうすこし大きくなったら同じ場所を家族で旅行してみたい。。

もう15年も経ったのか。。。

銀婚式まで、あと10年。。生きてるか。。働いて挑戦するぞ！！