2014/01/08 - 2014/01/09
3位(同エリア68件中)
ottoさん
珍しく冬晴れの[七日粥の日]が明け、翌日は一転「近畿北部・午後は雪」という天気予報にびっくり、あ〜予定より一日早目に予約してれば...。
行く先は日本海の幸と岩盤浴が目当ての但馬・湯村温泉の老舗旅館。大阪から北西約200kmの兵庫県・新温泉町。
JR福知山線で行けば「江原駅」まで宿の迎えが来るのだからと反対されたが 過去に何度か走行しているルートでもあり車で出かけようと心を決した。
おなじみの佳仙郷「井筒屋」に一泊し、帰りは天候の悪化を考慮して「植村直巳冒険館」に立ち寄って見ようと話がまとまった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝から寒く雨催いではあったが10時過ぎに家を出て福知山市をぬける辺りから積雪が残っており、14:20「夜久野ドライブイン」で小休止する内に雪が降り始めてきた。(ふっくらしたお餅が一つと丹波の小豆がタップリ入った御ぜんざいは美味しかった)
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昨年末60cmも積雪があったと地元の人が話されていた。
家々の屋根に...村岡温泉 温泉
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街路に....
兵庫県立但馬牧場公園 公園・植物園
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田や畑に...
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暮らしておられる人々にとっては迷惑な雪であろうと思うが、
近年めったに雪を見ない地域の我々は雪景色にやたら感動する。 -
{加美町・香住24km] 大きな蟹がのっかった標識を過ぎ、
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「新温泉町」が近づいてきた。その先を左へ行けば鳥取砂丘に行ける。
香美町立村岡民俗資料館「まほろば」 美術館・博物館
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一帯は「但馬山岳県立自然公園」でスキー場も人気だ。
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随分長いが「春木峠」のトンネル?
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ようやく「湯村温泉」の立て看板が見えてきた。
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ようやく「井筒屋」に到着。鍵を預けて丁重に迎えられた。
「ただいま〜」と言う気分。湯村温泉 佳泉郷 井づつや 宿・ホテル
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いつ来ても庭園を眺めながら頂く「お抹茶と栗洋館」の御もてなしに癒される。
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「苧環」(おだまき)と言う名の部屋を入る。靴脱ぎの玄関スペース。
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階段の昇り降りを配慮してもらったようで2階10帖の和室が用意されていた。
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縁側からはsnow view が楽しめる。
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激しく降ってきた。
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ゆったりした洗面化粧台に心効いたアメニテイグッズ。
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内風呂も付いている。
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清潔なトイレ。
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屋上の浴室から四季折々の山間の景色が展望できる。
景色を見ながら旅人同士の話が弾む。 -
温まった湯上りの喉に冷たいドリンクサービスがあり、梅ジュースをチョイスした。6時を過ぎると打ち切りになるらしい。
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お食事処「但馬」入り口
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好みの魚を選ぶコースの場合ここで申し出る。
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料理長以下スタッフが待機中
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和風の個室に案内された。
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薩摩切子に入った梅酒で乾杯、無事到着を労う。
日本海の採れたて海鮮(鯛の眞子、青豆、卵とじ袱紗)
を品良く盛った前菜に続いて、
お造り(えび、マグロ、鯛、貝柱)が運ばれてきた。 -
二見椎茸と焼き河豚の霙(みぞれ)仕立て椀
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蟹が入った茶碗蒸し。
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但馬牛のすき焼き鍋
味噌ダレが絶妙だった。 -
地元産梅ちりめんふりかけご飯、
揚げ物(えび、ごぼう、唐辛子)
止め椀はあわせ味噌仕立て(とろろと卵あわせ) -
デザートは栃の実のプデイング。
カラメルソースが香ばしく。
シンプルで味良く完食して仲居さんに喜ばれた。 -
食後の運動にと館内を散策。
廊下に皇族御成りの記念写真がずらっと飾られている。 -
若き日の皇太子ご夫妻が泊まられた折のお写真が懐かしい。
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能面がずらりと並ぶコーナー。
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「翁の面」
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地下へ降りる階段、右手が浴室。
左手奥が裏出口。 -
就寝前に地下の大浴場に行き岩風呂の岩盤浴を楽しむ。
男女が入れ替わっていた。 -
脱衣所は深夜のせいもあってがら空き。
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脱衣所に架かっている観音像。
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荒湯源泉は98度で温度を調整したお湯が浴場や調理、飲料に利用されている。
無色透明無味無臭、弱アルカリ性単純硫黄温泉。肌がつるつるし湯上りは身体の芯までぽかぽかしている。 -
露天風呂もある。
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「薬師の湯」などいろいろ楽しめる。
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岩盤浴は2種類あって床に横臥して温めるのと、トルマリンの椅子に座して温めるのがあり、専用のガウンを着て利用する。時間帯によって選べるが、
遅かったりするとガウンが品切れになっていたりするので要注意。 -
着替えの浴衣がさりげなく置かれていて寝汗をかいても大丈夫。
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ぐっすり眠って目覚めれば湯煙がはっきりと見え雪は収まっているかに見えた。
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帰るまで無事であってほしいと祈るような気持ち。
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朝食は1階の「春来茶屋」で戴く。
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温泉のお湯で炊いたお粥が柔らかく美味しかった。
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あっさりした味付けでドンドン口に入る。
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ご飯もしっかりと食べると.....
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サラダ、焼き魚、出し巻きと食べきれないほど。
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名物「荒湯豆腐」をポン酢で食し満腹。
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食後、地階出口から裏の春木川の方へに降りてみる。
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流れが勢いづいている。
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源泉の方に向かう。
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左手の土産屋で宿のサービス券を渡し、生卵を3つ受け取って
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源泉の方へ降りて行き
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ネットのまま仕切りの熱湯に15分つけて待つ。
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上から覗いたところ。お天気なら野菜を茹でる人もいたりして、
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もっと人出があるのだが今日はすいていた。
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此処湯村温泉の湯は天台座主第3世慈覚大師(平安初期)の開発と伝えられる自噴泉で古来「荒湯」として知られる。豊富な湧出量を誇り98℃の単純泉は調整して各家庭にも配されているというから羨ましい。
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あちこちから湯の煙が立ち時に鼬など小動物が走る姿も見られる。
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春来川の流れが美しい
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宿をバックに「夢千代日記」に主演した吉永小百合の銅像。
原爆の後遺症に悩む芸者を演じたことが今の平和活動に繋がっているのかも。 -
近くには「夢千代館」、「杜氏館」、「正福寺」等みどころもあり退屈しない。
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茹で上がった卵と宿の傘を下げて裏口から一旦部屋に戻った。
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